vs長崎
1勝・1敗・0分・3得・3失・差±0
1-2:2-1(13年)
ヴェルディ得点者
高原直泰:2(13:2)
常盤聡:1(13:1)
長崎得点者
藤井大輔・1(13:1)
佐藤洸一・1(13:1)
金久保彩・1(13:1)
V的 東京Vvs長崎 MVP
高原直泰。2試合ともに苦しみながら決めるべきシーンできっちり仕事してみせた。エースらしくゴールの臭いを逃がさずヴェルディとしては11年ぶりの2試合連続逆転に導いた。
V的 東京Vvs長崎 敢闘賞
金久保彩。石神の対処は安易ではなかった、周りも石神に任せていたがまさかあの場面で仕掛けてくるとは予想外だっただけ。そしてあの位置から決めるあたり安田とのレベルの差か(笑)。
vs 長崎 総評
長崎は強い。ボールにも人にもしっかり粘り強く、そして強かに。第4期を経て5位というのも妥当なチーム、2ndレグは逆転勝ちできたがこういうチームに勝てたのは大きい。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
佐藤由紀彦・2(04横浜FM:1、06柏:1)
小松塁・1(07C大阪:1)
松橋章太・2(10熊本:2)
中山悟志・1(09熊本:1)
藤井大輔・1(13長崎:1)
佐藤洸一・1(13長崎:1)
金久保彩・1(13長崎:1)
小松も怖かったが伏兵にやられやすいのもヴェルディらしい。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
19 AWAY 6月15日(土) 1-2 長崎 長崎県立
得点者 0-1藤井大輔、0-2佐藤洸一、高原直泰1-2
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 3.0・直輝、翔哉起用が裏目に。福井も起用ミスを自ら認めたようなもの。バイタルも自由に使われ3-3-2-2を完全に研究された、すべてで完敗。
累計111.0 19試合 平均5.84
交代内容評価点: 3.0・非を認めたように福井をあっさりと見切り、西を入れて少し立て直したが3枚目はお決まりの常盤。結果から言えば、効力は皆無。
累計91.0 19試合 平均4.79
1人目: 3.0・イエローが気がかりではあったが前半の45分、福井は我慢で良かったのでは?どうせもう一撃喰らうなら前半のほうが開き直れるし。福井のメンタル考えても45分はやらせるべき。木鈴にとっては長期離脱のあとだけに貴重な長時間を戦えたが。
時間:29分・展開: 0-1 ・交代者:福井→木鈴・理由:戦術的交代
2人目: 5.0・西が繋ぎで経験値を見せたが結果からすれば福井アウトが痛手に。石神をアウトするならむしろ直輝だったと思うが。
時間:46分・展開: 0-1 ・交代者:石神→西・理由:戦術的交代
3人目: 3.0・大輔に期待する私には19分で常盤に何を求めるのかわからない。ハイプレスが凄まじい大輔を試してみてほしい。大輔を信用しないで常盤に固執するヤスの采配が結実しないのも残念である。
時間:71分・展開: 0-1 ・交代者:翔哉→常盤・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 3.0・采配がすべて裏目に。継続が結実するのはいつになるやら?
累計101.0 19試合 平均5.32
1GK優也: 5.0・失点シーン以外は相変わらず安定。あとはバタつくときにコーチングで落ち着かせたいが。
累計117.0 19試合 平均6.16 :2回
26DF井林: 5.0・バタバタした守備陣にあって失点を防げず。幸野に手を焼いた。
累計50.5 8試合 平均6.31 :1回
5DF鐘必: 4.0・らしくない安易なパスミスが痛い。仕方ないがイエローをもらい次節出場停止。
累計112.0 19試合 平均5.89 :2回
2DF石神: 5.0・CBとしてもバタついたが左WBでも効果的な仕事はできず。
累計90.5 15試合 平均6.03 :0回
19DF勇介: 5.5・得点に結び付けたクロスはお見事。攻撃でちぐはぐを減らしたい。
累計109.0 18試合 平均6.06 :0回
14MF鈴木: 5.0・FKが全く怖くない。がら空きのバイタルエリアを使われ完敗。
累計112.5 19試合 平均5.92 :2回
6DF福井: 4.0・ミス多発、イライラがイエローとなり29分という不満な時間帯でアウトを命じられた。
累計81.0 14試合 平均5.79 :0回
27MF直輝: 4.0・左WBにポジチェンしたが攻撃でちぐはぐ。溌剌さがない。
累計69.5 12試合 平均5.79 :1回
16MFチビ: 4.0・決定機を生かせず悔しい敗戦。キャプテンとして必要な異議を唱えたが自身は精彩を欠いた。
累計116.0 19試合 平均6.11 :2回
44FW高原: 5.5・一矢報いるが惜しい場面を決め切る力はほしい。
累計121.0 19試合 平均6.37 :5回
7MF翔哉: 4.0・溌剌さがなく空回りばかり。前後半通して存在感薄く。
累計52.5 9試合 平均5.83 :0回
4DF木鈴: 5.0・長期離脱明けで試合勘がないためかミスも頻発。躊躇った攻撃で一仕事できたらいいが。
累計5.0 1試合 平均5.00 :0回
11MF 西 : 5.5・攻撃に厚みを加えたが結果には絡めず。短い時間でも存在感はかなり。
累計96.0 16試合 平均6.00 :0回
17FW常盤: 5.0・19分で存在感を示せるわけがない。ビハインドのチームで役割を果たすことはできず。
累計110.5 19試合 平均5.82 :3回
V的MOM:高原直泰:一矢報いるのがやっと。高原といえどさすがに苦戦。
V的MIP:FW幸野志有人(長崎):ゴールこそなかったがアップダウンを繰り返しボールを引き出すとヴェルディのバイタルを攻略。
試合感想:93年に横浜FにPK勝ちした長崎県立で20年ぶりのリーグ戦開催。2年前には天皇杯でも勝ち、J2初年度の長崎相手、初物に弱いヴェルディとしては負けたくない一戦。
スタメンには翔哉が抜擢、直輝と共に先発するのは初めて、二人が溌剌とプレーしてくれればと試合前は期待した。ベンチには負傷明けの木鈴が今期初メンバー入り、2種登録時代の2010年J2第25節、第28節、第30節のSUB以来3年ぶりのメンバー入りを果たした。中後も第5節以来、14試合ぶりのメンバー入り。
立ち上がりからどこかフワッとしたヴェルディ、浮わついた気持ちがあったのがミスが散見。そのヴェルディの隙を長崎は突く。
開始わずか34秒、鐘必のフィードを受けた福井がトラップミス、ここで奪われ48秒にはCKを与えている。福井だけに自責はないがこの試合、特にヴェルディのミスは多く感じる。4分福井、5分鐘必とらしくないミスが散見。何気ないミスが結局自分達の首を絞める。7分50秒には福井に対してだと思われるが「オイ!」とヤスが吠えている。
試合が動くのは9分、井林が幸野を倒してゴール前、左サイドでFKを与える、これを金久保がファーに送り込み鐘必が藤井と競り合うが鐘必は届かず、難しいボールとなって少し体を反らしながらも懸命に合わせた藤井が優也が一歩も動けないゴール右角に叩き込む。優也が飛び出せないようなファーに蹴り込んだ金久保、鐘必を振り切り頭で合わせた藤井、どちらも相手を称賛するしかない見事な一撃。
15分には幸野がミドルをバーに当てる。17分には福井クロスを高原が合わせるが枠外。
19分には木鈴がアップを早めたと情報が、すでに15分ほどで福井に見切りをつけていたようだ。
26分福井が石神とのパス交換、トラップミスし小笠原に奪われた福井が手で倒してイエロー。解説の山形も「福井はうまくいかないとフラストレーションが溜まっているみたいですね」と指摘。
29分には早々と福井を諦め木鈴を投入、木鈴はヴェルディでは2010年の2種登録以来3シーズン目でJリーグ戦デビュー、なおキローラン3兄弟では裕人も含め唯一、木鈴が出場歴を持つ。
前半は0-1、前半ビハインドで勝てたことがないヤスヴェルディ、後半開始から石神を下げて西を投入。直輝が左ワイドに張り1点を追う。
53分には幸野が持ち上がるため鐘必が慌ててアフタータックル、妥当なイエロー。なおこれで鐘必は累積4枚目、栃木戦は出場停止となった。
63分鈴木FKは枠外。67分には西が立て続けにミドルを狙うがGK正面。71分には翔哉を下げて常盤を投入、3枚の交代カードは使い切る。ただこれを大輔で見たかった。シンデレラボーイ誕生に期待するのだがヤスにはそれが毛頭ない。
72分長崎GKからゴールキック→クリアするが繋がらず幸野→水永左に展開→古部マイナスクロスを佐藤洸に流し込まれる。
0-2と万事休すのヴェルディ、キックオフ直後に勇介がCKを獲得。CKは鈴木がショートコーナーを勇介に預けると長崎は足が止まりフリーでクロス、フリーで待ち受けていた高原が教科書通りの叩きつけるヘディングで一矢報いる。
74分優也が長崎佐藤のシュートをファインセーブ。直後にカウンターを狙いスローイングみたいな両手のハンドスローで急かせるがボールを失う。急ぐとき、落ち着くときの判断をしっかりしたい。
80分には西が角度のないところからゴールに折り返し直接ネットに吸い込まれたが副審の判定はCK。チビが執拗に異議を唱えたが判定は覆るわけもない。
さすが3位長崎、順位に似つかわしいサッカーでアグレッシブだし攻守の切り替えは早いし何より勝ち切る力が羨ましい。ドン引きカウンターという勝手なイメージがあったが、ヴェルディを研究してかしっかりブロックを作り速攻、遅攻の使い分けがあってこちらのバイタルエリアは完全に使われた。J1へ行くにはライセンスなど厳しいだろう長崎だがジャパネットらスポンサーも後押ししてくれればJ2加入1年目でJ1へ挑戦か?とりあえずこういう強敵に簡単に負けてるようではヴェルディにJ1は遠い。長崎を舐めていたわけではないが選手たちがどこか浮わついたまま戦ったのも気の緩みなのかなと。
次節は22日18時キックオフのvs5位栃木。クラブ史上最強といわれる栃木メンバーには菊岡ら難敵ばかり。彼らに自由を与えたら勝てない。長崎戦のような浮わつきはいい加減見たくない。
『Vの今日イチ』
11分45秒、長崎山田が反転から勇介を交わそうとするが勇介がしっかり対応、勇介が肘うちでもしたかな?と山田が顔を痛がるから見直してみたが態勢が低くそのまま勇介の脇腹に顔から当たる山田、勇介は故意ではなくむしろ山田から突っ込んできたから鋼の鎧で食い止めただけ。山田はレフリーに抗議してるが見透かされた、ただのマリーシアでした。
28 HOME 8月11日(日) 2-1 長崎 味スタ
得点者 0-1金久保彩、常盤聡1-1、高原直泰2-1
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 6.0・前半が特に拙い。4バックにしろ3バックにしろ決めるべきときは決めないと、守らないと。
累計157.0 28試合 平均5.61
交代内容評価点: 6.0・いつもながら追い付いて逆転してから静観、追い付かれなかったから良いとして流れを変える意味で2枚目、3枚目は早めに切りたいが。3枚目使わないのは不満だが勝てば良いのも確か。
累計129.0 28試合 平均4.61
1人目: 6.5・同点にしたことで選択肢が増えた、西を下げたのは必然だしこの交代は功を奏するが。
時間:69分・展開: 1-1 ・交代者:西→安田・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・舞人にとっては貴重なデビュー、欲を言えばアディショナルタイム突入前かもう1枚、大輔や安在を見たいのだが。
時間:93分・展開: 2-1 ・交代者:常盤→舞人・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 6.0・外野からすると戦術に迷いが見える。交代策は安田こそゴールに絡んだがアディショナルタイム策は早めてほしい。
累計146.0 28試合 平均5.21
1GK優也: 6.5・また完封を逃した。ワンハンドでビッグセーブするなどプレーは安定しだけに悔しい。
累計164.5 28試合 平均5.88 :3回
19DF勇介: 6.0・27試合目にして初のイエロー。いつかはもらうと思ったがもらうと悔しい。1枚で終わるシーズンになるかどうか
累計157.0 27試合 平均5.81 :1回
26DF井林: 6.0・小松についたが競り負けるなどうまく剥がされたのが課題。マンマークの成長が急がれる。
累計92.0 15試合 平均6.13 :1回
3DF刀根: 6.0・失点シーンはカバーしきれず。刀根だけに責任はないがディフェンスラインとしては課題が残る。
累計107.5 20試合 平均5.38 :0回
2DF石神: 6.0・金久保に完全に振り切られあの場面は完敗。個で対処しきれないのは当たり前だがチームで防ぎたいシーン。
累計137.5 23試合 平均5.98 :1回
14MF鈴木: 6.0・前半は精度が上がらず及第点に及ばず。後半は流れを掴み精度も上げたが前後半しっかりしたい。次節出場停止は痛い。
累計153.5 27試合 平均5.69 :2回
11MF 西 : 6.0・ボランチでバランスを取ったが守備に重きを置いた。できれば攻撃的な仕事で結果に絡みたいが。
累計146.0 25試合 平均5.83 :1回
15MF小池: 6.0・左ワイドで攻守に半端に思えたが守備が軽減されただけにもう少し攻撃で存在感示したい。
累計131.0 22試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 6.5・巧みなボールコントロールはさすがだが前半のチャンスを逃すなど甘さも。決勝点を呼び込んだパスはチビらしく的確に。次節出場停止、骨休みとしたい。
累計163.0 28試合 平均5.82 :2回
17FW常盤: 6.5・得点シーン以外で目立つことがなく課題だが、得点シーンは絶妙なトラップが決め手に。
累計156.5 28試合 平均5.59 :4回
44FW高原: 7.0・同点弾もDFを引き付けたが決勝点は高原らしく強かに狙い、オフサイドも掻い潜る。ようやく10ゴール、まだ物足りないが。
累計171.5 28試合 平均6.13 :5回
10MF安田: 6.0・枠外シュートは個人的には誉めたくない。せめて相手GKが反応するような位置に蹴り込まないと。結果に騙されたくはない。
累計56.5 11試合 平均5.14 :1回
37DF三渡洲: 6.0・54秒ではさすがにわからない。もっと長くプレーするのが今は課題。
累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
V的MOM:常盤聡:ママ観戦試合で発奮、絶妙な1stトラップで自らのセレモニーにゴールという花を添えた。
V的MIP:MF金久保彩(長崎):積極的な仕掛けでヴェルディの出鼻を挫いた。完全に個人技でやられた。
試合感想:2年ぶりの2点ビハインドからの逆転勝ちで福岡を撃破したヴェルディ。勢いそのまま長崎を味スタで迎え撃つ。しかし真夏の不安定な天候で試合前には京王線が止まるなど試合中もまた雷雨が心配された、なんとか試合中は天候は持ちこたえたが集客に与えたダメージは大きい。
ヴェルディは戦前は4バックと予想されスカパーも予想フォメは4バック、実際試合スタート後には解説三浦淳寛氏も「4バック」と認定するほど外野からは4バックに思えたが試合後のヤスインタビューでは「3バック」と断言。確かに小池が立ち上がりから左ワイド、ただし石神がかなり前目におり3バックの並びには見えない。4-4-2ならば小池は右に入るだろうから3-5-2の崩れたカタチとでも言えばわかるか。勇介もいつもより下がりぎみだった、つまり井林が中に絞りぎみ。西がボランチにいたのは確かでチビがいつもの左MFだから左が分厚く見えた。まぁヤスは3バックとしたが選手間で試合中にポジションが動いたのだろうと。監督の意図に反したというわけではないし選手の判断でやりやられたのは仕方ない。
スタメンは独断でGK優也、DF勇介、井林、刀根、石神、MF西、鈴木、チビ、小池、FW常盤、高原。SUBにはGKポープ、DF関、舞人、MF安田、安在、楠美、FW大輔。
ポープは6試合ぶり、楠美は18試合ぶり、三渡洲舞人は初のメンバー入りとなった。
なお翔哉、吉野がU-19日本代表 スペイン遠征(アルクディア国際ユースサッカートーナメント)メンバーに選出され18日まで代表に帯同は確定。岡山戦までは欠場、勝ち上がれば21日までスペインにいるため神戸戦も欠場可能性が高い。舞人、楠美は代役で終わりたくないし仲間の代表入りは控えのチャンスとして生かしたい。
試合前にはJ2通算100試合出場のセレモニーで常盤が常盤ママに花束を手渡される、これも常盤発奮の一因に。
キックオフ、先述のように右から勇介、井林、刀根、石神という4バックに思えたヴェルディ、長崎の引いた守りをこじ開けようとするが先にチャンスを生かすのは長崎。
この試合の塚田レフリーは前半8分、長崎に加入間もない小松のシミュレーションを取るなど頼れるレフリーかと思いきやカードを乱発する試合に。
前半13分GK金山がキープせずにキャッチしたボールを早いタイミングでゴールキック。ヴェルディは虚を突かれ奥埜?に右に叩かれる。この時点では3対3と同数、小松に刀根、後方から上がる幸野を井林がケア、石神はボールが渡る金久保につく。スローダウンした金久保は石神と間合いを保ちながら手を上げる幸野には渡さずに石神を振り切り縦へ、刀根、鈴木が詰める間も無く金久保に右サイドからシュートを許し豪快に決められる。
25分立ち上がりに守備で足を痛めた長崎山田がアウト、長崎としてはアンラッキーな交代カードを切る。山田→小笠原
ヴェルディは猛攻ながら一撃が決まらない、18分鈴木ミドルはポストに嫌われる。23分高原が落としてチビが押し込むがGK金山にセーブされた。30分鈴木の低空CKがニアに、チビがバックヘッドで狙うがバーに嫌われた。
41分長崎が反撃、優也がまずセーブ、リバウンドを押し込まれたが立ち上がり右手だけでセーブ、クリア。
47分小笠原に勇介が肘うちしたらしい。リプレイではカメラが追えてないからわからない(井林から慌ててカメラが勇介を捉えたときにはもう小笠原が痛がってる)。
「レッドだろ?」と長崎スタッフが抗議しているが悪質なファウルかわからないけどなんでもかんでもカードで処分したらダメだろう。なお勇介はこれが今期初のイエロー、27試合目にしてフェアプレー賞の夢は消えたがイエローはやはり誉めれない、クリーンな勇介が見たい。
後半開始時には落雷でホーム側ビジョンが停電、不穏な空気になるが雨はない。
後半7分長崎井上がクリアしようとしたところをチビがブロック、勢い余り削る。妥当なイエローだがこれで4枚目、次節の岡山戦は出場停止となった。
1分後には刀根が小松に肘うちを頭に喰らうがノーカード。塚田の裁定は基準がわからん。
塚田レフリーに頭を悩ませたが試合はヴェルディに傾く。
後半10分井林がフィード、高原がCBを引き付けてボールは背後に落ちる、右に西も走り込むが常盤が1stトラップで右前に落とし自ら決める。
母上もお喜びになる様が画面に抜かれるがホント息子さんたまに素晴らしいっす(笑)たまに…って(笑)常盤ママ、いや女神様来てくれてありがとうございます。
追い付いたヴェルディに対して長崎は早くも動く。14分小松→佐藤洸
静観するヤスだが疲れを見せた西をアウト 24分西→安田
24分ゴール前でのブロックで背後からタックル、ただPKにはならず小池がクリアして高原がキープ、んで長崎ファウルでヴェルディFK再開に。一連の流れからして鈴木が関与したファウルが見当たらないのだがタックルしたのCBっぽいし仮に鈴木がタックルしたとしてアドバンテージ見たくせに流してヴェルディボールになったからって後からカードっておかしいだろう?小池拾った時点でヴェルディボールだし。塚田の摩訶不思議な裁定は実に面白くない。イエローは不当です。
これで鈴木も累積4枚目、岡山戦は出場停止となった。チビだけでも痛いが鈴木までも欠くのは厳しい。
28分には長崎岩間が高原を倒しイエロー、彼も4枚目、これで塚田レフリーは3人を次節Jのピッチから葬った。イエローは妥当だったけど。
30分中盤での奪い合い、安田が背後から引っ掻けイエロー、妥当なイエローだけどなんでもかんでもカードかよ?つう裁定。37分には安田に真っ正面ながら危険なスライディングをした金久保にノーカード。足に入ってるし安田がケガしたら塚田はどうするつもりなんだか?基準がわからんレフリーだ。
31分井林がインターセプト?鈴木に託し鈴木からチビに渡る、ハーフウェイラインを越えてチビが持ち上がると、右のオープンスペースに走り込む安田を使う。安田はワンタッチから右足でシュート、ただ枠外と思われるGK金山も見送っており枠にきたらさすがに反応しているはずだ。シュートだろうと解説アツも話すがこれを「信用してなかったわけではない」と高原、オフサイドを気にしつつ間合いを詰めていたまさに嗅覚に優れたストライカー、高原がスライディングで流し込みヴェルディは逆転。
安田コメント「とりあえずファーに蹴ろうとしたらあんなところにいって、タカさんがいいところにいてくれてよかったです」
枠に蹴るようにしようか、とりあえず他人任せじゃ10番に似つかわしくないよ。
長崎は幸野を中心に反撃も決め手を欠いたまま時間を浪費、45分にはヴェルディのカウンター、高原にタックルした長崎小笠原もイエロー。妥当な裁定で累積4枚目4人目、ちょっとカードで抑制しすぎたしカード出すべきシーンで出さないしで塚田レフリーの裁定は納得し難い。
アディショナルタイムには三渡洲舞人がデビュー、録画カウンターだと1時間53分34秒から試合終了が1時間54分28秒、つまり三渡洲舞人54秒のデビューでしたが最初のヘディングはたぶん舞人かと、あと競り合いで佐藤洸に競り負けたのが舞人だろう。54秒でクローザーとしては評価し難いがデビューとしては無難に、まぁせめてアディショナルタイム突入前に出してくれヤス。
ホームで逆転勝ちは2011年水戸戦以来2年ぶりのこと、逆転勝ちは前節に続くため2試合連続逆転勝ちは21年間のJリーグのヴェルディにおいて6度目のこと、2002年以来11年ぶりのこと。
試合後の高原のコメントではないが逆転しない試合運び、先制を許さない、リードを許さない試合展開は理想だ。それができたら昇格も視野にあるのだが。J2も佳境を迎えるだけに今後はこういう勝ち方も増やしたいがやはり完封は常に果たしたい。
次節はAway岡山、チビ、鈴木を欠く試合だが負けられない。チビの穴には端山が戻れそうなこと、あるいは安在にチャンスか。中後が復帰か、楠美抜擢か。誰が出てもやれるチームであるべき。ピンチをチャンスに変えてしっかり戦ってほしいもんだ。
1勝・1敗・0分・3得・3失・差±0
1-2:2-1(13年)
ヴェルディ得点者
高原直泰:2(13:2)
常盤聡:1(13:1)
長崎得点者
藤井大輔・1(13:1)
佐藤洸一・1(13:1)
金久保彩・1(13:1)
V的 東京Vvs長崎 MVP
高原直泰。2試合ともに苦しみながら決めるべきシーンできっちり仕事してみせた。エースらしくゴールの臭いを逃がさずヴェルディとしては11年ぶりの2試合連続逆転に導いた。
V的 東京Vvs長崎 敢闘賞
金久保彩。石神の対処は安易ではなかった、周りも石神に任せていたがまさかあの場面で仕掛けてくるとは予想外だっただけ。そしてあの位置から決めるあたり安田とのレベルの差か(笑)。
vs 長崎 総評
長崎は強い。ボールにも人にもしっかり粘り強く、そして強かに。第4期を経て5位というのも妥当なチーム、2ndレグは逆転勝ちできたがこういうチームに勝てたのは大きい。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
佐藤由紀彦・2(04横浜FM:1、06柏:1)
小松塁・1(07C大阪:1)
松橋章太・2(10熊本:2)
中山悟志・1(09熊本:1)
藤井大輔・1(13長崎:1)
佐藤洸一・1(13長崎:1)
金久保彩・1(13長崎:1)
小松も怖かったが伏兵にやられやすいのもヴェルディらしい。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
19 AWAY 6月15日(土) 1-2 長崎 長崎県立
得点者 0-1藤井大輔、0-2佐藤洸一、高原直泰1-2
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 3.0・直輝、翔哉起用が裏目に。福井も起用ミスを自ら認めたようなもの。バイタルも自由に使われ3-3-2-2を完全に研究された、すべてで完敗。
累計111.0 19試合 平均5.84
交代内容評価点: 3.0・非を認めたように福井をあっさりと見切り、西を入れて少し立て直したが3枚目はお決まりの常盤。結果から言えば、効力は皆無。
累計91.0 19試合 平均4.79
1人目: 3.0・イエローが気がかりではあったが前半の45分、福井は我慢で良かったのでは?どうせもう一撃喰らうなら前半のほうが開き直れるし。福井のメンタル考えても45分はやらせるべき。木鈴にとっては長期離脱のあとだけに貴重な長時間を戦えたが。
時間:29分・展開: 0-1 ・交代者:福井→木鈴・理由:戦術的交代
2人目: 5.0・西が繋ぎで経験値を見せたが結果からすれば福井アウトが痛手に。石神をアウトするならむしろ直輝だったと思うが。
時間:46分・展開: 0-1 ・交代者:石神→西・理由:戦術的交代
3人目: 3.0・大輔に期待する私には19分で常盤に何を求めるのかわからない。ハイプレスが凄まじい大輔を試してみてほしい。大輔を信用しないで常盤に固執するヤスの采配が結実しないのも残念である。
時間:71分・展開: 0-1 ・交代者:翔哉→常盤・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 3.0・采配がすべて裏目に。継続が結実するのはいつになるやら?
累計101.0 19試合 平均5.32
1GK優也: 5.0・失点シーン以外は相変わらず安定。あとはバタつくときにコーチングで落ち着かせたいが。
累計117.0 19試合 平均6.16 :2回
26DF井林: 5.0・バタバタした守備陣にあって失点を防げず。幸野に手を焼いた。
累計50.5 8試合 平均6.31 :1回
5DF鐘必: 4.0・らしくない安易なパスミスが痛い。仕方ないがイエローをもらい次節出場停止。
累計112.0 19試合 平均5.89 :2回
2DF石神: 5.0・CBとしてもバタついたが左WBでも効果的な仕事はできず。
累計90.5 15試合 平均6.03 :0回
19DF勇介: 5.5・得点に結び付けたクロスはお見事。攻撃でちぐはぐを減らしたい。
累計109.0 18試合 平均6.06 :0回
14MF鈴木: 5.0・FKが全く怖くない。がら空きのバイタルエリアを使われ完敗。
累計112.5 19試合 平均5.92 :2回
6DF福井: 4.0・ミス多発、イライラがイエローとなり29分という不満な時間帯でアウトを命じられた。
累計81.0 14試合 平均5.79 :0回
27MF直輝: 4.0・左WBにポジチェンしたが攻撃でちぐはぐ。溌剌さがない。
累計69.5 12試合 平均5.79 :1回
16MFチビ: 4.0・決定機を生かせず悔しい敗戦。キャプテンとして必要な異議を唱えたが自身は精彩を欠いた。
累計116.0 19試合 平均6.11 :2回
44FW高原: 5.5・一矢報いるが惜しい場面を決め切る力はほしい。
累計121.0 19試合 平均6.37 :5回
7MF翔哉: 4.0・溌剌さがなく空回りばかり。前後半通して存在感薄く。
累計52.5 9試合 平均5.83 :0回
4DF木鈴: 5.0・長期離脱明けで試合勘がないためかミスも頻発。躊躇った攻撃で一仕事できたらいいが。
累計5.0 1試合 平均5.00 :0回
11MF 西 : 5.5・攻撃に厚みを加えたが結果には絡めず。短い時間でも存在感はかなり。
累計96.0 16試合 平均6.00 :0回
17FW常盤: 5.0・19分で存在感を示せるわけがない。ビハインドのチームで役割を果たすことはできず。
累計110.5 19試合 平均5.82 :3回
V的MOM:高原直泰:一矢報いるのがやっと。高原といえどさすがに苦戦。
V的MIP:FW幸野志有人(長崎):ゴールこそなかったがアップダウンを繰り返しボールを引き出すとヴェルディのバイタルを攻略。
試合感想:93年に横浜FにPK勝ちした長崎県立で20年ぶりのリーグ戦開催。2年前には天皇杯でも勝ち、J2初年度の長崎相手、初物に弱いヴェルディとしては負けたくない一戦。
スタメンには翔哉が抜擢、直輝と共に先発するのは初めて、二人が溌剌とプレーしてくれればと試合前は期待した。ベンチには負傷明けの木鈴が今期初メンバー入り、2種登録時代の2010年J2第25節、第28節、第30節のSUB以来3年ぶりのメンバー入りを果たした。中後も第5節以来、14試合ぶりのメンバー入り。
立ち上がりからどこかフワッとしたヴェルディ、浮わついた気持ちがあったのがミスが散見。そのヴェルディの隙を長崎は突く。
開始わずか34秒、鐘必のフィードを受けた福井がトラップミス、ここで奪われ48秒にはCKを与えている。福井だけに自責はないがこの試合、特にヴェルディのミスは多く感じる。4分福井、5分鐘必とらしくないミスが散見。何気ないミスが結局自分達の首を絞める。7分50秒には福井に対してだと思われるが「オイ!」とヤスが吠えている。
試合が動くのは9分、井林が幸野を倒してゴール前、左サイドでFKを与える、これを金久保がファーに送り込み鐘必が藤井と競り合うが鐘必は届かず、難しいボールとなって少し体を反らしながらも懸命に合わせた藤井が優也が一歩も動けないゴール右角に叩き込む。優也が飛び出せないようなファーに蹴り込んだ金久保、鐘必を振り切り頭で合わせた藤井、どちらも相手を称賛するしかない見事な一撃。
15分には幸野がミドルをバーに当てる。17分には福井クロスを高原が合わせるが枠外。
19分には木鈴がアップを早めたと情報が、すでに15分ほどで福井に見切りをつけていたようだ。
26分福井が石神とのパス交換、トラップミスし小笠原に奪われた福井が手で倒してイエロー。解説の山形も「福井はうまくいかないとフラストレーションが溜まっているみたいですね」と指摘。
29分には早々と福井を諦め木鈴を投入、木鈴はヴェルディでは2010年の2種登録以来3シーズン目でJリーグ戦デビュー、なおキローラン3兄弟では裕人も含め唯一、木鈴が出場歴を持つ。
前半は0-1、前半ビハインドで勝てたことがないヤスヴェルディ、後半開始から石神を下げて西を投入。直輝が左ワイドに張り1点を追う。
53分には幸野が持ち上がるため鐘必が慌ててアフタータックル、妥当なイエロー。なおこれで鐘必は累積4枚目、栃木戦は出場停止となった。
63分鈴木FKは枠外。67分には西が立て続けにミドルを狙うがGK正面。71分には翔哉を下げて常盤を投入、3枚の交代カードは使い切る。ただこれを大輔で見たかった。シンデレラボーイ誕生に期待するのだがヤスにはそれが毛頭ない。
72分長崎GKからゴールキック→クリアするが繋がらず幸野→水永左に展開→古部マイナスクロスを佐藤洸に流し込まれる。
0-2と万事休すのヴェルディ、キックオフ直後に勇介がCKを獲得。CKは鈴木がショートコーナーを勇介に預けると長崎は足が止まりフリーでクロス、フリーで待ち受けていた高原が教科書通りの叩きつけるヘディングで一矢報いる。
74分優也が長崎佐藤のシュートをファインセーブ。直後にカウンターを狙いスローイングみたいな両手のハンドスローで急かせるがボールを失う。急ぐとき、落ち着くときの判断をしっかりしたい。
80分には西が角度のないところからゴールに折り返し直接ネットに吸い込まれたが副審の判定はCK。チビが執拗に異議を唱えたが判定は覆るわけもない。
さすが3位長崎、順位に似つかわしいサッカーでアグレッシブだし攻守の切り替えは早いし何より勝ち切る力が羨ましい。ドン引きカウンターという勝手なイメージがあったが、ヴェルディを研究してかしっかりブロックを作り速攻、遅攻の使い分けがあってこちらのバイタルエリアは完全に使われた。J1へ行くにはライセンスなど厳しいだろう長崎だがジャパネットらスポンサーも後押ししてくれればJ2加入1年目でJ1へ挑戦か?とりあえずこういう強敵に簡単に負けてるようではヴェルディにJ1は遠い。長崎を舐めていたわけではないが選手たちがどこか浮わついたまま戦ったのも気の緩みなのかなと。
次節は22日18時キックオフのvs5位栃木。クラブ史上最強といわれる栃木メンバーには菊岡ら難敵ばかり。彼らに自由を与えたら勝てない。長崎戦のような浮わつきはいい加減見たくない。
『Vの今日イチ』
11分45秒、長崎山田が反転から勇介を交わそうとするが勇介がしっかり対応、勇介が肘うちでもしたかな?と山田が顔を痛がるから見直してみたが態勢が低くそのまま勇介の脇腹に顔から当たる山田、勇介は故意ではなくむしろ山田から突っ込んできたから鋼の鎧で食い止めただけ。山田はレフリーに抗議してるが見透かされた、ただのマリーシアでした。
28 HOME 8月11日(日) 2-1 長崎 味スタ
得点者 0-1金久保彩、常盤聡1-1、高原直泰2-1
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 6.0・前半が特に拙い。4バックにしろ3バックにしろ決めるべきときは決めないと、守らないと。
累計157.0 28試合 平均5.61
交代内容評価点: 6.0・いつもながら追い付いて逆転してから静観、追い付かれなかったから良いとして流れを変える意味で2枚目、3枚目は早めに切りたいが。3枚目使わないのは不満だが勝てば良いのも確か。
累計129.0 28試合 平均4.61
1人目: 6.5・同点にしたことで選択肢が増えた、西を下げたのは必然だしこの交代は功を奏するが。
時間:69分・展開: 1-1 ・交代者:西→安田・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・舞人にとっては貴重なデビュー、欲を言えばアディショナルタイム突入前かもう1枚、大輔や安在を見たいのだが。
時間:93分・展開: 2-1 ・交代者:常盤→舞人・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 6.0・外野からすると戦術に迷いが見える。交代策は安田こそゴールに絡んだがアディショナルタイム策は早めてほしい。
累計146.0 28試合 平均5.21
1GK優也: 6.5・また完封を逃した。ワンハンドでビッグセーブするなどプレーは安定しだけに悔しい。
累計164.5 28試合 平均5.88 :3回
19DF勇介: 6.0・27試合目にして初のイエロー。いつかはもらうと思ったがもらうと悔しい。1枚で終わるシーズンになるかどうか
累計157.0 27試合 平均5.81 :1回
26DF井林: 6.0・小松についたが競り負けるなどうまく剥がされたのが課題。マンマークの成長が急がれる。
累計92.0 15試合 平均6.13 :1回
3DF刀根: 6.0・失点シーンはカバーしきれず。刀根だけに責任はないがディフェンスラインとしては課題が残る。
累計107.5 20試合 平均5.38 :0回
2DF石神: 6.0・金久保に完全に振り切られあの場面は完敗。個で対処しきれないのは当たり前だがチームで防ぎたいシーン。
累計137.5 23試合 平均5.98 :1回
14MF鈴木: 6.0・前半は精度が上がらず及第点に及ばず。後半は流れを掴み精度も上げたが前後半しっかりしたい。次節出場停止は痛い。
累計153.5 27試合 平均5.69 :2回
11MF 西 : 6.0・ボランチでバランスを取ったが守備に重きを置いた。できれば攻撃的な仕事で結果に絡みたいが。
累計146.0 25試合 平均5.83 :1回
15MF小池: 6.0・左ワイドで攻守に半端に思えたが守備が軽減されただけにもう少し攻撃で存在感示したい。
累計131.0 22試合 平均5.95 :1回
16MFチビ: 6.5・巧みなボールコントロールはさすがだが前半のチャンスを逃すなど甘さも。決勝点を呼び込んだパスはチビらしく的確に。次節出場停止、骨休みとしたい。
累計163.0 28試合 平均5.82 :2回
17FW常盤: 6.5・得点シーン以外で目立つことがなく課題だが、得点シーンは絶妙なトラップが決め手に。
累計156.5 28試合 平均5.59 :4回
44FW高原: 7.0・同点弾もDFを引き付けたが決勝点は高原らしく強かに狙い、オフサイドも掻い潜る。ようやく10ゴール、まだ物足りないが。
累計171.5 28試合 平均6.13 :5回
10MF安田: 6.0・枠外シュートは個人的には誉めたくない。せめて相手GKが反応するような位置に蹴り込まないと。結果に騙されたくはない。
累計56.5 11試合 平均5.14 :1回
37DF三渡洲: 6.0・54秒ではさすがにわからない。もっと長くプレーするのが今は課題。
累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
V的MOM:常盤聡:ママ観戦試合で発奮、絶妙な1stトラップで自らのセレモニーにゴールという花を添えた。
V的MIP:MF金久保彩(長崎):積極的な仕掛けでヴェルディの出鼻を挫いた。完全に個人技でやられた。
試合感想:2年ぶりの2点ビハインドからの逆転勝ちで福岡を撃破したヴェルディ。勢いそのまま長崎を味スタで迎え撃つ。しかし真夏の不安定な天候で試合前には京王線が止まるなど試合中もまた雷雨が心配された、なんとか試合中は天候は持ちこたえたが集客に与えたダメージは大きい。
ヴェルディは戦前は4バックと予想されスカパーも予想フォメは4バック、実際試合スタート後には解説三浦淳寛氏も「4バック」と認定するほど外野からは4バックに思えたが試合後のヤスインタビューでは「3バック」と断言。確かに小池が立ち上がりから左ワイド、ただし石神がかなり前目におり3バックの並びには見えない。4-4-2ならば小池は右に入るだろうから3-5-2の崩れたカタチとでも言えばわかるか。勇介もいつもより下がりぎみだった、つまり井林が中に絞りぎみ。西がボランチにいたのは確かでチビがいつもの左MFだから左が分厚く見えた。まぁヤスは3バックとしたが選手間で試合中にポジションが動いたのだろうと。監督の意図に反したというわけではないし選手の判断でやりやられたのは仕方ない。
スタメンは独断でGK優也、DF勇介、井林、刀根、石神、MF西、鈴木、チビ、小池、FW常盤、高原。SUBにはGKポープ、DF関、舞人、MF安田、安在、楠美、FW大輔。
ポープは6試合ぶり、楠美は18試合ぶり、三渡洲舞人は初のメンバー入りとなった。
なお翔哉、吉野がU-19日本代表 スペイン遠征(アルクディア国際ユースサッカートーナメント)メンバーに選出され18日まで代表に帯同は確定。岡山戦までは欠場、勝ち上がれば21日までスペインにいるため神戸戦も欠場可能性が高い。舞人、楠美は代役で終わりたくないし仲間の代表入りは控えのチャンスとして生かしたい。
試合前にはJ2通算100試合出場のセレモニーで常盤が常盤ママに花束を手渡される、これも常盤発奮の一因に。
キックオフ、先述のように右から勇介、井林、刀根、石神という4バックに思えたヴェルディ、長崎の引いた守りをこじ開けようとするが先にチャンスを生かすのは長崎。
この試合の塚田レフリーは前半8分、長崎に加入間もない小松のシミュレーションを取るなど頼れるレフリーかと思いきやカードを乱発する試合に。
前半13分GK金山がキープせずにキャッチしたボールを早いタイミングでゴールキック。ヴェルディは虚を突かれ奥埜?に右に叩かれる。この時点では3対3と同数、小松に刀根、後方から上がる幸野を井林がケア、石神はボールが渡る金久保につく。スローダウンした金久保は石神と間合いを保ちながら手を上げる幸野には渡さずに石神を振り切り縦へ、刀根、鈴木が詰める間も無く金久保に右サイドからシュートを許し豪快に決められる。
25分立ち上がりに守備で足を痛めた長崎山田がアウト、長崎としてはアンラッキーな交代カードを切る。山田→小笠原
ヴェルディは猛攻ながら一撃が決まらない、18分鈴木ミドルはポストに嫌われる。23分高原が落としてチビが押し込むがGK金山にセーブされた。30分鈴木の低空CKがニアに、チビがバックヘッドで狙うがバーに嫌われた。
41分長崎が反撃、優也がまずセーブ、リバウンドを押し込まれたが立ち上がり右手だけでセーブ、クリア。
47分小笠原に勇介が肘うちしたらしい。リプレイではカメラが追えてないからわからない(井林から慌ててカメラが勇介を捉えたときにはもう小笠原が痛がってる)。
「レッドだろ?」と長崎スタッフが抗議しているが悪質なファウルかわからないけどなんでもかんでもカードで処分したらダメだろう。なお勇介はこれが今期初のイエロー、27試合目にしてフェアプレー賞の夢は消えたがイエローはやはり誉めれない、クリーンな勇介が見たい。
後半開始時には落雷でホーム側ビジョンが停電、不穏な空気になるが雨はない。
後半7分長崎井上がクリアしようとしたところをチビがブロック、勢い余り削る。妥当なイエローだがこれで4枚目、次節の岡山戦は出場停止となった。
1分後には刀根が小松に肘うちを頭に喰らうがノーカード。塚田の裁定は基準がわからん。
塚田レフリーに頭を悩ませたが試合はヴェルディに傾く。
後半10分井林がフィード、高原がCBを引き付けてボールは背後に落ちる、右に西も走り込むが常盤が1stトラップで右前に落とし自ら決める。
母上もお喜びになる様が画面に抜かれるがホント息子さんたまに素晴らしいっす(笑)たまに…って(笑)常盤ママ、いや女神様来てくれてありがとうございます。
追い付いたヴェルディに対して長崎は早くも動く。14分小松→佐藤洸
静観するヤスだが疲れを見せた西をアウト 24分西→安田
24分ゴール前でのブロックで背後からタックル、ただPKにはならず小池がクリアして高原がキープ、んで長崎ファウルでヴェルディFK再開に。一連の流れからして鈴木が関与したファウルが見当たらないのだがタックルしたのCBっぽいし仮に鈴木がタックルしたとしてアドバンテージ見たくせに流してヴェルディボールになったからって後からカードっておかしいだろう?小池拾った時点でヴェルディボールだし。塚田の摩訶不思議な裁定は実に面白くない。イエローは不当です。
これで鈴木も累積4枚目、岡山戦は出場停止となった。チビだけでも痛いが鈴木までも欠くのは厳しい。
28分には長崎岩間が高原を倒しイエロー、彼も4枚目、これで塚田レフリーは3人を次節Jのピッチから葬った。イエローは妥当だったけど。
30分中盤での奪い合い、安田が背後から引っ掻けイエロー、妥当なイエローだけどなんでもかんでもカードかよ?つう裁定。37分には安田に真っ正面ながら危険なスライディングをした金久保にノーカード。足に入ってるし安田がケガしたら塚田はどうするつもりなんだか?基準がわからんレフリーだ。
31分井林がインターセプト?鈴木に託し鈴木からチビに渡る、ハーフウェイラインを越えてチビが持ち上がると、右のオープンスペースに走り込む安田を使う。安田はワンタッチから右足でシュート、ただ枠外と思われるGK金山も見送っており枠にきたらさすがに反応しているはずだ。シュートだろうと解説アツも話すがこれを「信用してなかったわけではない」と高原、オフサイドを気にしつつ間合いを詰めていたまさに嗅覚に優れたストライカー、高原がスライディングで流し込みヴェルディは逆転。
安田コメント「とりあえずファーに蹴ろうとしたらあんなところにいって、タカさんがいいところにいてくれてよかったです」
枠に蹴るようにしようか、とりあえず他人任せじゃ10番に似つかわしくないよ。
長崎は幸野を中心に反撃も決め手を欠いたまま時間を浪費、45分にはヴェルディのカウンター、高原にタックルした長崎小笠原もイエロー。妥当な裁定で累積4枚目4人目、ちょっとカードで抑制しすぎたしカード出すべきシーンで出さないしで塚田レフリーの裁定は納得し難い。
アディショナルタイムには三渡洲舞人がデビュー、録画カウンターだと1時間53分34秒から試合終了が1時間54分28秒、つまり三渡洲舞人54秒のデビューでしたが最初のヘディングはたぶん舞人かと、あと競り合いで佐藤洸に競り負けたのが舞人だろう。54秒でクローザーとしては評価し難いがデビューとしては無難に、まぁせめてアディショナルタイム突入前に出してくれヤス。
ホームで逆転勝ちは2011年水戸戦以来2年ぶりのこと、逆転勝ちは前節に続くため2試合連続逆転勝ちは21年間のJリーグのヴェルディにおいて6度目のこと、2002年以来11年ぶりのこと。
試合後の高原のコメントではないが逆転しない試合運び、先制を許さない、リードを許さない試合展開は理想だ。それができたら昇格も視野にあるのだが。J2も佳境を迎えるだけに今後はこういう勝ち方も増やしたいがやはり完封は常に果たしたい。
次節はAway岡山、チビ、鈴木を欠く試合だが負けられない。チビの穴には端山が戻れそうなこと、あるいは安在にチャンスか。中後が復帰か、楠美抜擢か。誰が出てもやれるチームであるべき。ピンチをチャンスに変えてしっかり戦ってほしいもんだ。