結論から言うとヴェルディが過去22シーズンでGKの交代を行った試合は7試合ある。
最後の交代が2007年でありそれから7シーズン、試合中のGK交代というアクシデントは起きていない、後述するがそれは正GKとSUB GKが出た試合という概念での話であるが。
2014年シーズンも第28節まで試合中のGK交代は行われていない。第22節vs磐田では優也が骨折しながらもフル出場。試合は逃げ切ったもののフル出場が優也の負傷を悪化させたのも一理あるはず。優也が負傷したのは前半17分、早くから菜入を起用して逃げ切れたかはわからないが優也に無理を強いたのは確かだ。
天皇杯で柴崎も骨折したままフル出場したように「まだやれる」という本人の意志が強いのだから代える英断は難しいが。
先週もそんな難しい英断が迫られた。
第28節 vs横浜FC
横浜FCのDF中島が悪意はなかったが菜入にあわや飛び蹴りをかまそうと言わんばかりに詰めてきた。菜入は右足を踏まれたか蹴られたか、映像解析してないからわからんしケガの程度もわからんけど。菜入はプレーを継続したがヴェルディベンチは右足を痛がる菜入を見てポープにスタンバイを急かす。久永コーチは何やらポープに話しかけ平手打ち。公開の暴行事件(笑)までスカパーに晒して結局キャンセル。ポープのデビュー戦は幻となった。
結果論だが負傷した菜入が股を抜かれ失点したシーン、ポープなら止めたかもしれない。いやポープなら逆転を許したかもしれない。これは極論だが。
一つ言いたいのはヤスの英断の遅さがこの試合の勝ち点を減らした要因だ。アブダと大輔を投入するも失点してからでは時すでに遅し。どうせ勝てないならポープにチャンスを与え菜入を休ませる英断もあって良かった。結果論で極論であることを自負しつつ勝ちたかったなと思う試合でした。
▽見たことないGK交代。
私がサッカーを生で観てきて、試合中にGKが交代した試合はオールスターゲームと練習試合くらいである。テレビ観戦にしても親善試合やオールスターゲームを除いて勝敗を求める公式戦でGKが交代した試合を見た記憶はない（あるかも知れないが）。まっそんなに頻発しても困るしそういう試合をたくさん見たくない（GKが退場したりケガしたりつうのは味方ならイヤだし相手でも手放しでは嬉しくないだろ、PKもらえば嬉しいが(笑)）
ではヴェルディが1993年からの22シーズン、試合中、GKを交代したことはどれだけあるのか？
この場合、GKポジションにFPが入るケースはあるが資料的によくわからんので1試合でGK2名出場した試合を選定する。
正GK→SUB GK
正GK退場によりFP→SUB GK
以上をピックアップする。
先述の例外として
2011年のダービーで負傷した土肥に代わり一樹がGKを務めた試合や2005年に義成が退場しワシントンがGKを務めた試合などがあるが交代カードを使い切りFPがGK代役となる試合は含まない。
▽ヴェルディリーグ戦 GK交代歴
93年サントリー第5節 vs浦和 1-1（PK負け）
菊池→藤川
前半39分に交代している。失点は菊池がプレーしていた時である。当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う藤川起用のようで菊池は次節から7試合欠場。
93年ニコス第3節 vs鹿島 2-1
菊池→慶越
後半85分に交代している。失点は菊池がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う慶越起用の模様。ただ次節は藤川がスタメンで慶越はSUB。なお当データのGK列伝で触れてあるがこの5分間（+アディショナルタイム）のプレーで慶越はヴェルディ歴代No.1防御率GKの栄冠にある。なお慶越氏は2014年現在カリオカ率いるFC岐阜GKコーチ。
94年サントリー第11節 vs浦和 1-0（延長勝ち）
菊池→藤川
資料的に交代時間不明。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う藤川起用の模様。菊池は次節からもスタメン起用されているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
97年1st第10節 vs名古屋 0-1
本並→小針
資料的に交代時間不明。失点もどちらのプレー時間帯か不明。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが本並負傷に伴う小針起用の模様。小針は次節スタメン起用されたが4失点し干されてしまう。また本並が2試合後にはスタメンに返り咲いているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
01年1st第1節 vsFC東京 1-2（延長負け）
チビ→本並
87分に菊池が退場、延長戦を含む23分間を代わった本並がプレー（2失点を喫する）。当時は延長戦ならば4人交代が認められていたため後半74分から途中出場のチビがわずか14分で本並と交代させられる一幕も。試合は89分PK、111分ともに呂比須に決められ東京ダービー初戦を落とした。東京ヴェルディ初陣がヴェルディ史上最初で最後のFP→SUB GKという試合に。
02年1st第4節 vs柏 0-1
高桑→柴崎
前半23分に交代している。失点は柴崎がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが高桑負傷に伴う柴崎起用の模様。次節は柴崎がスタメンだが4失点と崩壊、高桑は2試合後からスタメン起用されているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
07年J2第25節 vs鳥栖 3-1
吉原→義成
前半27分に交代している。失点は吉原がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが吉原負傷に伴う義成起用の模様。次節からは義成がスタメンに定着している。
7回もあるのにまず驚く。そしてこの7シーズン、アクシデントが土肥だけという幸運。優也や柴崎、菜入が気弱ではなく責任を全うしてくれたことは素晴らしい、ただ代償も大きい。菜入の状態がわからんが軽い負傷であると期待したい。
また優也か柴崎が回復の兆しにあるようだし。
「GKを代えろ」とは言わない、「代える英断はないのか」と問いたい。
もう愚策はたくさんだ。追い付かれるような後手ばかりではせっかく戦ってくれている選手が浮かばれない。ヤスも戦えよ、ポープ使って負けたらもちろん叩くけどさ。
やるだけやって負けるのとやらずに負けるならやるだけやってくれ。
そう願う。
8シーズンぶりのGK交代はそんな考え方となってヤスへの不満と変わりました。
最後の交代が2007年でありそれから7シーズン、試合中のGK交代というアクシデントは起きていない、後述するがそれは正GKとSUB GKが出た試合という概念での話であるが。
2014年シーズンも第28節まで試合中のGK交代は行われていない。第22節vs磐田では優也が骨折しながらもフル出場。試合は逃げ切ったもののフル出場が優也の負傷を悪化させたのも一理あるはず。優也が負傷したのは前半17分、早くから菜入を起用して逃げ切れたかはわからないが優也に無理を強いたのは確かだ。
天皇杯で柴崎も骨折したままフル出場したように「まだやれる」という本人の意志が強いのだから代える英断は難しいが。
先週もそんな難しい英断が迫られた。
第28節 vs横浜FC
横浜FCのDF中島が悪意はなかったが菜入にあわや飛び蹴りをかまそうと言わんばかりに詰めてきた。菜入は右足を踏まれたか蹴られたか、映像解析してないからわからんしケガの程度もわからんけど。菜入はプレーを継続したがヴェルディベンチは右足を痛がる菜入を見てポープにスタンバイを急かす。久永コーチは何やらポープに話しかけ平手打ち。公開の暴行事件(笑)までスカパーに晒して結局キャンセル。ポープのデビュー戦は幻となった。
結果論だが負傷した菜入が股を抜かれ失点したシーン、ポープなら止めたかもしれない。いやポープなら逆転を許したかもしれない。これは極論だが。
一つ言いたいのはヤスの英断の遅さがこの試合の勝ち点を減らした要因だ。アブダと大輔を投入するも失点してからでは時すでに遅し。どうせ勝てないならポープにチャンスを与え菜入を休ませる英断もあって良かった。結果論で極論であることを自負しつつ勝ちたかったなと思う試合でした。
▽見たことないGK交代。
私がサッカーを生で観てきて、試合中にGKが交代した試合はオールスターゲームと練習試合くらいである。テレビ観戦にしても親善試合やオールスターゲームを除いて勝敗を求める公式戦でGKが交代した試合を見た記憶はない（あるかも知れないが）。まっそんなに頻発しても困るしそういう試合をたくさん見たくない（GKが退場したりケガしたりつうのは味方ならイヤだし相手でも手放しでは嬉しくないだろ、PKもらえば嬉しいが(笑)）
ではヴェルディが1993年からの22シーズン、試合中、GKを交代したことはどれだけあるのか？
この場合、GKポジションにFPが入るケースはあるが資料的によくわからんので1試合でGK2名出場した試合を選定する。
正GK→SUB GK
正GK退場によりFP→SUB GK
以上をピックアップする。
先述の例外として
2011年のダービーで負傷した土肥に代わり一樹がGKを務めた試合や2005年に義成が退場しワシントンがGKを務めた試合などがあるが交代カードを使い切りFPがGK代役となる試合は含まない。
▽ヴェルディリーグ戦 GK交代歴
93年サントリー第5節 vs浦和 1-1（PK負け）
菊池→藤川
前半39分に交代している。失点は菊池がプレーしていた時である。当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う藤川起用のようで菊池は次節から7試合欠場。
93年ニコス第3節 vs鹿島 2-1
菊池→慶越
後半85分に交代している。失点は菊池がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う慶越起用の模様。ただ次節は藤川がスタメンで慶越はSUB。なお当データのGK列伝で触れてあるがこの5分間（+アディショナルタイム）のプレーで慶越はヴェルディ歴代No.1防御率GKの栄冠にある。なお慶越氏は2014年現在カリオカ率いるFC岐阜GKコーチ。
94年サントリー第11節 vs浦和 1-0（延長勝ち）
菊池→藤川
資料的に交代時間不明。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが菊池負傷に伴う藤川起用の模様。菊池は次節からもスタメン起用されているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
97年1st第10節 vs名古屋 0-1
本並→小針
資料的に交代時間不明。失点もどちらのプレー時間帯か不明。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが本並負傷に伴う小針起用の模様。小針は次節スタメン起用されたが4失点し干されてしまう。また本並が2試合後にはスタメンに返り咲いているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
01年1st第1節 vsFC東京 1-2（延長負け）
チビ→本並
87分に菊池が退場、延長戦を含む23分間を代わった本並がプレー（2失点を喫する）。当時は延長戦ならば4人交代が認められていたため後半74分から途中出場のチビがわずか14分で本並と交代させられる一幕も。試合は89分PK、111分ともに呂比須に決められ東京ダービー初戦を落とした。東京ヴェルディ初陣がヴェルディ史上最初で最後のFP→SUB GKという試合に。
02年1st第4節 vs柏 0-1
高桑→柴崎
前半23分に交代している。失点は柴崎がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが高桑負傷に伴う柴崎起用の模様。次節は柴崎がスタメンだが4失点と崩壊、高桑は2試合後からスタメン起用されているため程度の軽い負傷だった？と思われる（情報提供願います）
07年J2第25節 vs鳥栖 3-1
吉原→義成
前半27分に交代している。失点は吉原がプレーしていた時である。これも当時の試合映像を見れないから詳細は不明だが吉原負傷に伴う義成起用の模様。次節からは義成がスタメンに定着している。
7回もあるのにまず驚く。そしてこの7シーズン、アクシデントが土肥だけという幸運。優也や柴崎、菜入が気弱ではなく責任を全うしてくれたことは素晴らしい、ただ代償も大きい。菜入の状態がわからんが軽い負傷であると期待したい。
また優也か柴崎が回復の兆しにあるようだし。
「GKを代えろ」とは言わない、「代える英断はないのか」と問いたい。
もう愚策はたくさんだ。追い付かれるような後手ばかりではせっかく戦ってくれている選手が浮かばれない。ヤスも戦えよ、ポープ使って負けたらもちろん叩くけどさ。
やるだけやって負けるのとやらずに負けるならやるだけやってくれ。
そう願う。
8シーズンぶりのGK交代はそんな考え方となってヤスへの不満と変わりました。