individual:個々の

サブタイトルは『常盤聡がゴールしたら負けない!はず…』

「〇〇がゴールしたら全勝する」
「〇〇がゴールしたら負けない」
この手のジンクスはわりと信憑性が高い。
いわゆるデスゴールというのは不思議と多い。誰々が決めたら負けないなんていうジンクス、ヴェルディにもあるのだろうか?

2013年ヴェルディ得点者 勝敗データ
高原直泰・11ゴール:5勝2敗2分(1試合2得点×2)
常盤 聡 ・8ゴール:4勝1敗3分
西 紀寛 ・5ゴール:2勝1敗1分(1試合2得点×1)
飯尾一慶・5ゴール:4勝0敗1分
小池純輝・5ゴール:3勝2敗0分
巻誠一郎・3ゴール:2勝1敗0分
金 鐘必 ・2ゴール:1勝1敗0分
森 勇介 ・2ゴール:2勝0敗0分
中島翔哉・2ゴール:2勝0敗0分
福井諒司・1ゴール:0勝0敗1分
前田直輝・1ゴール:1勝0敗0分
鈴木 惇 ・1ゴール:0勝1敗0分
ペデウォン・1ゴール:0勝0敗1分
安田晃大・1ゴール:0勝1敗0分
井林 章 ・1ゴール:1勝0敗0分
刀根亮輔・1ゴール:0勝0敗1分
石神直哉・1ゴール:0勝0敗1分
関 光博 ・1ゴール:0勝0敗1分
5ゴール以上で無敗はチビのみ。まぁ勝てた試合でしかチビはゴール出来なかったとも言えよう。高原も勝率こそ55.6%だが負け試合で不発がやはり多かった。どんな試合(負け試合、0-5とか0-4)でもやはりゴールを決める、そういう選手がいてほしかった。今回無いものねだりだが阿部拓馬も2010年~2012年までを精査してみた。『Respect Data 阿部拓馬』にて記載します。

では得点ランキング上位の選手6名(高原、常盤、西、チビ、小池、巻)を精査してみる。
まず当記事は常盤聡から。


2013年の常盤聡は
8ゴール:4勝1敗3分
ゴールを挙げた試合を抜粋すると
6 HOME 3月31日(日) 3-0 岐阜 味スタ (高原直泰2、常盤聡1、西紀寛1)
9 HOME 4月17日(水) 2-0 山形 味スタ (常盤聡2、小池純輝1)
11 AWAY 4月28日(日) 1-1 富山 富山 (常盤聡3)
15 AWAY 5月19日(日) 1-1 札幌 札幌厚別 (常盤聡4)
17 HOME 6月1日(土) 2-1 愛媛 味スタ(飯尾一慶3、常盤聡5)
23 AWAY 7月7日(日) 1-1 鳥取 とりスタ (常盤聡6)
28 HOME 8月11日(日) 2-1 長崎 味スタ(常盤聡7、高原直泰10)
33 AWAY 9月16日(月:祝) 1-2 熊本 うまスタ (常盤聡8)
プロのキャリアでは2010年水戸で始まり4ゴール、2011年4ゴール、2012年北九州に移籍し5ゴール、2013年ヴェルディ移籍で8ゴールと着実にスキルアップはしているがこれでキャリアハイではたいしたもんではない。プレースタイルは違うが同い年でポジション的に相違ない阿部拓馬なんかは3ゴール、16ゴール、18ゴールなわけでプレーしたクラブ事情も違うがその差は大きい。常盤に阿部のような活躍を求めるのは厳しいがあれくらい苦しい場面でもやれる選手になってほしいもんだ。

では本題。

2010年 17FW常盤聡
第19節 水戸 2-1 大分
第25節 水戸 0-0 熊本
第37節 水戸 2-2 甲府
第38節 水戸 1-3 東京V
1勝1敗2分

2011年 11FW常盤聡
第8節 水戸 2-1 徳島
第13節 水戸 1-1 鳥取
第17節 水戸 1-0 岡山
第2節代替 水戸 2-3 東京V
2勝1敗1分

2012年 18FW常盤聡
第17節 北九州 3-2 湘南
第29節 北九州 4-2 福岡
第31節 北九州 2-0 東京V
第35節 北九州 2-3 甲府
第36節 北九州 1-3 水戸
3勝2敗0分

2013年年 17FW常盤聡
第6節 東京V 3-0 岐阜
第9節 東京V 2-0 山形
第11節 東京V 1-1 富山
第15節 東京V 1-1 札幌
第17節 東京V 2-1 愛媛
第23節 東京V 1-1 鳥取
第28節 東京V 2-1 長崎
第33節 東京V 1-2 熊本
4勝1敗3分

10:1勝1敗2分
11:2勝1敗1分
12:3勝2敗0分
13:4勝1敗3分
計:10勝5敗6分

『常盤聡がゴールしたら負けない』はあながち間違いでもない。ただ無敗で終えたシーズンもないため、負け試合でも一矢報いてチームの次に繋がるゴールをたくさん決める選手、ようするにエースにならないと。
加入前は3年連続ヴェルディキラーだった常盤、ヴェルディには1勝2敗。どうせなら0勝3敗にしてほしかったが。

2013年常盤聡。8ゴールで高原に次ぐチームの得点源となった。第33節までに8ゴールとなってからの9試合でノーゴール。チームも昇格の可能性が潰えたのは常盤にとって悔しい限り。時期がリンクするのかわからないが身内(実兄)の不幸もあったそうでメンタル的に不安定な中でプレーしていたようだが言い方は失礼だがプロとしてはそれを乗り越えて欲しかった。
私も結果を出さないときは不満だがそんなサポを黙らせるようなさらなる活躍、結果を残してもらしたい。キャリアハイは高いほうが良いに決まってる。来期は10ゴール、15ゴールという高い目標に向かい戦ってほしいもんだ。


サブタイトル
『常盤聡がゴールしたら負けない!はず…』

ヴェルディにおいては負け試合でゴールが奪えないのが課題に。もちろん負け試合でゴールする、0-2の試合で1ゴールしたり1-2でゴールして同点にする、そういう勝負強さがほしい。
劣勢を好転させる、第15節vs札幌(札幌厚別)のときのような同点でもいい、負けてるチームに活気をもたらすゴールをこれからはたくさん決めて欲しい。
彼はマラニョンタイプだと思う、外しまくって外しまくって、これでもかと外しまくってそして一発一発決めていく。その積み重ねがシーズンオフに数値として表れるのだから。

まぁ外しまくって負けたらそれは批判しますがお許しください(笑)
来期も頼むぜ常盤。