4クール時代から続くJ2にまつわるジンクス。それは次の3つだ。
『J2第1クール首位は昇格する』
『J2第1クール2位は昇格出来ない』
『J2第2クール上位2チームは必ず昇格する』

無理矢理4クール制でのデータを集計してみる。
例えば全45節、1チーム42試合あった08年J2と全51節、51試合あった09年J2は当時3クールであり2や4で割り切れる数値ではない。無理矢理4クールに合わせると数値的な信憑性には欠ける、こればかりは仕方ない。
08年を4クールと見立てると1クール11.25節となる。
私の解釈は二通り。
(1)11節は終えているから12節のデータを使う。以下24節を2クール終了、36節を3クール終了とし36~45節までを第4クールとする。
とすると最終クールは消化試合数が極端に減るため
(2)割り切れない端数を最終クールに含み11節までとする(第1クールを11節、第3クールを33節とし最終第4クールは34~45節の12節)
とする。
一方、09年の全51節は(2)にするよりも(1)の13節、26節、39節、51節とやはり最終クール(12試合)のみ試合数は違うがバランスは良いのでこちらで仮定する。
そして10年からは2クールとなったが総試合数が4で割り切れる数値ではない。全38節である10年は(2)の変則とし10節、19節、29節、38節とする。本来第1クールとは19節までであるが4クール仮定で19節を第2クール扱いとする。11年も同様(中断による変則で代替節)とする。
12~14年は全42節、(2)に基づき変則的な10節、21節、31節、42節とする。

過去の記録を参照にジンクスを見つけよう。

以下各年度の各クール終了時における首位と2位、3位である。
なお2012年より3位~6位はプレーオフが導入されている。ただJ2において3位は99年~03年まで昇格の権利は全くなかった。04年~08年までは入れ替え戦、09年~11年まで自動昇格。J2において長らく3位は昇格権利がなかったこと、たった3シーズンしか自動昇格がないことから割愛も考えたが2位以内を狙う過程で必ず3位も終盤まで絡むため参考までに記載を継続する。くどいが2位以内はともかく3位に入ろうとメリットは2012年以降は当然ない(プレーオフもホームゲームというだけでアドバンテージは皆無である)。

99年(以下左から首位、2位、3位)
第1クール新潟、大分、FC東京
第2クールFC東京、川崎、大分
第3クールFC東京、川崎、大分
最終順位川崎、FC東京、大分

00年
第1クール浦和※、札幌※、大分
第2クール札幌※、浦和※、大宮
第3クール札幌、浦和、大分
最終順位札幌、浦和、大分
※他クラブより1試合未消化。

01年
第1クール仙台、京都、大宮
第2クール大宮、京都、大分
第3クール京都、大宮、大分
最終順位京都、仙台、山形

02年
第1クール大分、川崎、福岡
第2クール大分、新潟、C大阪
第3クールC大阪、大分、新潟
最終順位大分、C大阪、新潟

03年
第1クール広島、水戸、新潟
第2クール広島、新潟、川崎
第3クール新潟、広島、川崎
最終順位新潟、広島、川崎

04年
第1クール川崎、山形、福岡
第2クール川崎、大宮、甲府
第3クール川崎、大宮、福岡
最終順位川崎、大宮、福岡

05年
第1クール京都、山形、福岡
第2クール京都、福岡、札幌
第3クール京都、福岡、山形
最終順位京都、福岡、甲府

06年
第1クール柏、仙台、横浜FC
第2クール柏、横浜FC、仙台
第3クール神戸、柏、横浜FC
最終順位横浜FC、柏、神戸
※第1クールは横浜FCが東京V戦未消化

07年
第1クール福岡、山形、札幌
第2クール札幌、京都、仙台
第3クール札幌、京都、仙台
最終順位札幌、東京V、京都

08年(全45節、第1クールは11節、第2クールは22節、第3クールは33節と仮定します)
参考
第1クール
広島、C大阪、仙台、湘南、鳥栖、横浜FC
第2クール
広島、山形、鳥栖、湘南、仙台、C大阪

第11節
広島、C大阪、湘南、鳥栖、横浜FC、仙台
第22節
広島、山形、C大阪、鳥栖、仙台、草津
第33節
広島、山形、湘南、鳥栖、C大阪、仙台
最終順位
広島、山形、仙台、C大阪、湘南、鳥栖

09年(全51節、第1クールは13節、第2クールは26節、第3クールは39節と仮定とします)
参考
第1クール
C大阪、湘南、仙台、甲府、水戸、札幌
第2クール
C大阪、仙台、湘南、甲府、水戸、鳥栖


第13節
湘南、C大阪、仙台、甲府、水戸、徳島
第26節
湘南、C大阪、仙台、甲府、東京V、徳島
第39節
C大阪、仙台、湘南、甲府、水戸、鳥栖
最終順位
仙台、C大阪、湘南、甲府、鳥栖、札幌


10年(全38節、第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定とします)
参考
第1クール
柏、甲府、千葉、福岡、熊本、鳥栖
最終順位
柏、甲府、福岡、千葉、東京V、横浜FC

第10節
柏、千葉、甲府、大分、徳島、熊本
第19節
柏、甲府、千葉、福岡、熊本、鳥栖
第29節
柏、甲府、福岡、千葉、東京V、熊本
最終順位
柏、甲府、福岡、千葉、東京V、横浜FC


11年(全38節、第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定した、しかし震災による中止の影響により消化日程がクラブ毎にバラけてしまうためあくまでヴェルディの消化日程をベースに4区分し直し一部クラブ毎の消化試合数差があるが黙認。従い10節に相当する16節、19節に相当する3節、29節に相当する31節に変更、各代替節は開催日がクラブによって違うためヴェルディベースとする)
参考
第1クール(代替3節)
FC東京、徳島、栃木、千葉※、北九州、札幌※
最終順位
FC東京、鳥栖、札幌、徳島、東京V、千葉

第16節
千葉、栃木、鳥栖、湘南、草津、徳島
第3節
FC東京、徳島、栃木、千葉※、北九州、札幌※
第31節
FC東京、鳥栖、札幌、徳島、千葉、栃木
最終順位
FC東京、鳥栖、札幌、徳島、東京V、千葉
※1試合未消化。

12年(全42節、第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
参考
第1クール(21節)
山形、千葉、東京V、湘南、大分、甲府
最終順位
甲府、湘南、京都、横浜FC、千葉、大分

第10節
湘南、山形、甲府、東京V、大分、水戸
第21節
山形、千葉、東京V、湘南、大分、甲府
第31節
甲府、湘南、大分、山形、京都、千葉
最終順位
甲府、湘南、京都、横浜FC、千葉、大分

13年(全42節、第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
参考
第1クール(21節)
G大阪、神戸、長崎、京都、千葉、栃木
最終順位
G大阪、神戸、京都、徳島、千葉、長崎

第10節
神戸、G大阪、岡山、長崎、栃木、京都
第21節
G大阪、神戸、長崎、京都、千葉、栃木
第31節
G大阪、神戸、長崎、千葉、徳島、京都
最終順位
G大阪、神戸、京都、徳島、千葉、長崎

14年(全42節、第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
参考
第1クール(21節)
湘南、磐田、松本、岡山、北九州、福岡
最終順位
湘南、松本、千葉、磐田、北九州、山形

第10節
湘南、磐田、長崎、松本、栃木、北九州
第21節
湘南、磐田、松本、岡山、北九州、福岡
第31節
湘南、松本、磐田、北九州、岡山、大分
最終順位
湘南、松本、千葉、磐田、北九州、山形

4クールに無理矢理、仮定したため強引に仮定したジンクスにはなる。
※最終順位2位を以内とするため各クールで2位以内を実際に最終順位3位で昇格した06神戸、07京都、09湘南、10福岡、11札幌を以下、昇格失敗扱いとする。

まとめよう。
▽第1クールまとめ
第1クール1位16クラブ中12クラブ・75.0%(湘南)
第1クール2位16クラブ中4クラブ・25.0%(磐田)
第1クール2位以内32クラブ中16クラブ・50.0%(湘南、磐田)
第1クールにおいては首位も絶対の地位を築けないのが現状。99新潟、07福岡、09湘南※、11千葉と最終2位以内は確保出来ず。一方で2位に至っては02年から08年まで7年連続昇格を逃すという嫌なジンクスぶりで、00札幌、01京都、09C大阪、新たに13G大阪が昇格しただけという鬼門ぶり。その2位の影響で第1クール2位以内は過半数。14湘南が早くも昇格を決めて一時的に数値を上げたが14磐田はよもやの失敗で50%に(自動昇格の話でPO失敗はそれはそれ)。
第1クールの時点では絶対とは言えない不安が募る。
かつては00年~06年までの『第1クール首位は昇格する』ジンクスは揺るぎなかった。だが07年以降は8シーズンで3シーズンが失敗とすっかり影を潜めてしまっている。ちなみに07年以降は交互になっていたが12年以降は3年連続で昇格とかつての『第1クール首位は昇格する』ジンクスは復活の兆し。
07年、09年※、11年は失敗
08年、10年、12年、13年、14年と昇格

伝統の第1クール2位ジンクスは幾多の夢を打ち砕いてきたわけだが、にしても第1クール2位だけはなりたくないもんだ。14磐田はこれが引き金になったとは過言だがシャムスカ解任により名波体制に。新人監督にJ1復帰を託したがPOもvs山形の珍事で敗退。GKゴールなんて滅多にないゴールで敗退なんて、運も味方しないままJ2残留とは。『果たして呪われし2位ジンクスはPOにまで影響するだろうか?』と10月に書いてあるがマジで呪われた磐田だった。

▽第2クールまとめ
第2クール1位16クラブ中13クラブ・81.3%(湘南)
第2クール2位16クラブ中11クラブ・68.8%(磐田)
第2クール2位以内32クラブ中24クラブ・75.0%(湘南、磐田)
第2クールにおいては2位以内に入ればほぼ昇格決定だった…が、近年は低下傾向。とはいえ7割は昇格しているだけにまんざらでもないジンクス。
14年は湘南が余裕で昇格を決めたものの磐田が後半戦の失速でズルズルと後退、松本に抜かれ挽回も苦しくなった。『第2クールにおいては2位以内に入ればほぼ昇格決定だった…が、近年は低下傾向。』を具現してしまったのは磐田。
来期以降も絶対ではない戦乱J2、第2クールまでを優位に戦い揺るぎないジンクスを得たいものだ。
ちなみに前半戦3位は12東京Vを含め18.2%しか昇格していない。
99年~03年までは3位に昇格資格はなく3位ではメリットがないが入れ替え戦により3位まで昇格資格があるシーズン(04年以降)の前半戦3位では
04甲府× 05札幌× 06仙台× 07仙台× 08C大阪× 09仙台〇 10千葉× 11栃木× 12東京V× 13長崎× 14松本〇
04年以降の最終3位にもチャンスがあるシーズンにおいて最終2位以内として見ると11シーズンでわずか2回しか昇格していない鬼門ぶり。
まさしく前半戦3位の呪いである。最も前半戦3位も最終3位も現行ではメリットはない。
14松本はこのジンクスに苦戦せず09仙台以来の6シーズンぶりの昇格。
首位こそ11年までは約85%とほぼ昇格は固かったが12山形の失脚により7ポイント減。01大宮、09湘南※、12山形とお決まりの団子レースで脱落。混戦になれば脱落は珍しくないがだからこそ一度掴んだ流れを逃したくはない。14湘南は独走を貫き不安は感じられず。
2位からは5クラブ脱落、14磐田が5クラブ目の餌食に。
2012年はこの第2クールジンクスが無意味なほど混戦であったがJ2は元来、混戦になりやすい。2013年はジンクスが生き生きとしたが2014年は磐田が大誤算に。まだ見えぬ2015年だがどんな戦いになるのやら?

▽第3クールまとめ
第3クール1位16クラブ中15クラブ・93.8%(湘南)
第3クール2位16クラブ中14クラブ・87.5%(松本)
第3クール2位以内32クラブ中29クラブ・90.6%(湘南、松本)
徐々にリーグの顔が安定するとはいえ100%ではないのが第3クール。高い昇格率を誇るものの1割は脱落してきた歴史。第3クールで2位以内に入りラストスパートは、より負けられないことは当たり前、ジンクスの後押しで、より優位に戦いたいものだ。
首位では06神戸※のみ2位以内確保ならず、2位では07京都※、01大宮が脱落。いずれも第3クールに入っても上位が混戦というシーズン、現行では3位転落は事実上の脱落であるため絶対がない第3クールジンクスに今後も注意が必要。
今のJ2リーグのレベルは磐田らにも簡単に勝たせないほど、力が拮抗してきたことは間違いない。4位にJ1クラブライセンスがない北九州が入ったのも拮抗の証しか。


▽PO圏内は?
08年以降の6位以内を見てみよう。
〇:最終順位6位以内 ×:最終順位7位以下
第1クール6位以内42クラブ中25クラブ・59.5%
14年:湘南〇、磐田〇、長崎×、松本〇、栃木×、北九州〇
13年:神戸〇、G大阪〇、岡山×、長崎〇、栃木×、京都〇
12年:湘南〇、山形×、甲府〇、東京V×、大分〇、水戸×
11年:千葉〇、栃木×、鳥栖×、湘南×、草津×、徳島〇
10年:柏〇、千葉〇、甲府〇、大分×、徳島×、熊本×
09年:湘南〇、C大阪〇、仙台〇、甲府〇、水戸×、徳島×
08年:広島〇、C大阪〇、湘南〇、鳥栖〇、横浜FC×、仙台〇
あくまで6位以内→最終成績6位以内で見ている。当然11年以前は6位以内のメリットはない。
第1クールで6位以内の6クラブのうち最終成績で6位以内に入るクラブはおよそ6割、4クラブに満たさないがスタートダッシュの大切さは言うまでもない。この昇格率もまんざら侮れないデータだ。
14年は湘南が昇格。松本は2位以内が濃厚に。磐田、北九州は6位以内は濃厚。長崎、栃木が失速し6位以内が難しくなっている。6割データを如実に具現したシーズンとなった。

第2クール6位以内42クラブ中30クラブ・71.4%
14年:湘南〇、磐田〇、松本〇、岡山×、北九州〇、福岡×
13年:G大阪〇、神戸〇、長崎〇、京都〇、千葉〇、栃木×
12年:山形×、千葉〇、東京V×、湘南〇、大分〇、甲府〇
11年:FC東京〇、徳島〇、栃木×、千葉〇、北九州×、札幌〇
10年:柏〇、甲府〇、千葉〇、福岡〇、熊本×、鳥栖×
09年:湘南〇、C大阪〇、仙台〇、甲府〇、東京V×、徳島×
08年:広島〇、山形〇、C大阪〇、鳥栖〇、仙台〇、草津×
第2クールになれば徐々に安定、それでも7割と安泰とは言いにくい。特に5位以下は脱落しやすい。
14年は福岡、岡山が脱落。松本や北九州は奮闘したが昇格経験のないクラブは今後も脱落候補になってしまいそうだ。

第3クール6位以内42クラブ中36クラブ・85.7%
14年:湘南〇、松本〇、磐田〇、北九州〇、岡山×、大分×
13年:G大阪〇、神戸〇、長崎〇、千葉〇、徳島〇、京都〇
12年:甲府〇、湘南〇、大分〇、山形×、京都〇、千葉〇
11年:FC東京〇、鳥栖〇、札幌〇、徳島〇、千葉〇、栃木×
10年:柏〇、甲府〇、福岡〇、千葉〇、東京V〇、熊本×
09年:C大阪〇、仙台〇、湘南〇、甲府〇、水戸×、鳥栖〇
08年:広島〇、山形〇、湘南〇、鳥栖〇、C大阪〇、仙台〇
第3クールはさすがに安泰、09水戸(5位)10熊本(6位)11栃木(6位)12山形(5位)14岡山(5位)14大分(6位)と当たり前にギリギリの6位は脱線しやすい。昇格歴のある山形や大分はともかく昇格経験がないクラブはやはり脱落しやすい傾向に。9割近いジンクスを得るために第3クール6位以内は確保したいところ。
14年は湘南が早々と昇格。松本も抜きん出たがPO争いは最終節までもつれた。6位以内確定はしないかも。


結論
『J2第1クール首位は昇格する』
14湘南がこのジンクスを継承。
『J2第1クール2位は昇格出来ない』
14磐田がこのジンクスを継承。
『J2第2クール上位2チームは必ず昇格する』
14湘南がこのジンクスを継承。14磐田は果たせず…

来期はジンクス通りになるのかどうか?


次に各年度の上位3クラブの内枠(各クール毎)を見てみると
99年36試合()内は順位
川崎
第1クール・勝ち点12・44.4%(6)
第2クール・36・66.7%(2)
第3クール・54・66.7%(2)
最終クール・73・67.6%(1)

FC東京
第1クール・17・63.0%(3)
第2クール・37・68.5%(1)
第3クール・55・67.9%(1)
最終クール・64・59.3%(2)

大分
第1クール・20・74.1%(2)
第2クール・35・64.8%(3)
第3クール・46・56.8%(3)
最終クール・63・58.3%(3)

00年40試合
札幌
※第1クール・21・77.8%(2)
※第2クール・50・87.7%(1)
第3クール・72・80.0%(1)
最終クール・94・78.3%(1)

浦和
※第1クール・23・85.2%(1)
※第2クール・45・78.9%(2)
第3クール・64・71.1%(2)
最終クール・82・68.3%(2)

大分
第1クール・19・63.3%(3)
第2クール・35・58.3%(4)
第3クール・59・65.6%(3)
最終クール・81・67.5%(3)
※札幌vs浦和戦未消化のため11節、22節までとさせて戴きます。

01年44試合
京都
第1クール・23・69.7%(2)
第2クール・45・68.2%(2)
第3クール・65・65.7%(1)
最終クール・84・63.6%(1)

仙台
第1クール・23・69.7%(1)
第2クール・41・62.1%(4)
第3クール・61・61.6%(4)
最終クール・83・62.9%(2)

山形
第1クール・18・54.5%(5)
第2クール・32・48.5%(7)
第3クール・58・58.6%(5)
最終クール・80・60.6%(3)

02年44試合
大分
第1クール・28・84.8%(1)
第2クール・51・77.3%(1)
第3クール・66・66.7%(2)
最終クール・94・71.2%(1)

C大阪
第1クール・18・54.5%(4)
第2クール・42・63.6%(3)
第3クール・66・66.7%(1)
最終クール・87・65.9%(2)

新潟
第1クール・18・54.5%(5)
第2クール・44・66.7%(2)
第3クール・65・65.7%(3)
最終クール・82・62.1%(3)

03年44試合
新潟
第1クール・19・57.6%(3)
第2クール・43・65.2%(2)
第3クール・69・69.7%(1)
最終クール・88・66.7%(1)

広島
第1クール・31・93.9%(1)
第2クール・48・72.7%(1)
第3クール・63・63.6%(2)
最終クール・86・65.2%(2)

川崎
第1クール・16・48.5%(6)
第2クール・41・62.1%(3)
第3クール・59・59.6%(3)
最終クール・85・64.4%(3)

04年44試合
川崎
第1クール・27・81.8%(1)
第2クール・57・86.4%(1)
第3クール・81・81.8%(1)
最終クール・105・79.5%(1)

大宮
第1クール・15・45.5%(6)
第2クール・35・53.0%(2)
第3クール・54・54.5%(2)
最終クール・87・65.9%(2)

福岡
第1クール・18・54.5%(3)
第2クール・34・51.5%(4)
第3クール・52・52.5%(3)
最終クール・76・57.6%(3)

05年44試合
京都
第1クール・29・87.9%(1)
第2クール・54・81.8%(1)
第3クール・72・72.7%(1)
最終クール・97・73.5%(1)

福岡
第1クール・18・54.5%(3)
第2クール・36・54.5%(2)
第3クール・58・58.6%(2)
最終クール・78・59.1%(2)

甲府
第1クール・18・54.5%(4)
第2クール・30・45.5%(6)
第3クール・49・49.5%(4)
最終クール・69・52.3%(3)

06年48試合
横浜FC
※第1クール・22・66.7%(3)
第2クール・44・61.1%(2)
第3クール・67・62.0%(3)
最終クール・93・64.6%(1)


第1クール・25・69.4%(1)
第2クール・49・68.1%(1)
第3クール・68・63.0%(2)
最終クール・88・61.1%(2)

神戸
第1クール・16・44.4%(7)
第2クール・41・56.9%(4)
第3クール・68・63.0%(1)
最終クール・86・59.7%(3)
※ヴェルディvs横浜FC戦未消化の13節までとさせて戴きます。

07年48試合
札幌
第1クール・24・66.7%(3)
第2クール・51・70.8%(1)
第3クール・72・66.7%(1)
最終クール・91・63.2%(1)

東京V
第1クール・13・36.1%(9)
第2クール・39・54.2%(5)
第3クール・59・54.6%(4)
最終クール・89・61.8%(2)

京都
第1クール・20・55.6%(5)
第2クール・44・62.5%(2)
第3クール・66・61.1%(2)
最終クール・86・59.7%(3)

08年42試合(全45節、第1クールは11節、第2クールは22節、第3クールは33節と仮定します)
広島・参考
第1クール・32・76.2%(1)
第2クール・65・77.4%(1)

第11節・23・76.7%(1)10試合
第22節・48・80.0%(1)20試合
第33節・71・76.3%(1)31試合
最終クール・100・79.4%(1)

山形・参考
第1クール・22・52.4%(7)
第2クール・50・59.5%(2)

第11節・15・50.0%(7)10試合
第22節・38・60.3%(2)21試合
第33節・57・61.3%(2)31試合
最終クール・78・61.9%(2)

仙台・参考
第1クール・26・61.9%(3)
第2クール・45・53.6%(5)

第11節・16・53.3%(6)10試合
第22節・34・56.7%(5)20試合
第33節・46・51.1%(6)30試合
最終クール・70・55.6%(3)

09年51試合(第1クールは13節、第2クールは26節、第3クールは39節と仮定します)

仙台・参考
第1クール・35・68.5%(3)
第2クール・66・64.7%(2)

第13節・28・71.8%(3)
第26節・51・65.4%(3)
第39節・76・65.0%(2)
最終クール・106・69.3%(1)

C大阪・参考
第1クール・41・80.4%(1)
第2クール・68・66.7%(1)

第13節・29・74.4%(2)
第26節・56・71.8%(2)
第39節・78・66.7%(1)
最終クール・104・68.0%(2)

湘南・参考
第1クール・39・76.5%(2)
第2クール・66・64.7%(3)

第13節・31・79.5%(1)
第26節・57・73.1%(1)
第39節・75・64.1%(3)
最終クール・98・64.1%(3)

10年36試合(第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定します)


第10節・23・85.2%(1)
第19節・44・81.5%(1)
第29節・65・77.4%(1)
最終クール・80・74.1%(1)

甲府
第10節・19・70.4%(3)
第19節・40・74.1%(2)
第29節・57・67.9%(1)
最終クール・70・64.8%(2)

福岡
第10節・10・37.0%(14)
第19節・30・55.6%(4)
第29節・49・60.5%(3)
最終クール・69・63.9%(3)


11年38試合(第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定、しかし中止の影響により第1クールは16節、第2クールは3節代替(札幌vs千葉のみ未消化)、第3クールは31節と新たに仮定)

FC東京
第16節・16・53.3%(8)
第3節・38・66.7%(1)
第31節・60・69.0%(1)
最終クール・77・67.5%(1)

鳥栖
第16節・18・60.0%(3)
第3節・27・47.4%(7)
第31節・53・60.9%(2)
最終クール・69・60.5%(2)

札幌
第16節・13・43.3%(12)
第3節・28・51.9%(6)
第31節・53・60.9%(3)
最終クール・68・59.5%(3)


12年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
甲府
第10節・20・66.7%(3)
第21節・37・58.7%(6)
第31節・61・65.6%(1)
最終クール・86・68.3%(1)

湘南
第10節・25・83.3%(1)
第21節・40・63.5%(4)
第31節・57・61.3%(2)
最終クール・75・59.5%(2)

※12大分は以下のデータにおいて最終順位6位のため参考にしにくく除外する。
大分※
第10節・19・63.3%(5)
第21節・40・63.5%(5)
第31節・55・59.1%(3)
最終クール・71・56.3%(6)

13年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
G大阪
第10節・20・66.7%(2)
第21節・46・73.0%(1)
第31節・67・72.0%(1)
最終クール・87・69.0%(1)

神戸
第10節・25・83.3%(1)
第21節・44・69.8%(2)
第31節・62・66.7%(2)
最終クール・83・65.9%(2)

※13徳島は以下のデータにおいて最終順位4位のため参考にしにくく除外する。
徳島
第10節・13・43.3%(14)
第21節・26・41.3%(15)
第31節・52・55.9%(5)
最終クール・67・53.2%(4)

14年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
湘南
第10節・30・100.0%(1)
第21節・60・95.2%(1)
第31節・80・86.0%(1)
最終クール・101・80.2%(1)

松本
第10節・17・56.7%(4)
第21節・43・68.3%(3)
第31節・62・66.7%(2)
最終クール・83・65.9%(2)

※14山形は以下のデータにおいて最終順位6位のため参考にしにくく除外する。
山形
第10節・12・40.0%(15)
第21節・31・49.2%(8)
第31節・42・45.2%(11)
最終クール・64・50.8%(6)

各クラブの第1クールを見てみると
14湘南・100.0%(1→1)
03広島・93.9%(1→1)
05京都・87.9%(1→1)
00浦和・85.2%(1→2)
10柏・85.2%(1→1)
02大分・84.8%(1→1)
12湘南・83.3%(1→2)
13神戸・83.3%(1→2)
04川崎・81.8%(1→1)
09湘南・79.5%(1→3)
00札幌・77.8%(2→1)
08広島・76.7%(1→1)
09C大阪・74.4%(2→2)
99大分・74.1%(2→3)
09仙台・71.8%(3→1)
10甲府・70.4%(3→2)
01京都・69.7%(2→1)
01仙台・69.7%(1→2)
06柏・69.4%(1→2)
06横浜FC・66.7%(3→1)
07札幌・66.7%(3→1)
12甲府・66.7%(3→1)
13G大阪・66.7%(2→1)
00大分・63.3%(3→3)
99FC東京・63.0%(3→2)
11鳥栖・60.0%(3→2)
03新潟・57.6%(3→1)
14松本・56.7%(4→2)
07京都・55.6%(5→3)
01山形・54.5%(5→3)
02C大阪・54.5%(4→2)
02新潟・54.5%(5→3)
04福岡・54.5%(3→3)
05福岡・54.5%(3→2)
05甲府・54.5%(4→3)
08仙台・53.3%(6→3)
11FC東京・53.3%(8→1)
08山形・50.0%(7→2)
03川崎・48.5%(6→3)
04大宮・45.5%(6→2)
99川崎・44.4%(6→1)
06神戸・44.4%(7→3)
11札幌・43.3%(12→3)
10福岡・37.0%(14→3)
07東京V・36.1%(9→2)

単純なボーダーラインは第1クール8割あれば2位以内、7割あれば3位以内には入れるということ。3位に特権がない現行では8割必要だということ。
また最低でも最終2位以内に挽回するのに9位以上が必要である。3位以内が無意味なので一言で言っちまえば1桁順位が4分の1日程消化時点のノルマ。
第1クールとはいえ07ヴェルディ、よくこんな勝ち点率から昇格したなと感動。そしてそのヴェルディより勝ち点率こそ高いが14位から3位まで浮上した10福岡もすげーなと思う(3位は無意味だと口酸っぱく書いとくが)。
第1クール好スタートが重要であることを改めて思い知らされるデータです。
2014年は湘南が14連勝(この時点では10連勝)と快調なスタート、失速らしい失速もしないまま史上初の8割優勝。松本は第2クールの追い上げが決め手に。まぁ磐田が自滅してくれたお陰だが。反町体制として機は熟したが初のJ1、決して容易くはないだろう。序盤は強かった磐田も気づけば低迷、監督交代の荒治療が効かずPO敗退とはね。その磐田を撃破した山形、第1クールから9ランクアップはお見事。まっミラクルだけではJ1は厳しい、6位からの昇格は過去、残留すらしてないから山形はいかに。

順位 チーム名 勝ち点率
勝点 勝 分 敗 得失点
1 湘南・80.2%
101 31 8 3 61
2 松本・65.9%
83 24 11 7 30
3 千葉・54.0%
68 18 14 10 11
4 磐田・53.2%
67 18 13 11 12
5 北九州・51.6%
65 18 11 13 0
6 山形・50.8%
64 18 10 14 13
7 大分・50.0%
63 17 12 13 -3
8 岡山・48.4%
61 15 16 11 4
9 京都・47.6%
60 14 18 10 5
10 札幌・46.8%
59 15 14 13 4
11 横浜FC・43.7%
55 14 13 15 2
12 栃木・43.7%
55 15 10 17 -6
13 熊本・42.9%
54 13 15 14 -8
14 長崎・41.3%
52 12 16 14 3
15 水戸・39.7%
50 12 14 16 0
16 福岡・39.7%
50 13 11 18 -8
17 岐阜・38.8%
49 13 10 19 -7
18 群馬・38.8%
49 14 7 21 -9
19 愛媛・38.1%
48 12 12 18 -4
20 東京V・33.3%
42 9 15 18 -17
21 讃岐・26.2%
33 7 12 23 -37
22 富山・18.3%
23 5 8 29 -46

2015年J2、ジンクスを掴むのはどこになりますか?
C大阪?大宮?徳島?千葉?磐田?
これに絡みたいクラブは第1クラブが鍵となる。