サッカーで5得点決める。
プロリーグにおいて基本的にそうそうあることではない。ましてJ2ではなおのこと、8得点以上が過去に一度もないリーグなのだからいかに点を取るのが難しいリーグかわかる。
テレビゲームや実戦でもある程度の格差、実力差がある対戦ならば可能なことではある。稀に同格の対戦でもコンディションや展開によってはこういう得点スコアもある。
ヴェルディが5得点以上を奪った試合はどれだけあるのか?
93年7月7日 サントリー第16節
V川崎 5-0 名古屋(Home)
→○(次戦の戦績、〇勝利×敗戦)
93年9月3日 ニコス第9節
V川崎 6-0 浦和(Away)
→○
94年3月12日 サントリー第1節
V川崎 5-1 平塚(Home)
→×
94年4月6日 サントリー第7節
V川崎 5-0 広島(Away)
→×
94年10月26日 ニコス第15節
V川崎 5-1 清水(Home)
→〇
95年6月21日 サントリー第18節
V川崎 6-3 C大阪(Away)
→〇
95年9月2日 ニコス第6節
V川崎 5-1 鹿島(Away)
→〇
95年9月23日 ニコス第11節
V川崎 7-1 柏(Away)
→〇
96年5月15日 第14節
V川崎 5-3 清水(Home)
→〇
96年11月6日 第29節
V川崎 5-1 市原(Away)
→○
96年11月9日 第30節
V川崎 5-0 鹿島(Home)
→×
※唯一の2試合連続5得点ゲームはヴェルディ史上最多得点率を誇る96年のラスト2試合にて。リーグタイトルに初めて触手できなかったシーズン、最後に意地を見せたカタチ。この年は30節までなので当たり前だが翌節は翌年の開幕戦とする。97開幕戦は敗戦。
98年4月29日 1st第9節
V川崎 6-1 福岡(Home)
→〇
02年8月31日 2nd第1節
東京V 5-0 京都(Home)
→〇
03年5月17日 1st第9節
東京V 5-2 京都(Away)
→〇
06年9月30日 J2第43節
東京V 5-2 神戸(Home)
→×
07年3月4日 J2第1節
東京V 5-0 草津(Home)
→〇
07年9月30日 J2第43節
東京V 5-1 札幌(Home)
→〇
11年6月19日 J2第17節
東京V 5-1 富山(Away)
→〇
11年8月27日 J2第26節
東京V 5-2 熊本(Home)
→△
11年9月18日 J2第28節
東京V 7-2 横浜FC(Home)
→×
以上リーグ戦のみ。
ヴェルディリーグ通算670試合目となった富山戦の5得点ゲームだが過去に5得点以上をヴェルディが奪ったゲームは富山戦で18試合目、熊本戦(通算681試合目)で19試合目、横浜FC戦(通算684試合目)で20試合目となった。何しろ4得点はあれど4年ぶりの5得点ゲーム、また5得点以上が1シーズンで2度目というのも4年ぶり5シーズン目、3度目というのは16年ぶり(94年:3回、95年:3回、96年:3回、07年:2回、11年:3回)というのがサッカーが大量得点が難しいスポーツかわかる。
過去にヴェルディは7得点が2度、ホームでの最多得点、J2でのヴェルディ最多得点は塗り替えた。7得点は16年、17シーズンぶりの快挙。
Jリーグ記録は98年C大阪 1-9 磐田の9得点。ほか8得点が3試合ありJ2記録では7得点が4試合ありヴェルディvs横浜FCが5試合目。
過去20試合のうち90年代の黄金期(93年~96年)が11試合(55.0%)を占めており低迷する97年以後J1ではわずか3試合となかなか5得点以上奪えていない。J2に降格以後は横浜FC戦でわずか6試合目とJ2でも難しいことが読み取れる。
5得点以上奪った次の試合の戦績
○勝利・14試合・70.0%
×敗戦・5試合・25.0%
△引分・1試合・5.0%
敗戦以外で考えると75.0%と5得点以上奪った次の試合で『負けない』という頼もしいジンクスである。四捨五入ではあるがおよそ8割は負けないというデータ。
2011年は富山に大勝(5-1)のあとの岡山にも大勝(4-0)。このあと5連勝はしたが徳島に追いつかれズルズルと4戦勝ち無しで岡山に完勝(4-0)も続く鳥栖に負け、いよいよ後がなくなった矢先の難敵熊本に辛勝(5-2)。データ的には負けにくいデータで挑んだ鬼門フクアリ、立ち上がりに先制点は許したが終始試合を支配し後半に追いつきアウェーで勝ち点1を掴んだ。草津戦はスコアレスドローに終わるが横浜FCには16年ぶりの7ゴール。そして札幌戦でジンクスを生かせぬままに敗戦となった。06年に神戸に5-2で勝ち翌節敗戦した以来5年ぶり、5得点ゲームも4年ぶりであるが実に悔しい5度目の負けとなった。
来年も5得点ゲームができるチームでないと昇格争いは厳しい。ただ試合毎に波があるようではダメで毎試合1得点以上奪えるサッカーを目指したい。そして当たり前だが完封を常に意識したいところだ。
プロリーグにおいて基本的にそうそうあることではない。ましてJ2ではなおのこと、8得点以上が過去に一度もないリーグなのだからいかに点を取るのが難しいリーグかわかる。
テレビゲームや実戦でもある程度の格差、実力差がある対戦ならば可能なことではある。稀に同格の対戦でもコンディションや展開によってはこういう得点スコアもある。
ヴェルディが5得点以上を奪った試合はどれだけあるのか?
93年7月7日 サントリー第16節
V川崎 5-0 名古屋(Home)
→○(次戦の戦績、〇勝利×敗戦)
93年9月3日 ニコス第9節
V川崎 6-0 浦和(Away)
→○
94年3月12日 サントリー第1節
V川崎 5-1 平塚(Home)
→×
94年4月6日 サントリー第7節
V川崎 5-0 広島(Away)
→×
94年10月26日 ニコス第15節
V川崎 5-1 清水(Home)
→〇
95年6月21日 サントリー第18節
V川崎 6-3 C大阪(Away)
→〇
95年9月2日 ニコス第6節
V川崎 5-1 鹿島(Away)
→〇
95年9月23日 ニコス第11節
V川崎 7-1 柏(Away)
→〇
96年5月15日 第14節
V川崎 5-3 清水(Home)
→〇
96年11月6日 第29節
V川崎 5-1 市原(Away)
→○
96年11月9日 第30節
V川崎 5-0 鹿島(Home)
→×
※唯一の2試合連続5得点ゲームはヴェルディ史上最多得点率を誇る96年のラスト2試合にて。リーグタイトルに初めて触手できなかったシーズン、最後に意地を見せたカタチ。この年は30節までなので当たり前だが翌節は翌年の開幕戦とする。97開幕戦は敗戦。
98年4月29日 1st第9節
V川崎 6-1 福岡(Home)
→〇
02年8月31日 2nd第1節
東京V 5-0 京都(Home)
→〇
03年5月17日 1st第9節
東京V 5-2 京都(Away)
→〇
06年9月30日 J2第43節
東京V 5-2 神戸(Home)
→×
07年3月4日 J2第1節
東京V 5-0 草津(Home)
→〇
07年9月30日 J2第43節
東京V 5-1 札幌(Home)
→〇
11年6月19日 J2第17節
東京V 5-1 富山(Away)
→〇
11年8月27日 J2第26節
東京V 5-2 熊本(Home)
→△
11年9月18日 J2第28節
東京V 7-2 横浜FC(Home)
→×
以上リーグ戦のみ。
ヴェルディリーグ通算670試合目となった富山戦の5得点ゲームだが過去に5得点以上をヴェルディが奪ったゲームは富山戦で18試合目、熊本戦(通算681試合目)で19試合目、横浜FC戦(通算684試合目)で20試合目となった。何しろ4得点はあれど4年ぶりの5得点ゲーム、また5得点以上が1シーズンで2度目というのも4年ぶり5シーズン目、3度目というのは16年ぶり(94年:3回、95年:3回、96年:3回、07年:2回、11年:3回)というのがサッカーが大量得点が難しいスポーツかわかる。
過去にヴェルディは7得点が2度、ホームでの最多得点、J2でのヴェルディ最多得点は塗り替えた。7得点は16年、17シーズンぶりの快挙。
Jリーグ記録は98年C大阪 1-9 磐田の9得点。ほか8得点が3試合ありJ2記録では7得点が4試合ありヴェルディvs横浜FCが5試合目。
過去20試合のうち90年代の黄金期(93年~96年)が11試合(55.0%)を占めており低迷する97年以後J1ではわずか3試合となかなか5得点以上奪えていない。J2に降格以後は横浜FC戦でわずか6試合目とJ2でも難しいことが読み取れる。
5得点以上奪った次の試合の戦績
○勝利・14試合・70.0%
×敗戦・5試合・25.0%
△引分・1試合・5.0%
敗戦以外で考えると75.0%と5得点以上奪った次の試合で『負けない』という頼もしいジンクスである。四捨五入ではあるがおよそ8割は負けないというデータ。
2011年は富山に大勝(5-1)のあとの岡山にも大勝(4-0)。このあと5連勝はしたが徳島に追いつかれズルズルと4戦勝ち無しで岡山に完勝(4-0)も続く鳥栖に負け、いよいよ後がなくなった矢先の難敵熊本に辛勝(5-2)。データ的には負けにくいデータで挑んだ鬼門フクアリ、立ち上がりに先制点は許したが終始試合を支配し後半に追いつきアウェーで勝ち点1を掴んだ。草津戦はスコアレスドローに終わるが横浜FCには16年ぶりの7ゴール。そして札幌戦でジンクスを生かせぬままに敗戦となった。06年に神戸に5-2で勝ち翌節敗戦した以来5年ぶり、5得点ゲームも4年ぶりであるが実に悔しい5度目の負けとなった。
来年も5得点ゲームができるチームでないと昇格争いは厳しい。ただ試合毎に波があるようではダメで毎試合1得点以上奪えるサッカーを目指したい。そして当たり前だが完封を常に意識したいところだ。