vs愛媛
9勝・8敗・2分・23得・25失・差-2
2-1:0-4(13年)
1-3:3-0(12年)
1-2:1-2(11年)
0-1:1-0(10年)
1-0:2-0:1-3(09年)
3-1:0-1:1-1:2-1(07年)
1-0:0-0:1-4:2-1(06年)
ヴェルディ得点者
永井秀樹:1(06:1)
平本一樹:1(06:1)
シウバ:2(06:2)
フッキ:2(07:2)
船越優蔵:3(07:3)
ディエゴ:1(07:1)
林陵平:1(09:1)
高橋祥平:1(09:1)
レアンドロ:1(09:1)
滝澤邦彦:1(09:1)
高木善朗:1(10:1)
土屋征夫:1(11:1)
阿部拓馬:3(11:1 12:2)
西紀寛:1(12:1)
アレックス:1(12:1)
飯尾一慶:1(13:1)
常盤聡:1(13:1)
愛媛得点者
江後賢一・1(06:1)
赤井秀一・2(06:1、09:1)
田中俊也・2(06:1、07:1)
オウンゴール・1(06:1)
菅沼実・1(06:1)
青野大介・1(07:1)
星野真悟・1(07:1)
内村圭宏・2(07:1、09:1)
田森大己・1(09:1)
福田健二・1(10:1)
齋藤学・3(11:3)
ジョジマール・1(11:1)
大山俊輔・1(12:1)
アライール・1(12:1)
東浩史・3(12:1、13:2)
代健司・1(13:1)
吉村圭司・1(13:1)
重松健太郎・1(13:1)
V的 東京Vvs愛媛 MVP
東浩史。ヴェルディキラーだからか警戒していたがダメ押しとはいえ今年もきっちり決められ苦手意識を高めた。東自身は来期は長崎に移籍、長崎が今から手強く感じる。
V的 東京Vvs愛媛 敢闘賞
常盤。アクロバットなゴールは真骨頂だが難しいクロスを決める身体能力を評価したい反面、簡単なシーンもきっちり決めて欲しいもんだ。
vs 愛媛 総評
通算は大差ない対決だけあって一進一退、1stレグではチビが先制点を挙げ常盤が追加点をマーク、これで試合は決したにも関わらず余計な失点、逃げ切ったが課題は残る内容に。
2ndレグは論外、負けるべくして負けた。昇格云々を語る以前に戦う意思が前半から感じなかった大敗。愛媛Awayはこれで09年からAway5連敗となりすっかり苦手意識を持ってしまった。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
河原和寿・2(09栃木:1、10大分:1)
赤井秀一・2(06愛媛:1、09愛媛:1)
アライール・1(12愛媛:1)
東浩史・3(12愛媛:1、13愛媛:2)
石井謙伍・1(07札幌:1)
代健司・1(13愛媛:1)
吉村圭司・1(13:1)
重松健太郎・1(13:1)
赤井、東、石井などは移籍したがJ2クラブだからヴェルディキラーに変わりはない。愛媛はヴェルディキラーを生みやすいだけに注意しないと。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
17 HOME 6月1日(土) 2-1 愛媛 味スタ
得点者 飯尾一慶1-0、常盤聡2-0、2-1代健司
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 7.0・直輝抜擢は大胆不敵、効果はかなりあったし本人も自信を深めただろう。福井の左WBは結果には絡まなかったが采配では後輩の愛媛石丸監督に圧勝。
累計104.0 17試合 平均6.12
交代内容評価点: 6.0・すでに2点リードの展開、疲れを見せたチビを休ませ常盤を下げて、までは良いとして3枚目に迷うのがいただけない。アディショナルタイムに入る前に85分くらいに切れないもんかな?と。
累計84.0 17試合 平均4.94
1人目: 6.0・連戦も休むことなく走り続けたチビに骨休みを与えたことは悪くない。西もこの時間帯からならフルでやれた。
時間:68分・展開: 2-0 ・交代者:チビ→西・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・相手も見方も疲れてくる時間帯に翔哉のようなアタッカーは効果的に働いた。
時間:80分・展開: 2-0 ・交代者:常盤→翔哉・理由:戦術的交代
3人目: 4.0・結局大輔を使うのにアディショナルタイム要員では大輔が何を得るのか疑問でしかない。しかも大輔に非はないが失点するようではアディショナルタイム投入の意味がない。
時間:91分・展開: 2-0 ・交代者:直輝→大輔・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 6.5・大輔起用時間は不満だが逃げ切りは評価したい。失点は自分の責任と発したが監督も教訓にしないと。
累計94.0 17試合 平均5.53
1GK優也: 6.5・失点後の悔しがりは尋常ではない。後述するが納得いかないのは優也だけでないことを願う。
累計105.5 17試合 平均6.21 :1回
26DF井林: 6.0・ミスもなく安定したが最後に失点し悔しさも。課題の攻撃で目立てず。
累計39.5 6試合 平均6.58 :1回
5DF鐘必: 6.0・安定していただけに悔しい失点に。リバウンドメンタリティは見せたが。
累計99.0 17試合 平均5.82 :2回
2DF石神: 6.0・福井が高い位置を取れた一因に石神がいたからだろう。失点は悔しいが教訓にしたい。
累計79.5 13試合 平均6.12 :0回
19DF勇介: 6.5・高い位置を常に取り攻撃では起点に。自身最長の出場試合における無警告試合記録『16』を達成。
累計97.0 16試合 平均6.06 :0回
14MF鈴木: 6.5・長距離ミドルで活路を見出だすと2点目にも絡み攻撃では当たる。トミッチに苦戦したが抑えただけに失点が悔しい。
累計102.0 17試合 平均6.00 :2回
6DF福井: 6.0・よく言えば積極的に。ただ判断が悪く合わせたら1点のシーンもミドルでふいに。判断力を高めたい。
累計71.5 12試合 平均5.96 :0回
27MF直輝: 6.5・西の不在を感じさせない精力的な守備とハッスルした攻撃で存在感を残す。あわよくば一撃決めれたら…
累計59.5 10試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 7.0・連戦から変わらぬ運動量で攻守に貢献。久々のゴールでチームに勝利を呼び込んだ。
累計106.0 17試合 平均6.24 :2回
44FW高原: 7.0・自身のゴールはお預けもアシストは絶妙。田中誠いわく「高原を使え」は当分最重要課題に。
累計109.5 17試合 平均6.44 :4回
17FW常盤: 6.0・ゴール以外はあまり印象にないのもある意味ストライカーとしては「結果」がすべてだから悪くないか、あんなことやれるなら毎回やってほしい(笑)
累計100.0 17試合 平均5.88 :3回
11MF 西 : 6.0・途中起用は不満だろうが役割は果たす。流れを失った終盤に一仕事してくれたら良かったが。
累計90.5 15試合 平均6.03 :0回
7MF翔哉: 6.0・疲れた相手に翔哉のような仕掛人は厄介、結果が出ないがそろそろウズウズが爆発するか?
累計43.0 7試合 平均6.14 :0回
21FW大輔: 6.0・また1分(実働時間調べてないが)で何をすれと?何を学べと?相変わらずボールにすら触れなかったがまさにリバウンドメンタリティに期待か。
累計17.0 3試合 平均5.67 :0回
V的MOM:高原直泰:常盤へのアシストや反転からの惜しいシュートなどゴールこそないが存在感を示した。
V的MIP:MFトミッチ(愛媛):助っ人らしくしっかりボールを運びヴェルディの脅威に。周りが決めてくれないともどかしいばかり。
試合感想:Away3連戦で未勝利、徳島に敗れた悔しさを晴らすホームゲームにしたいヴェルディは、愛媛を味スタで迎え撃つ。
スタメンには直輝が初めて名を連ね、福井が左WBで初スタメン、大胆不敵にヤスヴェルディは試合に挑む。
終始ヴェルディペースで戦えたがなかなか決め手を欠いて前半はスコアレス。
初スタメンである直輝がハッスルしたことは大きく相手も直輝に自由を与えてくれた前半はヴェルディのやりたいサッカーをやらせてもらえた一因に。
チャンスは福井がミドル枠外、高原反転からのシュートや森ミドル、常盤ミドルなど惜しい場面は迎えたがGK兼田を中心にした愛媛の堅守を破れない。秋元を負傷で欠いて急遽抜擢された兼田、まだプロ4試合目らしいが自らのファインセーブで緊張をほぐし波に乗ったあたりはさすがGK王国サンフレッチェのユース出身か。
愛媛はトミッチを中心にヴェルディゴールに迫るがなかなか枠内を狙えない。そんな愛媛最大のチャンス、浦田のドフリーボレーを優也がファインセーブ、互いに決め手を欠く。
39分13秒マイボールだと勘違いしたが相手ボールの判定に普段は温厚な高原が鬼の形相に(笑)それだけ集中しているのだが。
後半立ち上がりからやはりヴェルディペース。
そして49分、試合は動く。
一つ前のプレーで鈴木クロスを愛媛トミッチが顔面ブロック、スローインを得る。勇介スローインは高原、直輝と繋がり、直輝は下げて鈴木へ。鈴木の抑えたダイレクトミドルは愛媛GK兼田のセーブに遭うがチビがリバウンドを押し込み先制に成功。
その後も福井のミドルが兼田の正面に。福井の判断は良し悪しあり解説の田中誠に言わせれば「判断が悪い」。リードしていたしシュート意識は評価したいが結果に結び付かないなら判断が悪いと言われても仕方ない。
60分、直輝がミドルを狙うがブロックされ跳ね返りをキープ一旦下げて井林?すぐにチビに預ける→チビはダイレクトで鈴木へ。鈴木もダイレクトで左に展開していた高原へ出すとオーバーラップしていた鐘必とのワンツーで左サイドを突破、右足アウトサイドのクロスをゴール前へ蹴り込むとやや後ろ気味のボールを無理な体制からでも合わせれる常盤らしいアクロバットなバイシクルボレーで合わせる。
このまま完勝と思われたアディショナルタイム。ラストプレーで与えたFK、愛媛はストレートにGKへワンバウンドシュート、優也が反応し掻き出すがリバウンドを愛媛DF代に押し込まれる。
優也がボールをハーフウェイラインまで返そうとするとタイムアップ、まるで優勝決定戦で得失点差が2以上ないと優勝出来なかったかのような勝ったのに駄々をこねて悔しがる大男の大の字。集音マイクにすら声が入るほど悲観した優也に対し他の選手はそそくさと整列しに。全員が倒れ込むくらい走り回ったわけでなく悔しがるシチュエーションでもない(2点リードで負けたわけでも追い付かれたわけでもない)。ただGKとして責任を強く感じるから優也は悔しがる。ちなみに開幕戦から9試合で4失点なのに対し中止の松本戦を挟んでからの8試合ですでに9失点。優也ならずともこの崩壊ぶりは本来全員が悔しがらないとならないシチュエーションなのだ、監督に責任があると言わせてはやはりいけない、選手たちが最後までゴールを死守しないとなるまい。
試合後、愛媛石丸監督と肩を組んだヤス、良好な間柄で互いの感想を聞いたらしいし課題を指摘しあえたなら大きい。失点は私の責任…監督にそう言わせるような失点はしてはならない。
『Vの今日イチ』
42分47秒、珍しいがボールがパンク、聖佳さんいわく「ピー」という音がピッチサイドにも聞こえたそう。まぁボールだって消耗品、アクシデントはあるだろうと。すると3分もしない前半アディショナルタイム、45分10秒、次は石神が器物破損、2度目のボールパンク。試合前に各チームが練習に持ち込むのは各チームの管理するボールだろうけど試合球はJリーグならびに日本サッカー協会が管理するはず?で、とはいえわざわざレフリー、いわゆるマッチコミッショナーが手荷物で持ってくるわけないから現地調達なんだろうか?ホームチーム側のボールを拝借するのかな?だとしたらあのボールたちはヴェルディの管理するボールなのか?どこが管理するボールか知らないが試合運営にあたり円滑な運営に支障をきたすような道具の取り扱いはしたくないな。
次節は柱谷率いる水戸戦、連勝が続かないだけにそろそろ3連勝を目指したい。2試合後のAway長崎戦に弾みをつけたいホーム駒沢決戦はまたも土曜日14時キックオフです(私は仕事で生では見れないかも)
36 AWAY 10月6日(日) 0-4 愛媛 ニンスタ
得点者 0-1吉村圭司、0-2重松健太郎、0-3東浩史、0-4東浩史
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 2.0・まずディフェンスライン弄るリスク、そして無策な準備、慌てて4バックにしたりとてんやわんや。S級ライセンスって必要なのか?間瀬コーチでもいいような気がしてきた。
累計191.5 36試合 平均5.32
交代内容評価点: 3.0・石神は負傷らしいがあとは戦術云々ではない愚策ばかり。翔哉起用も10人では生きるわけなかった。
累計159.5 36試合 平均4.43
1人目: 3.0・負傷?にしても石神らしかぬ内容。交代カードとして切るにはもったいなかった。
時間:46分・展開: 0-2 ・交代者:石神→井林・理由:負傷交代
2人目: 5.0・唯一可能性を見せたけど単独では難しいばかり。それも石丸対策の一貫か。
時間:60分・展開: 0-2 ・交代者:チビ→翔哉・理由:戦術的交代
3人目: 2.0・アンカー切ることで船体が潮に流されたような2失点、常盤自身も何もさせてもらえず。
時間:74分・展開: 0-2 ・交代者:鈴木→常盤・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 2.0・言い訳は聞きたくない。勝てるサッカーをしてください。
累計179.5 36試合 平均4.99
1GK優也: 4.0・枠に飛んだシュートはほぼ決められた。GKに当たりがないのを責めるのはなんだが悔しい4失点。
累計209.5 36試合 平均5.82 :3回
23DF吉野: 4.0・局面での懸命なカバーやクリアはあったが屈辱の4失点は悔しい。
累計34.5 6試合 平均5.75 :1回
6DF福井: 4.0・危ういファウルでイエローなど最後までクレバーには程遠く。
累計117.0 22試合 平均5.32 :0回
2DF石神: 4.0・らしくない不安定ぶり。負傷らしいが軽傷であってほしいが。
累計173.5 30試合 平均5.78 :1回
19DF勇介: 4.0・攻守に存在感がなくフラストレーションばかり溜めていた。
累計192.5 34試合 平均5.66 :1回
14MF鈴木: 4.0・ワンボラの弱点をただ突かれてばかり。窮地に立つ前に西なりに下がるよう要求すべきでは?
累計190.5 34試合 平均5.60 :2回
15MF小池: 4.0・守備も戻りきれないシーンがあったが関根に自由与えすぎ。
累計173.5 30試合 平均5.78 :2回
11MF 西 : 4.0・攻撃は視野を広げながらチャンスを伺うが自分でアクション起こさないと。
累計180.0 32試合 平均5.63 :1回
16MFチビ: 4.0・攻撃停滞のなか何もさせてもらえないのは悔しい。先制点は防げただけに情けない。
累計199.0 35試合 平均5.69 :2回
18FW 巻 : 4.0・鼓舞した姿は凛々しいがプレーは常に孤立。個で何かできたらいいが。
累計69.5 13試合 平均5.35 :1回
44FW高原: 3.0・不運な面もあるが戦犯に。負傷が心配。
累計206.0 35試合 平均5.89 :6回
26DF井林: 4.0・劣勢のチームではなかなか流れを変えるには至らず。
累計131.5 23試合 平均5.72 :1回
7MF翔哉: 5.0・個で突破を試みたがさすがに孤立、スタメンなら違ったかも。
累計88.0 16試合 平均5.50 :1回
17FW常盤: 4.0・時間も短いがチャンスに絡めず。常盤投入から2失点というのも悔しいだろうが敗戦処理はさらに不満だろう。
累計191.5 35試合 平均5.47 :5回
V的MOM:対象なし:
V的MIP:DF関根永悟(愛媛):豊富な運動量と精力的な攻撃参加。こういう選手が苦手なヴェルディらしく押し込まれた。
試合感想:千葉、群馬と撃破し挑む6度目となった3連勝へのチャレンジ。愛媛に乗り込みヴェルディはJ1への重い扉をこじ開けられるか?
スタメンにはGK優也、DF吉野、福井、石神、MF勇介、鈴木、小池、西、チビ、FW巻、高原。福井は3試合ぶりのスタメン。SUB ポープ 井林 関 安田 楠美 翔哉 常盤。楠美は6試合ぶりのメンバー入り。
試合は序盤から愛媛ペース、3-3-2-2の盲点を愛媛は突いてくる。
12分カウンターで右サイドに重松が抜け出し仕掛けクロス、吉村がヘディング、一度は優也がセーブしたがリバウンドを吉村に押し込まれた。
チビが2列目からの飛び出しに付いてたが競れず簡単に合わせさせた、リバウンドも全く反応してないのが情けない。
先制を許してからも試合は愛媛が主導権を握った。
17分CK、クリアできず重松に押し込まれた。
マンツーマンだからスペース作られて無人エリアに落とされたら誰もカバーできない。
ヤスは重い腰を上げる、失点してから4-4-2にシフトチェンジ、まずスタートから相手の出方見ててヤバイと思うだろうし併用できるくらいの準備、事前対策を考えとくのがプロなのではないか?無策ぶりが如実に出て前半だけで大敗ムードに。
だいたい相手が3-5-2アンカーを研究してくるのは明白で立ち上がりからそれ封じなんだから端から裏をかくような策略はないのか?
その後も愛媛の猛攻は続く。
23分石神が3人に囲まれ関根に奪われる、関根シュートは優也が弾くがリバウンドは関根へ、重松に渡るがシュートは吉野が懸命にクリア。
ヴェルディの中盤には必ず寄せる愛媛。石丸のほうが名将である。
前半のうちに愛媛はアライール、重松が負傷し交代、これを受けて試合の流れの気運はヴェルディが高まりそうだったがそうもいかない。
44分には高原が交わされ掴み倒してしまいイエロー。妥当なイエローだったがこれがこの試合のターニングポイントになるとは思わなかった。
前半を0-2、逆転した経験があるヴェルディからすればまだ反撃のチャンスはある2点ビハインド。
後半開始前にヤスは動く。
石神→井林
これでまた3バックに戻すヤス。
そして50分、高原がアフターでタックル、すぐにイエローが掲示され、高原が担架で運び出されたあと上村レフリーがレッドを掲示。確かにアフターだがアフターで入った高原のほうがダメージでかく故意ではない。イエローは不当ではないか?
数的不利となってからヴェルディは攻めようにも高原がいなく押し上げも難しい。
59分加藤から東とスルーパスが出されたが吉野がブロック。
60分チビ→翔哉、翔哉を入れて推進力を高めたヴェルディ。しかしブロックを形成しカウンターでチャンスを作る愛媛を崩せない。
カウンターを井林がカットするなどディフェンスはなんとか凌ぐが攻撃がちぐはぐしたまま。
64分には河原のシュートを福井がハンド、カードは出なかったがゴール前FKを与える。FKは加藤枠外。
巻も必然で孤立、フラストレーションを溜めていく勇介が頻繁に映るがその勇介に今期2枚目のイエローが掲示された。70分背後から浦田を倒しイエロー、妥当なイエロー。
74分鈴木→常盤、ヤスは血迷ったか、アンカーを切りFWを投入。
75分には関根アーリークロスがゴール前へ、優也がフィスティング。そのカウンターで翔哉が持ち上がるが渡邊が倒しイエロー、妥当なイエロー。
踏ん張っていたディフェンス陣だが鈴木を代えられもはや無法地帯と化したバイタルを使われる。小池が懸命に戻り77分のピンチは防いだが79分にはついに緊張の糸が切れる。
カウンター、右に開かれ関根から東、福井が振り切られ井林が詰めるが間に合わず右足を振り抜いた東に豪快に蹴り込まれる。
3点ビハインドとなり完全に試合が決したがあと10分、なんとか一矢報いたいヴェルディ、攻撃の呼吸も合わないまま時間を浪費。
86分、中盤からすっかりがら空きのバイタルにスルーパスを許し、ポストプレーから東に独走を許し井林、吉野?、小池と戻るが間に合わず東に冷静にシュート、ゴール右に突き刺す。
4点ビハインドでも巻だけは味方を鼓舞、早くやろうと。うなだれるなと。そこはベテランだからじゃない、プロとして恥ずかしいからだろう、このままじゃ終われないと。
90分にはミドルがバーに跳ね返され助かるシーンも。アディショナルタイムにようやく勇介シュートが枠を外す。後半はこのシュート1でタイムアップ。
試合後、たぶんおよそ3分くらいだろうけど巻と勇介だけが残りサポと真摯に向き合う姿がスカパーでも映る。負けた試合は足早に立ち去る選手がほとんどだが彼らだけは逃げずに罵声(だろうなほとんど)を浴びても聞き入れてくれたことは有り難い。むしろ若手はなぜ誰も残らなかったのか?わざわざ愛媛まで駆けつけたサポたちの念は巻や勇介によってチームにどう影響するか、天皇杯、vs栃木で見せてくれないと。
これで6位長崎と勝ち点差は6。直接対決が4位徳島としかないヴェルディにとって他力本願の厳しい現状は変わらない。
天皇杯を挟み20日の栃木戦はまたもデーゲーム。もう暑さとか相手の出方とか分析とかは言い訳にもならん。走って走って、攻めて攻めて、弱点をみんなでカバーしてしっかり戦え。
幸いにも高原が天皇杯は出場停止。リーグ戦に向けてターンオーバーするかはわからんがリーグ戦重視に改善を求む。
9勝・8敗・2分・23得・25失・差-2
2-1:0-4(13年)
1-3:3-0(12年)
1-2:1-2(11年)
0-1:1-0(10年)
1-0:2-0:1-3(09年)
3-1:0-1:1-1:2-1(07年)
1-0:0-0:1-4:2-1(06年)
ヴェルディ得点者
永井秀樹:1(06:1)
平本一樹:1(06:1)
シウバ:2(06:2)
フッキ:2(07:2)
船越優蔵:3(07:3)
ディエゴ:1(07:1)
林陵平:1(09:1)
高橋祥平:1(09:1)
レアンドロ:1(09:1)
滝澤邦彦:1(09:1)
高木善朗:1(10:1)
土屋征夫:1(11:1)
阿部拓馬:3(11:1 12:2)
西紀寛:1(12:1)
アレックス:1(12:1)
飯尾一慶:1(13:1)
常盤聡:1(13:1)
愛媛得点者
江後賢一・1(06:1)
赤井秀一・2(06:1、09:1)
田中俊也・2(06:1、07:1)
オウンゴール・1(06:1)
菅沼実・1(06:1)
青野大介・1(07:1)
星野真悟・1(07:1)
内村圭宏・2(07:1、09:1)
田森大己・1(09:1)
福田健二・1(10:1)
齋藤学・3(11:3)
ジョジマール・1(11:1)
大山俊輔・1(12:1)
アライール・1(12:1)
東浩史・3(12:1、13:2)
代健司・1(13:1)
吉村圭司・1(13:1)
重松健太郎・1(13:1)
V的 東京Vvs愛媛 MVP
東浩史。ヴェルディキラーだからか警戒していたがダメ押しとはいえ今年もきっちり決められ苦手意識を高めた。東自身は来期は長崎に移籍、長崎が今から手強く感じる。
V的 東京Vvs愛媛 敢闘賞
常盤。アクロバットなゴールは真骨頂だが難しいクロスを決める身体能力を評価したい反面、簡単なシーンもきっちり決めて欲しいもんだ。
vs 愛媛 総評
通算は大差ない対決だけあって一進一退、1stレグではチビが先制点を挙げ常盤が追加点をマーク、これで試合は決したにも関わらず余計な失点、逃げ切ったが課題は残る内容に。
2ndレグは論外、負けるべくして負けた。昇格云々を語る以前に戦う意思が前半から感じなかった大敗。愛媛Awayはこれで09年からAway5連敗となりすっかり苦手意識を持ってしまった。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
河原和寿・2(09栃木:1、10大分:1)
赤井秀一・2(06愛媛:1、09愛媛:1)
アライール・1(12愛媛:1)
東浩史・3(12愛媛:1、13愛媛:2)
石井謙伍・1(07札幌:1)
代健司・1(13愛媛:1)
吉村圭司・1(13:1)
重松健太郎・1(13:1)
赤井、東、石井などは移籍したがJ2クラブだからヴェルディキラーに変わりはない。愛媛はヴェルディキラーを生みやすいだけに注意しないと。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
17 HOME 6月1日(土) 2-1 愛媛 味スタ
得点者 飯尾一慶1-0、常盤聡2-0、2-1代健司
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 7.0・直輝抜擢は大胆不敵、効果はかなりあったし本人も自信を深めただろう。福井の左WBは結果には絡まなかったが采配では後輩の愛媛石丸監督に圧勝。
累計104.0 17試合 平均6.12
交代内容評価点: 6.0・すでに2点リードの展開、疲れを見せたチビを休ませ常盤を下げて、までは良いとして3枚目に迷うのがいただけない。アディショナルタイムに入る前に85分くらいに切れないもんかな?と。
累計84.0 17試合 平均4.94
1人目: 6.0・連戦も休むことなく走り続けたチビに骨休みを与えたことは悪くない。西もこの時間帯からならフルでやれた。
時間:68分・展開: 2-0 ・交代者:チビ→西・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・相手も見方も疲れてくる時間帯に翔哉のようなアタッカーは効果的に働いた。
時間:80分・展開: 2-0 ・交代者:常盤→翔哉・理由:戦術的交代
3人目: 4.0・結局大輔を使うのにアディショナルタイム要員では大輔が何を得るのか疑問でしかない。しかも大輔に非はないが失点するようではアディショナルタイム投入の意味がない。
時間:91分・展開: 2-0 ・交代者:直輝→大輔・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 6.5・大輔起用時間は不満だが逃げ切りは評価したい。失点は自分の責任と発したが監督も教訓にしないと。
累計94.0 17試合 平均5.53
1GK優也: 6.5・失点後の悔しがりは尋常ではない。後述するが納得いかないのは優也だけでないことを願う。
累計105.5 17試合 平均6.21 :1回
26DF井林: 6.0・ミスもなく安定したが最後に失点し悔しさも。課題の攻撃で目立てず。
累計39.5 6試合 平均6.58 :1回
5DF鐘必: 6.0・安定していただけに悔しい失点に。リバウンドメンタリティは見せたが。
累計99.0 17試合 平均5.82 :2回
2DF石神: 6.0・福井が高い位置を取れた一因に石神がいたからだろう。失点は悔しいが教訓にしたい。
累計79.5 13試合 平均6.12 :0回
19DF勇介: 6.5・高い位置を常に取り攻撃では起点に。自身最長の出場試合における無警告試合記録『16』を達成。
累計97.0 16試合 平均6.06 :0回
14MF鈴木: 6.5・長距離ミドルで活路を見出だすと2点目にも絡み攻撃では当たる。トミッチに苦戦したが抑えただけに失点が悔しい。
累計102.0 17試合 平均6.00 :2回
6DF福井: 6.0・よく言えば積極的に。ただ判断が悪く合わせたら1点のシーンもミドルでふいに。判断力を高めたい。
累計71.5 12試合 平均5.96 :0回
27MF直輝: 6.5・西の不在を感じさせない精力的な守備とハッスルした攻撃で存在感を残す。あわよくば一撃決めれたら…
累計59.5 10試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 7.0・連戦から変わらぬ運動量で攻守に貢献。久々のゴールでチームに勝利を呼び込んだ。
累計106.0 17試合 平均6.24 :2回
44FW高原: 7.0・自身のゴールはお預けもアシストは絶妙。田中誠いわく「高原を使え」は当分最重要課題に。
累計109.5 17試合 平均6.44 :4回
17FW常盤: 6.0・ゴール以外はあまり印象にないのもある意味ストライカーとしては「結果」がすべてだから悪くないか、あんなことやれるなら毎回やってほしい(笑)
累計100.0 17試合 平均5.88 :3回
11MF 西 : 6.0・途中起用は不満だろうが役割は果たす。流れを失った終盤に一仕事してくれたら良かったが。
累計90.5 15試合 平均6.03 :0回
7MF翔哉: 6.0・疲れた相手に翔哉のような仕掛人は厄介、結果が出ないがそろそろウズウズが爆発するか?
累計43.0 7試合 平均6.14 :0回
21FW大輔: 6.0・また1分(実働時間調べてないが)で何をすれと?何を学べと?相変わらずボールにすら触れなかったがまさにリバウンドメンタリティに期待か。
累計17.0 3試合 平均5.67 :0回
V的MOM:高原直泰:常盤へのアシストや反転からの惜しいシュートなどゴールこそないが存在感を示した。
V的MIP:MFトミッチ(愛媛):助っ人らしくしっかりボールを運びヴェルディの脅威に。周りが決めてくれないともどかしいばかり。
試合感想:Away3連戦で未勝利、徳島に敗れた悔しさを晴らすホームゲームにしたいヴェルディは、愛媛を味スタで迎え撃つ。
スタメンには直輝が初めて名を連ね、福井が左WBで初スタメン、大胆不敵にヤスヴェルディは試合に挑む。
終始ヴェルディペースで戦えたがなかなか決め手を欠いて前半はスコアレス。
初スタメンである直輝がハッスルしたことは大きく相手も直輝に自由を与えてくれた前半はヴェルディのやりたいサッカーをやらせてもらえた一因に。
チャンスは福井がミドル枠外、高原反転からのシュートや森ミドル、常盤ミドルなど惜しい場面は迎えたがGK兼田を中心にした愛媛の堅守を破れない。秋元を負傷で欠いて急遽抜擢された兼田、まだプロ4試合目らしいが自らのファインセーブで緊張をほぐし波に乗ったあたりはさすがGK王国サンフレッチェのユース出身か。
愛媛はトミッチを中心にヴェルディゴールに迫るがなかなか枠内を狙えない。そんな愛媛最大のチャンス、浦田のドフリーボレーを優也がファインセーブ、互いに決め手を欠く。
39分13秒マイボールだと勘違いしたが相手ボールの判定に普段は温厚な高原が鬼の形相に(笑)それだけ集中しているのだが。
後半立ち上がりからやはりヴェルディペース。
そして49分、試合は動く。
一つ前のプレーで鈴木クロスを愛媛トミッチが顔面ブロック、スローインを得る。勇介スローインは高原、直輝と繋がり、直輝は下げて鈴木へ。鈴木の抑えたダイレクトミドルは愛媛GK兼田のセーブに遭うがチビがリバウンドを押し込み先制に成功。
その後も福井のミドルが兼田の正面に。福井の判断は良し悪しあり解説の田中誠に言わせれば「判断が悪い」。リードしていたしシュート意識は評価したいが結果に結び付かないなら判断が悪いと言われても仕方ない。
60分、直輝がミドルを狙うがブロックされ跳ね返りをキープ一旦下げて井林?すぐにチビに預ける→チビはダイレクトで鈴木へ。鈴木もダイレクトで左に展開していた高原へ出すとオーバーラップしていた鐘必とのワンツーで左サイドを突破、右足アウトサイドのクロスをゴール前へ蹴り込むとやや後ろ気味のボールを無理な体制からでも合わせれる常盤らしいアクロバットなバイシクルボレーで合わせる。
このまま完勝と思われたアディショナルタイム。ラストプレーで与えたFK、愛媛はストレートにGKへワンバウンドシュート、優也が反応し掻き出すがリバウンドを愛媛DF代に押し込まれる。
優也がボールをハーフウェイラインまで返そうとするとタイムアップ、まるで優勝決定戦で得失点差が2以上ないと優勝出来なかったかのような勝ったのに駄々をこねて悔しがる大男の大の字。集音マイクにすら声が入るほど悲観した優也に対し他の選手はそそくさと整列しに。全員が倒れ込むくらい走り回ったわけでなく悔しがるシチュエーションでもない(2点リードで負けたわけでも追い付かれたわけでもない)。ただGKとして責任を強く感じるから優也は悔しがる。ちなみに開幕戦から9試合で4失点なのに対し中止の松本戦を挟んでからの8試合ですでに9失点。優也ならずともこの崩壊ぶりは本来全員が悔しがらないとならないシチュエーションなのだ、監督に責任があると言わせてはやはりいけない、選手たちが最後までゴールを死守しないとなるまい。
試合後、愛媛石丸監督と肩を組んだヤス、良好な間柄で互いの感想を聞いたらしいし課題を指摘しあえたなら大きい。失点は私の責任…監督にそう言わせるような失点はしてはならない。
『Vの今日イチ』
42分47秒、珍しいがボールがパンク、聖佳さんいわく「ピー」という音がピッチサイドにも聞こえたそう。まぁボールだって消耗品、アクシデントはあるだろうと。すると3分もしない前半アディショナルタイム、45分10秒、次は石神が器物破損、2度目のボールパンク。試合前に各チームが練習に持ち込むのは各チームの管理するボールだろうけど試合球はJリーグならびに日本サッカー協会が管理するはず?で、とはいえわざわざレフリー、いわゆるマッチコミッショナーが手荷物で持ってくるわけないから現地調達なんだろうか?ホームチーム側のボールを拝借するのかな?だとしたらあのボールたちはヴェルディの管理するボールなのか?どこが管理するボールか知らないが試合運営にあたり円滑な運営に支障をきたすような道具の取り扱いはしたくないな。
次節は柱谷率いる水戸戦、連勝が続かないだけにそろそろ3連勝を目指したい。2試合後のAway長崎戦に弾みをつけたいホーム駒沢決戦はまたも土曜日14時キックオフです(私は仕事で生では見れないかも)
36 AWAY 10月6日(日) 0-4 愛媛 ニンスタ
得点者 0-1吉村圭司、0-2重松健太郎、0-3東浩史、0-4東浩史
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 2.0・まずディフェンスライン弄るリスク、そして無策な準備、慌てて4バックにしたりとてんやわんや。S級ライセンスって必要なのか?間瀬コーチでもいいような気がしてきた。
累計191.5 36試合 平均5.32
交代内容評価点: 3.0・石神は負傷らしいがあとは戦術云々ではない愚策ばかり。翔哉起用も10人では生きるわけなかった。
累計159.5 36試合 平均4.43
1人目: 3.0・負傷?にしても石神らしかぬ内容。交代カードとして切るにはもったいなかった。
時間:46分・展開: 0-2 ・交代者:石神→井林・理由:負傷交代
2人目: 5.0・唯一可能性を見せたけど単独では難しいばかり。それも石丸対策の一貫か。
時間:60分・展開: 0-2 ・交代者:チビ→翔哉・理由:戦術的交代
3人目: 2.0・アンカー切ることで船体が潮に流されたような2失点、常盤自身も何もさせてもらえず。
時間:74分・展開: 0-2 ・交代者:鈴木→常盤・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 2.0・言い訳は聞きたくない。勝てるサッカーをしてください。
累計179.5 36試合 平均4.99
1GK優也: 4.0・枠に飛んだシュートはほぼ決められた。GKに当たりがないのを責めるのはなんだが悔しい4失点。
累計209.5 36試合 平均5.82 :3回
23DF吉野: 4.0・局面での懸命なカバーやクリアはあったが屈辱の4失点は悔しい。
累計34.5 6試合 平均5.75 :1回
6DF福井: 4.0・危ういファウルでイエローなど最後までクレバーには程遠く。
累計117.0 22試合 平均5.32 :0回
2DF石神: 4.0・らしくない不安定ぶり。負傷らしいが軽傷であってほしいが。
累計173.5 30試合 平均5.78 :1回
19DF勇介: 4.0・攻守に存在感がなくフラストレーションばかり溜めていた。
累計192.5 34試合 平均5.66 :1回
14MF鈴木: 4.0・ワンボラの弱点をただ突かれてばかり。窮地に立つ前に西なりに下がるよう要求すべきでは?
累計190.5 34試合 平均5.60 :2回
15MF小池: 4.0・守備も戻りきれないシーンがあったが関根に自由与えすぎ。
累計173.5 30試合 平均5.78 :2回
11MF 西 : 4.0・攻撃は視野を広げながらチャンスを伺うが自分でアクション起こさないと。
累計180.0 32試合 平均5.63 :1回
16MFチビ: 4.0・攻撃停滞のなか何もさせてもらえないのは悔しい。先制点は防げただけに情けない。
累計199.0 35試合 平均5.69 :2回
18FW 巻 : 4.0・鼓舞した姿は凛々しいがプレーは常に孤立。個で何かできたらいいが。
累計69.5 13試合 平均5.35 :1回
44FW高原: 3.0・不運な面もあるが戦犯に。負傷が心配。
累計206.0 35試合 平均5.89 :6回
26DF井林: 4.0・劣勢のチームではなかなか流れを変えるには至らず。
累計131.5 23試合 平均5.72 :1回
7MF翔哉: 5.0・個で突破を試みたがさすがに孤立、スタメンなら違ったかも。
累計88.0 16試合 平均5.50 :1回
17FW常盤: 4.0・時間も短いがチャンスに絡めず。常盤投入から2失点というのも悔しいだろうが敗戦処理はさらに不満だろう。
累計191.5 35試合 平均5.47 :5回
V的MOM:対象なし:
V的MIP:DF関根永悟(愛媛):豊富な運動量と精力的な攻撃参加。こういう選手が苦手なヴェルディらしく押し込まれた。
試合感想:千葉、群馬と撃破し挑む6度目となった3連勝へのチャレンジ。愛媛に乗り込みヴェルディはJ1への重い扉をこじ開けられるか?
スタメンにはGK優也、DF吉野、福井、石神、MF勇介、鈴木、小池、西、チビ、FW巻、高原。福井は3試合ぶりのスタメン。SUB ポープ 井林 関 安田 楠美 翔哉 常盤。楠美は6試合ぶりのメンバー入り。
試合は序盤から愛媛ペース、3-3-2-2の盲点を愛媛は突いてくる。
12分カウンターで右サイドに重松が抜け出し仕掛けクロス、吉村がヘディング、一度は優也がセーブしたがリバウンドを吉村に押し込まれた。
チビが2列目からの飛び出しに付いてたが競れず簡単に合わせさせた、リバウンドも全く反応してないのが情けない。
先制を許してからも試合は愛媛が主導権を握った。
17分CK、クリアできず重松に押し込まれた。
マンツーマンだからスペース作られて無人エリアに落とされたら誰もカバーできない。
ヤスは重い腰を上げる、失点してから4-4-2にシフトチェンジ、まずスタートから相手の出方見ててヤバイと思うだろうし併用できるくらいの準備、事前対策を考えとくのがプロなのではないか?無策ぶりが如実に出て前半だけで大敗ムードに。
だいたい相手が3-5-2アンカーを研究してくるのは明白で立ち上がりからそれ封じなんだから端から裏をかくような策略はないのか?
その後も愛媛の猛攻は続く。
23分石神が3人に囲まれ関根に奪われる、関根シュートは優也が弾くがリバウンドは関根へ、重松に渡るがシュートは吉野が懸命にクリア。
ヴェルディの中盤には必ず寄せる愛媛。石丸のほうが名将である。
前半のうちに愛媛はアライール、重松が負傷し交代、これを受けて試合の流れの気運はヴェルディが高まりそうだったがそうもいかない。
44分には高原が交わされ掴み倒してしまいイエロー。妥当なイエローだったがこれがこの試合のターニングポイントになるとは思わなかった。
前半を0-2、逆転した経験があるヴェルディからすればまだ反撃のチャンスはある2点ビハインド。
後半開始前にヤスは動く。
石神→井林
これでまた3バックに戻すヤス。
そして50分、高原がアフターでタックル、すぐにイエローが掲示され、高原が担架で運び出されたあと上村レフリーがレッドを掲示。確かにアフターだがアフターで入った高原のほうがダメージでかく故意ではない。イエローは不当ではないか?
数的不利となってからヴェルディは攻めようにも高原がいなく押し上げも難しい。
59分加藤から東とスルーパスが出されたが吉野がブロック。
60分チビ→翔哉、翔哉を入れて推進力を高めたヴェルディ。しかしブロックを形成しカウンターでチャンスを作る愛媛を崩せない。
カウンターを井林がカットするなどディフェンスはなんとか凌ぐが攻撃がちぐはぐしたまま。
64分には河原のシュートを福井がハンド、カードは出なかったがゴール前FKを与える。FKは加藤枠外。
巻も必然で孤立、フラストレーションを溜めていく勇介が頻繁に映るがその勇介に今期2枚目のイエローが掲示された。70分背後から浦田を倒しイエロー、妥当なイエロー。
74分鈴木→常盤、ヤスは血迷ったか、アンカーを切りFWを投入。
75分には関根アーリークロスがゴール前へ、優也がフィスティング。そのカウンターで翔哉が持ち上がるが渡邊が倒しイエロー、妥当なイエロー。
踏ん張っていたディフェンス陣だが鈴木を代えられもはや無法地帯と化したバイタルを使われる。小池が懸命に戻り77分のピンチは防いだが79分にはついに緊張の糸が切れる。
カウンター、右に開かれ関根から東、福井が振り切られ井林が詰めるが間に合わず右足を振り抜いた東に豪快に蹴り込まれる。
3点ビハインドとなり完全に試合が決したがあと10分、なんとか一矢報いたいヴェルディ、攻撃の呼吸も合わないまま時間を浪費。
86分、中盤からすっかりがら空きのバイタルにスルーパスを許し、ポストプレーから東に独走を許し井林、吉野?、小池と戻るが間に合わず東に冷静にシュート、ゴール右に突き刺す。
4点ビハインドでも巻だけは味方を鼓舞、早くやろうと。うなだれるなと。そこはベテランだからじゃない、プロとして恥ずかしいからだろう、このままじゃ終われないと。
90分にはミドルがバーに跳ね返され助かるシーンも。アディショナルタイムにようやく勇介シュートが枠を外す。後半はこのシュート1でタイムアップ。
試合後、たぶんおよそ3分くらいだろうけど巻と勇介だけが残りサポと真摯に向き合う姿がスカパーでも映る。負けた試合は足早に立ち去る選手がほとんどだが彼らだけは逃げずに罵声(だろうなほとんど)を浴びても聞き入れてくれたことは有り難い。むしろ若手はなぜ誰も残らなかったのか?わざわざ愛媛まで駆けつけたサポたちの念は巻や勇介によってチームにどう影響するか、天皇杯、vs栃木で見せてくれないと。
これで6位長崎と勝ち点差は6。直接対決が4位徳島としかないヴェルディにとって他力本願の厳しい現状は変わらない。
天皇杯を挟み20日の栃木戦はまたもデーゲーム。もう暑さとか相手の出方とか分析とかは言い訳にもならん。走って走って、攻めて攻めて、弱点をみんなでカバーしてしっかり戦え。
幸いにも高原が天皇杯は出場停止。リーグ戦に向けてターンオーバーするかはわからんがリーグ戦重視に改善を求む。