vs横浜FC
4勝・7敗・4分・21得・24失・差-2
1-3:3-2(13年)
0-0:0-1(12年)
1-2:7-2(11年)
1-1:2-3(10年)
2-1:1-3:0-2(09年)
0-2:0-0:1-1:2-1(06年)
ヴェルディ得点者
ゼ ルイス:1(06:1)
マルクス:1(06:1)
平本一樹:1(06:1)
大黒将志:2(09:2)
林陵平:1(09:1)
土屋征夫:1(10:1)
高木善朗:1(10:1)
高木俊幸:1(10:1)
深津康太:1(11:1)
菊岡拓朗:2(11:2)
森勇介:1(11:1)
中谷勇介:1(11:1)
阿部拓馬:2(11:2)
河野広貴:1(11:1)
金鐘必:1(13:1)
井林章:1(13:1)
小池純輝:1(13:1)
高原直泰:1(13:1)
横浜FC得点者
トゥイード・1(06:1)
三浦知良・1(06:1)
アレモン・1(06:1)
内田智也・2(06:1 13:1)
八田康介・1(09:1)
小野智吉・1(09:1)
八角剛史・1(09:1)
安孝錬・2(09:2)
池元友樹・1(09:1)
寺田紳一・2(10:2)
カイオ・1(10:1)
難波宏明・1(10:1)
高地系治・3(11:3)
フランサ・1(11:1)
田原豊・1(12:1)
大久保哲哉・3(13:3)
武岡優斗・1(13:1)
V的 東京Vvs横浜FC MVP
大久保哲哉。スケールのでかさに上手さと強さと貪欲さが加わり鬼に金棒か。3ゴールとすっかり苦手意識は植え付けられた。2ndレグの裏への抜け出しと軽く足伸ばしたシュートなんかは止めようなく。
V的 東京Vvs横浜FC 敢闘賞
森勇介。2ndレグは勇介ありき。クロスもPK獲得も勇介だからこそ。疑惑の判定も勇介が仕掛けたからゲットしたわけで勇介様様。
vs 横浜FC 総評
苦手な相手に、見事に研究され何もさせてもらえなかった1stレグ。そんな相手に追い付き終了間際にPKを獲得し撃破した2ndレグ。特にニッパ球では改称後勝てたことがなかっただけに鬼門撃破は大きい。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
永井雄一郎・7(97浦和:1、99浦和:1、01浦和:1、04浦和:3、05浦和:1)
三浦知良・5(00京都:3、01神戸:1、06横浜FC:1)
高地系治・4(06鳥栖:1、11横浜FC:3)
大久保哲哉・3(13横浜FC:3)
田原豊・2(11湘南:1、12横浜FC:1)
寺田紳一・2(10横浜FC:2)
内田智也・2(06横浜FC:1、13横浜FC:1)
松下裕樹・1(10草津:1)
西嶋弘之・1(09札幌:1)
カイオ・1(10横浜FC:1)
野崎陽介・1(07鳥栖:1)
武岡優斗・1(13:1)
永井やカズさんには仕事はさせなかったが大久保に苦手意識を作ったのは痛い。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
12 HOME 5月3日(金・祝) 1-3 横浜FC 味スタ
得点者 0-1大久保哲哉、金鐘必1-1、1-2大久保哲哉、1-3内田智也
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 3.0・これで3試合連続同じスタメン、オプションもなく読まれて当然だろ。
累計67.0 11試合 平均6.09
交代内容評価点: 3.0・交代策も相変わらずリアクション。相手の出方ばかり見ていたら流れを引き寄せるわけがない。
累計54.0 11試合 平均4.91
1人目: 4.0・安田がどうというより西を切るタイミングが遅すぎる。前半で見切るくらいの英断は出来ないのか?
時間:65分・展開:ビハインド(0-1)・交代者:西→安田・理由:戦術的交代
2人目: 3.0・直輝自身は前に仕掛けチャンスメイクをしていたが肝心のシュート意識は皆無。ビハインドで送り込むなら翔哉が見たいかな。
時間:79分・展開:ビハインド(1-2)・交代者:常盤→直輝・理由:戦術的交代
3人目: 2.0・焼け石に水。巻にどうしろこうしろではあるまい。
時間:85分・展開:ビハインド(1-3)・交代者:石神→巻・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 3.0・ビハインドでも無策。前半である程度見切りをつけるべき試合だったのでは?
累計60.0 11試合 平均5.45
1GK佐藤: 3.0・前半の好セーブも虚しく最後は連携ミスも。
累計65.0 11試合 平均5.91 :1回
5DF 金 : 3.0・ハンドは仕方ないとして大久保にほとんど競り負け、内田を見す見す抜けさせるなど得点が査定にならん出来。
累計61.5 11試合 平均5.59 :1回
3DF刀根: 3.0・内田にあっぱれ。尽く数的不利を作られカバーしきれず。
累計62.5 11試合 平均5.68 :0回
2DF石神: 3.0・CKでアシストし攻撃には絡んだが肝心の守備も小野瀬相手にバタつく。
累計40.5 7試合 平均5.79 :0回
19DF 森 : 3.0・攻撃では再三実況が言ってたがクロスなし。完全に持ち味を発揮できなかった。
累計58 10試合 平均5.80 :0回
14MF鈴木: 3.0・数的不利を常に作られあたふた。精度の高いフィードは見せたがリズム作れず。
累計62.5 11試合 平均5.68 :1回
15MF小池: 5.0・ただ一人可能性を見せたが得意のカタチには持ち込めず。
累計62.5 10試合 平均6.25 :1回
11MF 西 : 2.0・相手の早い寄せにほとんど効果的な仕事できず。
累計54.5 9試合 平均6.06 :0回
16MFチビ: 2.0・チャンスで囲まれた高原に頼るなど最近の好調ぶりはどこへやら?
累計67.0 11試合 平均6.09 :2回
17FW常盤: 3.0・優也→高原からのチャンスもシュートは力なく。ああいう場面を決め切る力が阿部なら…
累計63.5 11試合 平均5.77 :2回
44FW高原: 3.0・すっかり研究され自由を奪われた。開幕からしばらく続いた高原頼りの悪夢が過る。
累計69.0 11試合 平均6.27 :2回
10MF安田: 3.0・交代後は運動量生かしパス回しに絡むがほとんど目立つシーンはなし。効果的なシュートなどは皆無。
累計13.0 3試合 平均4.33 :0回
27MF前田: 3.0・チビへのスルーパスのシーンはミドルをセレクトするくらいでないと。ミスを恐れたらゴールは決まらん。
累計36.0 6試合 平均6.00 :1回
18FW 巻 : 3.0・劣勢をひっくり返すタイプではない。役割も起用時間も半端になった。
累計29.0 5試合 平均5.80 :0回
V的MOM:金鐘必:ハンドも経験、糧にして学んで欲しい。ゴールはお見事でした。
V的MIP:MF小野瀬康介(横浜FC):2点目のクロスも1点目も相手の嫌がるピンポイントぶり。「ただ今日はシュート意識が足らない」というインタビューも素晴らしい。
試合感想:ホーム味スタに横浜FCを迎え撃ちホーム200勝を目指すヴェルディ、SUBには井林が初メンバー入り、吉野が戻り楠美、大輔が外れた。
なおこの試合でチビがヴェルディ通算250試合出場、メモリアルとなる試合で200勝も挙げたい。そんな淡い期待を抱きながらキックオフ。
試合は立ち上がりから激しくボールを奪い合う。カウンターがともに素早くチャンスを迎える。
4分野崎のフリーでのシュートは優也が防ぐ。
22分寺田のミドルを優也がまたも防ぐ。ここまでは最後の砦として優也が横浜FCに立ちはだかるが…
ヴェルディはなかなかシュートまで持ち込めないが23分小池が抜け出しミドルを放つが枠外。
直後のゴールキック、右サイド小野瀬にドリブルを仕掛けられクロスを許すとカズさんが右にCB二人を引き付け鐘必は大久保を見れてない。大久保が抜け出し優也を嘲笑うかのようなヘディングを突き刺す。
30分優也フィードから高原が落とし常盤が狙うが決めれない。
前半は0-1。後半に向けて攻撃にテコ入れしてきても良い、そんな素人考えはヤスにはない。
後半もなかなか自分たちの攻撃に持ち込めないまま時間を費やすヴェルディ、負傷交代でペスンジンがアウト、横浜FCが3バックに変更。カズさんも63分でアウトしリズムを取り戻したヴェルディはようやく西を安田と代えて流れを引き寄せる。
64分小池がCKを獲得、石神がニアに蹴り込むと鐘必が合わせて同点に追い付く。
70分小野瀬に右サイドを抜けられクロスを上げられるがブロック、スローインに逃れた。スローインはまたも小野瀬に、小野瀬は難しい体制からクロス、大久保と競り合った鐘必が思わず手を出してイエロー。PKを献上。
神の手というべきかスロー再生しても鐘必の頭がボールにさわる前にボールは落ちてしまう。せめてもの救いだったのはシュナイダーらが抗議していたがレッド扱いされずに済んだこと、PKは献上したが鐘必も故意にやったわけでなく触らなければどのみち大久保に合わされていたのは間違いない。あの位置からクロスを上げた小野瀬を誉めたいが安易にクロスを許したこと、高さで敵わない相手に身体を入れたりポジショニングで競り勝つようなCBとしての円熟味がまだ鐘必らにはない。
鐘必を擁護したいが悪意はなかったことは明白で前田レフリーの裁定は正確だろう。むしろ持ち場を離れ執拗に抗議していたシュナイダーに注意してほしいくらいだ(山口監督が戻れと諭したのは監督として尊敬する)
PKは大久保が左に蹴り込み勝ち越し。
ヴェルディは常盤に代えて直輝を投入するがいかんせんリズムが横浜FCにあるなかで直輝には荷が重い。
80分直輝からチビへのスルーパスを狙うが合わない(オフサイド)
直後のゴールキック、前掛かりになってDFラインも緊張感が薄れると81分、内田に狙われる。刀根が流そうとしたボール、内田が拾い優也の飛び出しも間に合わず流し込まれる。
終盤に石神を下げて巻を投入、こうなると焼け石に水。小野瀬カウンターから武岡に惜しい場目を作られるなど最後まで小野瀬に好きにプレーされてしまう。
最後まで自信を感じないプレーに終始したヴェルディ、課題だけが浮き彫りになった試合となってしまった。
下位に低迷してるとはいえ戦力はある横浜FCに手の内を見せたまま挑むようでは話しにならん、メンバーを弄るリスクもあるがマンネリしてきたなかでヤスにはアクションを起こす気が見えない。カズさんをスタメンに起用した山口監督との差はそこだろう。中2日でAway群馬。やり方を変えろとは言わないが前4人、西やチビ、特に常盤あたりは一度スタメンから外すくらいの英断でもいい。それくらいの変化、奇襲が見たい。
25 AWAY 7月20日(土) 3-2 横浜FC ニッパ球
得点者 井林章1-0、1-1武岡優斗、1-2大久保哲哉、小池純輝2-2、高原直泰3-2
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 5.5・3バックの限界を感じる大破、逆転はしたが2失点でほぼ完敗。守備陣の早急な立て直しを求めたい。一度4バックも考えたいが。
累計138.5 25試合 平均5.54
交代内容評価点: 6.0・勝ちゃいい、その考えのみで及第点とした。ただ各々の貢献率や仕事ぶりは勝ちゃいいだけで2枚目以降の交代カードが相変わらず得点に絡んではいない。
累計113.5 25試合 平均4.54
1人目: 6.5・攻撃では自らチャンスに絡み奮闘した端山、守備は課題に。西を早々と切る英断は結果としてアリに。
時間:56分・展開: 1-1 ・交代者:西→端山・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・投入が追い付いてからしばらく経っている。流れを作れるとはお世辞にも言えない安田起用が効果的だったとも言えない。
時間:83分・展開: 2-2 ・交代者:常盤→安田・理由:戦術的交代
3人目: 6.0・交代カードがあまり活躍しないヤス采配らしく翔哉もわずか4分ではインパクト残せず。勝ちはしたが翔哉が決めたわけでない。
時間:86分・展開: 2-2 ・交代者:チビ→翔哉・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 7.0・交代策は相変わらず当たり障りないのが不満だ。唯一の当たりは端山起用。連勝は評価したい。
累計128.0 25試合 平均5.12
1GK優也: 7.0・失点シーンは自責はないが2失点はいただけない。完封をそろそろ目指したい。
累計146.0 25試合 平均5.84 :3回
26DF井林: 7.5・高さでは大久保に互角以上に渡り合った。嬉しい初ゴールもマークしたが逆転を許したことは苦い経験に。
累計74.0 12試合 平均6.17 :1回
3DF刀根: 6.5・大久保に自由を与えるなど危機回避が欠けた。積極的に攻撃に参加したがそれは継続したい。
累計89.5 17試合 平均5.26 :0回
2DF石神: 6.5・ヴェルディ初ゴールはまたもお預け。攻守に奮闘したが失点は悔しい、完封を果たしたい。
累計119.0 20試合 平均5.95 :0回
19DF勇介: 7.5・攻撃は3得点に絡む大活躍。守備も落ち着いて対応。未警告も24試合に延ばした。
累計137.0 24試合 平均5.71 :0回
14MF鈴木: 7.0・CKで井林にお膳立て。守備は厳しいが奮闘、逆転されないような奮闘を見たいが。
累計135.5 24試合 平均5.65 :2回
15MF小池: 7.0・精力的にゴール前に顔を出して勝負、それが結果に繋がった。欲を言えばさらに貪欲にゴールを狙えば違うのに。
累計113.0 19試合 平均5.95 :1回
11MF 西 : 6.5・気の効いたポジショニングや守備意識で前半のチームを支えた。後半の奇襲に対応できたら早々と切ることはなかったろうけど。
累計126.5 22試合 平均5.75 :1回
16MFチビ: 7.0・守備意識がかなり向上、コーチングもしてるし実にキャプテンらしい。チャンスに絡む嗅覚も快復。
累計143.0 25試合 平均5.72 :2回
17FW常盤: 6.5・高原がチャンスメークに回ると単独では孤立してしまう悪癖が。数的不利でもキープしたり単独突破するような何かがまだできない。
累計138.0 25試合 平均5.52 :3回
44FW高原: 7.5・PKは冷静に決めた。相手を振り切る閃きや読みはさすが、一撃決めれたらかなり楽になるが難しい。
累計151.0 25試合 平均6.04 :5回
36MF端山: 7.5・相手に脅威となるドリブルやスルーパス、縦パス、クロス、判断一つ一つが頭の切れる端山らしさか。
累計14.0 2試合 平均7.00 :1回
10MF安田: 6.5・流れを手繰り寄せるタイプでもない。ラストはうまく時間を使えたがインパクトを残したい。
累計45.5 9試合 平均5.06 :1回
7MF翔哉: 6.5・PKシーンはもし勇介が抜けていたら翔哉のチャンスだったはず。PK蹴るかと思ったがそこを挙手する我が儘さも見たい。
累計59.0 11試合 平均5.36 :0回
V的MOM:端山豪:攻撃ではアクセントになり同点、逆転の起点に。守備では甘さを見せただけに悔しいが。
V的MIP:FW大久保哲哉(横浜FC):1stレグも2ndレグもやられたのが悔しい。しかも今回は高さではなくテクで。とにかく悔しい。
試合感想:札幌に競り勝ち暗いトンネルを抜け出したヴェルディは2009年以降勝てないニッパ球に乗り込み苦手な横浜FCを迎え撃つ。スタメンには福井に代わり出場停止明けの刀根が復帰。SUBも前節と変わらずヤスヴェルディはカズをSUBに置く横浜FC、鬼門ニッパ球の撃破に挑む。
立ち上がりこそ横浜FCが優勢な時間帯もあったがボール回しは相変わらずヴェルディが優位。
試合を動かしたのはヴェルディの右サイドから。13分チビのインターセプトからヴェルディはパスを回しチビを起点に西が右サイドへ展開、勇介は二人を置き去りクロスを上げる、石神が頭で合わせたがシュナイダーがセーブしCKへ。
14分このCKを鈴木→ゴール前のニアの井林が競り勝ち押し込む。
井林の嬉しい嬉しいJ初ゴールで先制したヴェルディ。ゴールパフォーマンスの揺りかごダンスは福井の赤ちゃんへ。福井は欠場したが理由はわからん。
これで戦いやすくなったヴェルディはだいぶ押し上げれたが追加点が奪えない。
CKではまた井林が高原へ落としを狙うが枠外。190ある大久保に179の井林が競り勝つというシーンも。CBはサイズがすべてではないと宮本やバウルが示してきたが井林もそうなってほしい。
前半は不思議なくらい横浜FCが消極的だったが不安は過る。だいたい前半が良いときのヴェルディは後半が拙い。
前半終了間際には石神が相手を倒すが西にイエロー。この試合再三に渡り異議を受けた岡部レフリーだが西のアクションは確かに「なんでだよ?」みたいに見える。チビも異議してるが西にだけ出された。後々疑惑の判定でも触れるが片方は軽い異議でイエローが出されたのにホームチームは長い異議してもカード出さない矛盾は岡部に問いたいところだ。西イエローは不当だと思う。
前半は1-0でリードで折り返す。
後半に入ると横浜FCが活性。奇襲がヴェルディを脅かす。
48分、内田にハーフウェイラインから持ち上がられペナルティエリア内へ、内田にはシュートさせないが左の寺田に出されシュートを浴びる、これは優也がファインセーブしたが武岡にリバウンドを押し込まれられる。
後半怖いが具現し1-1。ますます横浜FCが活性。
ヴェルディは先手を打ち西→端山。
端山はミドルを放つなど悪い流れを手繰り寄せようとしたが流れは相変わらず横浜FC。
58分勇介が優也へバックパス、優也がこれを左へフィードするが相手に渡る。プレスが甘いまま自由に持たれると寄せの甘い寺田に裏へフィードされ刀根が触れず大久保に技ありボレーを撃ち込まれ逆転を許す。刀根に関しては安易に大久保と競らないで自由に撃たせたことはマイナスだろう。寺田にフリーで上げさせた端山やチビらにも責任はあるが防げなかった失点ではない。ベストが誰も尽くせないからこういう安易なミスになると私は警鐘を鳴らしたい。
3バックやる意味がない。これが今のヴェルディの今だろう。
65分そんなヴェルディに一矢報いるチャンスがくる。ハーフウェイラインから端山がドリブル突破→勇介に渡りチビへ、チビからまた右に端山、端山はクロスを上げたが跳ね返され高原が拾う、すぐにチビへ、チビは右に開いた勇介へ展開。勇介はワンタッチしてタイミングを計りクロス、左サイドから中に待ち構えていた小池がDFの前に入り込みフリーでヘディングを叩き込む。
端山は身体が強い、ドリブルもシュートもさすがだがだけに守備も力強くやってほしいが。
なかなか互いに追加点が奪えないまま時間を消化。
70分に言及したい、むやみやたらなバックパスを相手にプレゼントするのはいかがなものか?
鈴木が優也に返し、優也は安易なミスで刀根?へ、刀根がこれを逸らし寺田に奪われると寺田にミドルを許す。これは優也がセーブし事なきを得たが、右に開いた井林もおり優也のミスは致命的に。寺田が左にいた大久保に渡せば恐らく決勝点を奪われていただろう。このむやみやたらな繋ぎは時として苦しむのだからセーフティファーストで優也にボールを捨てる英断もセレクトしてもらわなきゃ困る。
75分には大久保に井林がチャージを受け腰を痛めた、これに勇介が異議をしてるが大久保にカードはなし。岡部レフリーの裁定はたまに不可解に感じた。
小池は決定機を2度、アーリークロスを高原に送り込むのと端山から縦へ出され自らボックス内で仕掛けて枠外。いずれも枠外だけに枠に飛ばす力がほしい。
試合を決定付けたのはやはりあのシーン。
88分勇介がインターセプト、高原が前へ繋ぎ端山、ドリブルで右サイドをかけ上がると一旦勇介に戻す、勇介はペナルティエリアに侵入しようと切れ込むが横浜FC中島がタックル。微妙な判定が下される。PK、ヴェルディには恵みの判定。後述するがこれを高原が冷静に左に沈める。なおシュナイダーが決められて怒りを給水ボトルにぶつけるがこれもカードの対象になるはずだ。備品を投げつけるような行為がJで容認されてるわけがない、あの祥平でさえ出場停止になったのだからこういうのも不満である。悔しさはわかるがだったら止めてヒーローになれよとシュナイダーには言いたい。
アディショナルタイムには黒津にタックルをした鈴木にイエロー。勢い余りもろにタックルしたから妥当な裁定である。
試合は3-2でヴェルディは連勝、横浜FCは7試合負けなしでストップ。
裁定についてはヴェルディとしてはあれでも不満であるがヴェルディは裁定で勝てた試合でもある。
次節は首位G大阪を迎え撃つだけにここにきて連勝は大きい。簡単には勝たせてくれないだろうG大阪に今のヴェルディがどこまで戦えるか。楽しみにしたい。
『Vの今日イチ』
まず中島についてだが、あれは安易なタックルをすべき場面ではない。人数は揃ってたしシミュレーションになるかどうかわからんしボールに間違いなく届かないんだから中島としてはあれは泳がせるべきだったね。クロスされても味方が掻き出したりクリアしたかCKか、勇介があの位置からズドーンするとも考えにくくあわよくば入ったかもしれないが中島が余計なことしなければ2-2で終わるか、あるいはアディショナルタイムに突き放すチャンスは横浜FCにはあった。中島自身にはああいう疑惑のプレーをしたらこうなるんだと理解してもらいたい。
記事にあったけど接触してないなんたらかんたら。について。
中島タックル、足を畳んだのは進路妨害したあとに見える。接触があったとは断言しにくいが危険なタックルと捉えられて文句は言えない。勇介も接触を避けたためにバランスを崩した、あるいは接触が本当にあったならケガに直結するような危険なプレーであり中島にイエローという岡部裁定は正しい。
次に接触があったとして考えると明らかにペナルティエリア外だとわかる。レフリー座談会で岡田さんかな?断言してたがアシスタントレフリーの位置からあの距離感では微妙な判定はできないという。スタジアムのスタンドやTVカメラならわかるがアシスタントレフリーの判定はまず期待できないと私は解釈する。そしてしっかりと足を止めて一連のプレーを視察していた岡部レフリーはあれをペナルティエリア内と裁定している。ブレないでアシスタントレフリーの曖昧な受け答えを聞いてかますます自身に自信を深めた岡部裁定は間違いではない。ああいう場面で簡単に裁定を覆すようなレフリーでは選手のやりたい放題になるのだから。
画像解析では確かに外だと思うが横浜FC選手の執拗な異議を1分40秒受けたにも関わらずイエローを1枚も掲示しない理不尽さは何でか?岡部レフリーの基準はわかりにくい。西以上にオーバーリアクションで異議を唱えたシュナイダーなんかは十分イエローに値したし数人でレフリーを取り囲み1分半以上に渡りPK、アクチュアルプレータイムを妨害した横浜FCには厳罰なしはおかしい。これには不満である。PKはヴェルディがモノにしたが岡部レフリーにはこの理不尽さが残念だ。
いわゆる誤審ではある。紙一重でFKになっただろうがあれはPKと岡部レフリーが決めたらそうなのだ。判定を素直に聞き入れとは言わないがまだPKを止めればチャンスがあるなかで試合を1分半も止めて蔑ろにしたのが横浜FCの汚点に思える。
4勝・7敗・4分・21得・24失・差-2
1-3:3-2(13年)
0-0:0-1(12年)
1-2:7-2(11年)
1-1:2-3(10年)
2-1:1-3:0-2(09年)
0-2:0-0:1-1:2-1(06年)
ヴェルディ得点者
ゼ ルイス:1(06:1)
マルクス:1(06:1)
平本一樹:1(06:1)
大黒将志:2(09:2)
林陵平:1(09:1)
土屋征夫:1(10:1)
高木善朗:1(10:1)
高木俊幸:1(10:1)
深津康太:1(11:1)
菊岡拓朗:2(11:2)
森勇介:1(11:1)
中谷勇介:1(11:1)
阿部拓馬:2(11:2)
河野広貴:1(11:1)
金鐘必:1(13:1)
井林章:1(13:1)
小池純輝:1(13:1)
高原直泰:1(13:1)
横浜FC得点者
トゥイード・1(06:1)
三浦知良・1(06:1)
アレモン・1(06:1)
内田智也・2(06:1 13:1)
八田康介・1(09:1)
小野智吉・1(09:1)
八角剛史・1(09:1)
安孝錬・2(09:2)
池元友樹・1(09:1)
寺田紳一・2(10:2)
カイオ・1(10:1)
難波宏明・1(10:1)
高地系治・3(11:3)
フランサ・1(11:1)
田原豊・1(12:1)
大久保哲哉・3(13:3)
武岡優斗・1(13:1)
V的 東京Vvs横浜FC MVP
大久保哲哉。スケールのでかさに上手さと強さと貪欲さが加わり鬼に金棒か。3ゴールとすっかり苦手意識は植え付けられた。2ndレグの裏への抜け出しと軽く足伸ばしたシュートなんかは止めようなく。
V的 東京Vvs横浜FC 敢闘賞
森勇介。2ndレグは勇介ありき。クロスもPK獲得も勇介だからこそ。疑惑の判定も勇介が仕掛けたからゲットしたわけで勇介様様。
vs 横浜FC 総評
苦手な相手に、見事に研究され何もさせてもらえなかった1stレグ。そんな相手に追い付き終了間際にPKを獲得し撃破した2ndレグ。特にニッパ球では改称後勝てたことがなかっただけに鬼門撃破は大きい。
▽ヴェルディキラーに注意せよ!
永井雄一郎・7(97浦和:1、99浦和:1、01浦和:1、04浦和:3、05浦和:1)
三浦知良・5(00京都:3、01神戸:1、06横浜FC:1)
高地系治・4(06鳥栖:1、11横浜FC:3)
大久保哲哉・3(13横浜FC:3)
田原豊・2(11湘南:1、12横浜FC:1)
寺田紳一・2(10横浜FC:2)
内田智也・2(06横浜FC:1、13横浜FC:1)
松下裕樹・1(10草津:1)
西嶋弘之・1(09札幌:1)
カイオ・1(10横浜FC:1)
野崎陽介・1(07鳥栖:1)
武岡優斗・1(13:1)
永井やカズさんには仕事はさせなかったが大久保に苦手意識を作ったのは痛い。
以下当時の雑感なので内容はご了承ください。
12 HOME 5月3日(金・祝) 1-3 横浜FC 味スタ
得点者 0-1大久保哲哉、金鐘必1-1、1-2大久保哲哉、1-3内田智也
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 3.0・これで3試合連続同じスタメン、オプションもなく読まれて当然だろ。
累計67.0 11試合 平均6.09
交代内容評価点: 3.0・交代策も相変わらずリアクション。相手の出方ばかり見ていたら流れを引き寄せるわけがない。
累計54.0 11試合 平均4.91
1人目: 4.0・安田がどうというより西を切るタイミングが遅すぎる。前半で見切るくらいの英断は出来ないのか?
時間:65分・展開:ビハインド(0-1)・交代者:西→安田・理由:戦術的交代
2人目: 3.0・直輝自身は前に仕掛けチャンスメイクをしていたが肝心のシュート意識は皆無。ビハインドで送り込むなら翔哉が見たいかな。
時間:79分・展開:ビハインド(1-2)・交代者:常盤→直輝・理由:戦術的交代
3人目: 2.0・焼け石に水。巻にどうしろこうしろではあるまい。
時間:85分・展開:ビハインド(1-3)・交代者:石神→巻・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 3.0・ビハインドでも無策。前半である程度見切りをつけるべき試合だったのでは?
累計60.0 11試合 平均5.45
1GK佐藤: 3.0・前半の好セーブも虚しく最後は連携ミスも。
累計65.0 11試合 平均5.91 :1回
5DF 金 : 3.0・ハンドは仕方ないとして大久保にほとんど競り負け、内田を見す見す抜けさせるなど得点が査定にならん出来。
累計61.5 11試合 平均5.59 :1回
3DF刀根: 3.0・内田にあっぱれ。尽く数的不利を作られカバーしきれず。
累計62.5 11試合 平均5.68 :0回
2DF石神: 3.0・CKでアシストし攻撃には絡んだが肝心の守備も小野瀬相手にバタつく。
累計40.5 7試合 平均5.79 :0回
19DF 森 : 3.0・攻撃では再三実況が言ってたがクロスなし。完全に持ち味を発揮できなかった。
累計58 10試合 平均5.80 :0回
14MF鈴木: 3.0・数的不利を常に作られあたふた。精度の高いフィードは見せたがリズム作れず。
累計62.5 11試合 平均5.68 :1回
15MF小池: 5.0・ただ一人可能性を見せたが得意のカタチには持ち込めず。
累計62.5 10試合 平均6.25 :1回
11MF 西 : 2.0・相手の早い寄せにほとんど効果的な仕事できず。
累計54.5 9試合 平均6.06 :0回
16MFチビ: 2.0・チャンスで囲まれた高原に頼るなど最近の好調ぶりはどこへやら?
累計67.0 11試合 平均6.09 :2回
17FW常盤: 3.0・優也→高原からのチャンスもシュートは力なく。ああいう場面を決め切る力が阿部なら…
累計63.5 11試合 平均5.77 :2回
44FW高原: 3.0・すっかり研究され自由を奪われた。開幕からしばらく続いた高原頼りの悪夢が過る。
累計69.0 11試合 平均6.27 :2回
10MF安田: 3.0・交代後は運動量生かしパス回しに絡むがほとんど目立つシーンはなし。効果的なシュートなどは皆無。
累計13.0 3試合 平均4.33 :0回
27MF前田: 3.0・チビへのスルーパスのシーンはミドルをセレクトするくらいでないと。ミスを恐れたらゴールは決まらん。
累計36.0 6試合 平均6.00 :1回
18FW 巻 : 3.0・劣勢をひっくり返すタイプではない。役割も起用時間も半端になった。
累計29.0 5試合 平均5.80 :0回
V的MOM:金鐘必:ハンドも経験、糧にして学んで欲しい。ゴールはお見事でした。
V的MIP:MF小野瀬康介(横浜FC):2点目のクロスも1点目も相手の嫌がるピンポイントぶり。「ただ今日はシュート意識が足らない」というインタビューも素晴らしい。
試合感想:ホーム味スタに横浜FCを迎え撃ちホーム200勝を目指すヴェルディ、SUBには井林が初メンバー入り、吉野が戻り楠美、大輔が外れた。
なおこの試合でチビがヴェルディ通算250試合出場、メモリアルとなる試合で200勝も挙げたい。そんな淡い期待を抱きながらキックオフ。
試合は立ち上がりから激しくボールを奪い合う。カウンターがともに素早くチャンスを迎える。
4分野崎のフリーでのシュートは優也が防ぐ。
22分寺田のミドルを優也がまたも防ぐ。ここまでは最後の砦として優也が横浜FCに立ちはだかるが…
ヴェルディはなかなかシュートまで持ち込めないが23分小池が抜け出しミドルを放つが枠外。
直後のゴールキック、右サイド小野瀬にドリブルを仕掛けられクロスを許すとカズさんが右にCB二人を引き付け鐘必は大久保を見れてない。大久保が抜け出し優也を嘲笑うかのようなヘディングを突き刺す。
30分優也フィードから高原が落とし常盤が狙うが決めれない。
前半は0-1。後半に向けて攻撃にテコ入れしてきても良い、そんな素人考えはヤスにはない。
後半もなかなか自分たちの攻撃に持ち込めないまま時間を費やすヴェルディ、負傷交代でペスンジンがアウト、横浜FCが3バックに変更。カズさんも63分でアウトしリズムを取り戻したヴェルディはようやく西を安田と代えて流れを引き寄せる。
64分小池がCKを獲得、石神がニアに蹴り込むと鐘必が合わせて同点に追い付く。
70分小野瀬に右サイドを抜けられクロスを上げられるがブロック、スローインに逃れた。スローインはまたも小野瀬に、小野瀬は難しい体制からクロス、大久保と競り合った鐘必が思わず手を出してイエロー。PKを献上。
神の手というべきかスロー再生しても鐘必の頭がボールにさわる前にボールは落ちてしまう。せめてもの救いだったのはシュナイダーらが抗議していたがレッド扱いされずに済んだこと、PKは献上したが鐘必も故意にやったわけでなく触らなければどのみち大久保に合わされていたのは間違いない。あの位置からクロスを上げた小野瀬を誉めたいが安易にクロスを許したこと、高さで敵わない相手に身体を入れたりポジショニングで競り勝つようなCBとしての円熟味がまだ鐘必らにはない。
鐘必を擁護したいが悪意はなかったことは明白で前田レフリーの裁定は正確だろう。むしろ持ち場を離れ執拗に抗議していたシュナイダーに注意してほしいくらいだ(山口監督が戻れと諭したのは監督として尊敬する)
PKは大久保が左に蹴り込み勝ち越し。
ヴェルディは常盤に代えて直輝を投入するがいかんせんリズムが横浜FCにあるなかで直輝には荷が重い。
80分直輝からチビへのスルーパスを狙うが合わない(オフサイド)
直後のゴールキック、前掛かりになってDFラインも緊張感が薄れると81分、内田に狙われる。刀根が流そうとしたボール、内田が拾い優也の飛び出しも間に合わず流し込まれる。
終盤に石神を下げて巻を投入、こうなると焼け石に水。小野瀬カウンターから武岡に惜しい場目を作られるなど最後まで小野瀬に好きにプレーされてしまう。
最後まで自信を感じないプレーに終始したヴェルディ、課題だけが浮き彫りになった試合となってしまった。
下位に低迷してるとはいえ戦力はある横浜FCに手の内を見せたまま挑むようでは話しにならん、メンバーを弄るリスクもあるがマンネリしてきたなかでヤスにはアクションを起こす気が見えない。カズさんをスタメンに起用した山口監督との差はそこだろう。中2日でAway群馬。やり方を変えろとは言わないが前4人、西やチビ、特に常盤あたりは一度スタメンから外すくらいの英断でもいい。それくらいの変化、奇襲が見たい。
25 AWAY 7月20日(土) 3-2 横浜FC ニッパ球
得点者 井林章1-0、1-1武岡優斗、1-2大久保哲哉、小池純輝2-2、高原直泰3-2
V的ヤス采配通知表
スタメン評価点: 5.5・3バックの限界を感じる大破、逆転はしたが2失点でほぼ完敗。守備陣の早急な立て直しを求めたい。一度4バックも考えたいが。
累計138.5 25試合 平均5.54
交代内容評価点: 6.0・勝ちゃいい、その考えのみで及第点とした。ただ各々の貢献率や仕事ぶりは勝ちゃいいだけで2枚目以降の交代カードが相変わらず得点に絡んではいない。
累計113.5 25試合 平均4.54
1人目: 6.5・攻撃では自らチャンスに絡み奮闘した端山、守備は課題に。西を早々と切る英断は結果としてアリに。
時間:56分・展開: 1-1 ・交代者:西→端山・理由:戦術的交代
2人目: 6.0・投入が追い付いてからしばらく経っている。流れを作れるとはお世辞にも言えない安田起用が効果的だったとも言えない。
時間:83分・展開: 2-2 ・交代者:常盤→安田・理由:戦術的交代
3人目: 6.0・交代カードがあまり活躍しないヤス采配らしく翔哉もわずか4分ではインパクト残せず。勝ちはしたが翔哉が決めたわけでない。
時間:86分・展開: 2-2 ・交代者:チビ→翔哉・理由:戦術的交代
V的選手評価点
三浦MA: 7.0・交代策は相変わらず当たり障りないのが不満だ。唯一の当たりは端山起用。連勝は評価したい。
累計128.0 25試合 平均5.12
1GK優也: 7.0・失点シーンは自責はないが2失点はいただけない。完封をそろそろ目指したい。
累計146.0 25試合 平均5.84 :3回
26DF井林: 7.5・高さでは大久保に互角以上に渡り合った。嬉しい初ゴールもマークしたが逆転を許したことは苦い経験に。
累計74.0 12試合 平均6.17 :1回
3DF刀根: 6.5・大久保に自由を与えるなど危機回避が欠けた。積極的に攻撃に参加したがそれは継続したい。
累計89.5 17試合 平均5.26 :0回
2DF石神: 6.5・ヴェルディ初ゴールはまたもお預け。攻守に奮闘したが失点は悔しい、完封を果たしたい。
累計119.0 20試合 平均5.95 :0回
19DF勇介: 7.5・攻撃は3得点に絡む大活躍。守備も落ち着いて対応。未警告も24試合に延ばした。
累計137.0 24試合 平均5.71 :0回
14MF鈴木: 7.0・CKで井林にお膳立て。守備は厳しいが奮闘、逆転されないような奮闘を見たいが。
累計135.5 24試合 平均5.65 :2回
15MF小池: 7.0・精力的にゴール前に顔を出して勝負、それが結果に繋がった。欲を言えばさらに貪欲にゴールを狙えば違うのに。
累計113.0 19試合 平均5.95 :1回
11MF 西 : 6.5・気の効いたポジショニングや守備意識で前半のチームを支えた。後半の奇襲に対応できたら早々と切ることはなかったろうけど。
累計126.5 22試合 平均5.75 :1回
16MFチビ: 7.0・守備意識がかなり向上、コーチングもしてるし実にキャプテンらしい。チャンスに絡む嗅覚も快復。
累計143.0 25試合 平均5.72 :2回
17FW常盤: 6.5・高原がチャンスメークに回ると単独では孤立してしまう悪癖が。数的不利でもキープしたり単独突破するような何かがまだできない。
累計138.0 25試合 平均5.52 :3回
44FW高原: 7.5・PKは冷静に決めた。相手を振り切る閃きや読みはさすが、一撃決めれたらかなり楽になるが難しい。
累計151.0 25試合 平均6.04 :5回
36MF端山: 7.5・相手に脅威となるドリブルやスルーパス、縦パス、クロス、判断一つ一つが頭の切れる端山らしさか。
累計14.0 2試合 平均7.00 :1回
10MF安田: 6.5・流れを手繰り寄せるタイプでもない。ラストはうまく時間を使えたがインパクトを残したい。
累計45.5 9試合 平均5.06 :1回
7MF翔哉: 6.5・PKシーンはもし勇介が抜けていたら翔哉のチャンスだったはず。PK蹴るかと思ったがそこを挙手する我が儘さも見たい。
累計59.0 11試合 平均5.36 :0回
V的MOM:端山豪:攻撃ではアクセントになり同点、逆転の起点に。守備では甘さを見せただけに悔しいが。
V的MIP:FW大久保哲哉(横浜FC):1stレグも2ndレグもやられたのが悔しい。しかも今回は高さではなくテクで。とにかく悔しい。
試合感想:札幌に競り勝ち暗いトンネルを抜け出したヴェルディは2009年以降勝てないニッパ球に乗り込み苦手な横浜FCを迎え撃つ。スタメンには福井に代わり出場停止明けの刀根が復帰。SUBも前節と変わらずヤスヴェルディはカズをSUBに置く横浜FC、鬼門ニッパ球の撃破に挑む。
立ち上がりこそ横浜FCが優勢な時間帯もあったがボール回しは相変わらずヴェルディが優位。
試合を動かしたのはヴェルディの右サイドから。13分チビのインターセプトからヴェルディはパスを回しチビを起点に西が右サイドへ展開、勇介は二人を置き去りクロスを上げる、石神が頭で合わせたがシュナイダーがセーブしCKへ。
14分このCKを鈴木→ゴール前のニアの井林が競り勝ち押し込む。
井林の嬉しい嬉しいJ初ゴールで先制したヴェルディ。ゴールパフォーマンスの揺りかごダンスは福井の赤ちゃんへ。福井は欠場したが理由はわからん。
これで戦いやすくなったヴェルディはだいぶ押し上げれたが追加点が奪えない。
CKではまた井林が高原へ落としを狙うが枠外。190ある大久保に179の井林が競り勝つというシーンも。CBはサイズがすべてではないと宮本やバウルが示してきたが井林もそうなってほしい。
前半は不思議なくらい横浜FCが消極的だったが不安は過る。だいたい前半が良いときのヴェルディは後半が拙い。
前半終了間際には石神が相手を倒すが西にイエロー。この試合再三に渡り異議を受けた岡部レフリーだが西のアクションは確かに「なんでだよ?」みたいに見える。チビも異議してるが西にだけ出された。後々疑惑の判定でも触れるが片方は軽い異議でイエローが出されたのにホームチームは長い異議してもカード出さない矛盾は岡部に問いたいところだ。西イエローは不当だと思う。
前半は1-0でリードで折り返す。
後半に入ると横浜FCが活性。奇襲がヴェルディを脅かす。
48分、内田にハーフウェイラインから持ち上がられペナルティエリア内へ、内田にはシュートさせないが左の寺田に出されシュートを浴びる、これは優也がファインセーブしたが武岡にリバウンドを押し込まれられる。
後半怖いが具現し1-1。ますます横浜FCが活性。
ヴェルディは先手を打ち西→端山。
端山はミドルを放つなど悪い流れを手繰り寄せようとしたが流れは相変わらず横浜FC。
58分勇介が優也へバックパス、優也がこれを左へフィードするが相手に渡る。プレスが甘いまま自由に持たれると寄せの甘い寺田に裏へフィードされ刀根が触れず大久保に技ありボレーを撃ち込まれ逆転を許す。刀根に関しては安易に大久保と競らないで自由に撃たせたことはマイナスだろう。寺田にフリーで上げさせた端山やチビらにも責任はあるが防げなかった失点ではない。ベストが誰も尽くせないからこういう安易なミスになると私は警鐘を鳴らしたい。
3バックやる意味がない。これが今のヴェルディの今だろう。
65分そんなヴェルディに一矢報いるチャンスがくる。ハーフウェイラインから端山がドリブル突破→勇介に渡りチビへ、チビからまた右に端山、端山はクロスを上げたが跳ね返され高原が拾う、すぐにチビへ、チビは右に開いた勇介へ展開。勇介はワンタッチしてタイミングを計りクロス、左サイドから中に待ち構えていた小池がDFの前に入り込みフリーでヘディングを叩き込む。
端山は身体が強い、ドリブルもシュートもさすがだがだけに守備も力強くやってほしいが。
なかなか互いに追加点が奪えないまま時間を消化。
70分に言及したい、むやみやたらなバックパスを相手にプレゼントするのはいかがなものか?
鈴木が優也に返し、優也は安易なミスで刀根?へ、刀根がこれを逸らし寺田に奪われると寺田にミドルを許す。これは優也がセーブし事なきを得たが、右に開いた井林もおり優也のミスは致命的に。寺田が左にいた大久保に渡せば恐らく決勝点を奪われていただろう。このむやみやたらな繋ぎは時として苦しむのだからセーフティファーストで優也にボールを捨てる英断もセレクトしてもらわなきゃ困る。
75分には大久保に井林がチャージを受け腰を痛めた、これに勇介が異議をしてるが大久保にカードはなし。岡部レフリーの裁定はたまに不可解に感じた。
小池は決定機を2度、アーリークロスを高原に送り込むのと端山から縦へ出され自らボックス内で仕掛けて枠外。いずれも枠外だけに枠に飛ばす力がほしい。
試合を決定付けたのはやはりあのシーン。
88分勇介がインターセプト、高原が前へ繋ぎ端山、ドリブルで右サイドをかけ上がると一旦勇介に戻す、勇介はペナルティエリアに侵入しようと切れ込むが横浜FC中島がタックル。微妙な判定が下される。PK、ヴェルディには恵みの判定。後述するがこれを高原が冷静に左に沈める。なおシュナイダーが決められて怒りを給水ボトルにぶつけるがこれもカードの対象になるはずだ。備品を投げつけるような行為がJで容認されてるわけがない、あの祥平でさえ出場停止になったのだからこういうのも不満である。悔しさはわかるがだったら止めてヒーローになれよとシュナイダーには言いたい。
アディショナルタイムには黒津にタックルをした鈴木にイエロー。勢い余りもろにタックルしたから妥当な裁定である。
試合は3-2でヴェルディは連勝、横浜FCは7試合負けなしでストップ。
裁定についてはヴェルディとしてはあれでも不満であるがヴェルディは裁定で勝てた試合でもある。
次節は首位G大阪を迎え撃つだけにここにきて連勝は大きい。簡単には勝たせてくれないだろうG大阪に今のヴェルディがどこまで戦えるか。楽しみにしたい。
『Vの今日イチ』
まず中島についてだが、あれは安易なタックルをすべき場面ではない。人数は揃ってたしシミュレーションになるかどうかわからんしボールに間違いなく届かないんだから中島としてはあれは泳がせるべきだったね。クロスされても味方が掻き出したりクリアしたかCKか、勇介があの位置からズドーンするとも考えにくくあわよくば入ったかもしれないが中島が余計なことしなければ2-2で終わるか、あるいはアディショナルタイムに突き放すチャンスは横浜FCにはあった。中島自身にはああいう疑惑のプレーをしたらこうなるんだと理解してもらいたい。
記事にあったけど接触してないなんたらかんたら。について。
中島タックル、足を畳んだのは進路妨害したあとに見える。接触があったとは断言しにくいが危険なタックルと捉えられて文句は言えない。勇介も接触を避けたためにバランスを崩した、あるいは接触が本当にあったならケガに直結するような危険なプレーであり中島にイエローという岡部裁定は正しい。
次に接触があったとして考えると明らかにペナルティエリア外だとわかる。レフリー座談会で岡田さんかな?断言してたがアシスタントレフリーの位置からあの距離感では微妙な判定はできないという。スタジアムのスタンドやTVカメラならわかるがアシスタントレフリーの判定はまず期待できないと私は解釈する。そしてしっかりと足を止めて一連のプレーを視察していた岡部レフリーはあれをペナルティエリア内と裁定している。ブレないでアシスタントレフリーの曖昧な受け答えを聞いてかますます自身に自信を深めた岡部裁定は間違いではない。ああいう場面で簡単に裁定を覆すようなレフリーでは選手のやりたい放題になるのだから。
画像解析では確かに外だと思うが横浜FC選手の執拗な異議を1分40秒受けたにも関わらずイエローを1枚も掲示しない理不尽さは何でか?岡部レフリーの基準はわかりにくい。西以上にオーバーリアクションで異議を唱えたシュナイダーなんかは十分イエローに値したし数人でレフリーを取り囲み1分半以上に渡りPK、アクチュアルプレータイムを妨害した横浜FCには厳罰なしはおかしい。これには不満である。PKはヴェルディがモノにしたが岡部レフリーにはこの理不尽さが残念だ。
いわゆる誤審ではある。紙一重でFKになっただろうがあれはPKと岡部レフリーが決めたらそうなのだ。判定を素直に聞き入れとは言わないがまだPKを止めればチャンスがあるなかで試合を1分半も止めて蔑ろにしたのが横浜FCの汚点に思える。