vs富山
7勝・2敗・0分・19得・7失・差+12
4-1:1-0(12年)
5-1:1-2(11年)
1-0:3-2(10年)
1-0:3-0:0-1(09年)
ヴェルディ得点者
大黒将志:2(09:2)
滝澤邦彦:1(09:1)
林陵平:1(09:1)
阿部拓馬:5(10:1 11:3 12:1)
オウンゴール:1(10:1)
飯尾一慶:3(10:1 12:2)
柴崎晃誠:1(10:1)
河野広貴:1(11:1)
土屋征夫:1(11:1)
高木善朗:1(11:1)
梶川諒太:1(12:1)
小池純輝:1(12:1)

富山得点者
桜井正人・1(09:1)
黒部光昭・2(10:1、12:1)
朝日大輔・2(10:1、11:1)
苔口卓也・2(11:2)


V的 東京Vvs富山 MVP
飯尾一慶(東京V)
今年の富山キラー。阿部も富山キラーぶりは顕著だがチビは2戦ともにゴール(阿部は出場停止だが)。勝ち切れないより勝ち切れたほうがいいに決まってる、相性の良さを見せたチビを称えたい。


V的 東京Vvs富山 敢闘賞
黒部光昭(富山)
ヴェルディキラーぶりは個人6ゴール目(京都時代に4ゴール)と数値が物語る。2ndレグこそやられずに済んだが本物のヴェルディキラーは手強いばかり。

vs 総評
退場者を出しながらも大量得点で1stレグを制したのと悪条件のピッチに苦戦しながら競り勝った2ndレグ。勝てば文句はない。内容ではない結果だけで判断するが伏兵富山に完勝で終えたのはまずまず。


以下試合雑感。当時の記述のため内容はご了承ください。

第3節 [A] 3月17日(土) 16:00 4-1 富山 富山
得点者 0-1黒部光昭、阿部拓馬1-1、梶川諒太2-1、飯尾一慶3-1、小池純輝4-1
川勝MA:6.0 累計16.0 3試合 平均5.33
森退場のアクシデント後、交代策はすべて機能。ただ試合の入りは悪かった。
GK柴崎:6.5 累計17.5 3試合 平均5.83 :0回
前節のミスを帳消しにするような値千金の砦ぶり。失点はしたが安定。
DF祥平:6.0 累計17.5 3試合 平均5.83 :0回
たらい回しにされやすい役割を全う。右SBとしてもしっかり攻守に貢献。
DF土屋:6.0 累計17.0 3試合 平均5.67 :0回
失点が目覚めのスイッチか。高さは完全に負けたが読みでリカバー。
DF 森 :5.5 累計16.5 3試合 平均5.50 :0回
悪質なファウルはなかったがまんまとハメられた退場劇、安易なプレーではあった。
DF和田:6.0 累計17.0 3試合 平均5.67 :0回
3点目のアシストこそあるも存在感は薄く。守備に奮闘。
MF梶川:7.0 累計7.0 1試合 平均7.00 :1回
自他共に認める小ささながらボランチ全う。決勝点も奪い文句ない活躍。
MF祐希:7.0 累計20.0 3試合 平均6.67 :2回
プレーでチームを牽引、4点目のアシストはお見事。すっかりチームの中心に。
FW 西 :6.0 累計17.0 3試合 平均5.67 :0回
ボールを引き出しチャンスメイクに貢献。貪欲に仕掛ければさらに怖いはず。
MF飯尾:6.5 累計17.5 3試合 平均5.83 :0回
批判すると決めちゃうチビらしい豪快な一撃。スタメン起用なら好きです。
FW阿部:7.0 累計19.0 3試合 平均6.33 :0回
同点弾、2点目は事実上のアシスト、4点目は起点に。エースらしい活躍。
FWジョ:6.5 累計18.0 3試合 平均6.00 :0回
身体を張りボールをキープ、1点目のアシストのほかポストワークで存在感示す。
DF深津:6.5 累計11.5 2試合 平均5.75 :0回
足元の成長ぶりに好評価。難しい途中起用にも応え安定。
FW巻誠:6.0 累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
泥臭くボールを追いかけリードしてるチームにさらなる活力を与えた。
MF小池:7.0 累計18.0 3試合 平均6.00 :0回
果敢に裏を狙い祐希のスルーパスを受け移籍後初ゴールでJ2通算350得点目をマーク。
V的MOM:梶川諒太:決勝点をマークしチームを勝利に導いた。小柄ながらボールを動かし躍動、森の退場で不運にも途中交代となるがフルタイム見てみたいものだ。
試合感想:まだ残雪の多い雨の富山に前節の敗戦のショックから立ち直りたいヴェルディが乗り込む。見慣れないアウェイイエローユニもどこか明るみを失うほど見るからに暗雲が立ち込めたピッチ。試合前から不穏な空気のなか前半2分23秒、森勇介が明堂を倒してイエロー。このFKからジョジがバックヘッド、柴崎がなんとかCKに逃れる。嫌な空気、このCKを柴崎がフィスティング、リバウンドを黒部にボレーで叩き込まれる。10分森から阿部にクサビを入れるが奪われ富山はバックパス、これをジョジがカットし右に進行、ジョジの折り返しを阿部が押し込み同点に追い付く。24分祐希→梶川、持ち上がり阿部へ預けると阿部は左のチビにスルーパス、チビはDF二人に囲まれボールはロスト、跳ね上がったリバウンドを梶川がダイレクトボレーで流し込み逆転。後半50分、明堂にまたも森が引っ掛かりイエロー、退場処分。悪質さはないもののしてやられたりという退場は頂けない。深津が梶川と交代で投入。右SBに祥平、CBに深津、全体的に下がり守備に徹する。55分バウル→祥平、祐希→ジョ
ジ→和田→チビで豪快に蹴り込み3-1。59分富山反撃、明堂クロスに西川が合わせるが枠外。76分チビに代えて小池投入、その小池は78分阿部とスイッチしてボールを運び出した祐希、右にフリーランしていた小池にスルーパス、GKとの1対1で冷静に決めた小池はJ2通算350得点目のメモリアル弾。このまま逃げ切ったヴェルディが富山陸でのvs富山を4連勝。なおこの試合はヴェルディのJリーグ通算700試合目、快勝でメモリアルマッチを飾った。


第27節 [H] 8月5日(日) 1-0 富山 味スタ
得点者 飯尾一慶1-0
川勝MA:6.0 苦しい陣容でも勝ち切りホーム7連勝を飾る。
累計148.0 27試合 平均5.48
GK土肥:6.0 ピンチらしいピンチも少なかったが安定をもたらした。
累計26.0 4試合 平均6.50 :1回
DF 森 :6.5 攻撃力で前線を活性、先制点の起点作りにもなった。
累計154.5 25試合 平均6.18 :1回
DF刀根:6.0 加入後初先発も安定した出来、フルタイムできればやりたいが。
累計18.0 3試合 平均6.00 :0回
DF祥平:6.0 パートナーを変えても責任感ある安定したディフェンスで完封。
累計128.0 23試合 平均5.57 :0回
DF中谷:6.0 ピッチコンディションに苦戦も守備で完封に貢献。
累計98.0 17試合 平均5.76 :1回
MF和田:6.5 結果としてアシストに。プロ初得点はまたもお預け。
累計153.5 25試合 平均6.14 :1回
MF晃誠:6.0 連携不足はあれど精力的にミドルを狙うなど攻撃活性。
累計6.0 1試合 平均6.00 :0回
MF中後:6.0 不馴れな右サイドを全う。もう少し周りを使っても良いと感じるが。
累計41.0 7試合 平均5.86 :1回
MF飯尾:7.0 アイデアを豊富に阿部不在の前線を活性、結果も残す。
累計144.0 24試合 平均6.00 :2回
FW 南 :6.0 前線で孤軍奮闘、空回りも否めないが今一つ。
累計18.0 3試合 平均6.00 :0回
FW 巻 :6.5 守備にも奮闘、終盤はCBリカバーで完封に貢献。
累計95.5 16試合 平均5.97 :1回
MF梶川:6.0 チャンスを作るが決め手を欠いて活躍には至らず。
計135.5 23試合 平均5.89 :1回
DF田中:6.0 短い時間でなかなか起点になれず。結果に絡めたら良かったが。
累計30.0 5試合 平均6.00 :0回
MF竜士:6.0 短い時間で精力的に走り回りチャンスを作りたかったが、もっと見たい。
累計12.0 2試合 平均6.00 :0回
V的MOM:飯尾一慶:上手く前線でリズムを生み、攻撃にアクセントを加えた。難しいピッチでもボレーをしっかり叩き込み決勝点。
試合感想:味スタに富山を迎え撃つヴェルディ、阿部、深津と出場停止、西が負傷離脱と苦しい陣容。刀根、加入したばかりの晃誠、南が初先発と正に総力戦。サブにはアレ、竜士がメンバー入り。
味スタの砂場のようなピッチコンディションに両チームとも苦しんだこの試合。あちこちに芝のめくれたところが見える。

前半はヴェルディが主導権を握る、晃誠のミドルが枠を捉えるがGKの正面、南も精力的に仕掛けシュートシーンも作るがブロックに遭いチャンスを生かせない。それでも前線で起点になっていたチビが結果を残す。
前半23分、南が落として晃誠がシュートに行くが合わず相手がクリアしようとしたところを和田がカット、右サイドで和田が拾い森の作ったスペースから和田がアーリークロスを狙うが地面を蹴りボールは左サイドに流れる。巻が飛び込むがボールはあさってのほうに飛び平出がクリアを躊躇したのもあって左サイドに構えたチビに渡る。チビは間髪入れずダイレクトでボレーを叩き込む。
前半は1点リードで折り返す。
後半は和田、チビが決定機を作るが生かせずに追加点が奪えないまま。刀根が64分でアウト、和田、巻がCBに下がるなど緊急対策で乗り切る。
富山の猛攻、苔口のクロス→黒部に押し込まれるが枠外。富山FKをCBに下がった巻が掻き出し完封。
これでホーム7連勝とホームゲームらしく上向きに。なかなか芝のコンディションが良くない味スタではあるがそこでも勝ち切る重要性は言うに足らない。
CBの不足を巻が、和田がリカバーしないとならない窮地ではあるが富山だから完封できただけ。同じことが上位相手にも出来なければ勝てない。
阿部を欠いた試合で勝てたのは大きい、南や刀根にとっては苦い経験にはなったが加入間もない晃誠も含めていざ京都との上位対決。
ホーム8連勝をしっかり果たし甲府を追撃したいところ。