vs水戸
11勝・5敗・3分・27得・19失・差+8
0-0:0-1(13年)
2-0:2-0(12年)
3-2:1-1(11年)
4-0:3-1(10年)
0-2:0-0:2-0(09年)
1-5:1-0:2-0:2-1(07年)
1-0:0-1:2-1:1-4(06年)
ヴェルディ得点者
平本一樹:3(06:1 10:2)
ゼ ルイス:1(06:1)
富澤清太郎:1(06:1)
齋藤将基:1(06:1)
オウンゴール:1(07:1)
永井秀樹:1(07:1)
ディエゴ:1(07:1)
船越優蔵:1(07:1)
フッキ:1(07:1)
廣山望:1(07:1)
飯尾一慶:3(09:1 10:1 11:1)
土屋征夫:1(09:1)
菊岡拓朗:3(10:2 11:1)
柴崎晃誠:1(10:1)
佐伯直哉:1(10:1)
阿部拓馬:3(11:1 12:2)
マラニョン:1(11:1)
西紀寛:1(12:1)
梶川諒太:1(12:1)
水戸得点者
アンデルソン・2(06:2)
塩沢勝吾・1(06:1)
西野晃平・4(06:2、07:2)
河野淳吾・1(06:1)
大和田真史・1(07:1)
金澤大将・1(07:1)
岩舘侑哉・1(07:1)
鈴木良和・1(07:1)
吉原宏太・1(09:1)
荒田智之・1(09:1)
常盤聡・2(10:1、11:1)
島田祐輝・1(11:1)
小澤司・1(11:1)
橋本晃司・1(13:1)
V的 東京Vvs水戸 MVP
本間、胸に保護プロテクターを装着しながら抜群の反応とセーブ力で完封と脱帽。本能で止めていたと思うが凄まじい。結局2試合とも完封、本間を崩せなかったのが悔やまれる。
V的 東京Vvs水戸 敢闘賞
橋本。再三のチャンスを外したがきっちり決めて2ndレグのヒーローに。鈴木隆行と共に水戸攻撃を牽引、さすがの一撃でした。
vs水戸 総評
柱谷監督の本間起用が当たりヴェルディペースながら最後の砦を崩せず引き分けた1stレグ。2ndレグは鐘必が先に屈したのも痛いが監督の読みの当たりが明らかに哲が上。10人になって戦い方がわかっていながらそれが奏功しないヤスと最後はこじ開けた哲。チーム力は大差ないし内容も2試合とも0-0の時間が長かっただけに10人でもやりようがあったヤス。それができないチーム作りではどう足掻いたってJ1はいけない。来期は水戸には負けたくない。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
島田祐輝・1(11水戸:1)
小澤司・1(11水戸:1)
難波宏明・1(10横浜FC:1)
橋本晃司・1(13水戸:1)
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
18 HOME 6月8日(土) 0-0 水戸 駒沢
得点者 なし
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 4.0・スタメンに福井、直輝を変わらず配置、全幅の信頼を寄せるのは良いこと。しかし前半で見切るのも後半立ち上がりで見切るのも同じ。指揮官に迷いがあってはチームが迷うのも無理はない。
累計108.0 18試合 平均6.00
交代内容評価点: 4.0・3枚目を温存したままタイムアップ。勝ち切るならまだしもスタメンを信用してるのか手を打たないで勝てないのももどかしい。後述するがヤスの頭の中は…?
累計88.0 18試合 平均4.89
1人目: 5.0・前半常盤がチャンスを生かせず苦肉の策か後半開始わずか8分で常盤に見切りをつけた。翔哉に期待するなら後半開始から使ってやれよと言いたくなるが。
時間:53分・展開: 0-0 ・交代者:常盤→翔哉・理由:戦術的交代
2人目: 4.0・福井にワイドをやらせる利点はクロスや強烈なミドル、石神とのポジチェンとかだろうけど押し込めるワイドタイプではない、小池にそれを求めたが結果に結び付かず。福井スタメンが裏目に。
時間:67分・展開: 0-0 ・交代者:福井→小池・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 4.0・交代策で流れを手繰り寄せることなく。采配だけが責任あるとも言えないが勝てないなりにやりきることが必要だろう。
累計98.0 18試合 平均5.44
1GK優也: 6.5・安定したプレー、危うい場面も冷静に対応、本間が目立ったがGKは目立たないのも大事。
累計112.0 18試合 平均6.22 :2回
26DF井林: 6.0・機転の働いたカットなど試合をこなすたびに経験値を上げているのは頼もしい。
累計45.5 7試合 平均6.50 :1回
5DF鐘必: 6.0・攻撃で2度の好機を生かせず。リスクある攻撃で一仕事できたら鐘必の成長に繋がる。
累計108.0 18試合 平均6.00 :2回※14節神戸戦までは正常でしたが10節代替松本戦から誤算し3ポイント不足してました。3ポイント追加し算出し直してます。
DF石神: 6.0・守備は無難に。バタバタするなかでもしっかり身体を張った。攻撃で存在感示したかった。
累計85.5 14試合 平均6.11 :0回
19DF勇介: 6.5・右サイドでは久々に躍動する勇介が見られた。あとは決め切る力が欲しい。なおフェアプレーは自身最高の17試合に達した。
累計103.5 17試合 平均6.09 :0回
14MF鈴木: 5.5・惇レットはお見事。ただFKで集中を欠くようなミスもあり90分を通した集中力を身に付けたい。
累計107.5 18試合 平均5.97 :2回
6DF福井: 5.5・ワイド起用の良し悪しが出てしまい仕掛けられないため相手に怖さはなかった。
累計77.0 13試合 平均5.92 :0回
27MF直輝: 6.0・溌剌と仕掛けチャンスを作るが自身のカットインは尽くブロックされた。振り切れなくてもシュートが枠にいくようなプレーが見たい。
累計65.5 11試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 6.0・惜しいで満足はしない。きっちり決め切る力がある本来ある選手、次は決めたい。
累計112.0 18試合 平均6.22 :2回
44FW高原: 6.0・ストライカーらしいオーバーヘッドキックなどゴールへの執念を見せたがやはりゴール前で勝負させてあげたい選手と認識させられる。
累計115.5 18試合 平均6.42 :4回
17FW常盤: 5.5・決定機を生かせず53分という屈辱の交代時間。古巣相手に結果で成長を見せられず。
累計105.5 18試合 平均5.86 :3回
7MF翔哉: 5.5・角度がないなかシュートを狙うなどらしさも。あれを決め切るかどうかが翔哉の今後に繋がる。
累計48.5 8試合 平均6.06 :0回
15MF小池: 5.0・いわゆるスーパーサブになれず悔しい試合。ミスを繰り返しても諦めずに一発決める力が欲しい。
累計94.5 16試合 平均5.91 :1回
V的MOM:佐藤優也:本間に負けず劣らずの安定ぶりで今期8試合目の完封。安定していたからこそ攻撃に効果的なフィードが見たかったかな?
V的MIP:GK本間幸司(水戸):胸には保護プロクテターをつけている本間、完治してないのを感じさせないファインセーブでヴェルディを完封してしまった。
試合感想:ホーム駒沢に水戸を迎え撃つヴェルディ、連勝を目指す。スタメンに変化はなくサブも変更なし。よく言えばそれだけ信用されている18名、悪く言えば抜擢されるようなニューカマー、期待の選手がメンバー外にいないということ。少なくともメンバー入り争いは常に群雄割拠であるべきだし正直ベンチメンバーにワクワクがしない。結果論なのだが次節はベンチにも危機感が迫る。
試合前の余談では両監督が同じ誕生日だと。ついでに解説平野孝も。ちなみに柱谷が1992年日産からヴェルディにやってきたときヤスが読売から清水に移籍しているためチームメイトになるのはヤスがヴェルディに復帰する1996年から。3年間ヴェルディで選手として同僚だが仲良いとも不仲とも聞いたことはないか。試合後の単調な握手からするに上面は悪くない(笑)
解説平野(74年7月15日)
ヤス監督(65年7月15日)
哲二監督(64年7月15日)
ちなみに7月15日生まれだと日本人サッカー選手では87年田中順也(柏)くらい。著名人では66年永瀬正敏(俳優)75年柴田英嗣(芸人 アンタッチャブル)などなど。
コイントスでは水戸本間が第4主審とやたらにフレンドリー、たいていコイントスで主審とキャプテンがコミュニケーション取るシーンはなく本間の人間性が見える。写真の絡みで遅れてきたチビは普通に握手していくが本間とハグまでしちゃう間柄、妬けるわつうくらい男の友情を見せつけられたが、資料的に本間、チビの接点は年齢、出身地、所属などでは特にない。まぁオフとか突拍子もない組み合わせで自主トレする選手たちもいるからわからん。とりあえず本間はフレンドリーだ。最後は本間の突き出した右拳にチビが躊躇、とりあえず肘が曲がったまま拳を付き合わせた(笑)この時点で本間の勝ちだったわけだが…
前半からヴェルディがチャンスを作る。
19分直輝折り返しを常盤がヒールで狙うが枠外。
29分40秒、右サイドペナルティエリアに直輝がドリブル突破、クロスを上げるが合わずチャンスにはならず。タッチラインを割るかと思われリプレイが入る、実況によるとタッチラインもゴールラインも割らずにリプレイが終わると直輝が右から仕掛けている。何がどうなって左タッチラインのボールが右直輝に渡るかわからん。スカパーの連携ミスにはクレーム入れたいが最後は鈴木がミドルを枠外。
『Vの今日イチ』
33分00秒、井林がボールを奪い鈴木へ。鈴木は持ち上がりセンターサークルのど真ん中でDFと1対1、飛び出した惇レット。綺麗な博多ルーレットが炸裂し1人抜き去るとさらに持ち上がり高原へ預け、高原は右オープンスペースに走り込む直輝に浮かしたスルーパス、直輝がダイレクトで狙うが本間に阻まれた。
鈴木がルーレットなんてやるのが驚き、博多ルーレットと名付けたが惇レットがいいかい?(笑)何回でも見せて代名詞にしてほしいくらいだ。
38分には鐘必が狙うがまたも本間に止められる。
前半に決め切る力があれば勝てた試合。スコアレスで折り返す。
後半は一転して水戸ペース。鈴木隆行を軸にした水戸攻撃にヒヤヒヤするが優也を中心に跳ね返す。
47分CKから水戸鈴木のヘディングが枠外。
67分鈴木FK、やる気あるのかな?と疑いたくなるような山なり、しかも無人のファーに蹴り込んだ。高精度なレフティとは名ばかりか?数少ないチャンスをフイにするようなミスは減らしたい。
70分勇介クロスを高原がオーバーヘッドも枠外。80分翔哉が角度がないなか狙うが枠外。82分小池が抜け出すが撃てず。アディショナルタイムCK鐘必がヘディングも本間にセーブされた。
『J1へ突き進め!必要なのは勝ち点3!』
横断幕は切実な願いだ。J1を目指すクラブがホームでスコアレスはやってはならない。試合後の本間の笑顔を見る限り達成感を与えてしまってはならない。対称的に重苦しい顔で引き下がるヴェルディを見る限り勝てた試合だと感じ責任を感じ成長に繋げて欲しい。
次節はAway長崎、1993年にAway横浜F戦が長崎で開催された、試合は0-0、PK戦の末に3-1でヴェルディが勝っているがそれ以来の長崎県立での試合。2011年天皇杯では7-1で圧勝した長崎相手、縁起は良いが初物には弱いヴェルディ、しっかり勝って初物に強いチームになりたい。
40 AWAY 11月10日(日) 0-1 水戸 Ksスタ
得点者 0-1橋本晃司
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 0.0・評価に値しないので無評価試合とします。
累計201.5 40試合 平均5.04
交代内容評価点: 0.0・上述。
累計169.5 40試合 平均4.24
1人目: 0.0・上述。
時間:46分・展開: 0-0 ・交代者:翔哉→巻・理由:戦術的交代
2人目: 0.0・上述。
時間:64分・展開: 0-0 ・交代者:勇介→関・理由:戦術的交代
3人目: 0.0・上述。
時間:87分・展開: 0-1 ・交代者:常盤→高原・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 0.0・評価しようにも必然の負け。勝ちにいく姿勢が監督から微塵も感じない。
累計189.5 40試合 平均4.74
1GK優也: 5.5・ファインセーブもあったが結局やられる。GKは優也しかいないわけでないはずだが。
累計227.0 40試合 平均5.68 :3回
26DF井林: 5.0・失点シーンは防ぎ切れず。身体は張ったが最後まで張りたい。
累計148.5 27試合 平均5.50 :1回
3DF刀根: 5.0・インターセプトなど攻守も見せたが最後まで持たず。
累計139.5 27試合 平均5.50 :0回
6DF福井: 5.0・危なげなシーンもあるがしっかりケア。最後まで粘りたかったが。
累計131.0 25試合 平均5.24 :0回
19DF勇介: 4.5・ミスパスが味方のカードに繋がるなど低調なプレーが目立つ。
累計209.0 38試合 平均5.50 :1回
5DF鐘必: 4.0・安易に仕返ししたのは猛省すべき。戦犯になったがボランチは有り。
累計119.0 21試合 平均5.67 :2回
15MF小池: 5.0・最後まで懸命に走るもたまに歩くのも散見。手抜きしていいときと悪いときを感じないと。
累計191.0 34試合 平均5.62 :2回
8MF中後: 5.0・トップ下は不向きだな。やはりボランチから後ろが適性ではないか?
累計69.5 15試合 平均4.63 :0回
14MF鈴木: 5.0・こちらも不馴れなポジションで良さが消えた。監督の意に反してもポジションを下げるなど臨機応変さがほしいが。
累計204.5 37試合 平均5.53 :2回
17FW常盤: 5.0・ターゲットになりにくく起点にもなれず。終盤にはすっかり消えてしまった。
累計205.5 38試合 平均5.41 :5回
7MF翔哉: 5.0・持ち上がりたくてもサポート少なく。トップ下のほうが生きると思うが。
累計99.5 19試合 平均5.24 :1回
18FW 巻 : 5.0・起用に応えたかったが相手に常にボールをポゼッションされては厳しい。
累計89.5 17試合 平均5.26 :1回
35DF 関 : 4.0・失点シーンは投入選手かと疑いたくなるくらいの競り負け。この程度のガツガツで起用するなら勝てるわけない。
累計38.0 7試合 平均5.43 :0回
44FW高原: 5.0・3分は高原に無礼だろう。敗戦処理は高原に似つかわしくない。
累計223.0 39試合 平均5.72 :7回
V的MOM:該当者なし
V的MIP:MF橋本晃司(水戸):
試合感想:前節は富山に敗れついに終戦が見えてきた2013年シーズン、水戸に乗り込みラスト3、口では「最後まで諦めない」と言いながら「どうせ無理だ」と数人が顔に書いて見えた、とは過言か。それくらい今のヴェルディには勝運が感じれない、それがこの水戸戦にも早々と前半で見れたのが残念。
ヴェルディスタメン
GK………優也
DF井林…刀根…福井
MF………鐘必
勇介………………小池
……中後……鈴木
FW…常盤……翔哉
SUB ポープ 吉野 関 安田 巻 直輝 高原
鐘必をボランチで起用したのは個人的には有りだと思うし開幕時期にそれがやれてたら結果も違ったかなと。ただ鐘必は相手が悪かった、代表経験も豊富な鈴木隆などプレーだけでなく身体の使い方が巧みな選手相手にまんまと誘き出された鐘必、自業自得とは言え、彼の退場がこの試合のターニングポイントであり戦犯になったことは否めない。
鐘必を中心に前半から激しくボールを奪取したヴェルディではあったが激しくしかし確実にボールを奪取できたらこんな試合にはならない。いかんせん中後、鈴木が不馴れなトップ下だったこと、FWもターゲットになりにくい小柄な常盤、翔哉だったことを踏まえても実に勝ち目のない布陣、しかもAwayで日高レフリーが水戸贔屓とまで言わなくともジャッジがすべて悪い方に作用した。
悪循環の最中、チームが低調なパフォーマンスに終始していくのは必然でそれが前半44分、現実的にはボールとは関係ないところでの鐘必と鈴木隆の接触で試合の崩壊をもたらす。
一つ前のプレーでは鈴木隆がボールキープの際に、鐘必に肘うちしてる。これは故意ではないし日高レフリーも目の前、不運にも鐘必の軽い異議はスルーされている。鈴木隆から繋ぎ水戸カウンター、これは刀根?がナイスインターセプト、ボールはそのまま刀根がキープし持ち上がる。これに鈴木隆が応対しようとするが鐘必が「倍返しだ」とばかりに背後からプッシュ、またも不運にも日高捜査官の目の前で敢えなく御用。一発レッドにしては内容が伴わないし明らかに一つ前のプレーで鐘必がフラストレーションを高めたのは黙認した日高レフリー。ただあれを黙殺しながら仕返しだけには制裁を与えたのも意地が悪い、まぁそれにまんまと乗っかる鐘必の「若さ」が痛いがいきなりレッドにするあたり日高のしてやったり感が鐘必だけではなく私にもどうにも腹に据えかねる内容です。まぁイエローなら妥当な裁定だと書いたしにしてもイエロー2枚目では退場に違いはないのだが。
1発退場による処分はたいてい重く不安だったが11月12日付けJリーグからの発表による鐘必の処分は「1試合の出場停止」、前に累積警告による出場停止もあるから2試合の出場停止、つまり今期出場不能でなくて良かったが。鐘必にはハードなプレー、それが良さだから恐れないで欲しいが「日本のレフリーの温情」の無さも理解しないと。報復が韓国でも認可されるとは思えないけど。若いときの勇介をどこかに被らせ鐘必を憎めない私です。
前半をスコアレスで折り返した。立ち上がりこそ攻め立てたがハイライトはほとんど水戸、まして鐘必退場により数的不利になる後半に向けてヤスの力量も試される試合。
ヤスは後半頭から翔哉→巻。まぁ素人からしたらこの采配は愚策だ、数的同数なら理解するし妥当だと思うが数的不利で前に運べる翔哉を切るのもいかがなものか?いっそFWを巻にして翔哉をハーフに組み込む、3-4-1-1とかでまずは堅実に守り翔哉のカウンターを生かすとかつう素人の戯言はヤスの考えとは真逆なのか?いずれにせよ翔哉切りで前への推進力は皆無、中後、鈴木を本来のボランチに戻したことで後半は前線に迫力は皆無。押し込まれて力尽きる。
数的不利で無策に戦うヴェルディの力負け、「そりゃそうだ」つう試合に。
失点は必然に。ミスが目立つ勇介を下げ関を投入したがケアしたかった輪湖に関がやられる失態はヤスの今期の愚策を集約したような失策となる。
80分水戸にボールを回されドン引きのヴェルディ、水戸は左サイド輪湖へ。ヴェルディは関が対応するがボールが輪湖に入りドリブルするまでに関は一瞬気の抜けたような無反応から輪湖につく。関は途中投入だしスタミナには余裕ある、水戸のパス回しを積極的にインターセプトするとか常に集中して最低限自分のマーカーである輪湖にボールが入るときくらい足並み揃えないと。関だけ責めても仕方ないが。
輪湖に左サイドを突破され関が怖じ気づいたようにへっぴり腰で簡単にクロスを許す、身体を当てるとか足だしてブロックしてCKに逃げるとか、最悪チャージしてFKにするとか。フル出場の輪湖に投入から16分の関があまりに簡単に抜かれたからますます関不要でしょう。クロスを受けた三島に巧みにキープされクリアできないヴェルディ。これを誰か掻き出せばいいが不運にも鈴木隆に入り落とす、狙い済ました橋本にゴール右角に叩き込まれ完敗。
関は論外だがゴール前にいた6人(3バック+鈴木、小池+常盤?)がボールに対してあまりにルーズな対応。みんな受け身で誰かやるだろうみたいな、外してくれるだろうみたいな甘さは今に始まった課題でもない。
10人なんだから開き直り守備一辺倒にしてカウンターで活路を見出だすとかつまらん試合にしてでも勝ちにいく姿勢、貪欲さが見れたら力負けしても納得はできたかもしれない。しかし10人でも3バックで押し込まれ、カウンターもどっちつかず。内容もお粗末なら結果もお粗末つうシーズン終戦。
6位以内は完全に消滅、2試合を残して今期のJ1挑戦は呆気なく終わった。
11勝・5敗・3分・27得・19失・差+8
0-0:0-1(13年)
2-0:2-0(12年)
3-2:1-1(11年)
4-0:3-1(10年)
0-2:0-0:2-0(09年)
1-5:1-0:2-0:2-1(07年)
1-0:0-1:2-1:1-4(06年)
ヴェルディ得点者
平本一樹:3(06:1 10:2)
ゼ ルイス:1(06:1)
富澤清太郎:1(06:1)
齋藤将基:1(06:1)
オウンゴール:1(07:1)
永井秀樹:1(07:1)
ディエゴ:1(07:1)
船越優蔵:1(07:1)
フッキ:1(07:1)
廣山望:1(07:1)
飯尾一慶:3(09:1 10:1 11:1)
土屋征夫:1(09:1)
菊岡拓朗:3(10:2 11:1)
柴崎晃誠:1(10:1)
佐伯直哉:1(10:1)
阿部拓馬:3(11:1 12:2)
マラニョン:1(11:1)
西紀寛:1(12:1)
梶川諒太:1(12:1)
水戸得点者
アンデルソン・2(06:2)
塩沢勝吾・1(06:1)
西野晃平・4(06:2、07:2)
河野淳吾・1(06:1)
大和田真史・1(07:1)
金澤大将・1(07:1)
岩舘侑哉・1(07:1)
鈴木良和・1(07:1)
吉原宏太・1(09:1)
荒田智之・1(09:1)
常盤聡・2(10:1、11:1)
島田祐輝・1(11:1)
小澤司・1(11:1)
橋本晃司・1(13:1)
V的 東京Vvs水戸 MVP
本間、胸に保護プロテクターを装着しながら抜群の反応とセーブ力で完封と脱帽。本能で止めていたと思うが凄まじい。結局2試合とも完封、本間を崩せなかったのが悔やまれる。
V的 東京Vvs水戸 敢闘賞
橋本。再三のチャンスを外したがきっちり決めて2ndレグのヒーローに。鈴木隆行と共に水戸攻撃を牽引、さすがの一撃でした。
vs水戸 総評
柱谷監督の本間起用が当たりヴェルディペースながら最後の砦を崩せず引き分けた1stレグ。2ndレグは鐘必が先に屈したのも痛いが監督の読みの当たりが明らかに哲が上。10人になって戦い方がわかっていながらそれが奏功しないヤスと最後はこじ開けた哲。チーム力は大差ないし内容も2試合とも0-0の時間が長かっただけに10人でもやりようがあったヤス。それができないチーム作りではどう足掻いたってJ1はいけない。来期は水戸には負けたくない。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
島田祐輝・1(11水戸:1)
小澤司・1(11水戸:1)
難波宏明・1(10横浜FC:1)
橋本晃司・1(13水戸:1)
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
18 HOME 6月8日(土) 0-0 水戸 駒沢
得点者 なし
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 4.0・スタメンに福井、直輝を変わらず配置、全幅の信頼を寄せるのは良いこと。しかし前半で見切るのも後半立ち上がりで見切るのも同じ。指揮官に迷いがあってはチームが迷うのも無理はない。
累計108.0 18試合 平均6.00
交代内容評価点: 4.0・3枚目を温存したままタイムアップ。勝ち切るならまだしもスタメンを信用してるのか手を打たないで勝てないのももどかしい。後述するがヤスの頭の中は…?
累計88.0 18試合 平均4.89
1人目: 5.0・前半常盤がチャンスを生かせず苦肉の策か後半開始わずか8分で常盤に見切りをつけた。翔哉に期待するなら後半開始から使ってやれよと言いたくなるが。
時間:53分・展開: 0-0 ・交代者:常盤→翔哉・理由:戦術的交代
2人目: 4.0・福井にワイドをやらせる利点はクロスや強烈なミドル、石神とのポジチェンとかだろうけど押し込めるワイドタイプではない、小池にそれを求めたが結果に結び付かず。福井スタメンが裏目に。
時間:67分・展開: 0-0 ・交代者:福井→小池・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 4.0・交代策で流れを手繰り寄せることなく。采配だけが責任あるとも言えないが勝てないなりにやりきることが必要だろう。
累計98.0 18試合 平均5.44
1GK優也: 6.5・安定したプレー、危うい場面も冷静に対応、本間が目立ったがGKは目立たないのも大事。
累計112.0 18試合 平均6.22 :2回
26DF井林: 6.0・機転の働いたカットなど試合をこなすたびに経験値を上げているのは頼もしい。
累計45.5 7試合 平均6.50 :1回
5DF鐘必: 6.0・攻撃で2度の好機を生かせず。リスクある攻撃で一仕事できたら鐘必の成長に繋がる。
累計108.0 18試合 平均6.00 :2回※14節神戸戦までは正常でしたが10節代替松本戦から誤算し3ポイント不足してました。3ポイント追加し算出し直してます。
DF石神: 6.0・守備は無難に。バタバタするなかでもしっかり身体を張った。攻撃で存在感示したかった。
累計85.5 14試合 平均6.11 :0回
19DF勇介: 6.5・右サイドでは久々に躍動する勇介が見られた。あとは決め切る力が欲しい。なおフェアプレーは自身最高の17試合に達した。
累計103.5 17試合 平均6.09 :0回
14MF鈴木: 5.5・惇レットはお見事。ただFKで集中を欠くようなミスもあり90分を通した集中力を身に付けたい。
累計107.5 18試合 平均5.97 :2回
6DF福井: 5.5・ワイド起用の良し悪しが出てしまい仕掛けられないため相手に怖さはなかった。
累計77.0 13試合 平均5.92 :0回
27MF直輝: 6.0・溌剌と仕掛けチャンスを作るが自身のカットインは尽くブロックされた。振り切れなくてもシュートが枠にいくようなプレーが見たい。
累計65.5 11試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 6.0・惜しいで満足はしない。きっちり決め切る力がある本来ある選手、次は決めたい。
累計112.0 18試合 平均6.22 :2回
44FW高原: 6.0・ストライカーらしいオーバーヘッドキックなどゴールへの執念を見せたがやはりゴール前で勝負させてあげたい選手と認識させられる。
累計115.5 18試合 平均6.42 :4回
17FW常盤: 5.5・決定機を生かせず53分という屈辱の交代時間。古巣相手に結果で成長を見せられず。
累計105.5 18試合 平均5.86 :3回
7MF翔哉: 5.5・角度がないなかシュートを狙うなどらしさも。あれを決め切るかどうかが翔哉の今後に繋がる。
累計48.5 8試合 平均6.06 :0回
15MF小池: 5.0・いわゆるスーパーサブになれず悔しい試合。ミスを繰り返しても諦めずに一発決める力が欲しい。
累計94.5 16試合 平均5.91 :1回
V的MOM:佐藤優也:本間に負けず劣らずの安定ぶりで今期8試合目の完封。安定していたからこそ攻撃に効果的なフィードが見たかったかな?
V的MIP:GK本間幸司(水戸):胸には保護プロクテターをつけている本間、完治してないのを感じさせないファインセーブでヴェルディを完封してしまった。
試合感想:ホーム駒沢に水戸を迎え撃つヴェルディ、連勝を目指す。スタメンに変化はなくサブも変更なし。よく言えばそれだけ信用されている18名、悪く言えば抜擢されるようなニューカマー、期待の選手がメンバー外にいないということ。少なくともメンバー入り争いは常に群雄割拠であるべきだし正直ベンチメンバーにワクワクがしない。結果論なのだが次節はベンチにも危機感が迫る。
試合前の余談では両監督が同じ誕生日だと。ついでに解説平野孝も。ちなみに柱谷が1992年日産からヴェルディにやってきたときヤスが読売から清水に移籍しているためチームメイトになるのはヤスがヴェルディに復帰する1996年から。3年間ヴェルディで選手として同僚だが仲良いとも不仲とも聞いたことはないか。試合後の単調な握手からするに上面は悪くない(笑)
解説平野(74年7月15日)
ヤス監督(65年7月15日)
哲二監督(64年7月15日)
ちなみに7月15日生まれだと日本人サッカー選手では87年田中順也(柏)くらい。著名人では66年永瀬正敏(俳優)75年柴田英嗣(芸人 アンタッチャブル)などなど。
コイントスでは水戸本間が第4主審とやたらにフレンドリー、たいていコイントスで主審とキャプテンがコミュニケーション取るシーンはなく本間の人間性が見える。写真の絡みで遅れてきたチビは普通に握手していくが本間とハグまでしちゃう間柄、妬けるわつうくらい男の友情を見せつけられたが、資料的に本間、チビの接点は年齢、出身地、所属などでは特にない。まぁオフとか突拍子もない組み合わせで自主トレする選手たちもいるからわからん。とりあえず本間はフレンドリーだ。最後は本間の突き出した右拳にチビが躊躇、とりあえず肘が曲がったまま拳を付き合わせた(笑)この時点で本間の勝ちだったわけだが…
前半からヴェルディがチャンスを作る。
19分直輝折り返しを常盤がヒールで狙うが枠外。
29分40秒、右サイドペナルティエリアに直輝がドリブル突破、クロスを上げるが合わずチャンスにはならず。タッチラインを割るかと思われリプレイが入る、実況によるとタッチラインもゴールラインも割らずにリプレイが終わると直輝が右から仕掛けている。何がどうなって左タッチラインのボールが右直輝に渡るかわからん。スカパーの連携ミスにはクレーム入れたいが最後は鈴木がミドルを枠外。
『Vの今日イチ』
33分00秒、井林がボールを奪い鈴木へ。鈴木は持ち上がりセンターサークルのど真ん中でDFと1対1、飛び出した惇レット。綺麗な博多ルーレットが炸裂し1人抜き去るとさらに持ち上がり高原へ預け、高原は右オープンスペースに走り込む直輝に浮かしたスルーパス、直輝がダイレクトで狙うが本間に阻まれた。
鈴木がルーレットなんてやるのが驚き、博多ルーレットと名付けたが惇レットがいいかい?(笑)何回でも見せて代名詞にしてほしいくらいだ。
38分には鐘必が狙うがまたも本間に止められる。
前半に決め切る力があれば勝てた試合。スコアレスで折り返す。
後半は一転して水戸ペース。鈴木隆行を軸にした水戸攻撃にヒヤヒヤするが優也を中心に跳ね返す。
47分CKから水戸鈴木のヘディングが枠外。
67分鈴木FK、やる気あるのかな?と疑いたくなるような山なり、しかも無人のファーに蹴り込んだ。高精度なレフティとは名ばかりか?数少ないチャンスをフイにするようなミスは減らしたい。
70分勇介クロスを高原がオーバーヘッドも枠外。80分翔哉が角度がないなか狙うが枠外。82分小池が抜け出すが撃てず。アディショナルタイムCK鐘必がヘディングも本間にセーブされた。
『J1へ突き進め!必要なのは勝ち点3!』
横断幕は切実な願いだ。J1を目指すクラブがホームでスコアレスはやってはならない。試合後の本間の笑顔を見る限り達成感を与えてしまってはならない。対称的に重苦しい顔で引き下がるヴェルディを見る限り勝てた試合だと感じ責任を感じ成長に繋げて欲しい。
次節はAway長崎、1993年にAway横浜F戦が長崎で開催された、試合は0-0、PK戦の末に3-1でヴェルディが勝っているがそれ以来の長崎県立での試合。2011年天皇杯では7-1で圧勝した長崎相手、縁起は良いが初物には弱いヴェルディ、しっかり勝って初物に強いチームになりたい。
40 AWAY 11月10日(日) 0-1 水戸 Ksスタ
得点者 0-1橋本晃司
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 0.0・評価に値しないので無評価試合とします。
累計201.5 40試合 平均5.04
交代内容評価点: 0.0・上述。
累計169.5 40試合 平均4.24
1人目: 0.0・上述。
時間:46分・展開: 0-0 ・交代者:翔哉→巻・理由:戦術的交代
2人目: 0.0・上述。
時間:64分・展開: 0-0 ・交代者:勇介→関・理由:戦術的交代
3人目: 0.0・上述。
時間:87分・展開: 0-1 ・交代者:常盤→高原・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 0.0・評価しようにも必然の負け。勝ちにいく姿勢が監督から微塵も感じない。
累計189.5 40試合 平均4.74
1GK優也: 5.5・ファインセーブもあったが結局やられる。GKは優也しかいないわけでないはずだが。
累計227.0 40試合 平均5.68 :3回
26DF井林: 5.0・失点シーンは防ぎ切れず。身体は張ったが最後まで張りたい。
累計148.5 27試合 平均5.50 :1回
3DF刀根: 5.0・インターセプトなど攻守も見せたが最後まで持たず。
累計139.5 27試合 平均5.50 :0回
6DF福井: 5.0・危なげなシーンもあるがしっかりケア。最後まで粘りたかったが。
累計131.0 25試合 平均5.24 :0回
19DF勇介: 4.5・ミスパスが味方のカードに繋がるなど低調なプレーが目立つ。
累計209.0 38試合 平均5.50 :1回
5DF鐘必: 4.0・安易に仕返ししたのは猛省すべき。戦犯になったがボランチは有り。
累計119.0 21試合 平均5.67 :2回
15MF小池: 5.0・最後まで懸命に走るもたまに歩くのも散見。手抜きしていいときと悪いときを感じないと。
累計191.0 34試合 平均5.62 :2回
8MF中後: 5.0・トップ下は不向きだな。やはりボランチから後ろが適性ではないか?
累計69.5 15試合 平均4.63 :0回
14MF鈴木: 5.0・こちらも不馴れなポジションで良さが消えた。監督の意に反してもポジションを下げるなど臨機応変さがほしいが。
累計204.5 37試合 平均5.53 :2回
17FW常盤: 5.0・ターゲットになりにくく起点にもなれず。終盤にはすっかり消えてしまった。
累計205.5 38試合 平均5.41 :5回
7MF翔哉: 5.0・持ち上がりたくてもサポート少なく。トップ下のほうが生きると思うが。
累計99.5 19試合 平均5.24 :1回
18FW 巻 : 5.0・起用に応えたかったが相手に常にボールをポゼッションされては厳しい。
累計89.5 17試合 平均5.26 :1回
35DF 関 : 4.0・失点シーンは投入選手かと疑いたくなるくらいの競り負け。この程度のガツガツで起用するなら勝てるわけない。
累計38.0 7試合 平均5.43 :0回
44FW高原: 5.0・3分は高原に無礼だろう。敗戦処理は高原に似つかわしくない。
累計223.0 39試合 平均5.72 :7回
V的MOM:該当者なし
V的MIP:MF橋本晃司(水戸):
試合感想:前節は富山に敗れついに終戦が見えてきた2013年シーズン、水戸に乗り込みラスト3、口では「最後まで諦めない」と言いながら「どうせ無理だ」と数人が顔に書いて見えた、とは過言か。それくらい今のヴェルディには勝運が感じれない、それがこの水戸戦にも早々と前半で見れたのが残念。
ヴェルディスタメン
GK………優也
DF井林…刀根…福井
MF………鐘必
勇介………………小池
……中後……鈴木
FW…常盤……翔哉
SUB ポープ 吉野 関 安田 巻 直輝 高原
鐘必をボランチで起用したのは個人的には有りだと思うし開幕時期にそれがやれてたら結果も違ったかなと。ただ鐘必は相手が悪かった、代表経験も豊富な鈴木隆などプレーだけでなく身体の使い方が巧みな選手相手にまんまと誘き出された鐘必、自業自得とは言え、彼の退場がこの試合のターニングポイントであり戦犯になったことは否めない。
鐘必を中心に前半から激しくボールを奪取したヴェルディではあったが激しくしかし確実にボールを奪取できたらこんな試合にはならない。いかんせん中後、鈴木が不馴れなトップ下だったこと、FWもターゲットになりにくい小柄な常盤、翔哉だったことを踏まえても実に勝ち目のない布陣、しかもAwayで日高レフリーが水戸贔屓とまで言わなくともジャッジがすべて悪い方に作用した。
悪循環の最中、チームが低調なパフォーマンスに終始していくのは必然でそれが前半44分、現実的にはボールとは関係ないところでの鐘必と鈴木隆の接触で試合の崩壊をもたらす。
一つ前のプレーでは鈴木隆がボールキープの際に、鐘必に肘うちしてる。これは故意ではないし日高レフリーも目の前、不運にも鐘必の軽い異議はスルーされている。鈴木隆から繋ぎ水戸カウンター、これは刀根?がナイスインターセプト、ボールはそのまま刀根がキープし持ち上がる。これに鈴木隆が応対しようとするが鐘必が「倍返しだ」とばかりに背後からプッシュ、またも不運にも日高捜査官の目の前で敢えなく御用。一発レッドにしては内容が伴わないし明らかに一つ前のプレーで鐘必がフラストレーションを高めたのは黙認した日高レフリー。ただあれを黙殺しながら仕返しだけには制裁を与えたのも意地が悪い、まぁそれにまんまと乗っかる鐘必の「若さ」が痛いがいきなりレッドにするあたり日高のしてやったり感が鐘必だけではなく私にもどうにも腹に据えかねる内容です。まぁイエローなら妥当な裁定だと書いたしにしてもイエロー2枚目では退場に違いはないのだが。
1発退場による処分はたいてい重く不安だったが11月12日付けJリーグからの発表による鐘必の処分は「1試合の出場停止」、前に累積警告による出場停止もあるから2試合の出場停止、つまり今期出場不能でなくて良かったが。鐘必にはハードなプレー、それが良さだから恐れないで欲しいが「日本のレフリーの温情」の無さも理解しないと。報復が韓国でも認可されるとは思えないけど。若いときの勇介をどこかに被らせ鐘必を憎めない私です。
前半をスコアレスで折り返した。立ち上がりこそ攻め立てたがハイライトはほとんど水戸、まして鐘必退場により数的不利になる後半に向けてヤスの力量も試される試合。
ヤスは後半頭から翔哉→巻。まぁ素人からしたらこの采配は愚策だ、数的同数なら理解するし妥当だと思うが数的不利で前に運べる翔哉を切るのもいかがなものか?いっそFWを巻にして翔哉をハーフに組み込む、3-4-1-1とかでまずは堅実に守り翔哉のカウンターを生かすとかつう素人の戯言はヤスの考えとは真逆なのか?いずれにせよ翔哉切りで前への推進力は皆無、中後、鈴木を本来のボランチに戻したことで後半は前線に迫力は皆無。押し込まれて力尽きる。
数的不利で無策に戦うヴェルディの力負け、「そりゃそうだ」つう試合に。
失点は必然に。ミスが目立つ勇介を下げ関を投入したがケアしたかった輪湖に関がやられる失態はヤスの今期の愚策を集約したような失策となる。
80分水戸にボールを回されドン引きのヴェルディ、水戸は左サイド輪湖へ。ヴェルディは関が対応するがボールが輪湖に入りドリブルするまでに関は一瞬気の抜けたような無反応から輪湖につく。関は途中投入だしスタミナには余裕ある、水戸のパス回しを積極的にインターセプトするとか常に集中して最低限自分のマーカーである輪湖にボールが入るときくらい足並み揃えないと。関だけ責めても仕方ないが。
輪湖に左サイドを突破され関が怖じ気づいたようにへっぴり腰で簡単にクロスを許す、身体を当てるとか足だしてブロックしてCKに逃げるとか、最悪チャージしてFKにするとか。フル出場の輪湖に投入から16分の関があまりに簡単に抜かれたからますます関不要でしょう。クロスを受けた三島に巧みにキープされクリアできないヴェルディ。これを誰か掻き出せばいいが不運にも鈴木隆に入り落とす、狙い済ました橋本にゴール右角に叩き込まれ完敗。
関は論外だがゴール前にいた6人(3バック+鈴木、小池+常盤?)がボールに対してあまりにルーズな対応。みんな受け身で誰かやるだろうみたいな、外してくれるだろうみたいな甘さは今に始まった課題でもない。
10人なんだから開き直り守備一辺倒にしてカウンターで活路を見出だすとかつまらん試合にしてでも勝ちにいく姿勢、貪欲さが見れたら力負けしても納得はできたかもしれない。しかし10人でも3バックで押し込まれ、カウンターもどっちつかず。内容もお粗末なら結果もお粗末つうシーズン終戦。
6位以内は完全に消滅、2試合を残して今期のJ1挑戦は呆気なく終わった。