individual:個々の

サブタイトルは『小池がゴールしたら勝率5割!』

ファイル17に詳細を書いたので手短に小池は前文を済ませる。

2013年現在の小池純輝は
4ゴール:2勝2敗0分
ゴールを挙げた試合を抜粋すると
9 HOME 4月17日(水) 2-0 山形 味スタ (常盤聡2、小池純輝1)
25 AWAY 7月20日(土) 3-2 横浜FC ニッパ球(井林章1、小池純輝2、高原直泰9)
30 AWAY 8月21日(水) 1-2 神戸 ノエスタ(小池純輝3)
31 HOME 8月25日(日) 1-3 松本 味スタ(小池純輝4)

レギュラーが確約されていない小池にとっては与えられたチャンスで得点を奪うのはそりゃ難しい。開幕からしばらくはベンチを温めた小池だが、中盤戦から今期は3-5-2の左WGを主戦場にしている(昨期はスタメンの7試合すべてが右MF)。ここにきて2試合連続ゴールという目に見える結果は、出場機会を定位置で確保したばかりの今の小池にはでかい。ゴール以外は目立たないのは課題だが結果を出せる今、とにかく勝つゴールも決めたいもんだ。

ではこれまでの小池純輝の得点試合。

2009年 18FW小池純輝 6得点
第3節 草津 3-2 横浜FC
第11節 草津 3-1 徳島
第14節 草津 2-4 C大阪
第21節 草津 2-2 愛媛
第33節 草津 1-1 岡山
第36節 草津 2-5 札幌
2勝2敗2分

2010年 7FW小池純輝 2得点
第2節 水戸 1-1 甲府
第19節 水戸 2-1
1勝0敗1分

2011年 7FW小池純輝 4得点
第16節 水戸 3-0 富山
第32節 水戸 1-2 熊本
第37節 水戸 3-1 鳥取(1試合2得点)
2勝1敗0分

2012年 14MF小池純輝 3得点
第3節 東京V 4-1 富山
第7節 東京V 2-0 徳島
第16節 東京V 2-3 栃木
2勝1敗0分

2013年 15MF小池純輝 4得点
第9節 東京V 2-0 山形
第25節 東京V 3-2 横浜FC
第30節 東京V 1-2 神戸
第31節 東京V 1-3 松本
2勝2敗0分

まとめてみよう
09:2勝2敗2分
10:1勝0敗1分
11:2勝1敗0分
12:2勝1敗0分
13:2勝2敗0分
計:9勝6敗3分

内訳としては6(草津)+6(水戸)+7(東京V)、J通算19ゴール。

小池が加入するとき、2012年初春のイメージはあまり期待しなかった。草津時代、水戸時代、確かに脅威的なミドルとか撃つイメージはあったがヴェルディ的なアタッカーだとは思えなかった。獲得を熱望したのがケツか昼田か知らないが小池獲得を素直に評価するつもりはなかったかもしれない。まぁ誤解のないように言えば高原や常盤にも失礼ながら期待してなかった、ようするにシーズンを終えてどんだけやってくれたかである、新加入選手なんて誰が当たるかなんてわからんし。
河野や菊岡など前年の主力アタッカーが退団したヴェルディにあって期待された2012年小池は右MFで7試合スタメン出場したがゴールはなし。途中出場した16試合で3得点だった。まぁ即戦力という期待は裏切ったわけだ。途中出場ゴールも試合が決まったあとの追加点ばかり、小池が試合の勝敗に左右するゴールを決めたことがないのも私としては残念ではある。
一方2013年小池はスタメン17試合出場で4得点、途中出場8試合0得点と対称的に。監督も代わりシステムも3-5-2となり駒が揃わない左WGのレギュラー争いに顔を出した小池、守備的なプレーもできる石神が一列下がることで不安定な福井を差し置いてスタメンを勝ち得た印象だがまだ存在感が薄い試合も多い、勇介ほどではない攻撃性、深く切れ込んでクロスやカットインからのズドンなど小池ならやれそうなことがやれていないのが不満でしかない。
ただ昨年に比べ横浜FC戦では貴重な同点ゴールをマーク、しっかり試合に左右するゴールを決めており成長を感じる。
上記のリストを見てもわかるように2試合連続ゴールも自身初のことだが何より悔しいのはそんな試合で3連敗していることに違わない。勝ち試合でやはり小池のインタビューが見たい。「ヤマガ戦あるんで…」常盤に被せたあの拡声器パフォーマンスをまた見たい。
好きか嫌いかと言えば嫌いだ、常盤同様そう思う。だからこそ私を黙らせるプレー、結果を残せ。



残すところ11試合、小池はキャリアハイを果たせるのか?自身最多の7ゴール、スタメンを勝ち得る今はひたすらゴールを狙うべし。