vs栃木
6勝・1敗・2分・18得・8失・差+10
2-3:4-1(12年)
0-0:4-2(11年)
1-0:0-0(10年)
1-0:3-0:3-2(09年)
ヴェルディ得点者
大黒将志:3(09:3)
平本一樹:2(09:1 10:1)
土屋征夫:1(09:1)
河野広貴:1(09:1)
井上平:1(09:1)
巻誠一郎:1(11:1)
阿部拓馬:3(11:2 12:1)
菊岡拓朗:1(11:1)
西紀寛:1(12:1)
小池純輝:1(12:1)
中島翔哉:3(12:3)
栃木得点者
河原和寿・1(09:1)
石舘靖樹・1(09:1)
サビア・2(11:1、12:1)
水沼宏太・1(11:1)
廣瀬浩二・1(12:1)
高木和正・1(12:1)
小野寺達也・1(12:1)
V的 東京Vvs栃木 MVP
中島翔哉(東京V)
史上最年少ハットトリックで問答無用。出来すぎだったが精力的なミドルでゴールを狙い続け、阿部や西のカバーも手伝い自由を生かせた。一躍有名になってしまいこのあと活躍できなかったのは課題に。
V的 東京Vvs栃木 敢闘賞
高木和正(栃木)
ヴェルディのリーグ戦通算1000失点目をゲットした高木。角度はなかったが勝ちたい一心が生んだ一撃にヴェルディは成す術なかった。
vs栃木 総評
今期はヴェルディにとって『初黒星』が多かったが栃木もその一つ。お得意様に手痛い黒星を味わったことで何か不思議な不安を感じたがその後松本、岐阜に負けたことで不吉なジンクスは継承。お得意様に変わりはないのは2ndレグでの大勝でわかるが負けるにしても力負けしたくはない相手だ。恩返しはなかったが菊岡の不気味な笑みが今思えば悪魔に思える、だからこそ2ndレグは勝てて良かった。
以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。
第16節 [A] 5月27日(日) 2-3 栃木 栃木グ
得点者 0-1廣瀬浩二、西紀寛1-1、1-2高木和正、1-3小野寺達也、小池純輝2-3
川勝MA:3.0 累計80.0 16試合 平均5.00
ベンチワークがワンパターン化し対応策に乏しい。
GK柴崎:5.0 累計94.0 16試合 平均5.88 :1回
守備のバタつきを落ち着かせることは難しく今期最多失点タイ。
DF 森 :5.0 累計84.5 15試合 平均5.63 :1回
後半はバテて守備に綻びも。攻撃は相変わらずキレキレだが。
DF深津:5.0 累計79.0 14試合 平均5.64 :1回
バタついたDFラインをまとめきれず。攻撃でもチャンスを生かせず。
DF祥平:5.0 累計67.0 13試合 平均5.15 :0回
深津との連携は悪くなかったがバタついたチームを立て直せず。
DF中谷:5.0 累計58.5 10試合 平均5.85 :1回
失点に絡むミスもあったが同点は中谷のフィードから。悔しい試合。
MF梶川:5.0 累計76.5 13試合 平均5.88 :1回
流れのなかでチームを活性できず。手痛い敗戦だが学ぶ貴重な経験か。
MF祐希:5.0 累計87.5 15試合 平均5.83 :2回
スランプ著しいが波が激しくプレーも不安定に。ここを脱したい。
MF 西 :5.5 累計94.0 16試合 平均5.88 :1回
ベテランらしく落ち着いたゴールと反撃のクロス、結果がついてくれば…
MF飯尾:5.5 累計82.5 14試合 平均5.89 :1回
同点に追い付くフリーランで献身的にプレーもバテてからは存在感薄く。
FW阿部:5.5 累計99.5 16試合 平均6.22 :4回
相変わらず動きはキレてるが結果は出せず。チームが苦しい時こそ結果を求めたい。
FW健勇:5.5 累計56.0 10試合 平均5.60 :1回
積極的なミドル、身体を生かしたポストワークで活路は見出だすが後半チャンス生かせず。
FW 巻 :5.5 累計35.0 6試合 平均5.83 :1回
終盤の反撃でゴールを脅かす存在感はさすが。DFのクリアさえなければ2戦連続も、惜しかった。
MF小池:6.0 累計80.5 14試合 平均5.75 :1回
短い時間で結果を出すのは高く評価したい。あともう一仕事出来たら…
FWジョ:5.0 累計72.0 13試合 平均5.54 :0回
潰れ役にはなるにせよ一仕事は相変わらず皆無。
V的MOM:小池純輝:スーパーサブとしては及第点、あとは試合を勝ち点1に導きたい。
試合感想:水戸に大勝し5月ラストゲームに挑むヴェルディは得意な栃木グリスタに乗り込んだ。ジョジがメンバー入りした以外は変化なくキックオフ。
前半は健勇を軸に攻めたヴェルディ、24分セットプレーからクリアが半端になり守備がバタつき廣瀬に押し込まれる。先制を許したヴェルディはすぐさま反撃、26分中谷のクリアを健勇が収め阿部を経由し左サイドでリターンをもらうと折り返しチビを使う、チビはスルーし西をフリーにすると西はフェイントから流し込み同点とする。
後半は流れはヴェルディ、しかし決め切れない展開で迎えた77分、森が荒堀に振り切られクロスを許しサイドチェンジ、高木がフリーで放った角度のないシュートが決まり決勝点。なおこのゴールはヴェルディ史上1000失点目となる。さらに84分、ゴールキックから河原に持ち込まれ高木の進入は防ぐもののまたクリアがバタつき、小野寺に押し込まれ試合が決する。
終盤88分西が左サイドからクロス、巻が合わせ枠に入れたがDFにクリアされる、これを小池が拾い押し込むが2-3。
FWの枚数を増やしてパワープレーに出るが相変わらず効果は薄くリズムは生まれないまま衰退。決めるべき時間帯に決め切れないのも敗因だがベンチワークも含めマンネリとした雰囲気が好きになれない。
第39節 [H] 10月21日(日) 4-1 栃木 味スタ
得点者 中島翔哉1-0、1-1サビア、中島翔哉2-1、中島翔哉3-1、阿部拓馬4-1
高橋MA:8.0 躍動感を出すための思い切った采配が当たる。早めの交代策も実を結び継続したい。
累計36.5 7試合 平均5.21
GK土肥:6.0 チームが躍動するなかで最後尾から鼓舞、完封を逃したことが悔やまれる。
累計88.0 16試合 平均5.50 :2回
DF 森 :6.0 相手に脅威を与えたオーバーラップはさすが。西との阿吽の呼吸がハマる。
累計215.5 37試合 平均5.82 :1回
DF土屋:6.0 完封を逃したことがもったいない。バウル一人でどうこうというシーンではないが。
累計161.0 29試合 平均5.55 :1回
DF深津:6.5 時折見せる秋田的な強さが頼もしい。足元が安定してきたのが成長を感じる。
累計165.5 29試合 平均5.71 :1回
DF祥平:6.5 精力的に仕掛け終盤にはポストを叩く惜しい場面も。CBでもこれくらい思い切りよくやれたら。
累計190.0 35試合 平均5.43 :0回
MF和田:8.0 攻撃的なボランチをやらせればハマる試合もあると実証。流れを引き寄せ勝機を呼び寄せた。
累計211.0 36試合 平均5.86 :1回
MF晃誠:6.0 立ち上がりの積極性が気持ちとして見えたが無念の負傷交代。大事に至らんことを願うばかり。
累計60.5 12試合 平均5.04 :0回
MF 西 :7.0 若きストライカーをしっかりサポート。積極的なミドルで翔哉にプロ初の決勝点をプレゼント。
累計210.5 36試合 平均5.85 :3回
MF梶川:7.0 左MFだと生き生き。ボールに絡みリズム生む。前を向いたときの選択が増えてきたのが強み。
計185.5 32試合 平均5.80 :2回
FW阿部:7.5 翔哉をフォローすることに尽力しなかなかチャンスに絡めなかったが最後に仕事してみせた。
累計229.0 37試合 平均6.19 :7回
FW翔哉:10.0 文句があるとすれば無駄なミドルなど多々あるが結果を残せば誰も文句は言えまい。お見事でした。
累計34.0 5試合 平均6.80 :2回
MF佐伯:6.5 巧みなディフェンスで1年ぶりだと感じさせない一方、もう少し早く復帰していたらと残念でならない。
累計6.5 1試合 平均6.50 :0回
DF刀根:6.0 無難に右SBをこなした。試合勘の鈍りもさほど感じず、計算できる戦力であると実感。
累計40.5 7試合 平均5.75 :1回
FW前田:6.0 カットインからの左足ミドルに俊幸を重ね見た。まだまだ結果に絡むにはこれからだが物怖じせずにトライあるのみ。
累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
V的MOM:中島翔哉:J史上最年少ハットトリック。これだけでも偉業だがデビュー戦ゴールといいモッてる奴はモッてる証。
試合感想:前節岡山戦の何とも情けない試合からホームに帰還したヴェルディ、いよいよ尻に火がついて、さぁどう戦う?と試合前は期待しきれずにいた。スタメンはCBに深津、左SB祥平、ボランチ晃誠&和田、左MF梶川、FW翔哉。6ポジションが新たに代わり高橋監督の言う「躍動感」あるサッカーを標榜に試合に挑む。
立ち上がりから試合の流れを掴むのはヴェルディ。5分、11分と翔哉が精力的にミドル、森や西がフリーでかけ上がる中、貪欲にゴールを狙う翔哉。12分には解説名波が「このエリアから撃つと意識つけさせといてサイドチェンジなどで虚をつくためのミドルならこの18歳は化け物」と評するが後々現実になる。
15分、阿部がもらいに下がりDFを引き付けると梶川?が出したフィードで抜け出した翔哉が絶妙なトラップから左足で流し込み先制点。ヴェルディとしては欲しかった先制点を18歳の異端児が放つ。
22分栃木の反撃をいなしながら凌ぎきったものの39分、晃誠が足を痛め佐伯がスタンバイ。
晃誠がこの負傷でアウト、前半アディショナルタイムが4分が掲示され、45+3分晃誠→佐伯。佐伯が今期リーグ戦初出場を果たす。
このまま前半を1-0で折り返す。
後半立ち上がり、ヴェルディが仕掛けるが決めれない。すると栃木カウンター。
46分、祥平が高い位置で交わされ、山形の上がりで数的不利を作られるとスルーパスを通されサビアに決められる。
58分和田が中央をかけ上がり西へ預けると西は森の上がりを生かしたミドルをセレクト、意表をつかれた栃木はGKは弾くもこぼれ球に反応できず翔哉が押し込む。
62分栃木のパス回しを背後から和田が掻っ攫い、翔哉へ。GKを嘲笑うように確実に流し込んだ翔哉、J史上最年少ハットトリックの偉業を成し遂げる。
67分に左から持ち上がり枠外、69分にはポスト直撃と惜しい場面を演出。
89分、右サイドからカットインした前田が左足でミドルもミートせず相手GKにキャッチされる
91分画面が切れ変わり今一つわからんが恐らく土肥キック→栃木DFクリアが阿部に渡る、阿部ミドルが突き刺さる
92分には祥平がカットインから翔哉に預け翔哉がシュートフェイントからのスルーパス、再びボールを受けた祥平が流し込むがポストに嫌われ阿部がリバウンドを押し込めず(最もオフサイドの模様)。
4-1としタイムアップ。第19節岐阜戦以来21試合ぶりの4得点ゲームで昇格争いに踏みとどまったヴェルディ。
G大阪松波正信の持つ最年少ハットトリック記録を20シーズンぶりに更新した翔哉だがJ2であること、4点目、5点目も視野にあったことなどを考えると決して偉業ではないだろう。本人も「記録より記憶に残りたい」と試合後に答えているようにまだまだ上を目指す彼にとっては通過点に過ぎない。
昇格争いに踏みとどまったとはいえもう負けは許されないヴェルディ、なかなか見れなかった2012年の意地、最後くらいは本気の意地を見せて欲しいもんだ。
なお気になってしまったので触れておくが
7分31秒くらいにボールがタッチラインを割りヴェルディボールになると集音マイクに「早くしろよ」つう声が入る。九分九厘森なんだけど場面的にそんな言い方せんでもいいのになと感じる。
まぁ言い回しはともかく暴言ではない。ボールパーソンの不手際なんだろう。ただ君たち選手はボールパーソンやボランティアたちがいるから試合運営、つまり稼げてるわけで無人スタジアムなら出てったボールは自分で取りに行かないとならない。こういう当たり前を当たり前に感謝しないままその場の状況でやり過ごすからいけないんではないか?
後半アディショナルタイムなどでの結果に直結するような場面でのボールパーソンの不手際ならまだしも前半7分でイライラしていてはダメ、特に森だから言うわけでないが冷静に落ち着いてもらいたい。まっ実際、森はかなり大人しくなった印象だが節々に悪い印象もある。気持ちに余裕がないと昇格争いでは気負いするだけだろうし。
やや不安と不満を感じる声「早くしろよ」であった。
6勝・1敗・2分・18得・8失・差+10
2-3:4-1(12年)
0-0:4-2(11年)
1-0:0-0(10年)
1-0:3-0:3-2(09年)
ヴェルディ得点者
大黒将志:3(09:3)
平本一樹:2(09:1 10:1)
土屋征夫:1(09:1)
河野広貴:1(09:1)
井上平:1(09:1)
巻誠一郎:1(11:1)
阿部拓馬:3(11:2 12:1)
菊岡拓朗:1(11:1)
西紀寛:1(12:1)
小池純輝:1(12:1)
中島翔哉:3(12:3)
栃木得点者
河原和寿・1(09:1)
石舘靖樹・1(09:1)
サビア・2(11:1、12:1)
水沼宏太・1(11:1)
廣瀬浩二・1(12:1)
高木和正・1(12:1)
小野寺達也・1(12:1)
V的 東京Vvs栃木 MVP
中島翔哉(東京V)
史上最年少ハットトリックで問答無用。出来すぎだったが精力的なミドルでゴールを狙い続け、阿部や西のカバーも手伝い自由を生かせた。一躍有名になってしまいこのあと活躍できなかったのは課題に。
V的 東京Vvs栃木 敢闘賞
高木和正(栃木)
ヴェルディのリーグ戦通算1000失点目をゲットした高木。角度はなかったが勝ちたい一心が生んだ一撃にヴェルディは成す術なかった。
vs栃木 総評
今期はヴェルディにとって『初黒星』が多かったが栃木もその一つ。お得意様に手痛い黒星を味わったことで何か不思議な不安を感じたがその後松本、岐阜に負けたことで不吉なジンクスは継承。お得意様に変わりはないのは2ndレグでの大勝でわかるが負けるにしても力負けしたくはない相手だ。恩返しはなかったが菊岡の不気味な笑みが今思えば悪魔に思える、だからこそ2ndレグは勝てて良かった。
以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。
第16節 [A] 5月27日(日) 2-3 栃木 栃木グ
得点者 0-1廣瀬浩二、西紀寛1-1、1-2高木和正、1-3小野寺達也、小池純輝2-3
川勝MA:3.0 累計80.0 16試合 平均5.00
ベンチワークがワンパターン化し対応策に乏しい。
GK柴崎:5.0 累計94.0 16試合 平均5.88 :1回
守備のバタつきを落ち着かせることは難しく今期最多失点タイ。
DF 森 :5.0 累計84.5 15試合 平均5.63 :1回
後半はバテて守備に綻びも。攻撃は相変わらずキレキレだが。
DF深津:5.0 累計79.0 14試合 平均5.64 :1回
バタついたDFラインをまとめきれず。攻撃でもチャンスを生かせず。
DF祥平:5.0 累計67.0 13試合 平均5.15 :0回
深津との連携は悪くなかったがバタついたチームを立て直せず。
DF中谷:5.0 累計58.5 10試合 平均5.85 :1回
失点に絡むミスもあったが同点は中谷のフィードから。悔しい試合。
MF梶川:5.0 累計76.5 13試合 平均5.88 :1回
流れのなかでチームを活性できず。手痛い敗戦だが学ぶ貴重な経験か。
MF祐希:5.0 累計87.5 15試合 平均5.83 :2回
スランプ著しいが波が激しくプレーも不安定に。ここを脱したい。
MF 西 :5.5 累計94.0 16試合 平均5.88 :1回
ベテランらしく落ち着いたゴールと反撃のクロス、結果がついてくれば…
MF飯尾:5.5 累計82.5 14試合 平均5.89 :1回
同点に追い付くフリーランで献身的にプレーもバテてからは存在感薄く。
FW阿部:5.5 累計99.5 16試合 平均6.22 :4回
相変わらず動きはキレてるが結果は出せず。チームが苦しい時こそ結果を求めたい。
FW健勇:5.5 累計56.0 10試合 平均5.60 :1回
積極的なミドル、身体を生かしたポストワークで活路は見出だすが後半チャンス生かせず。
FW 巻 :5.5 累計35.0 6試合 平均5.83 :1回
終盤の反撃でゴールを脅かす存在感はさすが。DFのクリアさえなければ2戦連続も、惜しかった。
MF小池:6.0 累計80.5 14試合 平均5.75 :1回
短い時間で結果を出すのは高く評価したい。あともう一仕事出来たら…
FWジョ:5.0 累計72.0 13試合 平均5.54 :0回
潰れ役にはなるにせよ一仕事は相変わらず皆無。
V的MOM:小池純輝:スーパーサブとしては及第点、あとは試合を勝ち点1に導きたい。
試合感想:水戸に大勝し5月ラストゲームに挑むヴェルディは得意な栃木グリスタに乗り込んだ。ジョジがメンバー入りした以外は変化なくキックオフ。
前半は健勇を軸に攻めたヴェルディ、24分セットプレーからクリアが半端になり守備がバタつき廣瀬に押し込まれる。先制を許したヴェルディはすぐさま反撃、26分中谷のクリアを健勇が収め阿部を経由し左サイドでリターンをもらうと折り返しチビを使う、チビはスルーし西をフリーにすると西はフェイントから流し込み同点とする。
後半は流れはヴェルディ、しかし決め切れない展開で迎えた77分、森が荒堀に振り切られクロスを許しサイドチェンジ、高木がフリーで放った角度のないシュートが決まり決勝点。なおこのゴールはヴェルディ史上1000失点目となる。さらに84分、ゴールキックから河原に持ち込まれ高木の進入は防ぐもののまたクリアがバタつき、小野寺に押し込まれ試合が決する。
終盤88分西が左サイドからクロス、巻が合わせ枠に入れたがDFにクリアされる、これを小池が拾い押し込むが2-3。
FWの枚数を増やしてパワープレーに出るが相変わらず効果は薄くリズムは生まれないまま衰退。決めるべき時間帯に決め切れないのも敗因だがベンチワークも含めマンネリとした雰囲気が好きになれない。
第39節 [H] 10月21日(日) 4-1 栃木 味スタ
得点者 中島翔哉1-0、1-1サビア、中島翔哉2-1、中島翔哉3-1、阿部拓馬4-1
高橋MA:8.0 躍動感を出すための思い切った采配が当たる。早めの交代策も実を結び継続したい。
累計36.5 7試合 平均5.21
GK土肥:6.0 チームが躍動するなかで最後尾から鼓舞、完封を逃したことが悔やまれる。
累計88.0 16試合 平均5.50 :2回
DF 森 :6.0 相手に脅威を与えたオーバーラップはさすが。西との阿吽の呼吸がハマる。
累計215.5 37試合 平均5.82 :1回
DF土屋:6.0 完封を逃したことがもったいない。バウル一人でどうこうというシーンではないが。
累計161.0 29試合 平均5.55 :1回
DF深津:6.5 時折見せる秋田的な強さが頼もしい。足元が安定してきたのが成長を感じる。
累計165.5 29試合 平均5.71 :1回
DF祥平:6.5 精力的に仕掛け終盤にはポストを叩く惜しい場面も。CBでもこれくらい思い切りよくやれたら。
累計190.0 35試合 平均5.43 :0回
MF和田:8.0 攻撃的なボランチをやらせればハマる試合もあると実証。流れを引き寄せ勝機を呼び寄せた。
累計211.0 36試合 平均5.86 :1回
MF晃誠:6.0 立ち上がりの積極性が気持ちとして見えたが無念の負傷交代。大事に至らんことを願うばかり。
累計60.5 12試合 平均5.04 :0回
MF 西 :7.0 若きストライカーをしっかりサポート。積極的なミドルで翔哉にプロ初の決勝点をプレゼント。
累計210.5 36試合 平均5.85 :3回
MF梶川:7.0 左MFだと生き生き。ボールに絡みリズム生む。前を向いたときの選択が増えてきたのが強み。
計185.5 32試合 平均5.80 :2回
FW阿部:7.5 翔哉をフォローすることに尽力しなかなかチャンスに絡めなかったが最後に仕事してみせた。
累計229.0 37試合 平均6.19 :7回
FW翔哉:10.0 文句があるとすれば無駄なミドルなど多々あるが結果を残せば誰も文句は言えまい。お見事でした。
累計34.0 5試合 平均6.80 :2回
MF佐伯:6.5 巧みなディフェンスで1年ぶりだと感じさせない一方、もう少し早く復帰していたらと残念でならない。
累計6.5 1試合 平均6.50 :0回
DF刀根:6.0 無難に右SBをこなした。試合勘の鈍りもさほど感じず、計算できる戦力であると実感。
累計40.5 7試合 平均5.75 :1回
FW前田:6.0 カットインからの左足ミドルに俊幸を重ね見た。まだまだ結果に絡むにはこれからだが物怖じせずにトライあるのみ。
累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
V的MOM:中島翔哉:J史上最年少ハットトリック。これだけでも偉業だがデビュー戦ゴールといいモッてる奴はモッてる証。
試合感想:前節岡山戦の何とも情けない試合からホームに帰還したヴェルディ、いよいよ尻に火がついて、さぁどう戦う?と試合前は期待しきれずにいた。スタメンはCBに深津、左SB祥平、ボランチ晃誠&和田、左MF梶川、FW翔哉。6ポジションが新たに代わり高橋監督の言う「躍動感」あるサッカーを標榜に試合に挑む。
立ち上がりから試合の流れを掴むのはヴェルディ。5分、11分と翔哉が精力的にミドル、森や西がフリーでかけ上がる中、貪欲にゴールを狙う翔哉。12分には解説名波が「このエリアから撃つと意識つけさせといてサイドチェンジなどで虚をつくためのミドルならこの18歳は化け物」と評するが後々現実になる。
15分、阿部がもらいに下がりDFを引き付けると梶川?が出したフィードで抜け出した翔哉が絶妙なトラップから左足で流し込み先制点。ヴェルディとしては欲しかった先制点を18歳の異端児が放つ。
22分栃木の反撃をいなしながら凌ぎきったものの39分、晃誠が足を痛め佐伯がスタンバイ。
晃誠がこの負傷でアウト、前半アディショナルタイムが4分が掲示され、45+3分晃誠→佐伯。佐伯が今期リーグ戦初出場を果たす。
このまま前半を1-0で折り返す。
後半立ち上がり、ヴェルディが仕掛けるが決めれない。すると栃木カウンター。
46分、祥平が高い位置で交わされ、山形の上がりで数的不利を作られるとスルーパスを通されサビアに決められる。
58分和田が中央をかけ上がり西へ預けると西は森の上がりを生かしたミドルをセレクト、意表をつかれた栃木はGKは弾くもこぼれ球に反応できず翔哉が押し込む。
62分栃木のパス回しを背後から和田が掻っ攫い、翔哉へ。GKを嘲笑うように確実に流し込んだ翔哉、J史上最年少ハットトリックの偉業を成し遂げる。
67分に左から持ち上がり枠外、69分にはポスト直撃と惜しい場面を演出。
89分、右サイドからカットインした前田が左足でミドルもミートせず相手GKにキャッチされる
91分画面が切れ変わり今一つわからんが恐らく土肥キック→栃木DFクリアが阿部に渡る、阿部ミドルが突き刺さる
92分には祥平がカットインから翔哉に預け翔哉がシュートフェイントからのスルーパス、再びボールを受けた祥平が流し込むがポストに嫌われ阿部がリバウンドを押し込めず(最もオフサイドの模様)。
4-1としタイムアップ。第19節岐阜戦以来21試合ぶりの4得点ゲームで昇格争いに踏みとどまったヴェルディ。
G大阪松波正信の持つ最年少ハットトリック記録を20シーズンぶりに更新した翔哉だがJ2であること、4点目、5点目も視野にあったことなどを考えると決して偉業ではないだろう。本人も「記録より記憶に残りたい」と試合後に答えているようにまだまだ上を目指す彼にとっては通過点に過ぎない。
昇格争いに踏みとどまったとはいえもう負けは許されないヴェルディ、なかなか見れなかった2012年の意地、最後くらいは本気の意地を見せて欲しいもんだ。
なお気になってしまったので触れておくが
7分31秒くらいにボールがタッチラインを割りヴェルディボールになると集音マイクに「早くしろよ」つう声が入る。九分九厘森なんだけど場面的にそんな言い方せんでもいいのになと感じる。
まぁ言い回しはともかく暴言ではない。ボールパーソンの不手際なんだろう。ただ君たち選手はボールパーソンやボランティアたちがいるから試合運営、つまり稼げてるわけで無人スタジアムなら出てったボールは自分で取りに行かないとならない。こういう当たり前を当たり前に感謝しないままその場の状況でやり過ごすからいけないんではないか?
後半アディショナルタイムなどでの結果に直結するような場面でのボールパーソンの不手際ならまだしも前半7分でイライラしていてはダメ、特に森だから言うわけでないが冷静に落ち着いてもらいたい。まっ実際、森はかなり大人しくなった印象だが節々に悪い印象もある。気持ちに余裕がないと昇格争いでは気負いするだけだろうし。
やや不安と不満を感じる声「早くしろよ」であった。