vs愛媛
8勝・7敗・2分・21得・20失・差+1
1-3:3-0(12年)
1-2:1-2(11年)
0-1:1-0(10年)
1-0:2-0:1-3(09年)
3-1:0-1:1-1:2-1(07年)
1-0:0-0:1-4:2-1(06年)
ヴェルディ得点者
永井秀樹:1(06:1)
平本一樹:1(06:1)
シウバ:2(06:2)
フッキ:2(07:2)
船越優蔵:3(07:3)
ディエゴ:1(07:1)
林陵平:1(09:1)
高橋祥平:1(09:1)
レアンドロ:1(09:1)
滝澤邦彦:1(09:1)
高木善朗:1(10:1)
土屋征夫:1(11:1)
阿部拓馬:3(11:1 12:2)
西紀寛:1(12:1)
アレックス:1(12:1)

愛媛得点者
江後賢一・1(06:1)
赤井秀一・2(06:1、09:1)
田中俊也・2(06:1、07:1)
オウンゴール・1(06:1)
菅沼実・1(06:1)
青野大介・1(07:1)
星野真悟・1(07:1)
内村圭宏・2(07:1、09:1)
田森大己・1(09:1)
福田健二・1(10:1)
齋藤学・3(11:3)
ジョジマール・1(11:1)
大山俊輔・1(12:1)
アライール・1(12:1)
東浩史・1(12:1)


V的 東京Vvs愛媛 MVP
西紀寛(東京V)
2ndレグでは3得点全てに絡み存在感を示す。豊富なアイデアと巧みなホジショニングで愛媛を圧倒、新監督に初勝利をもたらした。

V的 東京Vvs愛媛 敢闘賞
大山俊輔(愛媛)
雨でまともにコントロールできないなか高いテクとゴールへの飽くなき執念でもたらした見事なゴールでした。

vs愛媛 総評
4戦ぶりに愛媛に競り勝ち苦手意識を払拭。勝ち逃げとはなったが相変わらず得意とは言い切れないのも確か。相性の悪さや相手のモチベなども大いにあるが「ヴェルディを倒せ」という愛媛の団結力に今年も屈したのが残念でならない。

以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。

第21節 [A] 6月24日(日) 1-3 愛媛 ニンスタ
得点者 阿部拓馬1-0、1-1大山俊輔、1-2アライール、1-3東浩史
川勝MA:2.0 采配がグチャグチャ、中谷や森を下げた意図が伝わらない。
累計111.0 21試合 平均5.29
GK柴崎:4.0 CKでの判断ミスが失点に繋がるなどらしくない自責点も。
累計125.0 21試合 平均5.95 :1回
DF 森 :5.0 懸命にクリアも味方に当たるなど最後まで苦戦。
累計116.5 20試合 平均5.83 :1回
DF深津:5.0 必死のディフェンスもレフリーの不可解な判定に屈し退場。
累計109.5 19試合 平均5.76 :1回
DF祥平:5.0 CB1枚で必死の抵抗もやはり流れは変えれず。
累計90.5 17試合 平均5.32 :0回
DF中谷:5.0 負傷明けの試合、水溜まりに苦戦し、効果的な働きはできず。
累計63.5 11試合 平均5.77 :1回
MF梶川:5.0 悪条件のピッチにまんまと苦戦。前半で負傷交代と悔しい試合。
計107.0 18試合 平均5.94 :1回
MF和田:5.0 難しい試合で難しいまま打開策を練れず。
累計117.5 19試合 平均6.18 :1回
MF 西 :5.0 ピッチコンディションに苦戦、リズムを生み出せず。
累計126.0 21試合 平均6.00 :1回
MF飯尾:5.0 徐々にストレスを溜めアライールとの口論も、暴言には注意したい。
累計114.5 19試合 平均6.03 :1回
FW阿部:6.0 先制点は起点からフィニッシュまでカタチを見出だすがあとはボールがついてこず。
累計136.0 21試合 平均6.48 :6回
FW健勇:5.5 先制点の飛び出し、結果としてアシストとなったがロンドンアピールには微妙。
累計89.5 15試合 平均5.97 :2回
MF祐希:5.0 回復しないピッチに順応しきれずチームに幸運招けず。
累計118.5 20試合 平均5.93 :3回
FW 巻 :5.0 高さを生かしたい戦術も肝心のクロスが上がらず。
累計65.0 11試合 平均5.91 :1回
FWジョ:5.0 結果に絡めないのも必然、深津退場で役立てず。
累計83.5 15試合 平均5.57 :0回
V的MOM:阿部拓馬:ピッチコンディションの悪いなかで自身4戦連続ゴール。
試合感想:4連勝で愛媛に乗り込むヴェルディ。バウルを累積出場停止で欠き中谷がスタメン入り。愛媛は試合前からの豪雨でピッチコンディションが最悪。特にメインスタンドから見て右エリアの攻めの左サイド、バイタルエリアは水溜まりが顕著に酷く人は止まらずボールは止まらない。ピッチ全体が水溜まりだらけではあったがピッチコンディションの悪さはプレースタイルからしてヴェルディに不利ではあった。
しかし前半32分、阿部がハーフウェイライン付近から右サイドに縦パス→健勇が抜け出し右足でクロスもブロックされまたキープ、今度は左足でクロスすると愛媛DFが水溜まりに足を滑らせクリア出来ず阿部が詰めて決める。先制はしたものの相変わらずピッチは悪化、愛媛もなかなか攻め上がれないが37分、愛媛ロングスロー→深津がヘディング触れず森もクリアが深津に当たり大山に拾われる、祥平、深津と食い下がるが大山に交わされ決められる。
前半を同点で折り返すが前半終了間際に梶川が傷みハーフタイム明けに祐希と負傷交代。
後半は祐希を入れたヴェルディ、立ち上がりからCKを与え51分、CK3本連続、大山→ファーサイド柴崎が出るが交錯し触れず赤井シュートはブロックするがアライールに押し込まれる。柴崎の判断ミスは確かで触れない時点で出るべきではなかった。柴崎さえ残れば辛くも防げたか微妙だがCKでの失点が多い一因はGKにもある。
中谷を下げ巻を投入、パワープレーに打って出たヴェルディだが効果的なクロスも供給できないまま。そして76分深津が不可解な判定でこの日2枚目のイエローで退場。3枚目のカード、森→ジョジを終えてすぐの深津退場でゲームプランは崩壊。CBは和田、祥平、祐希というもはや人数だけで守れるわけなく80分ゴールキックから右サイドに出されトミッチクロスを東にヘディングを許す。1人少ないうえにCB1枚では防ぎようがない。
FWが5枚あるのにCB1枚というケツ采配の失策、長谷レフリーの明らかにイエローに値しない深津の退場劇も試合を壊した。だが何より首位に立ち慢心したヴェルディに上位キラー愛媛が牙を向いて警鐘を鳴らしてくれたことに前半戦のヴェルディとしては有り難いことか。プライドをかなぐり捨てチャレンジしないと後半戦の終盤では首位陥落は致命傷になるのだから。
ちなみに56分、左サイドでCKを奪えずに終わったチビが悔しがりながら引き下がると愛媛アライールが「残念ネ」と言わんばかりにチビに触れてくる。これに激昂したチビが手を振りほどき何やら暴言「触んじゃねーよボケ、次やったら許さねーぞ」みたいな口調に見える(レフリーも近いし例の暴言なら退場になるからまぁソフト暴言かレフリーに聞こえなかっただけか?)集音マイク拾ってないからわからんが。暴言には注意したい。

第34節 [H] 9月17日(月・祝) 3-0 愛媛 駒沢
得点者 阿部拓馬1-0、西紀寛2-0、アレックス3-0
高橋MA:7.0 ようやく初勝利、継続が見たい。
累計12.5 2試合 平均6.25
GK土肥:7.0 久々の完封。これを続けてもらわないと。
累計61.5 11試合 平均5.59 :2回
DF 森 :7.0 いつもよりは脅威的な突破は少なく感じるがハードワークは増した。
累計189.5 32試合 平均5.92 :1回
DF土屋:7.0 疲れもあるなか温存する展開にできたことは良かった。
累計135.0 24試合 平均5.63 :0回
DF祥平:7.0 相方を変えても順応する安定感はさすが。試合を通してメンタルでも成長を感じる。
累計164.0 30試合 平均5.47 :0回
DF和田:7.0 SBで運動量を生かし完封に貢献。ボランチよりも生き生きしてる。
累計183.5 31試合 平均5.92 :1回
MF中後:6.5 長短使い分けた散らしで流れを手繰り寄せた。バランスを保ち好守に貢献。
累計72.0 13試合 平均5.54 :1回
MF梶川:7.0 一列上がることでボールを引き出しリズムを作る。ボランチより一列前のほうが生き生き。
計157.5 27試合 平均5.83 :1回
MF中島:6.5 PK失敗は仕方ない、虚をついたミドルなど積極的な姿勢は素晴らしい。
累計13.5 2試合 平均6.75 :1回
MF 西 :7.5 3得点全てに絡み西ありきのヴェルディらしく結果に絡む。
累計183.0 31試合 平均5.90 :3回
FW阿部:7.5 得点はPKだがチャンスメイクも含めキレが本来のスタンスに戻ってきた。
累計205.0 33試合 平均6.21 :7回
FWアレ:7.5 ようやく初ゴールで報いも。献身的な守備がチームを救う。
累計28.0 5試合 平均5.60 :1回
MF晃誠:7.0 晃誠らしい相手の嫌がるスルーパスが3点目の起点に。
累計36.0 7試合 平均5.14 :0回
DF深津:7.0 途中出場の難しいモチベでも闘志溢れるプレーで完封に貢献。
累計159.0 28試合 平均5.68 :1回
FW木島:6.0 切り返しからのミドルが枠外、まだ結果に恵まれずそろそろ勝負時か。
累計14.0 3試合 平均4.67 :0回
V的MOM:アレックス:献身的なプレーがようやく実を結び、結果という報いも。
試合感想:スタメンに翔哉を抜擢し、サブに木島を入れチビがメンバー外。駒沢に愛媛を迎え撃つヴェルディは背水の陣。
立ち上がりから主導権を握り攻め上がるヴェルディはテンポよくボールを運び攻勢に。
23分には翔哉の意表をつくループがバーに嫌われる。ただ攻める意思表示としては充分。
23分梶川から西、西がドリブルしアレとワンツー、抜け出したがアライールに倒されPK獲得。阿部が右に蹴り込み先制。
31分阿部から左サイドを抜け出した翔哉にスルーパス、秋元のファウルでPK、しかし翔哉は外してしまう。
38分には阿部が高い位置でインターセプト左サイドを抜け出した阿部から右サイドへ。西の低空ショットが突き刺さる。
前半を2-0で折り返す。
68分梶川からアレに当て、晃誠に出すと晃誠の絶妙な縦パス、西が抜け出し折り返すとアレが滑り込みながら流し込む。
3-0とし押せ押せムードで逃げ切り1ヶ月半ぶりの勝利。
高橋監督のヴェルディ初勝利を挙げようやく息を吹き返した。ただこのあとは上位とのアウェイ連戦。勝ち点3未満は敗北を意味し、勝ち点4以上が最低ノルマとなるだろう。まず千葉に勝たなければもはや話にならない。
ある方が触れていたがPKを翔哉に蹴らした意味が確かにわからん。これまた別の方の請け負いだがPK職人がいていい。いつぞやの林健太郎なり浦和の福田正博なりだ。ヴェルディのルール、倒された奴が蹴る、それも一理あるが前半1-0の6戦未勝利のチームが18歳の若造に託したPK、確実に決めなければならなかったし西なり阿部なりが外したのとは意味が違う。大量リードしたときやよほど本人が蹴りたがったなら構わないが「また次蹴れよ」なんていうのは10年早い。外したから言うのではない、状況を考えてキッカーをセレクトしないと昇格は難しい。もちろん翔哉は次も蹴らないと意味がない、ただ自分で得たPKでだ。
そういう甘さも捨てて厳しく戦わないとなるまい。これからは隙を見せたら勝てない相手ばかりなんだから。