2014年3度目の「きちんと録画見直そう」のコーナー。

・analysis:分析(結果);検討.分析;解析
まぁ映像解析の意味で捉えてください。

東京V vs 磐田(2014年7月20日 第22節 ヤマハ)
サブタイトル「17年ぶりの歓喜の巻」

2位磐田vs20位ヴェルディ、かつては常勝を誇った両者、J2で対決とは皮肉だ。
昇格を必須とする磐田だが湘南に独走を許している現状は不満だろ。後半戦はしっかり勝ち上がりたいところ。
一方ヴェルディは残留争い、なんとか逃げ切るためにも勝ちは欲しい試合、公式戦9試合勝ちなしのヴェルディ、ジャイキリを果たせるか?
ヴェルディがヤマハに乗り込み勝ち点3を狙う。なおスカパーでも触れられたがヤマハでは97年以来勝ちなし、磐田に対してもリーグ戦では99年以来勝ちなし。

ヴェルディスタメン
GK………優也
DF…鐘必……井林
田村………………和樹
MF…鈴木……ニウド
直人………………秀仁
FW…常盤……竜士
SUB 菜入 恭平 圭史 幸輝 永井 一樹 弘希

リーグ戦8試合勝ちなしに加え天皇杯敗退と公式戦9戦勝ちなし、得点力アップは必須、直人は天皇杯に続きリーグ戦プロ初先発、竜士もプロ初先発。常盤が4試合ぶりに先発、田村が出場停止明け。4人を前節から入れ替えて磐田に挑む。

ジュビロスタメン
GK………八田
DF…伊野波…藤田
駒野………………宮崎
MF…祐希……フェルジナンド
ポポ……松井……山崎
FW………金園
SUB 藤ヶ谷 菅沼 岡田 ペク 松浦 チンガ 阿部 言うまでもなく祐希がおり恩返しは警戒。前田が負傷欠場したことは幸いだが金園や阿部が控える戦力層はさすが磐田。代表帰りの伊野波も復帰、新戦力チンガはアヴァイからの加入。スカパーでは一切触れてないがニウドとチンガ、ギリャルメはチームメイトだったはず。また4年前にはシャムスカが指揮を取っていたクラブ。
試合前にニウドが握手をシャムスカ、チンガらとしてるが旧知の仲っぽいのはそのためか。同郷だからにしてはやたらフレンドリーだから驚いたが。



キックオフ
試合前には田村の背中を叩き何やら指示を与えたヤス。
ヴェルディボールでキックオフ。

2分竜士が猛烈なプレス、八田キックはミスとなり優也まで。竜士が立ち上がりから飛ばす。
2分実況「あっさり取られる」ショックを受けたという優也、たまにはベンチから勉強するのも大事だね。
4分ニウドを始めみんな高い位置から積極的なプレス、奪ってからショートカウンターを仕掛ける。
4分ニウドインターセプトからミドル枠外、オープニングシュートは意外にもヴェルディ。頭を叩いて悔しがるニウド。
5分竜士プレス早い(笑)
5分駒野クロス、金園ミートせず松井がリバウンド拾うがハンドの判定
6分サイドの攻防がキーとヤス。
6分鈴木シュートはブロックされた。
このあとの磐田カウンターはニウドがインターセプトしタッチラインを切る。ニウドも早い。

7分またニウドインターセプト。

9分鐘必が駒野クロスをクリア。

11分試合がやや落ち着く。
12分竜士が背後から倒されたがアドバンテージ、直人から田村、山崎チャージもノーファウル。ノーマルフットボールコンタクト?初めて聞いたがようするにそっとやちょっとで倒れないでプレーしなさい。らしい。シミュじゃないんだし取れよとは思うが。竜士は大丈夫。

13分和樹に「行くか行かないか考えろ」byヤス
14分ポポの低い位置からのフィード、金園には合わず優也キャッチ。井林へ渡し、井林から和樹、下りてきた秀仁へ、すぐに返す、和樹から左に開いた鈴木、また和樹へ。和樹は左前線にフィード、竜士がキープから秀仁に預け、秀仁から常盤へ。これは祐希にカットされた、クリアは鈴木に収まり中央に構えた直人へ。直人は優しく縦パス、秀仁がゴール前に走り込みトラップはミスだったがうまく反転、右足で綺麗に流し込み今期初ゴール。秀仁のヴェルディゴールは2種登録時代の2010年以来4年ぶり。
東京V 1-0 磐田

17分、ポポミドル、優也が弾きファンブル、金園が詰めるが優也が飛び出しクリア、接触により右手を痛めた優也。負傷は16分31秒、治療タイムで再開は20分09秒、後のアディショナルタイム6分のうち4分は優也タイムだったみたい。
22分山崎カウンターから最後は金園オフサイド
23分ポポが倒れたがノーマルフットボールコンタクト(笑)覚えたてを使う(笑)
24分早いリスタート、鈴木から和樹、フィードすると竜士が裏へ、伊野波を相手に角度がないなか勝負、左足を振り抜きゴールネットを揺らす。ヤスはまだ激昂、竜士誉め誉めは遠い(笑)竜士リーグ戦初スタメン、初ゴール。
東京V 2-0 磐田

26分駒野FK、優也パンチング
28分直人ドリブル、祐希が手を使い止めに行くが振り切る、羽中田氏もファウルでもいいというくらいのノーマルフットボールコンタクトでフェルジナンドがカット。ケガしなきゃ軽いコンタクトなら何しても許されるのはいいのかな?池内レフェリーの裁定はわかりづらい。
30分磐田FK、駒野キックはオフサイド。

32分鈴木裏へスルーパス合わず。
34分和樹FK、ニウドヘディング枠外
36分ポポミドルは井林に当たり左へ、CKはクリア。

37分の竜士持ち上がりカウンター、急ブレーキでポポを振り切りルックアップしようとしたらフェルジが背後からクラッシュ、たまらず倒れた竜士だが池内レフェリーはプレーオン。実況「手を使って相手を突き飛ばすようなプレーではないですし切り替えていたら相手に当たってるだけですからね、池内レフェリーきちんと見てますね」いやいやそれが全てプレーオンなら全部のレフェリー統一せいや。たいていアフターでFKだぜ特に竜士へのこの当たりは不服だ。故意でなきゃクラッシュしていいならニウドクラッシュしまくれ。

38分鈴木とスイッチして入れ替わり山崎突破、井林タックルも切り替えて交わし右サイド突破、優也が弾くが金園に渡り万事休すもシュートミス?トラップミスで弱く鐘必が頭でクリア。

38分祐希から金園へトラップも懸命にヴェルディクリア、金園は左肩を脱臼。手持ちデッキカウンターだと52:00、池内が試合を止めたのは52:21、53:51レフェリーボールで再開、優也タイム3分+金園タイム1分+ゴール2分で計6分か。

42分金園→阿部

43分インターセプトした鈴木からスルーパス、常盤左足で狙うが枠外。

アディショナルタイム6分
46分優也キック、常盤が競り勝ち前へ落とすと竜士ドリブル、伊野波がボーッとした隙を突いて抜け出すと伊野波が手と足で得点機を妨害、池内はイエロー。ホーム贔屓なレフェリーだこと。PKでないがレッドでしょ。羽中田さんもレッド出ていいと解説。

50分羽中田さん「相手を研究して自分たちらしさを出す、すべてが前半戦のヴェルディと違う、継続しなきゃダメだが。」
51分、竜士が倒されヴェルディボール、フェルジがヴェルディボールのFKを妨害、田村がリスタートをフェイクするとフェルジがいちゃもん。このとき気づかなかったがリプレイすると竜士を気にかけたニウドがセンサーを働かせてる。山崎アップ画面では完全にフェルジロックオン。逃走中のハンターみたいに2度見してからすぐさまフェルジ確保(笑)


前半終えて
東京ヴェルディ 2-0 ジュビロ磐田

意外にもヴェルディがリードして折り返す。

後半キックオフ
祐希→チンガ
円陣、竜士が遅延(笑)田村が喝を入れて円陣を解く。
30秒直人がナイスカット、カウンター竜士が右サイドに侵入、上半身フェイントで藤田を揺さぶりCK獲得。このCKは八田キャッチ。

47分竜士が抜け出し常盤スルーパス、竜士は伊野波相手に迷わずカットイン、右足で大外コースを狙うかと思いきやニアにゴロシュート、八田は飛べず見送るだけ、ボールはわずかにポスト左。

48分阿部クロス枠外。
50分磐田猛攻も防ぐ。宮崎にイエロー、ファウルはイエローじゃなくリスタートの妨害かな?
51分田村仕掛けるがカットされカウンター、松井にアフターでノーマルフットボールコンタクトしただけの和樹には何故か笛。今のは悪意ないしただぶつかっただけじゃん。池内贔屓だな。
52分松井クロス、阿部折り返すが田村クリア。
53分カウンター直人から右に常盤を走らせ常盤カットイン、撃てないまま左に、秀仁に預けると秀仁シュート、弱く八田キャッチ。
56分攻め込まれたがクリア。

57分田村攻撃参加も中に入るので半端、勇介みたいな専門職のSBとはやはり勝手は違うが。田村絡むとミスで失いやすい。
59分ヴェルディFK、鈴木からショート竜士、左に開いた鈴木へ叩く、鈴木からまた竜士、コース空いたためミドル狙うがブロック、跳ね返りをまた竜士ミドル、ブロック左に流れる。和樹が拾いクロスも鐘必には合わずCK獲得、CKは井林枠外。
60分田村クロスオーバーしてクロスもクリアされた。
60分鐘必インターセプトから攻め上がり左足ミドルも枠外。

61分ターンしてドリブル、竜士がミドルも八田キャッチ。
62分守備は5人でがっちり、カウンター、常盤落として竜士前線にワンツー、常盤抜け出し八田と1対1、八田右足でクリア。リバウンドは秀仁が拾い仕掛ける、左に切り込み左足シュートも枠外、CK獲得。
63分ビッグチャンスのあとはビッグピンチ。
CK和樹?クロスも跳ね返され鐘必拾い和樹ミドル、八田こぼすが磐田クリア、これを巧みにコントロールした松井が右サイドを走るポポへ。ポポがゴール前へゴロクロス、山崎が合わせて1点差。
東京V 2-1 磐田

64分ポポを倒したニウド、むしろイエロー出せと激昂したポポが異議でイエロー。スカパーでは分かりにくいがニウドにこのときイエロー出てるらしい。ニウドはこれで4枚目、次節出場停止。
67分幸輝スタンバイ、海江田ブログの竜士プレス、交代プラカードを見てか、竜士は「トキさんを1回休ませたかった」というフォアザチーム精神。藤田とフェルジのパス交換、交代が分かってか全力プレス、ボールは奪えなかったが確かに常盤の仕事を軽減し竜士は走り抜いた。
直後カウンター、竜士がかけあがりドリブルも倒される。ノーファウル。ノーマルフットボールコンタクトか?聞いて呆れるくらいの判定。足がつったのか痛そうにしている竜士。
68分井林がCKに逃げる。
竜士→幸輝、痛そうにしながらも急いで交代する竜士に紳士を見た。ベンチには自分の足で歩く、ヤスが背中を叩き労う。
GK………優也
DF…鐘必……井林
田村………………和樹
MF…鈴木……ニウド
直人……秀仁……幸輝
FW………常盤

72分幸輝ドリブルもカットされる。
74分幸輝インターセプトからかけあがり秀仁を使う、秀仁は八田と1対1、横パス、クリアされる。角度はなかったがシュートで良かったのに秀仁。
75分ニウド→恭平
77分駒野クロス枠外
78分ポポから阿部、ドリブル鐘必が阻止、イエロー。実況もニウドイエローは知らなかった。
79分磐田FK駒野壁。阿部クロスも優也キャッチ。
80分秀仁カウンター幸輝使うが合わず。
83分ヤマハ18年ぶり勝利が高木聖佳リポート、Vゴールはカズだと。数え年だから18年ぶりでもいいんだろうけど18年前つうと96年だから分かりにくい。18シーズンぶりとしたほうが良くね?
86分常盤→一樹

88分カウンター秀仁、一樹を使うが磐田クリア、CK獲得。CKは攻めないヴェルディ。
90分を経過。アディショナルタイム2分

アディショナルタイムも懸命に守備。
92分松井にイエロー。
タイムアップ。
18シーズンぶりのヤマハでの勝利。


東京ヴェルディ 2-1 ジュビロ磐田

V的雑感。
試合前にスタメン発表で笑ってしまったことを謝罪したい。
竜士?何のジョークだ?
ただそれがヤスの狙いだったみたい。伊野波にしてみれば「小さい奴だな、まぁ大したことないだろ」と見下してただろうね。代表帰りの伊野波を相手に果敢に挑みあわや退場に追い込もうかという流れも。
羽中田氏も指摘したが次節から研究されるだろう竜士、あの精力的なプレーが通じるかどうかだ。
直人も羽中田氏じゃないけど目立たないからこそ地味に効いてたね。アシストももちろんだが守備やカウンターのときの視野、あと海江田ブログの相撲やらせたら強いだろうボディバランス、ユースレベルだと強すぎた直人だが、プロでも強いね。
秀仁は決めたからいいが決め切れないとさすがに情けない。74分のあの横パスはないよ、ドカンって枠外でいいから撃てよ、撃ったら50%の可能性だったのに、横パスしたら50%でクリアされる。ゴールする可能性は25%になるんだよ。秀仁は天才、だからこそ逃げるなよ。八田にセーブされたら仕方ないが、横パスクリアは情けないよ。

ヤス交代策冴えたね。竜士アウトは磐田DFには楽を与えたが幸輝がその代わりに走り回るし秀仁も常盤も決めればつうシーンを作れた。狙いがかなり的中したね。
ニウドにイエロー出たのは知らなかったが確かに疲れたニウド、あそこで恭平出したのは名案だね。まぁ磐田の拙攻に助けられたわけだが。

磐田相手に勝てたのはいいが松本や京都など苦手な相手が続く。また連敗してたら成長はない、奇襲にせよ、奇抜にせよ、直人や竜士のようにヴェルディ勝たせるぞサッカーを。
まだ20試合、もう20試合しかないんだかやらなきゃ。
振り返りが、後半戦増えるのを期待しとく、仄かにね。