vs福岡
12勝・7敗・4分・38得・25失・差+13
3-1:1-1(12年)
1-1:2-3(10年)
0-0:2-1:1-0(09年)
1-2:4-2:1-2:2-0(07年)
0-1:0-3(01年)
2-0:0-0(00年)
2-1:2-0(99年)
6-1:1-2(98年)
2-1:2-0(97年)
2-1:1-2(96年)
ヴェルディ得点者
北澤豪:2(96:1 98:1)
三浦知良:2(96:1 98:1)
栗原圭介:3(96:1 99:2)
阿部良則:1(97:1)
マグロン:1(97:1)
オウンゴール:3(97:1 07:2)
アルシンド:1(97:1)
高木琢也:3(98:3)
柱谷哲二:1(98:1)
フェルナンド:1(98:1)
石塚啓次:1(99:1)
山田卓也:1(99:1)
飯尾一慶:2(00:1 10:1)
中澤佑二:1(00:1)
富澤清太郎:1(07:1)
廣山望:1(07:1)
フッキ:3(07:3)
永井秀樹:1(07:1)
レアンドロ:1(09:1)
大黒将志:1(09:1)
河野広貴:2(09:1 10:1)
平本一樹:1(10:1)
阿部拓馬:1(12:1)
高橋祥平:2(12:2)
中島翔哉:1(12:1)

福岡得点者
トログリオ・1(96:1)
上野優作・1(96:1)
マラドーナ・1(96:1)
石丸清隆・1(97:1)
フェルナンド・2(98:1、99:1)
岩井厚裕・1(98:1)
藤本主税・1(98:1)
山下芳輝・1(01:1)
呂比須ワグナー・2(01:2)
廬延潤・1(01:1)
山形恭平・1(07:1)
アレックス・3(07:3)
宮本亨・1(07:1)
宮崎光平・1(07:1)
田中佑昌・1(09:1)
岡本英也・1(10:1)
久藤清一・1(10:1)
城後寿・1(10:1)
高橋泰・1(10:1)
坂田大輔・1(12:1)
古賀正紘・1(12:1)

V的 東京Vvs福岡 MVP
中島翔哉(東京V)
デビュー戦ながら堂々としたプレーでチームを牽引。一瞬の閃きと迷いのないシュートが新監督に初勝ち点をプレゼント。

V的 東京Vvs福岡 敢闘賞
坂田大輔(福岡)
今期のJ2ベストゴールだと独断する。狙ってやれるとは思えないがゴールへの気持ちが籠った一撃に感銘を受けた。

vs福岡 総評
翔哉のデビューゴールで辛くも追い付いたヴェルディ、低迷する福岡だがこういう相手から勝ち点1を奪うことも長いシーズンでは大事。
祥平の暴言については謝罪したい、ただ頭突きに関しては悪質ではないと判断するため祥平を擁護したい。
福岡とは因縁も生まれたが負けなかったことで苦手意識を払拭できたことは良かった。

以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。

第10節 [A] 4月27日(金) 3-1 福岡 レベスタ
得点者 阿部拓馬1-0、高橋祥平2-0、2-1坂田大輔、高橋祥平3-1
川勝MA:7.0 累計51.0 10試合 平均5.10
思い切った采配で見切りをつけたのが功を奏し巻起用も当たる。
GK柴崎:6.0 累計58.5 10試合 平均5.85 :1回
完封はならずも安定した出来。久々の柴崎焦らしもリードしてるからこそ。
DF 森 :6.0 累計49.5 9試合 平均5.50 :1回
前半からハードワークで集中。守備での貢献度も高くカウンターで得点チャンスも。
DF深津:6.0 累計51.5 9試合 平均5.72 :0回
高さは相変わらず競り勝ち、安定ぶりは著しい。攻撃意欲も高まってきた。
DF土屋:6.0 累計57.0 10試合 平均5.70 :0回
決定機を外すなど勝負弱さも。失点シーンもボールウォッチャーになるなどやや不安定。
DF祥平:0.0 累計51.0 10試合 平均5.10 :0回
論外。2得点も評価しかねる。
MF和田:6.5 累計58.5 10試合 平均5.85 :0回
幅広いカバーでピンチを防いだ。読みも働きバランスを保ち続けた。
MF梶川:6.5 累計41.5 7試合 平均5.93 :1回
プレイスキックは散々、ただスイッチを入れるパスはお見事。
MF 西 :6.0 累計58.0 10試合 平均5.80 :1回
運動量と読みを生かした試合運びは称賛したい。守備意識も高い。
MF飯尾:6.0 累計55.5 10試合 平均5.55 :0回
運動量は評価したい。献身的だが1点目のアシスト以外は目立たず。
FW阿部:6.5 累計62.0 10試合 平均6.20 :2回
果敢な仕掛けと精度の高いシュートで先制点。倒れても屈しないタフさがさすが。
FWジョ:6.0 累計57.0 10試合 平均5.70 :0回
シュートシーン以外は上出来。チェイシングのタイミングもよく成功率も高かった。
MF中谷:6.0 累計23.5 4試合 平均5.88 :0回
3点目のアシストで存在を示す。攻撃意識は高くそれが試合を決した。
FW 巻 :6.5 累計12.5 2試合 平均6.25 :1回
顔面骨折復帰第1戦で頭で3点目の起点に。臆することなくトライする姿にMOMを。
MF小池:6.0 累計53.5 9試合 平均5.94 :0回
短い時間ながら攻撃意識を示し森クロスを導き巻ヘディングに繋げる。
V的MOM:巻誠一郎:恐怖心はあろうとも感じさせない飛び込みとボールを生かす献身的なプレーに拍手。健勇、ジョジも見習うべき。
試合感想:鬼門九州の中でも比較的得意な福岡県遠征、連敗中のヴェルディは当然勝ちたい試合。遠征メンバーに巻が加わりスタメンから祐希、健勇が脱落し梶川、ジョジ起用とメンバーも代えいざキックオフ。
前半は主導権を握るヴェルディ、攻め立てると前半22分、福岡クリア高橋キープも祥平と和田で奪い左サイド阿部へ、阿部ドリブルチビへスルーパス→チビオフサイドライン潜り抜け裏へ、折り返しのクロス→ジョジ詰めるがDFに身体を入れられ→神山も触れないまま阿部が詰めて先制点。
その後もチャンスはヴェルディが迎えるが追加点が奪えないまま前半は1-0で折り返す。
後半、なかなか追加点が奪えないヴェルディに追加点が生まれるのは53分。梶川→ファー深津合わない、祥平拾いクロス→跳ね返されるが阿部拾い祥平へ。祥平はカットインしながら左足クロス→福岡DF古賀→GK神山と触れずゴールで2-0。
64分、福岡反撃、中央で回され左サイドへ、尾亦クロス坂田アクロバットシュートで2-1。
85分、ヴェルディはFKを得ると梶川→巻そらし→中谷折り返す→祥平押し込む。3-1。と試合を決める。
86分木原に祥平がつく、左に一人スルーパスされ祥平が止めにいきもつれて倒れる。木原はすぐに起き上がり和田クリアを阻止しに行くが木原がブロック、和田が痛んだのを見て祥平激昂「テメー2回目(1回目は66分に和田に木原スライディングしている)だろうが、ふざけんじゃねーぞ」的な後頭部への頭突き。これが1試合出場停止に。画面から消えて梶川に諭されて戻ってくるまでにたぶん福岡サポーターと一悶着。これで2試合。合わせて3試合出場停止となる。ゴールデンウィークはすべて出場停止、擁護しようがなく猛省してもらいたい。
ヴェルディとしてはようやく連敗に歯止め、流れは切りたくないが相手はまたも強豪山形。6シーズンぶりに対するがなんとしても勝ちたい。

第33節 [H] 9月14日(金) 1-1 福岡 味フィ西
得点者 0-1古賀正紘、中島翔哉1-1
高橋MA:5.5 やや躊躇した采配だがしっかり勝ち点1を手繰り寄せた点は評価したい。
累計5.5 1試合 平均5.50
GK土肥:5.5 ビハインドなりの動きが見たい。セーブはさすがの安定。
累計54.5 10試合 平均5.45 :2回
DF 森 :5.5 前半はリズムを作るが後半はイライラが際立ち精彩を欠く。
累計182.5 31試合 平均5.89 :1回
DF土屋:5.0 失点シーンがらしくない。らしくないバウルの今期らしさが出てしまった。
累計128.0 23試合 平均5.57 :0回
DF祥平:6.0 機を見たサイドチェンジなどは称賛。オズマール封じは評価。
累計157.0 29試合 平均5.41 :0回
DF和田:6.0 運動量を惜しみ無く発揮しらしさが戻る。積極的にプレーしたのが素晴らしい。
累計176.5 30試合 平均5.88 :1回
MF中後:6.5 FKが決まれば次々決めてくれそう。チームに貢献する一発が欲しい。
累計65.5 12試合 平均5.46 :1回
MF梶川:6.0 うまくボールを散らしリズムを作る。攻守に奮闘。
計150.5 26試合 平均5.79 :1回
MF飯尾:6.0 前半の決定機を生かせぬまま。交代まで奮闘も結果は出せず。
累計173.0 30試合 平均5.77 :2回
MF 西 :6.5 得点シーンを含め正にチャンスメーカー。もう一つ仕事できたら勝てたか。
累計175.5 30試合 平均5.85 :3回
FW阿部:6.0 らしさを見失いながら得点シーンでは起点になるあたりが阿部らしい。結果は欲しい。
累計197.5 32試合 平均6.17 :7回
FWアレ:5.5 FWで使うにはやや力不足。チャンスの与え方には疑問。
累計20.5 4試合 平均5.13 :0回
FWジミ:5.5 内容を求めるなら先発のはず。スーパーサブでは生きない。
累計25.0 5試合 平均5.00 :1回
MF中島:7.0 スーパーサブとしては上出来。展開が展開だけに早めに投入してほしかった。
累計7.0 1試合 平均7.00 :1回
V的MOM:中島翔哉:久々に表れたシンデレラボーイ。積極的なプレーで窮地を救い、プロデビューゴールで応えた。
試合感想:天皇杯を快勝し高橋監督が正式に昇格し迎えた福岡との大事な一戦。和田を左SBに、ボランチに梶川、FWにアレを起用。サブには翔哉を抜擢。
前半から積極的に仕掛けたヴェルディ、チャンスメイクから惜しい場面も作ったがカウンターを浴びやすく18分ワンタッチプレーで左サイドに通されクロス、なんとかバウルがCKに逃れた。19分このCK、古賀についたのはバウル、ややゴールから遠ざかる位置に蹴り込んだ堤のCKを古賀に合わされバウルも対応しきれず先制点を与えてしまう。
中後のFKがクロスバーに弾かれ祥平が押し込むがクリアされるなど決定機を生かせないまま。逆にカウンターでオズマールのスピードに手を焼き土肥を軸になんとか防ぐ展開で前半をビハインドで折り返す。
後半も中後のFKがゴール角に弾かれ決め切れず。オズマールのカウンターを土肥がファインセーブで凌ぐ。
ようやく82分西のシュートのこぼれ球に阿部が反応、押し込むがオフサイド。嫌な空気が漂うがこれを払拭したのがシンデレラボーイ翔哉。
82分梶川?がインターセプト、阿部を経由して西へ。西クロスは中後が落とし左サイドに上がった翔哉に預ける。シュートコースもないなか翔哉の思い切り良いシュートが突き刺さり同点に追い付く。
ジミーを中心に猛攻を仕掛けたが決め切れずドローでタイムアップ。
内容としては連敗中に比べ攻め切れたもののどこか小難しいサッカーをしたがりシンプルにプレーしていないことで決め手を欠いた。どんなカタチであれフィニッシュを意識すれば自ずとリーグNo.1の攻撃力が甦るはずだ。翔哉が思い切り良いシュートをセレクトしたのが今のヴェルディにはまだ足らない点、お膳立てなんていらない。俺が、俺が。その気持ちを見たい。
高橋監督リーグ戦初采配、交代枠を使い切らない点が不満だし交代も遅くビハインドのチームがまるで余裕を持ってるようにしか思えない点はマイナス査定。短い準備期間とはいえチームをまとめあげチャンスに恵まれなかったアレや梶川、翔哉にチャンスを与えた点は高く評価したい。勝てなくて申し訳ないと発したが連敗を脱したのだから十分、次は監督も思い切り良い采配を期待する。
以下は選手批判。
土肥についてはファインセーブなどで安定を見せつける一方、前半のビハインドでも急ぐ素振りがなく、またプレー範囲が狭いこともオズマールに自由を与えたのが痛い。足が遅くなり飛び出しが少なく感じるのも仕方ないことだが40近くなり熟練者だがハードワークがないのはああいう相手、またハードワークが多いJ2相手には厳しいのではないか?かといって柴崎もハードワークタイプのGKではないが。
阿部、一度サブスタートも試してみたほうが良いのでは?相手に研究され引き出しがなく相方がアレでは収まるわけがない。
アレ、FWで使うならば相方がジミーでないと本来のポテンシャルには及ばない。無理なクサビやポストワークを期待するより足元に収めたときの展開を見たい。
たぶん次節もメンバーが大幅に変わるとは思えないが采配を含め改善点は多い。バウルもサブスタートで深津で良いのではと感じるが誰が出てもそれぞれのベストプレーを見せてくれ。
愛媛に連敗だけは許されない。