individual:個々の
サブタイトルは『優也のリーグ戦通算完封率は27.8%』
2013年のヴェルディ完封試合は11試合。
2 AWAY 3月10日(日) 0-0 京都 西京極
6 HOME 3月31日(日) 3-0 岐阜 味スタ (高原直泰2、常盤聡1、西紀寛1)
7 AWAY 4月7日(日) 0-0 G大阪 万博
8 HOME 4月14日(日) 3-0 鳥取 味スタ (飯尾一慶2、高原直泰3、前田直輝1)
9 HOME 4月17日(水) 2-0 山形 味スタ (常盤聡2、小池純輝1)
13 AWAY 5月6日(月:祝) 1-0 群馬 正田スタ (金鐘必2)
10 AWAY 5月15日(水) 0-0 松本 松本
18 HOME 6月8日(土) 0-0 水戸 駒沢
34 HOME 9月23日(月:祝) 1-0 千葉 駒沢 (小池純輝5)
38 HOME 10月27日(日) 1-0 北九州 味スタ (飯尾一慶5)
42 AWAY 11月24日(日) 0-0 山形 NDスタ
『VERDY original File 18 ゼロ封記録』にて触れてあるので略すが第6節から第9節の4試合連続完封は歴代3位に食い込む完封記録である。
完封はすべてがすべてGKの活躍ではない。ただやはりGKがしっかりしなきゃ完封なんてできない。もちろんチームで成し遂げること、だからこそGKが活躍しないで済むようなサッカーが理想だ。
佐藤優也、2013年ヴェルディでは完封も11試合、ただ土肥と柴崎を擁した昨期が13試合とGKの経験値、DFラインのメンバー、何より監督が違うのだから一概に比較にならないまでも完封が2試合減って良いわけがない。
2013年は42試合:26.2%(11試合)
3割未満が多いか少ないか議論するまでもない、少なくとも完封すれば負けはしないのだから完封を果たして損はない。
ではこれまでの佐藤優也の完封試合。
なおGKに関しては試合に出場した試合で出場した時間において失点しなければ完封と見なす。つまり途中交代で出場した内容も加味します。
・優也は過去3試合途中出場があるがいずれも失点してないので出場時間における失点は0として1試合に加算してある(出場時間もそれぞれ加算)。
2004年 30GK佐藤優也 3試合2失点
第40節 甲府 1-0 鳥栖
完封試合数 1試合:出場時間 233分
2005年 30GK佐藤優也 2試合3失点
甲府 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 180分
2006年 31GK佐藤優也 6試合5失点
第47節 札幌 2-0 草津
第49節 札幌 1-0 水戸
第50節 札幌 2-0 東京V
完封試合数 3試合:出場時間 540分
2007年 26GK佐藤優也 1試合0失点
第19節 札幌 1-0 京都
完封試合数 1試合:出場時間 90分
2008年 1GK佐藤優也 15試合33失点
札幌 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 1293分
2009年 1GK佐藤優也 5試合6失点
札幌 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 450分
2010年 1GK佐藤優也 3試合0失点
第36節 札幌 1-0 徳島
第37節 札幌 0-0 福岡
第38節 札幌 4-0 熊本
完封試合数 3試合:出場時間 233分
2011年 31GK佐藤優也 37試合43失点
第9節 北九州 3-0 愛媛
第10節 北九州 0-0 熊本
第11節 北九州 1-0 水戸
第13節 北九州 1-0 京都
第16節 北九州 0-0 鳥栖
第19節 北九州 3-0 大分
第2節 北九州 0-0 札幌
第20節 北九州 1-0 鳥取
第23節 北九州 1-0 FC東京
第3節 北九州 1-0 徳島
第6節 北九州 0-0 湘南
第35節 北九州 2-0 熊本
完封試合数 12試合:出場時間 3330分
2012年 1GK佐藤優也 42試合47失点
第2節 北九州 0-0 岡山
第4節 北九州 1-0 水戸
第7節 北九州 1-0 鳥取
第10節 北九州 2-0 草津
第12節 北九州 1-0 町田
第23節 北九州 2-0 愛媛
第28節 北九州 1-0 大分
第31節 北九州 2-0 東京V
第32節 北九州 2-0 熊本
第34節 北九州 3-0 千葉
第40節 北九州 2-0 京都
第41節 北九州 1-0 富山
完封試合数 12試合:出場時間 3780分
2013年 1GK佐藤優也 42試合58失点
第2節 東京V 0-0 京都
第6節 東京V 3-0 岐阜
第7節 東京V 0-0 G大阪
第8節 東京V 3-0 鳥取
第9節 東京V 2-0 山形
第13節 東京V 1-0 群馬
第10節 東京V 0-0 松本
第18節 東京V 0-0 水戸
第34節 東京V 1-0 千葉
第38節 東京V 1-0 北九州
第42節 東京V 0-0 山形
完封試合数 11試合:出場時間 3780分
完封試合だけ並べると優也を日本代表に!と勘違いしたくなる(笑)
まとめてみよう
完封率=完封試合数÷[出場時間÷90]
2004年 完封率 38.6%
完封試合数 1試合:出場時間 233分
2005年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 180分
2006年 完封率 50.0%
完封試合数 3試合:出場時間 540分
2007年 完封率 100.0%
完封試合数 1試合:出場時間 90分
2008年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 1293分
2009年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 450分
2010年 完封率 115.9%
完封試合数 3試合:出場時間 233分
2011年 完封率 32.4%
完封試合数 12試合:出場時間 3330分
2012年 完封率 28.6%
完封試合数 12試合:出場時間 3780分
2013年 完封率 26.2%
完封試合数 11試合:出場時間 3780分
通算 完封率 27.8%
完封試合数 43試合:出場時間 13909分
佐藤優也が札幌にいたころ、個人的には高木義成みたいな選手だなと。2009年くらいには義成の移籍も噂されトレードで優也となんて勘繰ったが当たらず。2008年くらいかな?サテリでベンチ横に座り談笑する姿を見た。立場は第3GK以下だったし貴重な実戦のアピールチャンスなのに、高原(現町田)と二人して笑ってた。試合には後半から出たがアップらしいアップはしてなくていきなり失点した記憶がある(うろ覚え)。とにかく若い頃は落ち着きがなかった優也のイメージが強い。
ヴェルディに加入、正直不安はあった。北九州で優也経由のパスサッカー見て愚行だと書いたことあるし。それがヴェルディでもやはり起きた。優也の足元は下手だとは思わないがそもそもGK経由のパスサッカーがリスクありすぎる。DFがどうしようもなくて優也に返すのはわかるが優也に返すありきのパスサッカーは見ていてヒヤヒヤ。特に優也が困ったときの半端なミスがどれだけヒヤリとしたか。
あれが続くようなら『ボールを大事にする』という監督の理想が愚策としか思えない。今期は優也を経由しないでボールを捨てる勇気も持たないと、監督が激昂したってあんなミスするくらいなら捨てるほうがいいに決まってる。
札幌時代から見てきたからか妙な親近感は沸くのですがだからこそあんな成績に終わるとはショックです。今期は完封率を3割、自己最多の13試合に伸ばしたい、伸ばせ。と。
サブタイトル
『優也のリーグ戦通算完封率は27.8%』
これが多いGKと考えたら無論ダメ、5割は無理でも3割以上は完封しているGKにならなきゃ。
最新のデータを加味してないので2012年までの赤本データをそのまま引用するが
J2におけるGK防御率ランキング(出場時間:5400分以上)赤本2013 735頁引用。
1佐藤洋平: 0.84: 7462分: 70失点
2 荻 晃太: 0.92:14308分:147失点
3岡本昌弘: 0.95: 7708分: 81失点
※岡本だけは13年の成績が加算されるから変動あり、精査はしないからわからん。
佐藤優也: 1.17: 12616分: 164失点(J2のみ)
赤本ランキングでは10位まで記載、10位林卓人が1.05。優也はランキング圏外である。無論こういうランキングに入るGKでないと個人では代表だとかベスト11だとか。チームも最少失点、つまり完封が増えるわけがない。優也はこういう記録系のGKには不向きだがだからといってヴェルディの守護神である以上、失点ばかりするGKでは困り者。
佐藤優也: 1.27: 13909分: 197失点(通算)
佐藤優也・1.381(13年ヴェルディ)
歴代のJ2守護神に比べれば優也の成績はかなり不安定だとわかる。佐藤洋平つうたらCSでゴンにかっさられたGKとして有名だが札幌時代の彼は熟練した経験値の高いGKとして代表候補に入ったこともある。荻は嫌いだから…岡本も千葉で経験値上げてる印象だ。
ようするに防御率高いからといってフル代表のレギュラーになるわけではないが防御率低くくて良いわけがない。
ましてや13年ヴェルディでの1.38が素晴らしい数値ではないのだから。
佐藤優也の2014シーズン、ライバルは柴崎となりそうだ。足元に不安がある柴崎だが総合力は大差ないだろう。
むしろ2013年みたいな優也なら即刻若手の起用を切望します。頑張れ優也。(ポープ推進派ですが(笑))
サブタイトルは『優也のリーグ戦通算完封率は27.8%』
2013年のヴェルディ完封試合は11試合。
2 AWAY 3月10日(日) 0-0 京都 西京極
6 HOME 3月31日(日) 3-0 岐阜 味スタ (高原直泰2、常盤聡1、西紀寛1)
7 AWAY 4月7日(日) 0-0 G大阪 万博
8 HOME 4月14日(日) 3-0 鳥取 味スタ (飯尾一慶2、高原直泰3、前田直輝1)
9 HOME 4月17日(水) 2-0 山形 味スタ (常盤聡2、小池純輝1)
13 AWAY 5月6日(月:祝) 1-0 群馬 正田スタ (金鐘必2)
10 AWAY 5月15日(水) 0-0 松本 松本
18 HOME 6月8日(土) 0-0 水戸 駒沢
34 HOME 9月23日(月:祝) 1-0 千葉 駒沢 (小池純輝5)
38 HOME 10月27日(日) 1-0 北九州 味スタ (飯尾一慶5)
42 AWAY 11月24日(日) 0-0 山形 NDスタ
『VERDY original File 18 ゼロ封記録』にて触れてあるので略すが第6節から第9節の4試合連続完封は歴代3位に食い込む完封記録である。
完封はすべてがすべてGKの活躍ではない。ただやはりGKがしっかりしなきゃ完封なんてできない。もちろんチームで成し遂げること、だからこそGKが活躍しないで済むようなサッカーが理想だ。
佐藤優也、2013年ヴェルディでは完封も11試合、ただ土肥と柴崎を擁した昨期が13試合とGKの経験値、DFラインのメンバー、何より監督が違うのだから一概に比較にならないまでも完封が2試合減って良いわけがない。
2013年は42試合:26.2%(11試合)
3割未満が多いか少ないか議論するまでもない、少なくとも完封すれば負けはしないのだから完封を果たして損はない。
ではこれまでの佐藤優也の完封試合。
なおGKに関しては試合に出場した試合で出場した時間において失点しなければ完封と見なす。つまり途中交代で出場した内容も加味します。
・優也は過去3試合途中出場があるがいずれも失点してないので出場時間における失点は0として1試合に加算してある(出場時間もそれぞれ加算)。
2004年 30GK佐藤優也 3試合2失点
第40節 甲府 1-0 鳥栖
完封試合数 1試合:出場時間 233分
2005年 30GK佐藤優也 2試合3失点
甲府 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 180分
2006年 31GK佐藤優也 6試合5失点
第47節 札幌 2-0 草津
第49節 札幌 1-0 水戸
第50節 札幌 2-0 東京V
完封試合数 3試合:出場時間 540分
2007年 26GK佐藤優也 1試合0失点
第19節 札幌 1-0 京都
完封試合数 1試合:出場時間 90分
2008年 1GK佐藤優也 15試合33失点
札幌 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 1293分
2009年 1GK佐藤優也 5試合6失点
札幌 完封なし
完封試合数 0試合:出場時間 450分
2010年 1GK佐藤優也 3試合0失点
第36節 札幌 1-0 徳島
第37節 札幌 0-0 福岡
第38節 札幌 4-0 熊本
完封試合数 3試合:出場時間 233分
2011年 31GK佐藤優也 37試合43失点
第9節 北九州 3-0 愛媛
第10節 北九州 0-0 熊本
第11節 北九州 1-0 水戸
第13節 北九州 1-0 京都
第16節 北九州 0-0 鳥栖
第19節 北九州 3-0 大分
第2節 北九州 0-0 札幌
第20節 北九州 1-0 鳥取
第23節 北九州 1-0 FC東京
第3節 北九州 1-0 徳島
第6節 北九州 0-0 湘南
第35節 北九州 2-0 熊本
完封試合数 12試合:出場時間 3330分
2012年 1GK佐藤優也 42試合47失点
第2節 北九州 0-0 岡山
第4節 北九州 1-0 水戸
第7節 北九州 1-0 鳥取
第10節 北九州 2-0 草津
第12節 北九州 1-0 町田
第23節 北九州 2-0 愛媛
第28節 北九州 1-0 大分
第31節 北九州 2-0 東京V
第32節 北九州 2-0 熊本
第34節 北九州 3-0 千葉
第40節 北九州 2-0 京都
第41節 北九州 1-0 富山
完封試合数 12試合:出場時間 3780分
2013年 1GK佐藤優也 42試合58失点
第2節 東京V 0-0 京都
第6節 東京V 3-0 岐阜
第7節 東京V 0-0 G大阪
第8節 東京V 3-0 鳥取
第9節 東京V 2-0 山形
第13節 東京V 1-0 群馬
第10節 東京V 0-0 松本
第18節 東京V 0-0 水戸
第34節 東京V 1-0 千葉
第38節 東京V 1-0 北九州
第42節 東京V 0-0 山形
完封試合数 11試合:出場時間 3780分
完封試合だけ並べると優也を日本代表に!と勘違いしたくなる(笑)
まとめてみよう
完封率=完封試合数÷[出場時間÷90]
2004年 完封率 38.6%
完封試合数 1試合:出場時間 233分
2005年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 180分
2006年 完封率 50.0%
完封試合数 3試合:出場時間 540分
2007年 完封率 100.0%
完封試合数 1試合:出場時間 90分
2008年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 1293分
2009年 完封率 0.0%
完封試合数 0試合:出場時間 450分
2010年 完封率 115.9%
完封試合数 3試合:出場時間 233分
2011年 完封率 32.4%
完封試合数 12試合:出場時間 3330分
2012年 完封率 28.6%
完封試合数 12試合:出場時間 3780分
2013年 完封率 26.2%
完封試合数 11試合:出場時間 3780分
通算 完封率 27.8%
完封試合数 43試合:出場時間 13909分
佐藤優也が札幌にいたころ、個人的には高木義成みたいな選手だなと。2009年くらいには義成の移籍も噂されトレードで優也となんて勘繰ったが当たらず。2008年くらいかな?サテリでベンチ横に座り談笑する姿を見た。立場は第3GK以下だったし貴重な実戦のアピールチャンスなのに、高原(現町田)と二人して笑ってた。試合には後半から出たがアップらしいアップはしてなくていきなり失点した記憶がある(うろ覚え)。とにかく若い頃は落ち着きがなかった優也のイメージが強い。
ヴェルディに加入、正直不安はあった。北九州で優也経由のパスサッカー見て愚行だと書いたことあるし。それがヴェルディでもやはり起きた。優也の足元は下手だとは思わないがそもそもGK経由のパスサッカーがリスクありすぎる。DFがどうしようもなくて優也に返すのはわかるが優也に返すありきのパスサッカーは見ていてヒヤヒヤ。特に優也が困ったときの半端なミスがどれだけヒヤリとしたか。
あれが続くようなら『ボールを大事にする』という監督の理想が愚策としか思えない。今期は優也を経由しないでボールを捨てる勇気も持たないと、監督が激昂したってあんなミスするくらいなら捨てるほうがいいに決まってる。
札幌時代から見てきたからか妙な親近感は沸くのですがだからこそあんな成績に終わるとはショックです。今期は完封率を3割、自己最多の13試合に伸ばしたい、伸ばせ。と。
サブタイトル
『優也のリーグ戦通算完封率は27.8%』
これが多いGKと考えたら無論ダメ、5割は無理でも3割以上は完封しているGKにならなきゃ。
最新のデータを加味してないので2012年までの赤本データをそのまま引用するが
J2におけるGK防御率ランキング(出場時間:5400分以上)赤本2013 735頁引用。
1佐藤洋平: 0.84: 7462分: 70失点
2 荻 晃太: 0.92:14308分:147失点
3岡本昌弘: 0.95: 7708分: 81失点
※岡本だけは13年の成績が加算されるから変動あり、精査はしないからわからん。
佐藤優也: 1.17: 12616分: 164失点(J2のみ)
赤本ランキングでは10位まで記載、10位林卓人が1.05。優也はランキング圏外である。無論こういうランキングに入るGKでないと個人では代表だとかベスト11だとか。チームも最少失点、つまり完封が増えるわけがない。優也はこういう記録系のGKには不向きだがだからといってヴェルディの守護神である以上、失点ばかりするGKでは困り者。
佐藤優也: 1.27: 13909分: 197失点(通算)
佐藤優也・1.381(13年ヴェルディ)
歴代のJ2守護神に比べれば優也の成績はかなり不安定だとわかる。佐藤洋平つうたらCSでゴンにかっさられたGKとして有名だが札幌時代の彼は熟練した経験値の高いGKとして代表候補に入ったこともある。荻は嫌いだから…岡本も千葉で経験値上げてる印象だ。
ようするに防御率高いからといってフル代表のレギュラーになるわけではないが防御率低くくて良いわけがない。
ましてや13年ヴェルディでの1.38が素晴らしい数値ではないのだから。
佐藤優也の2014シーズン、ライバルは柴崎となりそうだ。足元に不安がある柴崎だが総合力は大差ないだろう。
むしろ2013年みたいな優也なら即刻若手の起用を切望します。頑張れ優也。(ポープ推進派ですが(笑))