以下時系列は当時のままなのですべて4年経ってます。

10南アフリカW杯
グループA
ウルグアイ・勝ち点7・△〇〇
メキシコ・勝ち点4・△〇×
南アフリカ・勝ち点4・△×〇
フランス・勝ち点1・△××

グループB
アルゼンチン・勝ち点9・〇〇〇
韓国・勝ち点4・〇×△
ギリシャ・勝ち点3・×〇×
ナイジェリア・勝ち点1・××△

グループC
アメリカ・勝ち点5・△△〇
イングランド・勝ち点5・△△〇
スロベニア・勝ち点4・〇△×
アルジェリア・勝ち点1・×△×

グループD
ドイツ・勝ち点6・〇×〇
ガーナ・勝ち点4・〇△×
オーストラリア・勝ち点4・×△〇
セルビア・勝ち点1・×〇×

グループE
オランダ・勝ち点9・〇〇〇
日本・勝ち点6・〇×〇
デンマーク・勝ち点3・×〇×
カメルーン・勝ち点0・×××

グループF
パラグアイ・勝ち点5・△〇△
スロバキア・勝ち点4・△×〇
ニュージーランド・勝ち点3・△△△
イタリア・勝ち点2・△△×

グループG
ブラジル・勝ち点7・〇〇△
ポルトガル・勝ち点5・△〇△
コートジボワール・勝ち点4・△×〇
北朝鮮・勝ち点0・×××

グループH
スペイン・勝ち点6・×〇〇
チリ・勝ち点6・〇〇×
スイス・勝ち点4・〇×△
ホンジュラス・勝ち点1・××△

傾向的にはさすが欧州大陸以外の大会。ジンクスが通じてないというか引き分けがやはり多い。
初戦を勝ったのは10ヶ国、うち8ヶ国が1次リーグを2位以内で通過。
80.0%となる。
では第2戦についてだが
連勝して勝ち点6としたのは10ヶ国のうち4ヶ国が成し遂げたがそもそも初戦が波乱ばかり。40.0%。
第2戦を引き分けた場合、つまり勝ち点4として第3戦に挑むことになったのは10ヶ国のうち2ヶ国、スロベニア、ガーナとなる。そのうちスロベニアは涙を呑んでいる。
続いて第2戦を敗戦した場合、これは韓国、ドイツ、スイス、そして日本が該当。うち第3戦を勝った日独韓は突破したが第3戦を引き分けたスイスは1次リーグ敗退。
いずれの場合も勝ち点4以下だと他との兼ね合いがかなり重要なのは間違いない。

最も初戦を勝った相手と第2戦で対戦する場合どちらかは連勝しないあるいは両方、ドローにより勝ち点1しか得ない場合は10大会を見るとアルゼンチンvs韓国、チリvsスイスそしてオランダvs日本。勝った前者は勝ち点6とし負けた日韓は最終戦で勝ち点3を獲得、スイスは敗退。何度も書いてるが大金星や番狂わせ、まさかのドローがいかに大会を盛り上げるかは言うまでもない。

まとめて見よう。
決勝トーナメント進出16ヶ国で初戦を勝った場合、引き分けた場合、負けた場合は以下のようになる。
勝った場合〇:8ヶ国・50.0%(32ヶ国のうち10ヶ国が初戦を勝ち、10ヶ国のうち8ヶ国により決勝トーナメント進出は80.0%)
引き分けた場合△:7ヶ国・43.8%(32ヶ国のうち12ヶ国が初戦を引き分け、12ヶ国のうち7ヶ国により決勝トーナメント進出は58.3%)
負けた場合×:1ヶ国・6.3%(32ヶ国のうち10ヶ国が初戦を負け、10ヶ国のうち1ヶ国により決勝トーナメント進出は10.0%)
06ドイツW杯
国名・勝ち点・左から第1戦第2戦第3戦(〇勝利:×敗戦:△引分)
グループA
ドイツ・勝ち点9・〇〇〇
エクアドル・勝ち点6・〇〇×
ポーランド・勝ち点3・××〇
コスタリカ・勝ち点0・×××

グループB
イングランド・勝ち点7・〇〇△
スウェーデン・勝ち点5・△〇△
パラグアイ・勝ち点3・××〇
トリニダード トバゴ・勝ち点1・△××

グループC
アルゼンチン・勝ち点7・〇〇△
オランダ・勝ち点7・〇〇△
コートジボワール・勝ち点3・××〇
セルビア モンテネグロ・勝ち点0・×××

グループD
ポルトガル・勝ち点9・〇〇〇
メキシコ・勝ち点4・〇△×
アンゴラ・勝ち点2・×△△
イラン・勝ち点1・××△

グループE
イタリア・勝ち点7・〇△〇
ガーナ・勝ち点6・×〇〇
チェコ・勝ち点3・〇××
アメリカ・勝ち点1・×△×

グループF
ブラジル・勝ち点9・〇〇〇
オーストラリア・勝ち点4・〇×△
クロアチア・勝ち点2・×△△
日本 ・勝ち点1・×△×

グループG
スイス・勝ち点7・△〇〇
フランス・勝ち点5・△△〇
韓国・勝ち点4・〇△×
トーゴ・勝ち点0・×××

グループH
スペイン・勝ち点9・〇〇〇
ウクライナ・勝ち点6・×〇〇
チュニジア・勝ち点1・△××
サウジアラビア・勝ち点1・△××


こう見ると前回大会も初戦を勝ったほとんどの国が1次リーグを勝ち抜いている。
初戦を勝ったのは13ヶ国のうち11ヶ国が1次リーグを2位以内で通過。
84.6%となる。
では初戦の次、第2戦はどうあるべきか。
当たり前だが連勝して勝ち点6として、問題なく1次リーグを突破した事例は13ヶ国のうち8ヶ国が成し遂げており、3戦目を事実上の消化試合にしている(最もグループ1位か2位かは重要だが)。61.5%。
第2戦を引き分けた場合、つまり勝ち点4として第3戦に挑むことになったのは13ヶ国のうち3ヶ国、メキシコ、イタリア、韓国となる。そして韓国は第3戦に屈し初戦を勝った国で第2戦を引き分けたなかで唯一1次リーグで涙を呑んでいる。
続いて第2戦を敗戦した場合、これはチェコ、オーストラリアが該当だがオーストラリアは第3戦で勝ち点を挙げ、1次リーグは突破して見せた。初戦を勝ってもチェコのように連敗すればさすがに厳しい。
またいずれの場合も勝ち点4以下だと他との兼ね合いがかなり重要なのは間違いない。

初戦を勝ち第2戦で勝てば文句なく2位以内確定、引き分け以下だと第3戦まで気を抜けないのは当然。
最も初戦を勝った相手と第2戦で対戦する場合どちらかは連勝しないあるいは両方、ドローにより勝ち点1しか得ない場合は06大会を見るとオーストラリアのみで基本的に優劣をつけて初戦を組み合わせることで第3戦まで互いに連勝というパターンが2例あることを考えれば大金星や番狂わせ、まさかのドローがいかに大会を盛り上げるかは言うまでもない。

まとめて見よう。
決勝トーナメント進出16ヶ国で初戦を勝った場合、引き分けた場合、負けた場合は以下のようになる。
勝った場合〇:11ヶ国・68.8%(32ヶ国のうち13ヶ国が初戦を勝ち、13ヶ国のうち11ヶ国により決勝トーナメント進出は84.6%)
引き分けた場合△:3ヶ国・18.8%(32ヶ国のうち6ヶ国が初戦を引き分け、6ヶ国のうち3ヶ国により決勝トーナメント進出は50.0%)
負けた場合×:2ヶ国・12.5%(32ヶ国のうち13ヶ国が初戦を負け、13ヶ国のうち2ヶ国により決勝トーナメント進出は15.4%)



続いて、もはやすっかり忘れてる2002日韓大会を見てみよう。個人的にはすでに社会人だったし日本戦も会社で結果を知らされて帰宅してから楽しみにしていた録画をつまらなく見た思い出がある。

02日韓W杯
国名・勝ち点・左から第1戦第2戦第3戦(〇勝利:×敗戦:△引分)
グループ A
デンマーク・勝ち点7・〇△〇
セネガル・勝ち点5・〇△△
ウルグアイ・勝ち点2・×△△
フランス・勝ち点1・×△×

グループ B
スペイン・勝ち点9・〇〇〇
パラグアイ・勝ち点4・△×〇
南アフリカ共和国・勝ち点4・△〇×
スロベニア・勝ち点0・×××

グループ C
ブラジル・勝ち点9・〇〇〇
トルコ・勝ち点4・×△〇
コスタリカ・勝ち点4・〇△×
中国・勝ち点0・×××

グループ D
大韓民国・勝ち点7・〇△〇
アメリカ合衆国・勝ち点4・〇△×
ポルトガル・勝ち点3・×〇×
ポーランド・勝ち点3・××〇

グループ E
ドイツ・勝ち点7・〇△〇
アイルランド・勝ち点5・△△〇
カメルーン・勝ち点4・△〇×
サウジアラビア・勝ち点0・×××

グループ F
スウェーデン・勝ち点5・△〇△
イングランド・勝ち点5・△〇△
アルゼンチン・勝ち点4・〇×△
ナイジェリア ・勝ち点1・××△

グループ G
メキシコ・勝ち点7・〇〇△
イタリア・勝ち点4・〇×△
クロアチア・勝ち点3・×〇×
エクアドル・勝ち点3・××〇

グループ H
日本・勝ち点7・△〇〇
ベルギー・勝ち点5・△△〇
ロシア・勝ち点3・〇××
チュニジア・勝ち点1・×△×

ドイツ大会が弱肉強食なら強肉弱食のアジアツアーで欧州は被いに苦しんだのはインパクト的か。それでいて初戦を勝ったからつうアドバンテージは比較的効いてないのが日韓大会の異色なところか。
初戦を勝ったのは12ヶ国のうち9ヶ国が1次リーグを2位以内で通過。
75.0%となる。
続いて第2戦。連勝して勝ち点6として、問題なく1次リーグを突破した事例は12ヶ国のうちたった3ヶ国(スペイン、ブラジル、メキシコ)が成し遂げただけ。25.0%と4分の1しかない。ちなみにドイツ大会は6割以上が連勝しているのだから混乱かつ戦乱の日韓大会である。
第2戦を引き分けた場合、つまり勝ち点4として第3戦に挑むことになったのは12ヶ国のうち6ヶ国となる。6ヶ国のなかでコスタリカだけは第3戦に屈し初戦を勝った国で第2戦を引き分けたなかで唯一1次リーグで涙を呑んでいる。
続いて第2戦を敗戦した場合、これはアルゼンチン、イタリア、ロシアが該当だがイタリアは第3戦で勝ち点を挙げ、1次リーグは突破。初戦を勝ってもロシアのように連敗すれば敗退する。また『死』の組らしく勝ち点4では勝ち抜けなかったアルゼンチンが1次リーグで敗退している。
またいずれの場合も勝ち点4以下だと他との兼ね合いがかなり重要なのは間違いない。当たり前だが稀にあるケースとして2位以下が並ぶケース、独り勝ち(3連勝)ならびにあと3チームが全部引き分け(3チームが1敗2分)などのレアな場合を除き勝ち点3以下で決勝トーナメント進出はありえない。02日韓大会も2位が勝ち点4のグループが4つあり06ドイツ大会の2つを上回っている。

初戦を勝った相手と第2戦で対戦する場合どちらかは連勝しないあるいは両方、ドローにより勝ち点1しか得ない場合は02大会を見るとデンマーク&セネガル、韓国&アメリカで共に引き分け、連勝がない理由は本命なき力の拮抗か。

まとめて見よう。
決勝トーナメント進出16ヶ国で初戦を勝った場合、引き分けた場合、負けた場合は以下のようになる。
勝った場合〇:9ヶ国・56.3%(32ヶ国のうち12ヶ国が初戦を勝ち、12ヶ国のうち9ヶ国により決勝トーナメント進出は75.0%)
引き分けた場合△:6ヶ国・37.5%(32ヶ国のうち8ヶ国が初戦を引き分け、8ヶ国のうち6ヶ国により決勝トーナメント進出は75.0%)
負けた場合×:1ヶ国・6.3%(32ヶ国のうち12ヶ国が初戦を負け、12ヶ国のうち1ヶ国により決勝トーナメント進出は8.3%)


さて記憶を12年前に遡ろう。
日本が完敗し散った初出場の98フランス大会。グループHはアルゼンチン以外初出場とアルゼンチンにとってはかなり恵まれた組み合わせ。スペインが1次リーグ敗退はしたがあとは順当に勝ち上がったのも欧州開催らしいところ。


98フランスW杯
グループA
ブラジル・勝ち点6・〇〇×
ノルウェー・勝ち点5・△△〇
モロッコ・勝ち点4・△×〇
スコットランド・勝ち点1・×△×

グループB
イタリア・勝ち点7・△〇〇
チリ・勝ち点3・△△△
オーストリア・勝ち点2・△△×
カメルーン・勝ち点2・△×△

グループC
フランス・勝ち点9・〇〇〇
デンマーク・勝ち点4・〇△×
南アフリカ・勝ち点2・×△△
サウジアラビア・勝ち点1・××△

グループD
ナイジェリア・勝ち点6・〇〇×
パラグアイ・勝ち点5・△△〇
スペイン・勝ち点4・×△〇
ブルガリア・勝ち点1・△××

グループE
オランダ・勝ち点5・△〇△
メキシコ・勝ち点5・〇△△
ベルギー・勝ち点3・△△△
韓国・勝ち点1・××△

グループF
ドイツ・勝ち点7・〇△〇
ユーゴスラビア・勝ち点7・〇△〇
イラン・勝ち点3・×〇×
アメリカ・勝ち点0・×××

グループG
ルーマニア・勝ち点7・〇〇△
イングランド・勝ち点6・〇×〇
コロンビア・勝ち点3・×〇×
チュニジア・勝ち点1・××△

グループH
アルゼンチン・勝ち点9・〇〇〇
クロアチア・勝ち点6・〇〇×
ジャマイカ・勝ち点3・××〇
日本・勝ち点0・×××

12年前の大会だがジンクス的にはドイツ大会に近いような。弱肉強食であり波乱が少ないのも大会としては普通か。初戦を勝ったアドバンテージは100%。32ヶ国制になって初の大会であり世界杯の意味がようやく色濃く反映された大会である。

初戦を勝ったのは11ヶ国のうち11ヶ国すべてが1次リーグを2位以内で通過。
100.0%となる。
続いて第2戦。連勝して勝ち点6として、問題なく1次リーグを突破した事例は11ヶ国のうち6ヶ国。54.5%。
第2戦を引き分けた場合、つまり勝ち点4として第3戦に挑むことになったのは11ヶ国のうち4ヶ国となる。4ヶ国すべて決勝トーナメント進出している。
続いて第2戦を敗戦した場合、これはイングランドが唯一該当だがイングランドは第3戦で勝ち点を挙げ、1次リーグは突破。
またいずれの場合も勝ち点4以下だと他との兼ね合いがかなり重要なのは間違いない。当たり前だが稀にあるケースとしてチリのような全試合引き分けという勝ち点3での決勝トーナメント進出。2位以下が並ぶケース、独り勝ち(3連勝)ならびにあと3チームが全部引き分け(3チームが1敗2分)そしてチリのような3ドローなどのレアな場合を除き勝ち点3以下で決勝トーナメント進出はまずありえない。98フランス大会は2位が勝ち点4以下のグループが2つあり06ドイツ大会の2つと同数。02日韓大会は4つと混戦ぶりを表している。

初戦を勝った相手と第2戦で対戦する場合どちらかは連勝しないあるいは両方、ドローにより勝ち点1しか得ない場合は98大会を見るとドイツ&ユーゴスラビア、イングランド&ルーマニアでドイツvsユーゴスラビアは引き分け、ルーマニアがイングランドを破り連勝している。

さてまとめて見よう。
決勝トーナメント進出16ヶ国で初戦を勝った場合、引き分けた場合、負けた場合は以下のようになる。
勝った場合〇:11ヶ国・68.8%(32ヶ国のうち11ヶ国が初戦を勝ち、11ヶ国のうち11ヶ国により決勝トーナメント進出は100.0%)
引き分けた場合△:5ヶ国・31.3%(32ヶ国のうち10ヶ国が初戦を引き分け、10ヶ国のうち5ヶ国により決勝トーナメント進出は50.0%)
負けた場合×:0ヶ国・0.0%







10南アフリカ大会、06ドイツ大会、02日韓大会、98フランス大会を合算してみよう。

1次リーグ初戦の成績による1次リーグ突破率
初戦勝利の1次リーグ突破率
10W杯・8ヶ国(10ヶ国):80.0%
06W杯・11ヶ国(13ヶ国):84.6%
02W杯・9ヶ国(12ヶ国):75.0%
98W杯・11ヶ国(11ヶ国):100.0%
累計・39ヶ国(46ヶ国):84.8%
新たに算出した84.8%、手元の計算に誤算がなければ。いずれにしても高い突破率ではある。ただし条件としてさらに勝ち点2を加えるという条件は不可欠。

初戦引分の1次リーグ突破率
10W杯・7ヶ国(12ヶ国):58.3%
06W杯・3ヶ国(6ヶ国):50.0%
02W杯・6ヶ国(8ヶ国):75.0%
98W杯・5ヶ国(10ヶ国):50.0%
累計・21ヶ国(36ヶ国):58.3%
極端に言えば初戦で勝ち点を挙げれば半分は1次リーグを突破しているデータとなる。

初戦敗戦の1次リーグ突破率
10W杯・1ヶ国(10ヶ国):10.0%
06W杯・2ヶ国(13ヶ国):15.4%
02W杯・1ヶ国(12ヶ国):8.3%
98W杯・0ヶ国(11ヶ国):0.0%
累計・4ヶ国(56ヶ国):7.1%
負ければ取り返すのは至難だとあからさまなデータとなった。


1次リーグの初戦を勝利した場合の第2戦内訳
第2戦勝利
10W杯・4ヶ国(10ヶ国):40.0%
06W杯・8ヶ国(13ヶ国):61.5%
02W杯・3ヶ国(12ヶ国):25.0%
98W杯・6ヶ国(11ヶ国):54.5%
累計・21ヶ国(46ヶ国):45.7%
初戦勝利国の約半分に満たないが連勝で1次リーグを突破している。

第2戦引き分け
10W杯・2ヶ国(10ヶ国):20.0%
06W杯・2ヶ国(13ヶ国):15.4%
02W杯・5ヶ国(12ヶ国):41.7%
98W杯・4ヶ国(11ヶ国):36.4%
累計・13ヶ国(46ヶ国):28.3%
勝ち点4で第3戦に挑むと約3割にまで減る、いかに勢いが大事か、短期決戦らしいところ?

第2戦敗戦
10W杯・4ヶ国(10ヶ国):40.0%
06W杯・1ヶ国(13ヶ国):7.7%
02W杯・1ヶ国(12ヶ国):8.3%
98W杯・1ヶ国(11ヶ国):9.1%
累計・7ヶ国(46ヶ国):15.2%
今回の日本もそうだが初戦勝利の第2戦敗戦は事実上の苦戦を暗示するデータだった…、が、今大会はまさかまさかの4チーム敗戦。7%ほど引き上げてしまいました。


決勝トーナメント進出16ヶ国の内訳(累計は16ヶ国×4大会=64ヶ国)
初戦勝利
10W杯・8ヶ国:50.0%
06W杯・11ヶ国:68.8%
02W杯・9ヶ国:56.3%
98W杯・11ヶ国:68.8%
累計・39ヶ国:60.9%
内訳で見れば6割だが勝つに越したことはないデータ。

初戦引分
10W杯・7ヶ国:43.8%
06W杯・3ヶ国:18.8%
02W杯・6ヶ国:37.5%
98W杯・5ヶ国:31.3%
累計・21ヶ国:32.8%
内訳でも3割をキープ、ただ残る2試合はかなり大事。

初戦敗戦
10W杯・1ヶ国:6.3%
06W杯・2ヶ国:12.5%
02W杯・1ヶ国:6.3%
98W杯・0ヶ国:0.0%
累計・4ヶ国:6.3%
挽回は苦しいデータ、誰もが初戦が大事と口を揃える理由はデータにもあるか。

初戦の重要性は如実に現れているが必ずしも絶対はない。
グループリーグ初戦敗戦した国が優勝したため史上初。過去の資料では初戦がどれか判明しないので私には調べようないのだけど98年フランス、02年ブラジル、06年イタリアともに初戦は勝利。10年スペインは敗戦。
過去のW杯19大会において初めての快挙となった。