vs松本
1勝・2敗・1分・5得・6失・差-1
0-0:1-3(13年)
2-0:2-3(12年)
ヴェルディ得点者
小林祐希:1(12:1)
ジョジマール:1(12:1)
森勇介:1(12:1)
中後雅喜:1(12:1)
小池純輝:1(13:1)

松本得点者
弦巻健人・1(12:1)
玉林睦実・1(12:1)
塩沢勝吾・1(12:1)
犬飼智也・1(13:1)
船山貴之・1(13:1)
岩上祐三・1(13:1)


V的 東京Vvs松本 MVP
船山はヴェルディキラーらしい動きでヴェルディディフェンスを錯乱、研究してたんだろうけど完全に裏を突かれた。自らもゴールを奪いヴェルディキラーとなったがもうやられたくはないね。


V的 東京Vvs松本 敢闘賞
犬飼、常盤の躊躇したようなテキトーな守備もどうかと思うが犬飼のように死角を突いてくるような動きにも対策しないとCKのマンツーマンは破綻する。課題をしっかり克服しろと犬飼はヒントをくれたと思うしかないだろう。


vs松本 総評
中止前は連勝と波に乗っていたが中止を境に明らかな停滞を見せたヴェルディ、代替試合もスコアレスドローで波に乗れず。連敗で迎えた2ndレグも波に呑まれる始末、いつも大事なところで松本に屈するのはいい加減にしたい。研究されてもそれを掻い潜るようなサッカーをしないと勝てないよ松本に。


▽ヴェルディキラーに注意せよ!
塩沢勝吾・2(06水戸:1、12松本:1)
飯尾和也・1(06鳥栖:1)
喜山康平・1(09岡山:1)
北井佑季・1(12町田:1)
弦巻健人・1(12松本:1)
玉林睦実・1(12松本:1)
犬飼智也・1(13松本:1)
船山貴之・1(13松本:1)
岩上祐三・1(13松本:1)


以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
10 AWAY 4月21日(日) 中止 松本 松本
10 AWAY 5月15日(水) 0-0 松本 松本
得点者 なし

V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 6.0・なかなかベストが組めないが大崩しないのもヤスらしさか。
累計86.5 14試合 平均6.18

交代内容評価点: 5.5・なかなか交代カードが結果を残さないのが悩み。
累計69.5 14試合 平均4.96

1人目: 5.0・結果を残せなかったのがすべて。守備で奮闘したのは当たり前として。
時間:64分・展開:ドロー(0-0)・交代者:翔哉→常盤・理由:戦術的交代
2人目: 5.5・結果は残せなかったが唯一チャンスらしいチャンスを作った。もっと思い切りがほしい。
時間:72分・展開:ドロー(0-0)・交代者:小池→直輝・理由:戦術的交代
3人目: 6.0・短い時間だが役割を全う。完封はしたがそれだけでは勝てない。
時間:83分・展開:ドロー(0-0)・交代者:石神→吉野・理由:負傷交代

V的選手評価点
三浦MA: 5.0・試合を通して思い切りに欠ける。選手も監督も疲れを言い訳にはしたくない。
累計78.0 14試合 平均5.57
1GK佐藤: 7.0・押し込まれたわけではなく難しい試合だったがきっちり完封。
累計88.0 14試合 平均6.29 :1回
26DF井林: 7.0・そろそろ慣れてくると必ずミスる。そのとき冷静に対処できるかが課題か。
累計23.0 3試合 平均7.67 :1回
5DF 金 : 7.0・中央CBもそつなくこなし最終ラインを統率。経験を重ね安定してきた。
累計82.5 14試合 平均5.89 :2回
2DF石神: 7.0・疲れを感じさせないアップダウンは見事。負傷は心配だが。
累計63.5 10試合 平均6.35 :0回
19DF 森 : 6.0・森を起点にしたクロスはチャンスを作るが決まらないまま。
累計80.0 13試合 平均6.17 :0回
14MF鈴木: 6.0・周りも疲れて効果的なパスは出せず。チビのワンツーカウンターが決まれば良かったが。
累計84.5 14試合 平均6.04 :1回
15MF小池: 6.0・チャンスには絡んだが決める力が乏しい。
累計79.5 13試合 平均6.13 :1回
11MF 西 : 6.0・丸刈りで気合いを見せたが結果に絡めず。最後まで走り切ったが。
累計74.5 12試合 平均6.21 :0回
16MFチビ: 6.0・ワンツーカウンターが決まれば御の字か。野澤を崩せず。
累計88.5 14試合 平均6.32 :2回
7MF翔哉: 6.0・自由を与えられているなかで力を発揮する場面が少ない。
累計25.5 4試合 平均6.38 :0回
44FW高原: 6.0・さすがに個で何でもかんでもは無理か、周りの成長が欲しい。
累計91.5 14試合 平均6.54 :3回
17FW常盤: 6.0・少ない出場時間でもしっかり結果に絡む選手にならないと。
累計82.5 14試合 平均5.89 :2回
27MF前田: 6.0・可能性は見せたが可能性だけ。一発仕事するSUBになれたらでかいが。
累計48.0 8試合 平均6.00 :1回
23DF吉野: 6.0・急遽出番が与えられても動じず完封に貢献。
累計11.0 2試合 平均5.50 :0回
V的MOM:金鐘必:しっかり完封。メンバーが代わっても崩れない堅守を築く。
V的MIP:GK野澤洋輔(松本):今期初スタメンらしいがさすが野澤。こういう当たりGKには分が悪いヴェルディらしく完封された。
試合感想:降雪、積雪で中止となった第10節代替、松本に中2日で乗り込んだヴェルディ。福井が累積4枚で出場停止、左CBに石神、左WBに小池を起用。SUBには大輔が入り過密日程を戦う。
立ち上がりは松本が攻勢、10分には喜山シュートを味方の飯田がブロックしてしまいクリア。
15分翔哉クロスが高原に合わない。
28分翔哉シュートは野澤が弾く。
31分玉林シュートは優也がキャッチ。
32分高原ミドル枠外。
39分今日一番の決定機、鈴木が左に叩きチビスルーパス小池がワンツーで返しチビが走り込みシュートも野澤にセーブされた。
前半はスコアレス。
後半も互いに攻めぎあう。松本はカウンター主体に、ヴェルディは惜しいチャンスを作る。
53分には森クロス→高原、翔哉、小池?が飛び込むが合わずチビが拾うと狙い済ましたシュート、弱く喜山がクリア。
65分鈴木ミドルも野澤がセーブ。
81分には石神が限界を訴え吉野と交代。まぁ5月19日9時現在の情報では大ケガではないと補足しよう。
74分直輝シュートも野澤にセーブされる。
このままスコアレス。シュートシーンまでの過程が小難しい。もっとシンプルに、ゴールを目指さないと。
試合はスコアレスドロー。勝てた試合だけに悔しいが負けないのは強み。最もAwayで複数得点できないとかまだ1勝という苦手ぶりは克服ならず。
5月15日はJリーグ20周年の日、あの日ヴェルディはマリノスに敗れたが20年後にJ2にいるとは思えなかった。また10年後、20年後に振り返り2013年は苦しかったけどまた栄光を取り戻した、と誇れるような未来に。今から戦わないとね。
次は中3日で敵地札幌。必ず勝って勝ち点3を手土産に帰ってもらわないと。

31 HOME 8月25日(日) 1-3 松本 味スタ
得点者 0-1犬飼智也、0-2船山貴之、小池純輝1-2、1-3岩上祐三

V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 3.0・相手に研究されても臆せずいつものやり方、いつものメンバーなのはいいが結果は完敗。何がベストかはヤスしかわからんが結果が出なければやはり最善を尽くしたとは言えない。
累計164.0 30試合 平均5.47

交代内容評価点: 0.0・まぁあの時間帯によく同時投入したよつう愚行。出された二人にどんな指示したかわからんが2点ビハインドになってから13分も悩んだ結論がこれなら評価に値しません。
累計134.0 30試合 平均4.47

1人目: 0.0・2点ビハインド、普通なら絶対絶命で慌てて送り込まれた場面だが13分浪費してからの投入、評価する気にならん。
時間:41分・展開: 1-3 ・交代者:常盤→翔哉・理由:戦術的交代
2人目: 0.0・同上。
時間:41分・展開: 1-3 ・交代者:西→端山・理由:戦術的交代

V的選手評価点
三浦MA: 2.0・戦術、采配、指示、すべてが的確ではなかったと思う。70分ほどで試合を諦めてるようにしか見えない。
累計154.0 31試合 平均4.97
1GK優也: 3.0・連帯責任、コーチングも含め良いときの安定が皆無。
累計178.0 31試合 平均5.74 :3回
26DF井林: 3.0・慣れかがむしゃらさが見れない。競り合いも勝負強さがなく。
累計104.5 18試合 平均5.81 :1回
3DF刀根: 3.0・DFラインのセンターとしては経験値の低さを露呈。周りも自分もがむしゃらさが足りない。
累計120.0 23試合 平均5.22 :0回
2DF石神: 3.0・アシストは見事。守備は跳ね返しては拾われを繰り返し後手を踏む。
累計145.0 25試合 平均5.80 :1回
19DF勇介: 3.0・やはり勇介だなと右サイドで存在感抜群。前半で一仕事できたら良かったが。
累計165.0 29試合 平均5.69 :1回
14MF鈴木: 3.0・安易なカードをもらうなどアンカーとしてはやはり不安。セットプレーも起点にならない。
累計161.5 29試合 平均5.57 :2回
15MF小池: 3.5・自身初の2試合連続ゴールも大敗では喜べない。ゴール以外は存在感なく。
累計145.0 25試合 平均5.80 :2回
11MF 西 : 3.0・後半になると疲れを隠せず。連戦でのスタメン起用も再考すべきか。
累計159.0 28試合 平均5.68 :1回
16MFチビ: 3.0・PKはどんなスターでもやらかすから仕方ない。むしろ流れの中で決め切れなかった力不足を否めない。
累計171.0 30試合 平均5.70 :2回
17FW常盤: 3.0・ほぼ活躍できなかった試合。試合毎に存在感が変わることは誉められない。
累計169.5 31試合 平均5.47 :4回
44FW高原: 3.0・PK奪取などチャンスを作るがチームとしては決め切れなかったのが運の尽き。自身もゴールは遠く。
累計185.0 31試合 平均5.97 :6回
7MF翔哉: 3.0・いかなる場面でも役割を果たせなかったのは悔しいばかり。代表でのチャンスをこれからヴェルディに生かしたい。
累計75.0 14試合 平均5.36 :0回
36MF端山: 3.0・こちらもヤスに言わせれば信用なし、この悔しさを次は晴らしたい。
累計33.0 6試合 平均5.50 :1回
V的MOM:小池純輝:2試合連続弾はヴェルディ移籍後というより自身初のこと。本来は得点力もあるのだから結果は常に残したい。
V的MIP:DF犬飼智也(松本):研究していただろうけど常盤の雑なマークを振り切りドフリーで先取点。失点こそしたがヴェルディをとことん封じ込めた。
試合感想:岡山、神戸と大事な真夏の3連戦を2連敗でホーム味スタに帰還したヴェルディ、当然負けは許されない試合で連勝で勢いがある松本を迎え撃つ。
スタメンにはGK優也、井林、刀根、石神、MF勇介、鈴木、小池、西、チビ、FW高原、常盤。石神、勇介が2試合ぶりのスタメン。
SUB ポープ、福井、関、翔哉、安田、吉野、端山。翔哉、吉野はU-19代表帰りで4試合ぶりのメンバー入り。帰国して連戦連敗のチーム状態だと知っていただろうし何とか力になりたいと翔哉なんかは意気込む試合だがベンチスタートは歯痒かっただろう。実際チームはずるずるとグダグダと時間を浪費していくのだから。吉野は吉野でいろいろ思うことがあるのだろう、ただそれにしてもである。後述する。
前半のハイライトだとチャンスはヴェルディばかり。常盤、チビ、チビ、と枠外ばかり。枠に飛ばせる選手がいないものかと愚痴り出したのが運の尽きだったのか。決め切れないヴェルディに待っていたのはまたもや先制を許す展開だった
43分、直前のプレーでチビが岩上と交錯、痛がり一度ピッチから出されてしまう。CKを与えてしまったヴェルディは数的不利でこのCKを対処。その数的不利も遠因かマークの受け渡しが乱れる。常盤が遠巻きの2人をケアするカタチではあったが犬飼がスルスルとゴール前に入り込むのをただ見送るしかできない常盤にマンマークの意味がわかっていたのかどうか。エアーポケットと化したゴール前に犬飼が飛び込みフリーで押し込まれる。
0-1、ビハインドで迎えたハーフタイムで嫌な予感はした。京都戦のような落ち着かない気分、北海道弁でいうとあずましくない、いずい気分。ハーフタイム明けに選手交代なし、ここで翔哉を入れても面白かったはずだが…
後半はまずヴェルディが決定機を迎える。
55分高原がドリブルで左サイドから切れ込み飯田が対応、飯田に当たり高原はCKを獲得しようと蓋をした。飯田はなんとかCKを逃れようとボールを掻き出すが高原を削ってしまいPKの判定に。ボールは結局CKになってるし飯田は深追いしないに限るシーン、こういうところは飯田も成長してないなと残念に思う。
このPKは高原が負傷しピッチアウトしたためチビが代役に。そのチビは右隅を狙うが枠外。せっかくの追い上げムードに水をさしたヴェルディはその直後にやられる。
58分1度クリアしたが2ndボールは拾われ小池が再びクリア、しかしむやみに繋ごうとした結果高原はそれをキープできず松本に拾われる、右のオープンスペースを使われ岩上にクロスを許すが石神?がブロック、しかし岩上にまた拾われクロス、塩沢が落として船山がワントラップから右足を振り抜きゴールに決める。
0-2、試合がほぼ決まった感もあるなか60分にはチビがシュートもGK正面。ヴェルディは反撃の手を緩めない。
61分石神がスローイン、高原キープからチビに預け、チビは左サイド石神へ。石神はタイミングを図りゴール前にクロス、小池が頭で合わせてゴール右隅に叩き込む。
追い上げムードのなかでヤスは静観、攻撃陣が疲労を隠せないなか、決定的な失点を喫する。
このゴールで追い上げムードを高めたいが連戦のなかでスタメンには酷な時間帯、ヤスは変わらず無策で静観。
それが遠因か、73分一度はクリアしたが戻され2度目のクリア、また右オープンスペースに出されてしまう。何度も言うが繋ぐ意識よりセーフティファーストを優先しないとこういう失点は減らない。2度も2ndボールを拾われてしまうようではDFが立て直せるわけがない、一度スローインに逃げる勇気を持てよと言いたい。このオープンスペースに船山に切れ込まれマイナスクロス、フリーで待ち構えた岩上に左足を振り抜かれ万事休す。
それからヤスいわくの葛藤タイムがさらに13分ある。まぁ彼の美学ではこのビハインドをひっくり返す手立てはなかったと認めたようなもんだろう。交代は86分、常盤→翔哉、西→端山という敗戦処理がなされたが大した見せ場も作れないままタイムアップの笛を聞く。
ヤスの葛藤は以下のようにコメントがある。
「短い時間の中で決定的な仕事ができるのは誰かということを考えたときに、それができるのはこの2人(翔哉、端山)だと思いました」
「現状ピッチにいる選手よりも良いリズム、決定的な場面を作れるかという点に関しては、正直この2人を使ってもどうなのかという風には思っていました」
「今日のこの時間帯の出場で、“何で自分がこんなに短いんだ”と考えるのでなく、次は“この短さでも形にしてやる”。または、周りとのコミニケーションの中でゴールを生むなど、前向きな姿勢になってほしい」
一部抜粋より。
これを読んでますます言い訳にしか聞こえない。2点ビハインドになったときにあと17分+アディショナルタイム。2点ビハインドを逆転するだけの体力が73分走ってるスタメンにあるとは見えなかったけど。
4分という試練を与えたつもりらしいが仮にヤスが現役で4分で2点ビハインドどうにかしろ!といわれ何ができる?スーパーマンであるまいし。また、連戦で明らかに疲労を溜めた高原やチビ、常盤に決定機を作れたかどうか。ここらへんは監督の言い訳でありいわゆるケミストリーさせないで鉄を酸化させるようなもんだろ。火のないところからキャンプファイアーしろみたいな。もし後半あと15分で翔哉と端山を使い結果、やはり代えても効果なかったなら納得もする。たかが4分で周りと合わせてしかも形だゴールだ…そんな天才いるのか?そして名指ししないがSUBにいる他の選手たちはビハインドでは使えない、使わない、いらないのか?
チーム一丸という姿勢がまず監督から見えないのが残念。後述の吉野は若気の至りだろうけどあれも立派な造反だ。ただクラブは見てみぬふりみたいだ。あれもヤスたちはしっかり指導しないと。
「勝てないチームの典型だった」
高原もそう話すように自分たちで試合を壊しているのは確か。監督采配には不満だが前半で決め切れなかった選手たちにはヤスを男にするつもりはあるのか問いたい。
「警戒していたセットプレーとカウンターからやられて悔しい」と優也もコメント、分かっていてやられたヴェルディ。分かっているならきちんと対策を考えようよ。出たとこ勝負で勝てる相手なんていない、岐阜だって神戸食うんだから。
最後にチビ「今日は僕のせいです。」
あぁそうだ、PK失敗がじゃないでしょう。決め切れなかったシーンは3回はある、すべて決め切れなかったことは猛省し、次は決めてくれ。小池もチビのせいではないと仲間はキャプテンの背中を推すんだから諦めずに走れチビ。
2012年9月2日、岐阜の地でヴェルディは0-1で負けた。それが結果として川勝監督のラストゲームとなった。3連敗ともう負けられないヤスだが解任するしないの話はしたくないし退任は望まない。2013年9月1日、この岐阜戦の持つヴェルディの悪夢をヤスには払拭してほしいだけだ。