前半戦を折り返すにあたりどの程度の成績が最終順位に向けたクリアラインか、を調べる。
つまりはクリアラインを満たしたクラブこそ優勝を果たし、残留を成し遂げる。

勝ち点率とは
試合数×勝ち点3=最多勝ち点
各クラブ勝ち点÷最多勝ち点=勝ち点率

05年~13年までの9シーズンの年間成績1位で前半戦での優勝、降格の最低ラインを調べよう。

記号は☆:年間優勝、▽:降格を表す(▼は入替戦による降格、▲は入替戦による残留)。

05年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・28・84.8%
2名古屋・18・54.5%
3広島・17・51.5%
4大宮・17・51.5%
5横浜FM・16・48.5%
6G大阪・16・48.5%☆
7C大阪・16・48.5%
8大分・16・48.5%
9磐田・15・45.4%
10浦和・14・42.4%
11千葉・14・42.4%
12川崎・14・42.4%
13清水・13・39.4%
14新潟・13・39.4%
15東京V・11・33.3%▽
16FC東京・11・33.3%
17柏・10・30.3%▼
18神戸・6・18.2%▽

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・36・70.6%
2G大阪・32・62.7%☆
3磐田・28・54.9%
4浦和・26・51.0%
5横浜FM・26・51.0%
6広島・25・49.0%
7千葉・24・47.1%
8名古屋・24・47.1%
9大宮・24・47.1%
10C大阪・23・45.1%
11清水・21・41.2%
12川崎・21・41.2%
13FC東京・20・39.2%
14新潟・20・39.2%
15柏・18・35.3%▼
16大分・18・35.3%
17東京V・16・31.4%▽
18神戸・11・21.6%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1G大阪・60・58.8%
2浦和・59・57.8%
3鹿島・59・57.8%
4千葉・59・57.8%
5C大阪・59・57.8%
6磐田・51・50.0%
7広島・50・49.0%
8川崎・50・49.0%
9横浜FM・48・47.1%
10FC東京・47・46.1%
11大分・43・42.2%
12新潟・42・41.2%
13大宮・41・40.2%
14名古屋・39・38.2%
15清水・39・38.2%
16柏・35・34.3%
17東京V・30・29.4%
18神戸・21・20.6%


06年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※G大阪、磐田は1試合未消化)
1川崎・24・72.7%
2浦和・23・69.7%☆
3G大阪・22・73.3%※
4鹿島・22・69.7%
5千葉・19・57.6%
6清水・19・57.6%
7横浜FM・17・51.5%
8FC東京・17・51.5%
9新潟・17・51.5%
10磐田・15・50.0%※
11大分・14・42.4%
12大宮・11・33.3%
13甲府・11・33.3%
14名古屋・10・30.3%
15福岡・8・24.2%▼
16京都・8・24.2%▽
17広島・7・21.2%
18C大阪・6・18.2%▽

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1浦和・36・70.6%☆
2G大阪・36・70.6%
3川崎・35・68.6%
4鹿島・32・62.7%
5清水・31・60.0%
6千葉・29・56.9%
7大分・27・52.9%
8大宮・26・51.0%
9磐田・24・47.1%
10横浜FM・23・45.1%
11新潟・23・45.1%
12FC東京・21・41.2%
13名古屋・20・39.2%
14甲府・18・35.3%
15広島・16・31.4%
16福岡・11・21.6%▼
17京都・11・21.6%▽
18C大阪・6・11.8%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1浦和・72・70.6%
2川崎・67・65.7%
3G大阪・66・64.7%
4清水・60・58.8%
5磐田・58・56.9%
6鹿島・58・56.9%
7名古屋・48・47.1%
8大分・47・46.1%
9横浜FM・45・44.1%
10広島・45・44.1%
11千葉・44・43.1%
12大宮・44・43.1%
13FC東京・43・42.2%
14新潟・42・41.2%
15甲府・42・41.2%
16福岡・27・26.5%
17C大阪・27・26.5%
18京都・22・21.6%


07年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率
1G大阪・22・66.7%
2川崎・21・63.6%
3柏・21・63.6%
4浦和・20・60.6%
4清水・20・60.6%
6名古屋・18・54.5%
7磐田・18・54.5%
8横浜FM・16・48.5%
9鹿島・16・48.5%☆
10新潟・16・48.5%
11広島・15・45.5%▼
12神戸・14・42.4%
13甲府・13・39.4%▽
14FC東京・11・33.3%
15千葉・10・30.3%
16大分・9・27.3%
17横浜FC・7・21.2%▽
18大宮・6・18.2%

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率(※浦和、広島は1試合未消化)
1G大阪・38・74.5%
2浦和・33・68.8%※
3鹿島・30・58.8%☆
4新潟・29・56.9%
5磐田・28・54.9%
6柏・26・51.0%
7川崎・25・49.0%
8清水・25・49.0%
9横浜FM・23・45.1%
10神戸・23・45.1%
11名古屋・22・43.1%
12広島・22・45.8%▼※
13FC東京・20・39.2%
14甲府・17・33.3%▽
15大宮・16・31.4%
16千葉・16・31.4%
17大分・16・31.4%
18横浜FC・10・19.6%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・72・70.6%
2浦和・70・68.6%
3G大阪・67・65.7%
4清水・61・59.8%
5川崎・54・52.9%
6新潟・51・50.0%
7横浜FM・50・49.0%
8柏・50・49.0%
9磐田・49・48.0%
10神戸・47・46.1%
11名古屋・45・44.1%
12FC東京・45・44.1%
13千葉・42・41.2%
14大分・41・40.2%
15大宮・35・34.3%
16広島・32・31.4%
17甲府・27・26.5%
18横浜FC・16・15.7%


08年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化)
1浦和・23・69.7%
2名古屋・22・66.7%
3川崎・20・60.6%
4FC東京・20・60.6%
5鹿島・18・60.0%☆※
6横浜FM・17・51.5%
7柏・16・48.5%
8大宮・16・48.5%
9G大阪・15・50.0%※
10大分・14・46.7%※
11神戸・14・42.4%
12磐田・14・42.4%▲
13東京V・14・42.4%▽
14京都・14・46.7%※
15新潟・12・36.4%
16清水・12・36.4%
17札幌・7・21.2%▽
18千葉・2・6.1%

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1浦和・32・62.7%
2鹿島・31・60.8%☆
3柏・29・56.9%
4G大阪・29・56.9%
5名古屋・29・56.9%
6川崎・26・51.0%
7新潟・26・51.0%
8大分・25・49.0%
9神戸・25・49.0%
10FC東京・25・49.0%
11京都・24・47.1%
12磐田・23・45.1%▲
13大宮・22・43.1%
14東京V・20・39.2%▽
15清水・19・37.3%
16横浜FM・18・35.3%
17札幌・15・29.4%▽
18千葉・10・19.6%

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・63・61.8%
2川崎・60・58.8%
3名古屋・59・57.8%
4大分・56・54.9%
5清水・55・53.9%
6FC東京・55・53.9%
7浦和・53・52.0%
8G大阪・50・49.0%
9横浜FM・48・47.1%
10神戸・47・46.1%
11柏・46・45.1%
12大宮・43・42.2%
13新潟・42・41.2%
14京都・41・40.2%
15千葉・38・37.3%
16磐田・37・36.3%
17東京V・37・36.3%
18札幌・18・17.6%


09年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化)

1鹿島・23・76.7%※☆
2浦和・23・69.7%
3G大阪・19・63.3%※
4新潟・19・57.6%
5名古屋・18・60.0%※
6川崎・15・50.0%※
7山形・15・45.5%
8横浜FM・15・45.5%
9磐田・15・45.5%
10広島・14・42.4%
11神戸・14・42.4%
12京都・13・39.4%
13FC東京・13・39.4%
14大宮・12・36.4%
15清水・12・36.4%
16千葉・11・33.3%▽
17柏・9・27.3%▽
18大分・4・12.1%▽

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・42・82.4%☆
2浦和・34・66.7%
3新潟・32・62.7%
4川崎・32・62.7%
5FC東京・28・54.9%
6清水・25・49.0%
7磐田・24・47.1%
8G大阪・23・45.1%
9広島・23・45.1%
10名古屋・22・43.1%
11京都・21・41.2%
12大宮・21・41.2%
13横浜FM・20・39.2%
14山形・19・37.3%
15千葉・19・37.3%▽
16神戸・18・35.3%
17柏・15・29.4%▽
18大分・4・7.8%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1鹿島・66・64.7%
2川崎・64・62.7%
3G大阪・60・58.8%
4広島・56・54.9%
5FC東京・53・52.0%
6浦和・52・51.0%
7清水・51・50.0%
8新潟・50・49.0%
9名古屋・50・49.0%
10横浜FM・46・45.1%
11磐田・41・40.2%
12京都・41・40.2%
13大宮・39・38.2%
14神戸・39・38.2%
15山形・39・38.2%
16柏・34・33.3%
17大分・30・29.4%
18千葉・27・26.5%


10年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化)
1清水・24・72.7%
2名古屋・22・66.7%☆
3川崎・20・66.7%※
4浦和・19・57.6%
5鹿島・18・60.0%※
6横浜FM・17・51.5%
7広島・15・50.0%※
8新潟・14・42.4%
9山形・14・42.4%
10FC東京・13・39.4%▽
11C大阪・13・43.3%※
12仙台・12・36.4%
13磐田・12・36.4%
14G大阪・11・36.7%※
15神戸・11・33.3%
16湘南・9・30.0%▽※
17大宮・8・26.7%※
18京都・8・26.7%▽※

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1清水・36・70.6%
2名古屋・35・68.6%☆
3鹿島・34・66.7%
4川崎・29・56.9%
5新潟・28・54.9%
6C大阪・27・52.9%
7G大阪・27・52.9%
8広島・26・51.0%
9横浜FM・25・49.0%
10浦和・23・45.1%
11山形・21・41.2%
12FC東京・19・37.3%▽
13神戸・18・35.3%
14大宮・17・33.3%
15磐田・17・33.3%
16仙台・14・27.5%
17湘南・12・23.5%▽
18京都・10・19.6%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1名古屋・72・70.6%
2G大阪・62・60.8%
3C大阪・61・59.8%
4鹿島・60・58.8%
5川崎・54・52.9%
6清水・54・52.9%
7広島・51・50.0%
8横浜FM・51・50.0%
9新潟・49・48.0%
10浦和・48・47.1%
11磐田・44・43.1%
12大宮・42・41.2%
13山形・42・41.2%
14仙台・39・38.2%
15神戸・38・37.3%
16FC東京・36・35.3%
17京都・19・18.6%
18湘南・16・15.7%


11年・年間試合34
16節終了(震災中断により代替節で11節に相当)最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化、※2は2試合未消化)
1柏・25・75.8%☆
2仙台・21・63.6%
3川崎・20・60.6%
4広島・19・57.6%
5横浜FM・18・54.5%
6磐田・16・48.5%
7名古屋・16・53.3%※
8G大阪・16・59.3%※2
9清水・16・48.5%
10神戸・15・45.5%
11大宮・14・42.4%
12C大阪・11・36.7%※
13鹿島・11・40.7%※2
14甲府・11・33.3%▽
15新潟・11・33.3%
16浦和・8・24.2%
17山形・8・24.2%▽
18福岡・1・3.0%▽

5節終了(震災中断により代替節で17節に相当)最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化、※2は2試合未消化)
1横浜FM・34・66.7%
2柏・34・66.7%☆
3名古屋・30・62.5%※
4川崎・30・58.8%
5G大阪・29・64.4%※2
6清水・27・52.9%
7磐田・26・51.0%
8仙台・26・51.0%
9広島・26・51.0%
10鹿島・19・42.2%※2
11神戸・19・37.3%
12大宮・19・37.3%
13C大阪・18・37.5%※
14浦和・18・35.3%
15新潟・18・35.3%
16甲府・17・33.3%▽
17山形・9・17.6%▽
18福岡・8・15.7%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1柏・72・70.6%
2名古屋・71・69.6%
3G大阪・70・68.6%
4仙台・56・54.9%
5横浜FM・56・54.9%
6鹿島・50・49.0%
7広島・50・49.0%
8磐田・47・46.1%
9神戸・46・45.1%
10清水・45・44.1%
11川崎・44・43.1%
12C大阪・43・42.2%
13大宮・42・41.2%
14新潟・39・38.2%
15浦和・36・35.3%
16甲府・33・32.4%
17福岡・22・21.6%
18山形・21・20.6%


12年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化)
1仙台・24・72.7%
2清水・22・66.7%
3広島・19・57.6%☆
4磐田・18・54.5%
5浦和・18・54.5%
6FC東京・18・60.0%※
7鳥栖・17・51.5%
8名古屋・17・56.7%※
9横浜FM・16・48.5%
10川崎・16・48.5%
11神戸・15・45.5%▽
12大宮・15・45.5%
13C大阪・14・42.4%
14柏・11・36.7%※
15鹿島・11・33.3%
16新潟・9・27.3%
17G大阪・8・26.7%※▽
18札幌・4・12.1%▽

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1仙台・35・68.6%
2広島・33・64.7%☆
3浦和・30・58.8%
4名古屋・28・54.9%
5FC東京・28・54.9%
6磐田・27・52.9%
7柏・27・52.9%
8川崎・27・52.9%
9清水・25・49.0%
10鳥栖・24・47.1%
11横浜FM・24・47.1%
12神戸・24・47.1%▽
13鹿島・22・43.1%
14C大阪・19・37.3%
15大宮・19・37.3%
16新潟・16・31.4%
17G大阪・13・25.5%▽
18札幌・4・7.8%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1広島・64・62.7%
2仙台・57・55.9%
3浦和・55・53.9%
4横浜FM・53・52.0%
5鳥栖・53・52.0%
6柏・52・51.0%
7名古屋・52・51.0%
8川崎・50・49.0%
9清水・49・48.0%
10FC東京・48・47.1%
12磐田・46・45.1%
11鹿島・46・45.1%
13大宮・44・43.1%
14C大阪・42・41.2%
15新潟・40・39.2%
16神戸・39・38.2%
17G大阪・38・37.3%
18札幌・14・13.7%


13年・年間試合34
11節終了最高勝ち点33・クラブ勝ち点・勝ち点率(※は1試合未消化)
1大宮・26・78.8%
2横浜FM・23・69.7%
3浦和・20・66.7%※
4鹿島・19・57.6%
5広島・17・56.7%※☆
6C大阪・17・51.5%
7FC東京・16・48.5%
8柏・16・53.3%※
9仙台・15・50.0%※
10清水・15・45.5%
11甲府・14・42.4%
12新潟・14・42.4%
13川崎・13・39.4%
14名古屋・12・36.4%
15鳥栖・10・30.3%
16湘南・9・27.3%▽
17磐田・6・18.2%▽
18大分・3・9.1%▽

17節終了最高勝ち点51・クラブ勝ち点・勝ち点率
1広島・36・70.6%☆
2大宮・36・70.6%
3横浜FM・34・66.7%
4浦和・31・60.8%
5C大阪・30・58.8%
6鹿島・29・56.9%
7川崎・28・54.9%
8FC東京・26・51.0%
9柏・24・47.1%
10仙台・22・43.1%
11清水・22・43.1%
12名古屋・21・41.2%
13新潟・20・39.2%
14甲府・14・27.5%
15鳥栖・14・27.5%
16磐田・13・25.5%▽
17湘南・13・25.5%▽
18大分・8・15.7%▽

年間成績最高勝ち点102・クラブ勝ち点・勝ち点率
1広島・63・61.8%
2横浜FM・62・60.8%
3川崎・60・58.8%
4C大阪・59・57.8%
5鹿島・59・57.8%
6浦和・58・56.9%
7新潟・55・53.9%
8FC東京・54・52.9%
9清水・50・49.0%
10柏・48・47.1%
11名古屋・47・46.1%
12鳥栖・46・45.1%
13仙台・45・44.1%
14大宮・45・44.1%
15甲府・37・36.2%
16湘南・25・24.5%
17磐田・23・22.5%
18大分・14・13.7%


では約3分の1消化時点の成績からクリアラインを断定しよう。
年間成績1位の約3分の1消化時点成績ランキング
1鹿島・76.7%(09)
1柏・75.8%(11)
2浦和・69.7%(06)
2名古屋・66.7%(10)
5鹿島・60.0%(08)
3広島・57.6%(12)
5広島・56.7%(13※消化試合数10試合)
6G大阪・48.5%(05)
9鹿島・48.5%(07)
この時点の首位で最終成績優勝は9シーズンでわずか2例。最低順位、最低勝ち点率だと07鹿島の9位、48.5%がノルマとなる。
▽2013年第11節
1大宮・26・78.8%
2横浜FM・23・69.7%
3浦和・20・66.7%※
4鹿島・19・57.6%
5広島・17・56.7%※
6C大阪・17・51.5%
7FC東京・16・48.5%
8柏・16・53.3%※
9仙台・15・50.0%※
13大宮は14位まで低迷、この悪しきジンクスの餌食になってしまった。

次に各年度の下位3クラブの約3分の1消化時点の成績ランキング(08年以前の16位クラブの自動降格はなく入れ替え戦であった)
11広島・45.5%(07・最終順位16位)
11神戸・45.5%(12・16)
12磐田・42.4%(08・16)
13東京V・42.4%(08・17)
13甲府・39.4%(07・17)
10FC東京・39.4%(10・16)
15東京V・33.3%(05・17)
16千葉・33.3%(09・18)
14甲府・33.3%(11・16)
17柏・30.3%(05・16)
16湘南・30.0%(10・18)
17柏・27.3%(09・16)
16湘南・27.3%(13・16)
18京都・26.7%(10・17)
17G大阪・26.7%(12・17)
15福岡・24.2%(06・16)
16京都・24.2%(06・18)
17山形・24.2%(11・18)
17横浜FC・21.2%(07・18)
17札幌・21.2%(08・18)
18神戸・18.2%(05・18)
18C大阪・18.2%(06・17)
17磐田・18.2%(13・17)
18大分・12.1%(09・17)
18札幌・12.1%(12・18)
18大分・9.1%(13・18)
18福岡・3.0%(11・17)
順位で見ると最高10位だが勝ち点率では46%以上は必要。最も3分の1時点では50%未満でも年間優勝できるため一概にノルマは断定できないが少なくとも一桁順位で降格した事例はない。
▽2013年第11節
10清水・15・45.5%
11甲府・14・42.4%
12新潟・14・42.4%
13川崎・13・39.4%
14名古屋・12・36.4%
15鳥栖・10・30.3%
16湘南・9・27.3%▽
17磐田・6・18.2%▽
18大分・3・9.1%▽
13年は10位清水以下がこれを満たせず。昨期もずるずると落下してきた当時11位の神戸が降格しただけに予断を許さないが今期は降格圏から脱出するクラブが出ず。安全圏といえる40%をいかにキープし続けるか、言うほど簡単ではないのがJ1らしい。


さて前半戦の成績からクリアラインを考察する。まず年間成績1位となるためのクリアラインから。

年間成績1位の前半戦成績ランキング
1鹿島・82.4%(09)
1浦和・70.6%(06)
1広島・70.6%(13)
2名古屋・68.6%(10)
2柏・66.7%(11)
2広島・64.7%(12)
2G大阪・62.7%(05)
2鹿島・60.8%(08)
3鹿島・58.8%(07)

あくまで年間成績1位となるための前半戦の最低勝ち点率は58.8%(07鹿島)である。この58.8%は勝ち点30となる。
前半戦を首位で折り返すよりも2位以下のほうが逆転しやすい傾向もある。
なお最低順位だと3位以上でないと難しいのは確かである。4位以下のクラブなら異例となるがなかなか難しい。
▽2013年第17節
1広島・36・70.6%☆
2大宮・36・70.6%
3横浜FM・34・66.7%
4浦和・31・60.8%
5C大阪・30・58.8%
2013年は勝ち点30は5位C大阪までがクリア。2012年までは3シーズン連続の逆転で前半戦首位は陥落したが広島がジンクスを覆し、最終的に逆転で連覇を達成。


そして各年度の下位3クラブの前半戦成績ランキング(08年以前の16位クラブの自動降格はなく入れ替え戦であった)

12神戸・47.1%(12・最終順位16位)
12広島・45.8%(07・16※暫定)
12磐田・45.1%(08・16)
14東京V・39.2%(08・17)
15千葉・37.3%(09・18)
12FC東京・37.3%(10・16)
15柏・35.3%(05・16)
14甲府・33.3%(07・17)
16甲府・33.3%(11・16)
17東京V・31.4%(05・17)
17札幌・29.4%(08・18)
17柏・29.4%(09・16)
17G大阪・25.5%(12・17)
16磐田・25.5%(13・17)
17湘南・25.5%(13・16)
17湘南・23.5%(10・18)
18神戸・21.6%(05・18)
16福岡・21.6%(06・16)
17京都・21.6%(06・18)
18横浜FC・19.6%(07・18)
18京都・19.6%(10・17)
17山形・17.6%(11・18)
18福岡・15.7%(11・17)
18大分・15.7%(13・18)
18C大阪・11.8%(06・17)
18大分・7.8%(09・17)
18札幌・7.8%(12・18)

前半戦で3割未満ならもう手遅れと言える。06年の下位3クラブが低いのに対し08年の3クラブの高騰ぶりはよくわかる。
これまでの最高勝ち点は、07広島が暫定のため除外し08磐田の45.1%としてきた。近年のJ1前半戦ノルマは少なくとも45%ほど稼がなくてはならないことを示していたが12神戸がそれを更新し47.1%という高いノルマを設けた。いずれにせよ前半戦で5割近い勝ち点を挙げても年間下位3クラブに入るのだからいかに年間を通した安定が必要かも分かる。残留のノルマは12神戸の47.1%、前半戦は勝ち点24、つまり最低ラインは勝ち点25以上である。
▽2013年第17節
9柏・24・47.1%
10仙台・22・43.1%
11清水・22・43.1%
12名古屋・21・41.2%
13新潟・20・39.2%
14甲府・14・27.5%
15鳥栖・14・27.5%
16磐田・13・25.5%▽
17湘南・13・25.5%▽
18大分・8・15.7%▽
13年は8位FC東京まではノルマを満たした。9位柏以下は停滞すれば残留争いに巻き込まれる可能性もあったが全く浮上のきっかけが掴めず磐田、湘南が自滅。残留争いがこんなにあっさり終幕するのも珍しい。

▽2005年以後、15位(残留)と16位(自動降格あるいは入れ替え戦)との勝ち点差
05年:勝ち点差4
06年:勝ち点差15
07年:勝ち点差3
08年:勝ち点差1
09年:勝ち点差5
10年:勝ち点差2
11年:勝ち点差3
12年:勝ち点差1
13年:勝ち点差12
13年は06年以来8シーズンぶりとなる最終節が消化試合となった残留争い。これほど開くと当該クラブ間に興味はない。いわゆる奇跡の残留的なワクワクやよもやの降格が必ずしもあるわけでないがあっさり過ぎるとつまらないな。まぁ当該クラブは冷や汗(15位)と涙に濡れた(16位)、シーズンに違いないのだけど。


ノルマを確認すると、優勝するには3位以上、なおかつ17試合で勝ち点30以上が優勝の最低ラインとなる。10勝7敗と意外とノルマは低い。
▽2013年第17節
1広島・36・70.6%☆
2大宮・36・70.6%
3横浜FM・34・66.7%
4浦和・31・60.8%
5C大阪・30・58.8%
ノルマを満たした広島が優勝。

一方降格は11位以上、なおかつ、新たに17試合で勝ち点25以上が自動降格回避の最低ラインとなる。
▽2013年第17節
9柏・24・47.1%
10仙台・22・43.1%
11清水・22・43.1%
12名古屋・21・41.2%
13新潟・20・39.2%
14甲府・14・27.5%
15鳥栖・14・27.5%
16磐田・13・25.5%
17湘南・13・25.5%
18大分・8・15.7%
ノルマを満たせなかった磐田、湘南、大分が降格。

最終勝ち点ノルマとして最終勝ち点38がキーになっていた。08ヴェルディが降格したこともあり勝ち点37は安全牌ではない。また12G大阪が38、12神戸が39で降格したため自ずと勝ち点40以上はノルマとして確立される。
スパサカでかつて水沼氏が(年間30試合時代の)データを口にしてましたが「試合数×勝ち点1、つまり勝ち点34以上稼がないと残留できない」。これは間違いではないが今のJ1は『34』で安全ではない。やはり40は必要不可欠だ。

2014シーズン以降にも当て嵌まるのは間違いない。また2015年からとなる2ステージ制でも結論は同じだろう。

過去の前半戦3強
1鹿島・82.4%(09・1)☆
1G大阪・74.5%(07・3)
1鹿島・70.6%(05・3)
1浦和・70.6%(06・1)☆
2G大阪・70.6%(06・3)
1清水・70.6%(10・6)
1広島・70.6%(13・1)☆
2大宮・70.6%(13・14)
2浦和・68.8%(07・2)
3川崎・68.6%(06・2)
2名古屋・68.6%(10・1)☆
1仙台・68.6%(12・2)
2浦和・66.7%(09・6)
3鹿島・66.7%(10・4)
1横浜FM・66.7%(11・5)
2柏・66.7%(11・1)☆
3横浜FM・66.7%(13・2)
2広島・64.7%(12・1)☆
2G大阪・62.7%(05・1)☆
1浦和・62.7%(08・7)
3新潟・62.7%(09・8)
3名古屋・62.5%(11・2)
2鹿島・60.8%(08・1)☆
3鹿島・58.8%(07・1)☆
3浦和・58.8%(12・3)
3柏・56.9%(08・11)
3磐田・54.9%(05・6)

お気づきかと思うが前半戦70.6%だと06浦和以外優勝していなかった、この鬼門を13広島は撃破してみせた。
13年の3強はわりと好成績だったが大宮は前半戦の3強史上最低順位でフィニッシュ。12ランクダウンはなかなかできるもんではない。
▽2013年第17節
1広島・36・70.6%
2大宮・36・70.6%
3横浜FM・34・66.7%
1位広島2位大宮ともにこの70.6%、データ上、分が良いのは3位横浜FMとなる。と記したがその横浜FMが自滅するとは滑稽だ。また他のデータとしても前半戦1位ではないクラブ(9シーズン中6シーズンが2位以下)が優勝しやすく2013年も広島より2位大宮以下が逆転する可能性は高いはずだ。と記したがこれも大宮、横浜FMともに失速。広島の連覇となるとはデータ通りにいかないことを示す。
『前半戦首位は優勝できない』というジンクスは2014年以後も根強いはずだがどうなりますか?


この流れで1stチャンピオンの失速について調べよう。
13年前半戦首位広島はこれまで同様、優勝戦線から一時は脱落した。そんな前半戦首位は09年の鹿島以来。09鹿島も大ブレーキで一時的に首位の座から転落したが逆転し優勝を果たした。歴史的に見てもジンクス通りで異例ではないとわかる。
99年以降で見てみる。

99年
1磐田・34・75.6%
6磐田・49・54.4%
00年
1横浜・30・66.7%
4横浜・54・60.0%
01年
1磐田・36・80.0%
1磐田・71・78.9%
02年
1磐田・36・80.0%
1磐田・71・78.9%
03年
1横浜FM・32・71.1%
1横浜FM・58・64.4%
04年
1横浜FM・36・80.0%
2横浜FM・59・65.6%
05年
1鹿島・36・70.6%
3鹿島・59・57.8%
06年
1浦和・36・70.6%
1浦和・72・70.6%
07年
1G大阪・38・74.5%
3G大阪・67・65.7%
08年
1浦和・32・62.7%
7浦和・53・52.0%
09年
1鹿島・42・82.4%
1鹿島・66・64.7%
10年
1清水・36・70.6%
6清水・54・52.9%
11年
1横浜FM・34・66.7%
5横浜FM・56・54.9%
12年
1仙台・35・68.6%
2仙台・57・55.9%
13年
1広島・36・70.6%
1広島・63・61.8%

前半戦で7割近い勝ち点率をキープし折り返しても後半戦で失速、そのまま首位で終えた事例は15チーム中6チーム、40.0%となる。
13広島は、およそ9ポイントほど落としたが最後まで優勝の望みを捨てず執念で逆転し首位に返り咲いた。最も勝てば優勝という横浜FMが連敗するという他力本願のなかで横浜FMの失脚も情けないのだがここは素直に広島を称えたい。
13広島は09年以来5シーズンぶりに前半戦首位→年間首位となり99年以降では6例目の完全制覇を成し遂げた。

前半戦首位のシーズン終了時における勝ち点率の差異ランキング
浦和・±0.0%(06)
磐田・-1.1%(01)
磐田・-1.1%(02)
横浜・-6.7%(00)
横浜FM・-6.7%(03)
G大阪・-8.8%(07)
広島・-8.8%(13)
浦和・-10.7%(08)
横浜FM・-11.8%(11)
仙台・-12.7%(12)
鹿島・-12.8%(05)
横浜FM・-14.4%(04)
鹿島・-17.7%(09)
清水・-17.7%(10)
磐田・-21.2%(99)

当然だが勝ち点率はキープするに限る。下げ幅が10ポイント以上あるとさすがに追い撃ちを受けてしまう。前半戦首位の呪縛は13年は2位大宮になすりつけられたようだが1位広島も並のダウンぶり。完全制覇とはいえレベルの低下を印象付けさせられる。
それにしても09鹿島、2割近く勝ち点率落として3連覇とはJリーグも随分生温いリーグだ。現に10清水は6位まで、11横浜FMは5位まで順位を落とした(2位だが13大宮は14位まで落ちた)。前半戦成績が違うとはいえ普通に追い上げがあるなかでそれでも3連覇してしまったのが鹿島黄金期のピークなのかもしれない。


以上を踏まえると前半戦のノルマもまんざらバカにはできないだろう。

優勝するには3位以上、なおかつ17試合で勝ち点30以上が優勝の最低ラインとなる。

一方降格は11位以上、なおかつ、17試合で勝ち点25以上が自動降格回避の最低ラインとなる。

J1 順位表 第34節(12/07更新)
順位 チーム名・勝ち点率
勝点(勝/引/負/得失)試合数
1 広島・61.8%
63(19/6/9/22)34
2 横浜FM・60.8%
62(18/8/8/18)34
3 川崎・58.8%
60(18/6/10/14)34
4 C大阪・57.8%
59(16/11/7/21)34
5 鹿島・57.8%
59(18/5/11/8)34
6 浦和・56.9%
58(17/7/10/10)34
7 新潟・53.9%
55(17/4/13/6)34
8 FC東京・52.9%
54(16/6/12/14)34
9 清水・49.0%
50(15/5/14/-9)34
10 柏・47.1%
48(13/9/12/-3)34
11 名古屋・46.1%
47(13/8/13/-1)34
12 鳥栖・45.1%
46(13/7/14/-9)34
13 仙台・44.1%
45(11/12/11/3)34
14 大宮・44.1%
45(14/3/17/-3)34
15 甲府・36.2%
37(8/13/13/-11)34
16 湘南・24.5%
25(6/7/21/-28)34
17 磐田・22.5%
23(4/11/19/-16)34
18 大分・13.7%
14(2/8/24/-36)34

2014年
J1
仙台、鹿島、浦和、大宮、柏、FC東京、川崎、横浜FM、新潟、甲府、清水、名古屋、G大阪、C大阪、神戸、広島、徳島、鳥栖
J2
札幌、山形、水戸、栃木、群馬、千葉、東京V、横浜FC、湘南、松本、富山、磐田、岐阜、京都、岡山、讃岐、愛媛、福岡、北九州、熊本、長崎、大分
J3
盛岡、秋田、福島、町田、YSCC、相模原、長野、金沢、藤枝、鳥取、琉球、U-22

さぁ2014年の戦いはどういう結末を迎えるのか?