3月を戦い終えた時点でヴェルディは5戦未勝利であった。そして、永井秀樹獲得の記事にあった山本佳津チーム部長のコメント
「昨年も開幕から5試合勝ててない」
さすがチーム部長冷静なコメント、曲がり間違っても
「もうダメかも?どうしていいかわからない」なんてコメントできないしね。
事実ヴェルディは序盤弱い。
3月
94.5試合・2勝3敗・11得9失+2差
95.4試合・1勝3敗・2得9失-7差
96.4試合・3勝1敗・9得4失+5差
98.3試合・2勝1敗・4得4失±0差
99.4試合・2勝2敗・5得7失-2差
00.3試合・1勝2敗・4得7失-3差
01.3試合・1勝2敗・4得5失-1差
02.4試合・0勝4敗・2得6失-4差
03.1試合・0勝1敗・1得2失-1差
04.2試合・0勝2敗・0得3失-3差
05.2試合・1勝0敗1分・2得1失+1差
06.4試合・3勝1敗・8得5失+3差
07.4試合・3勝0敗1分・12得3失+9差
08.3試合・0勝2敗1分・2得5失-3差
09.5試合・2勝2敗1分・3得4失-1差
10.3試合・0勝3敗・1得5失-4差
11.1試合・0勝1敗・0得1失-1差
12.5試合・3勝1敗1分・9得4失+5差
13.6試合・1勝1敗4分・6得4失+2差
14.5試合・0勝4敗1分・4得12失-8差
3月.71試合・25勝36敗10分・89得110失-21差
勝率は35.2%、いかに開幕時期が弱いかわかるだろう。震災で中止となった11年はともかくまともに試合をこなしての完敗スタートは10年川勝初陣以来、山本部長の真意はわからんがこうも毎年完敗スタートしておいて開き直るとは論外。取引するスポンサーの身になれば普通は信頼されないはず。
さて前文は4月初旬に作成しといていつかやろうと下書きに。いろいろありようやく着手したのが5月9日というのもなんだが。
あれから5月6日讃岐に勝ってようやく2勝目。
ではヴェルディの悪癖は今に始まったのか?、冒頭の山本部長のようなポジティブシンキング?開き直りをデータで見てみよう。
「去年もつうかヴェルディは昔から開幕から何試合も…勝てないんだぜ」つうデータ、ただただ悲しいがな(笑)
リーグ戦の初勝利はいつなのか?を調べます。(シーズンによっては先にナビスコ杯があったりしますがリーグ戦の初勝利を調べます)
では初勝利はいつになるのか?
初勝利までの試合数を列挙する。
〇:勝利 ×:敗戦 △:引分(開幕から5試合の勝敗 初勝利が6試合目以降の場合は初勝利までの勝敗)
※:備考 ◇:奇数クラブにより試合なし
93年: 3試合(サントリー第3節 2ー1 広島 )
××〇〇×
94年: 1試合(サントリー第1節 5ー1 平塚 )
〇×〇××
95年: 1試合(サントリー第1節 0ー0 平塚 PK勝ち ※開幕は勝利したがこのあと6連敗を喫する)
〇××××
96年: 1試合(第1節 1ー0 京都 )
〇〇×〇〇
97年: 2試合(1st第2節 2ー0 平塚 ※低迷したシーズンらしい立ち上がり。平塚戦の決勝点でもある先制点は永井秀樹。)
×〇×××
98年: 2試合(1st第2節 1ー0 磐田 ※開幕は敗戦したが6連勝で巻き返す。ただシーズン中は7連敗や6連敗も。)
×〇〇〇〇
99年: 2試合(1st第2節 2ー0 C大阪 ※開幕は敗戦したが4節からは引き分けを含む9試合負けなしの7連勝)
×〇×〇△
00年: 1試合(1st第1節 2ー1 G大阪 )
〇×××〇
01年: 2試合(1st第2節 2ー1 鹿島 ※6節からは5連敗、初の残留争いをしてしまい低迷)
×〇××〇
02年: 7試合(1st第7節 2ー1 浦和 ※開幕から5連敗、初勝利は延長の末に永井秀樹がVゴール)
×××××△〇
03年: 2試合(1st第2節 2ー1 FC東京 ※FC東京戦の決勝点は飯尾一慶。ただ3節からは6連敗。)
×〇×××
04年: 7試合(1st第7節 1ー0 新潟 ※天皇杯優勝は別件に過ぎない)
×××△△△〇
05年: 1試合(第1節 2ー1 大分 ※降格したシーズンらしかぬ開幕勝利スタート。それから苦難ばかり。)
〇△△××
06年: 1試合(J2第1節 4ー1 徳島 ※徳島戦は得点は決めてないが永井秀樹、平本一樹がスタメン出場)
〇×〇◇〇××
07年: 1試合(J2第1節 5ー0 草津 ※草津戦は永井秀樹が途中出場。記憶に新しいが7節からは7連敗。終盤には8連勝を含む16試合負けなしでJ2準優勝、J1昇格を果たす)
〇〇△〇◇〇
08年: 5試合(第5節 1ー0 神戸 ※神戸戦の決勝点は河野広貴、SUBに平本一樹。得点力はヴェルディ史上歴代ワーストで降格は必然だった)
△×××〇
09年: 3試合(J2第3節 1ー0 栃木 ※栃木戦、勝ちはしたもののブーイングされて決勝点を決めた大黒将志、オグリが苦言を呈したのが思い出される。平本一樹は途中出場)
△×〇×〇
10年: 6試合(J2第7節 1ー0 岐阜 ※決勝点は飯尾一慶。平本一樹は途中出場、柴崎貴広はSUB)
◇×××△×〇
11年: 5試合(J2第11節 3ー1 岐阜 ※震災による中止に伴い2~7節は順延。11節は5節に相当。岐阜戦はスタメンに柴崎貴広、森勇介、SUB杉本竜士。決勝点は井上平。)
×××△〇
12年: 1試合(J2第1節 2ー0 松本 ※松本戦はスタメンに柴崎貴広、森勇介、途中出場で中後雅喜。決勝点は小林祐希)
〇×〇△〇
13年: 6試合(J2第6節 3ー0 岐阜 ※岐阜戦のスタメンは割愛します。決勝点は高原直泰。2~11節まで9試合負けなし。)
×△△△△〇
14年: 6試合(J2第6節 3ー0 富山 ※同上。決勝点は前田直輝)
××△××〇
では初勝利までの試合数ランキング(悲しいがワーストから上位とする)
02年: 7試合
04年: 7試合
10年: 6試合
13年: 6試合
14年: 6試合
08年: 5試合
11年: 5試合
93年: 3試合
09年: 3試合
97年: 2試合
98年: 2試合
99年: 2試合
01年: 2試合
03年: 2試合
94年: 1試合
95年: 1試合
96年: 1試合
00年: 1試合
05年: 1試合
06年: 1試合
07年: 1試合
12年: 1試合
条件(カテゴリー、資金力、試合日程、延長Vゴール方式、PK方式など)がそれぞれ異なり一概に初勝利が早い遅いを比較しても無意味ではあるが5試合以上を要してようやく初勝利を挙げたのがすべて東京移転後というのも皮肉だ。
先述のように読売グループの後ろ楯がなくなってからの強化はやや見劣りしたが開幕から戦えない風潮は変わらなかった。そして、それは日テレ撤退以前、以後もヴェルディの悪癖、悪しき伝統として、根強く開幕から勝てないジレンマがある。
当ブログでも春夏秋冬記事にて3月、4月が異様に弱いのは再三指摘してきたが与えられた環境下にあってどうにでもなるはずだ。
湘南のように開幕12連勝するクラブもあれば12戦勝ちなしの讃岐のような、チームもある。
ヴェルディが目指すべき原点は、やはり開幕から戦えるチームなのだ。
93年でさえ延長など今より遥かにチャンスがあるなかで初勝利に3試合も要したのだから現行の90分というシビアな戦いにおけるこの6試合目という初勝利は遅くはないのかもしれない。山本部長の呑気な発言にイライラしたのは事実だが(笑)
各サポーターも呆れてきてるがユース組起用率低下もヴェルディの進歩を期待できない一因である。
ヤスに今更大した期待はしないがせめて負けるにしても失敗は成功の母となるような若手のチャレンジを見たい。幸輝の一撃がヤスのハートにどう突き刺さったか?
まっ彼はあのゴール見てなかっただろう(ハートでは)。見てても「よし!次からは若手のチャレンジを試そう」なんてこれっぽっちも考えてないでしょうから期待はしません。
北九州の順位見るとやはり監督力なのかな?と泣けるね。
「昨年も開幕から5試合勝ててない」
さすがチーム部長冷静なコメント、曲がり間違っても
「もうダメかも?どうしていいかわからない」なんてコメントできないしね。
事実ヴェルディは序盤弱い。
3月
94.5試合・2勝3敗・11得9失+2差
95.4試合・1勝3敗・2得9失-7差
96.4試合・3勝1敗・9得4失+5差
98.3試合・2勝1敗・4得4失±0差
99.4試合・2勝2敗・5得7失-2差
00.3試合・1勝2敗・4得7失-3差
01.3試合・1勝2敗・4得5失-1差
02.4試合・0勝4敗・2得6失-4差
03.1試合・0勝1敗・1得2失-1差
04.2試合・0勝2敗・0得3失-3差
05.2試合・1勝0敗1分・2得1失+1差
06.4試合・3勝1敗・8得5失+3差
07.4試合・3勝0敗1分・12得3失+9差
08.3試合・0勝2敗1分・2得5失-3差
09.5試合・2勝2敗1分・3得4失-1差
10.3試合・0勝3敗・1得5失-4差
11.1試合・0勝1敗・0得1失-1差
12.5試合・3勝1敗1分・9得4失+5差
13.6試合・1勝1敗4分・6得4失+2差
14.5試合・0勝4敗1分・4得12失-8差
3月.71試合・25勝36敗10分・89得110失-21差
勝率は35.2%、いかに開幕時期が弱いかわかるだろう。震災で中止となった11年はともかくまともに試合をこなしての完敗スタートは10年川勝初陣以来、山本部長の真意はわからんがこうも毎年完敗スタートしておいて開き直るとは論外。取引するスポンサーの身になれば普通は信頼されないはず。
さて前文は4月初旬に作成しといていつかやろうと下書きに。いろいろありようやく着手したのが5月9日というのもなんだが。
あれから5月6日讃岐に勝ってようやく2勝目。
ではヴェルディの悪癖は今に始まったのか?、冒頭の山本部長のようなポジティブシンキング?開き直りをデータで見てみよう。
「去年もつうかヴェルディは昔から開幕から何試合も…勝てないんだぜ」つうデータ、ただただ悲しいがな(笑)
リーグ戦の初勝利はいつなのか?を調べます。(シーズンによっては先にナビスコ杯があったりしますがリーグ戦の初勝利を調べます)
では初勝利はいつになるのか?
初勝利までの試合数を列挙する。
〇:勝利 ×:敗戦 △:引分(開幕から5試合の勝敗 初勝利が6試合目以降の場合は初勝利までの勝敗)
※:備考 ◇:奇数クラブにより試合なし
93年: 3試合(サントリー第3節 2ー1 広島 )
××〇〇×
94年: 1試合(サントリー第1節 5ー1 平塚 )
〇×〇××
95年: 1試合(サントリー第1節 0ー0 平塚 PK勝ち ※開幕は勝利したがこのあと6連敗を喫する)
〇××××
96年: 1試合(第1節 1ー0 京都 )
〇〇×〇〇
97年: 2試合(1st第2節 2ー0 平塚 ※低迷したシーズンらしい立ち上がり。平塚戦の決勝点でもある先制点は永井秀樹。)
×〇×××
98年: 2試合(1st第2節 1ー0 磐田 ※開幕は敗戦したが6連勝で巻き返す。ただシーズン中は7連敗や6連敗も。)
×〇〇〇〇
99年: 2試合(1st第2節 2ー0 C大阪 ※開幕は敗戦したが4節からは引き分けを含む9試合負けなしの7連勝)
×〇×〇△
00年: 1試合(1st第1節 2ー1 G大阪 )
〇×××〇
01年: 2試合(1st第2節 2ー1 鹿島 ※6節からは5連敗、初の残留争いをしてしまい低迷)
×〇××〇
02年: 7試合(1st第7節 2ー1 浦和 ※開幕から5連敗、初勝利は延長の末に永井秀樹がVゴール)
×××××△〇
03年: 2試合(1st第2節 2ー1 FC東京 ※FC東京戦の決勝点は飯尾一慶。ただ3節からは6連敗。)
×〇×××
04年: 7試合(1st第7節 1ー0 新潟 ※天皇杯優勝は別件に過ぎない)
×××△△△〇
05年: 1試合(第1節 2ー1 大分 ※降格したシーズンらしかぬ開幕勝利スタート。それから苦難ばかり。)
〇△△××
06年: 1試合(J2第1節 4ー1 徳島 ※徳島戦は得点は決めてないが永井秀樹、平本一樹がスタメン出場)
〇×〇◇〇××
07年: 1試合(J2第1節 5ー0 草津 ※草津戦は永井秀樹が途中出場。記憶に新しいが7節からは7連敗。終盤には8連勝を含む16試合負けなしでJ2準優勝、J1昇格を果たす)
〇〇△〇◇〇
08年: 5試合(第5節 1ー0 神戸 ※神戸戦の決勝点は河野広貴、SUBに平本一樹。得点力はヴェルディ史上歴代ワーストで降格は必然だった)
△×××〇
09年: 3試合(J2第3節 1ー0 栃木 ※栃木戦、勝ちはしたもののブーイングされて決勝点を決めた大黒将志、オグリが苦言を呈したのが思い出される。平本一樹は途中出場)
△×〇×〇
10年: 6試合(J2第7節 1ー0 岐阜 ※決勝点は飯尾一慶。平本一樹は途中出場、柴崎貴広はSUB)
◇×××△×〇
11年: 5試合(J2第11節 3ー1 岐阜 ※震災による中止に伴い2~7節は順延。11節は5節に相当。岐阜戦はスタメンに柴崎貴広、森勇介、SUB杉本竜士。決勝点は井上平。)
×××△〇
12年: 1試合(J2第1節 2ー0 松本 ※松本戦はスタメンに柴崎貴広、森勇介、途中出場で中後雅喜。決勝点は小林祐希)
〇×〇△〇
13年: 6試合(J2第6節 3ー0 岐阜 ※岐阜戦のスタメンは割愛します。決勝点は高原直泰。2~11節まで9試合負けなし。)
×△△△△〇
14年: 6試合(J2第6節 3ー0 富山 ※同上。決勝点は前田直輝)
××△××〇
では初勝利までの試合数ランキング(悲しいがワーストから上位とする)
02年: 7試合
04年: 7試合
10年: 6試合
13年: 6試合
14年: 6試合
08年: 5試合
11年: 5試合
93年: 3試合
09年: 3試合
97年: 2試合
98年: 2試合
99年: 2試合
01年: 2試合
03年: 2試合
94年: 1試合
95年: 1試合
96年: 1試合
00年: 1試合
05年: 1試合
06年: 1試合
07年: 1試合
12年: 1試合
条件(カテゴリー、資金力、試合日程、延長Vゴール方式、PK方式など)がそれぞれ異なり一概に初勝利が早い遅いを比較しても無意味ではあるが5試合以上を要してようやく初勝利を挙げたのがすべて東京移転後というのも皮肉だ。
先述のように読売グループの後ろ楯がなくなってからの強化はやや見劣りしたが開幕から戦えない風潮は変わらなかった。そして、それは日テレ撤退以前、以後もヴェルディの悪癖、悪しき伝統として、根強く開幕から勝てないジレンマがある。
当ブログでも春夏秋冬記事にて3月、4月が異様に弱いのは再三指摘してきたが与えられた環境下にあってどうにでもなるはずだ。
湘南のように開幕12連勝するクラブもあれば12戦勝ちなしの讃岐のような、チームもある。
ヴェルディが目指すべき原点は、やはり開幕から戦えるチームなのだ。
93年でさえ延長など今より遥かにチャンスがあるなかで初勝利に3試合も要したのだから現行の90分というシビアな戦いにおけるこの6試合目という初勝利は遅くはないのかもしれない。山本部長の呑気な発言にイライラしたのは事実だが(笑)
各サポーターも呆れてきてるがユース組起用率低下もヴェルディの進歩を期待できない一因である。
ヤスに今更大した期待はしないがせめて負けるにしても失敗は成功の母となるような若手のチャレンジを見たい。幸輝の一撃がヤスのハートにどう突き刺さったか?
まっ彼はあのゴール見てなかっただろう(ハートでは)。見てても「よし!次からは若手のチャレンジを試そう」なんてこれっぽっちも考えてないでしょうから期待はしません。
北九州の順位見るとやはり監督力なのかな?と泣けるね。