vs山形
5勝・2敗・3分・11得・8失・差+3
0-2:1-1(12年)
1-0:1-1:1-1:2-0(07年)
3-2:0-1:1-0:1-0(06年)
ヴェルディ得点者
平本一樹:1(06:1)
バジーリオ:1(06:1)
久場政朋:1(06:1)
廣山望:3(06:2 07:1)
フッキ:3(07:3)
ディエゴ:1(07:1)
土屋征夫:1(12:1)

山形得点者
レアンドロ・3(06:3)
臼井幸平・1(07:1)
根本亮助・1(07:1)
萬代宏樹・1(12:1)
中島裕希・1(12:1)
秋葉勝・1(12:1)

V的 東京Vvs山形 MVP
秋葉勝(山形)
1stレグではミドルでチームに活性をもたらし先制のきっかけを作る。2ndレグでも高い位置取りでチャンスに顔を出し先制点をマーク。すっかり秋葉を踊らせてしまった感は否めない。

V的 東京Vvs山形 敢闘賞
土屋征夫(東京V)
バウルにとっては今期初ゴールにして自身2000年(神戸時代)から続いている13シーズン連続ゴールとなった。最も1stレグではらしくないカブリから失点してしまうなど悔しさもあっただけにミスを帳消しにする貴重なアディショナルタイム同点弾となった。本人も触れていないというこのゴールはバウルのヴェルディラストゴールともなった。

vs山形 総評
1stレグではワンチャンスをしっかり生かされだめ押しで敗れたヴェルディ。2ndレグもその流れは変わらず90分を過ぎてビハインドは変わらなかったがワンチャンスを生かしたのはヴェルディも同じ。アディショナルタイムの劇的な同点弾は記憶に新しい。
苦手意識は拭えない山形相手だが来期は簡単には負けてはならない。かつてのお得意様に戻したい。


以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。
第11節 [H] 4月30日(月・祝) 0-2 山形 味スタ
得点者 0-1萬代宏樹、0-2中島裕希
川勝MA:3.0 累計54.0 11試合 平均4.91
処分や負傷でメンバーが揃わないとはいえ采配に思い切りがないまま時間だけが過ぎた。
GK柴崎:5.0 累計63.5 11試合 平均5.77 :1回
DFラインのミスをカバーしきれず。攻める意思も少なかった。
DF 森 :5.0 累計54.5 10試合 平均5.45 :1回
攻め上がるも山形の堅守は崩せず。守備ではコーチング不足か。
DF深津:4.0 累計55.5 10試合 平均5.55 :0回
コーチングミスは明らか。対処の甘さを完全に突かれた。
DF土屋:3.0 累計60.0 11試合 平均5.45 :0回
2点目は珍しく視野の狭さでミス。対人に強いのは変わらないがミスに泣く。
DF中谷:5.0 累計28.5 5試合 平均5.70 :1回
対人に強く安定した守備を見せたが結実はせず。
MF和田:5.0 累計63.5 11試合 平均5.77 :0回
幅広いカバーは献身的だが攻守にこれという起点になれず。
MF梶川:5.0 累計46.5 8試合 平均5.81 :1回
尽くプレイスキックで起点になれず。1試合一つでも仕事出来れば好転するはず。
MF 西 :5.0 累計63.0 11試合 平均5.73 :1回
献身的なプレーを周りが生かし切れないのももどかしい。シュート意識は高いが。
MF小池:3.0 累計56.5 10試合 平均5.65 :0回
立ち上がり以外スペースを消されなかなかボールを運び出せぬまま。CKのマークミスも減点。
FW阿部:5.0 累計67.0 11試合 平均6.09 :2回
倒れても怯まずに立ち上がるタフさは相変わらず、コントロールショットは惜しかった。
FWジョ:4.0 累計61.0 11試合 平均5.55 :0回
高さ、強さ、上手さが活きないのもヴェルディ特有の悩みか。
FW 巻 :5.0 累計17.5 3試合 平均5.83 :1回
空回りしたうえに無念の負傷で思うように走れず。
FW健勇:5.0 累計28.5 5試合 平均5.70 :1回
役割は理解も疲れたチームの起爆剤にはなれず。
MF祐希:5.0 累計57.0 10試合 平均5.70 :2回
周りが疲れたことで反撃のキーマンにはなれず。
V的MOM:中谷勇介:先発は例の出場停止による代役は否めなかったが役割は全う。ただ結果に結びつかず。
試合感想:ホーム味スタに4連勝中の好調山形を迎えるゴールデンウィーク4連戦の2試合目。疲れはあれど勝たなければ意味がない上位対決。祥平を出場停止で欠き中谷がスタメン、負傷のチビに代わり小池がスタメンとベストメンバーが揃わないものの吉弘、南がサブ入りと競争も始まる。
前半は阿部を軸にドリブルで山形ゴールを強襲。しかしフィニッシュのアイデアに欠けなかなか枠を捉えたシュートも撃てないヴェルディ。一方40分までシュート0の山形は秋葉のミドルが起点に。柴崎ビッグセーブでCKに逃れたがCK石川のニアへのボールに萬代に合わされ0-1で折り返す。
同点弾を狙うヴェルディだが山形の堅守を崩せずカウンターで山形に決定機を許すとゴールキックからバウルがミス、中島に押し込まれる痛手を味わう。反撃も実らず試合終了。
内容が良い試合に勝てない。悪いジンクスがそのまま、ミスにミスが重なり完敗。


第36節 [A] 9月30日(日) 1-1 山形 NDスタ
得点者 0-1秋葉勝、土屋征夫1-1
高橋MA:5.0 采配が後手に回るのが不満、内容が悪いなりに対策を早めたい。
累計23.5 4試合 平均5.88
GK土肥:6.0 ファインセーブで窮地を救うが乱れたディフェンスでは完封ならず。
累計73.0 13試合 平均5.62 :2回
DF 森 :5.0 存在感を示せず。守備は奮闘も
累計200.0 34試合 平均5.88 :1回
DF土屋:6.0 貴重な同点ゴールで勝ち点1をもたらす。
累計146.0 26試合 平均5.62 :1回
DF祥平:5.0 振り回され窮地を救えず。存在感なく。
累計174.0 32試合 平均5.44 :0回
DF和田:5.0 木島にアシストも決め切れず。守備も受け身に。
累計193.5 33試合 平均5.86 :1回
MF中後:5.0 FKを起点にできず。同点ゴールはラッキーなカタチ。
累計83.5 15試合 平均5.57 :1回
MF梶川:5.0 いつもより存在感が示せず。上位相手にもさらにやれたら…
計168.5 29試合 平均5.81 :1回
MF 西 :5.0 キレのある突破でチャンス作るも試合を通した起点になれず。
累計193.5 33試合 平均5.86 :3回
MF飯尾:5.0 裏を狙い飛び込むも仕事はできず。
累計183.5 32試合 平均5.73 :2回
FW阿部:5.0 腰痛で前半リタイア、仕事らしい仕事できぬまま。
累計216.5 35試合 平均6.19 :7回
FWアレ:5.0 チャンスを生かせず無念のまま交代。肝心な場面での助っ人らしさは皆無。
累計38.0 7試合 平均5.43 :1回
MF晃誠:5.0 責任を感じているというわりに覚醒は遠く。晃誠の覚醒は不可欠なんだが。
累計46.5 9試合 平均5.17 :0回
FWジミ:5.0 投入されてターゲットになるも存在を示せないあたりがジミーなのか。
累計30.0 6試合 平均5.00 :1回
FW木島:5.0 1st仕事で惜しいシーンを作るが惜しいで終わる。これがスーパーサブなのか?
累計24.0 5試合 平均4.80 :0回
V的MOM:土屋征夫:本人も認めていたが触ってはいないようだ、ただ詰めたからこそのゴールであり気持ちで押し込んだようなもの。
試合感想:千葉に劇的に追い付いて意気揚々と山形に乗り込んだヴェルディ。Away勝ち点1の意味、見出だすためには是が非でも勝ちたい試合。山形は3連敗中と元気がなくこの試合に賭ける互いの気持ちがぶつかり合う。
ヴェルディは不動のスタメン、サブには小池が外れジミーが復帰。
前半から互いにビッグチャンスを作る。山形は25分石川FKは土肥がファインセーブで凌ぐ。40分西の仕掛けから和田、アレと繋ぎシュートも決め切れない。
阿部が腰痛により前半で退くと4-2-3-1にチェンジ。この交代が前半終了間際、阿部がギブアップしたこともあれど交代できぬままタイムアップ、ベンチワークの手際の悪さも尾を引く。
後半立ち上がりこそ噛み合う時間帯もあったが決め切れないまま。
76分均衡を破ったのは山形、カウンターから廣瀬、陵平、山崎、廣瀬→陵平と繋がれ秋葉に流し込まれ先制を奪われる。
83分、ヴェルディはカウンター和田が放り込むとオフサイドラインを掻い潜り木島が抜け出し反転、右足で狙い済ましたシュートだがポストに嫌われ枠外。
このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム、95分ラストプレー、中後FKが山形GK清水の手に収まるかと思われたがまさかのファンブル、バウルが詰めていたところにボールが飛びバウルが押し込む(映像、本人談もともに触れたかわからない)。
ラッキーではあったが最後までボールに食らいついたバウル、ファインセーブでチームを支えた土肥らベテランは奮起、若手中堅組がもう少しピリッとしないと勝ち切れない。内容では完敗しただけに納得のできる試合ではないが結果は負けなかったことをプラスにしたい。相手GK清水のファンブルは判断ミスだと思うがヴェルディの選手も致命的なミスはしたくないところ、注意したい。
2試合続けてアディショナルタイムに同点に追い付いたのはヴェルディとしては初だろう。このAway2試合連続アディショナルタイムドローの価値はシーズンを終えてみないとわからない。ただ負けなかったと捉えるか、勝てなかったと考えるか、目標の共有によっては違う。2位以内は難しい、6位以内と考えれば、この価値は大きい。
町田とのクラシック、価値あるドローにするための一戦としたい。