タイトルPRIORITY。
和英辞典サイトで『優先順位』を検索してみた。
さて新たな優先順位。
「1」勝ち点
「2」得失点差
「3」総得点数
「4」当該チーム間の対戦成績（イ勝ち点、ロ得失点差、ハ総得点数）
「5」反則ポイント
「6」抽選
この順でJ1、J2の順位が決まる。説明するまでもないが勝ち点が1でも多ければ順位は上。同勝ち点の場合、得失点差で決まるのはヴェルディサポには08年の降格で身に染みること。
極端な話しなかなか順位決定「4」までいくことはない。最も「3」でさえ09年にJ1で神戸と山形が同勝ち点、同得失点差となり総得点で神戸が上回り14位、山形15位となった事例が1度あるのみ。J2でシーズン終了時に適用されたことはない（シーズン中ならよくある順位決定だが）。
昇格圏内のクラブの得失点差と総得点数について調べる。
99年以後12シーズンで実際に昇格したクラブは32クラブ。仮に現在の3クラブ昇格制とするならば39クラブになる。その39クラブを対象に調べよう。
□…昇格は2クラブのため昇格していない
▼…入れ替え戦敗退により昇格していない
11年・試合数38
1FC東京・得失点差+45・総得点数67
2鳥栖・+34・68
3札幌・+17・49
10年・試合数36
1柏・+47・71
2甲府・+31・71
3福岡・+29・63
09年・試合数51
1仙台・+48・87
2C大阪・+47・100
3湘南・+32・84
08年・試合数42
1広島・+64・99
2山形・+26・66
3仙台・+15・62▼
07年・試合数48
札幌・+21・66
東京V・+33・90
京都・+21・80
06年・試合数48
横浜FC・+29・61
柏・+24・84
神戸・+25・78
05年・試合数44
京都・+49・89
福岡・+29・72
甲府・+14・78
04年・試合数44
川崎・+66・104
大宮・+25・63
福岡・+15・56▼
03年・試合数44
新潟・+40・80
広島・+30・65
川崎・+41・88□
02年・試合数44
大分・+33・67
C大阪・+40・93
新潟・+28・75□
01年・試合数44
京都・+31・79
仙台・+22・78
山形・+22・61□
00年・試合数40
札幌・+49・71
浦和・+42・82
大分・+42・80□
99年・試合数36
川崎・+35・69
FC東京・+16・51
大分・+20・62□
1試合平均得失点差ランキング（同率の場合は新しいシーズンから並べる）
※消化試合数がバラバラなために1試合平均とすると実際の得失点差は交互するので右側の数値を見てほしい。
広島・+64（08）1.52
川崎・+66（04）1.50
柏・+47（10）1.31
札幌・+49（00）1.23
FC東京・+45（11）1.18
京都・+49（05）1.11
浦和・+42（00）1.05
大分・+42（00）1.05
川崎・+35（99）0.97
仙台・+48（09）・0.94
川崎・+41（03）0.93
C大阪・+47（09）・0.92
新潟・+40（03）0.91
C大阪・+40（02）0.91
鳥栖・+34（11）0.89
甲府・+31（10）0.86
福岡・+29（10）0.81
大分・+33（02）0.75
京都・+31（01）0.70
東京V・+33（07）0.69
広島・+30（03）0.68
福岡・+29（05）0.66
新潟・+28（02）0.64
湘南・+32（09）・0.63
山形・+26（08）0.62
横浜FC・+29（06）0.60
大宮・+25（04）0.57
大分・+20（99）0.56
神戸・+25（06）0.52
柏・+24（06）0.50
仙台・+22（01）0.50
山形・+22（01）0.50
札幌・+17（11）0.45
札幌・+21（07）0.44
京都・+21（07）0.44
FC東京・+16（99）0.44
仙台・+15（08）0.36
福岡・+15（04）0.34
甲府・+14（05）0.32
平均1.00、つまり消化試合数分を保持すれば昇格は固いと予見する。11年だとFC東京が1.18で歴代5位。鳥栖は0.60のノルマを上回り得失点差では札幌、徳島にかなり優位な終盤を迎えた。札幌は前回とほぼ同率、得点力に泣かされたものの堅守をベースに昇格を勝ち得た。
1.00とかなりそれとなく簡単に書いたがそれを達するには得点力もさることながら守備力がモノをいう。
3位以内のボーダーラインだと11札幌ら0.50以下ではかなり不安である。やはり0.60以上は不可欠であることは確かだ。
06年の横浜FCが得点力の低さを守備力で支えて0.60、攻守のバランスがとても大切なことを物語っているデータである。
1試合平均総得点数ランキング（同率の場合は新しいシーズンから並べる）
※同上に右の数値参照
広島・99（08）2.36
川崎・104（04）2.36
C大阪・93（02）2.11
浦和・82（00）2.05
京都・89（05）2.02
川崎・88（03）2.00
大分・80（00）2.00
柏・71（10）1.97
甲府・71（10）1.97
C大阪・100（09）・1.96
川崎・69（99）1.92
東京V・90（07）1.88
新潟・80（03）1.82
京都・79（01）1.80
鳥栖・68（11）1.79
札幌・71（00）1.78
甲府・78（05）1.77
仙台・78（01）1.77
FC東京・67（11）1.76
柏・84（06）1.75
福岡・63（10）1.75
大分・62（99）1.72
仙台・87（09）・1.71
新潟・75（02）1.70
京都・80（07）1.67
湘南・84（09）・1.65
福岡・72（05）1.64
神戸・78（06）1.63
山形・66（08）1.57
札幌・66（07）1.57
大分・67（02）1.52
仙台・62（08）1.48
広島・65（03）1.48
大宮・63（04）1.43
FC東京・51（99）1.42
山形・61（01）1.39
札幌・49（11）1.29
横浜FC・61（06）1.27
福岡・56（04）1.27
意外にも08広島が歴代1位タイの得点力を示した。ただ小数点以下第3位の四捨五入であり広島は2.35714285714…、川崎は2.36363636363…であるため厳密には川崎が上。
得点は2.00あれば余裕。つまり2011年は76得点以上挙げれば良かった。が、No.1のヴェルディですら69、2.00の壁は高い。
さらに史上No.1の2.36を上回るには89.68≠90点以上であるが51試合あって102点越えがないのだから38試合で90点越えのハードルの高さは説明不要でしょう。実際上位陣も5位に甘んじたヴェルディの69を上回ることはなかった。
3位以内のボーダーラインは1.60くらいか。
結論（2011シーズン）
・得失点差は+23程度は必要
・総得点数は61程度が必要
勝ち点は69程度必要。
ズバリ2011J2の上位3クラブの最終成績は
勝ち点69、得失点差+23、総得点数61がノルマとなった。
得失点差+0.60、得点1.60。
J2からJ1へはこの平均値は不可欠だ。
J2 順位表
順位 チーム名 得点 失点 得失点差 （一試合平均得点・一試合平均失点・一試合平均得失点差）
1 FC東京 67 22 45 （1.76・0.58・1.18）
2 鳥栖 68 34 34 （1.79・0.89・0.89）
3 札幌 49 32 17 （1.29・0.84・0.45）
4 徳島 51 38 13 （1.34・1.00・0.34）
5 東京V 69 45 24 （1.82・1.18・0.63）
6 千葉 46 39 7 （1.21・1.03・0.18）
7 京都 50 45 5 （1.32・1.18・0.13）
8 北九州 45 46 -1 （1.18・1.21・-0.03）
9 草津 51 51 0 （1.34・1.34・0.00）
10 栃木 44 39 5 （1.16・1.03・0.13）
11 熊本 33 44 -11 （0.87・1.16・-0.29）
12 大分 42 45 -3 （1.11・1.18・-0.08）
13 岡山 43 58 -15 （1.13・1.53・-0.39）
14 湘南 46 48 -2 （1.21・1.26・-0.05）
15 愛媛 44 54 -10 （1.16・1.42・-0.26）
16 富山 36 53 -17 （0.95・1.39・-0.45）
17 水戸 40 49 -9 （1.05・1.29・-0.24）
18 横浜FC 40 54 -14 （1.05・1.42・-0.37）
19 鳥取 36 60 -24 （0.95・1.58・-0.63）
20 岐阜 39 83 -44（1.03・2.18・-1.16）
ノルマ自体は1FC東京、2鳥栖、5ヴェルディが満たしているがヴェルディがそれにそぐわない順位なのも情けないところ。
上位3チームはいずれも失点が1.00以下。堅守も今のヴェルディには欠けているのだから致し方ないか。
来期はプレーオフを考慮したノルマを算出します。
和英辞典サイトで『優先順位』を検索してみた。
さて新たな優先順位。
「1」勝ち点
「2」得失点差
「3」総得点数
「4」当該チーム間の対戦成績（イ勝ち点、ロ得失点差、ハ総得点数）
「5」反則ポイント
「6」抽選
この順でJ1、J2の順位が決まる。説明するまでもないが勝ち点が1でも多ければ順位は上。同勝ち点の場合、得失点差で決まるのはヴェルディサポには08年の降格で身に染みること。
極端な話しなかなか順位決定「4」までいくことはない。最も「3」でさえ09年にJ1で神戸と山形が同勝ち点、同得失点差となり総得点で神戸が上回り14位、山形15位となった事例が1度あるのみ。J2でシーズン終了時に適用されたことはない（シーズン中ならよくある順位決定だが）。
昇格圏内のクラブの得失点差と総得点数について調べる。
99年以後12シーズンで実際に昇格したクラブは32クラブ。仮に現在の3クラブ昇格制とするならば39クラブになる。その39クラブを対象に調べよう。
□…昇格は2クラブのため昇格していない
▼…入れ替え戦敗退により昇格していない
11年・試合数38
1FC東京・得失点差+45・総得点数67
2鳥栖・+34・68
3札幌・+17・49
10年・試合数36
1柏・+47・71
2甲府・+31・71
3福岡・+29・63
09年・試合数51
1仙台・+48・87
2C大阪・+47・100
3湘南・+32・84
08年・試合数42
1広島・+64・99
2山形・+26・66
3仙台・+15・62▼
07年・試合数48
札幌・+21・66
東京V・+33・90
京都・+21・80
06年・試合数48
横浜FC・+29・61
柏・+24・84
神戸・+25・78
05年・試合数44
京都・+49・89
福岡・+29・72
甲府・+14・78
04年・試合数44
川崎・+66・104
大宮・+25・63
福岡・+15・56▼
03年・試合数44
新潟・+40・80
広島・+30・65
川崎・+41・88□
02年・試合数44
大分・+33・67
C大阪・+40・93
新潟・+28・75□
01年・試合数44
京都・+31・79
仙台・+22・78
山形・+22・61□
00年・試合数40
札幌・+49・71
浦和・+42・82
大分・+42・80□
99年・試合数36
川崎・+35・69
FC東京・+16・51
大分・+20・62□
1試合平均得失点差ランキング（同率の場合は新しいシーズンから並べる）
※消化試合数がバラバラなために1試合平均とすると実際の得失点差は交互するので右側の数値を見てほしい。
広島・+64（08）1.52
川崎・+66（04）1.50
柏・+47（10）1.31
札幌・+49（00）1.23
FC東京・+45（11）1.18
京都・+49（05）1.11
浦和・+42（00）1.05
大分・+42（00）1.05
川崎・+35（99）0.97
仙台・+48（09）・0.94
川崎・+41（03）0.93
C大阪・+47（09）・0.92
新潟・+40（03）0.91
C大阪・+40（02）0.91
鳥栖・+34（11）0.89
甲府・+31（10）0.86
福岡・+29（10）0.81
大分・+33（02）0.75
京都・+31（01）0.70
東京V・+33（07）0.69
広島・+30（03）0.68
福岡・+29（05）0.66
新潟・+28（02）0.64
湘南・+32（09）・0.63
山形・+26（08）0.62
横浜FC・+29（06）0.60
大宮・+25（04）0.57
大分・+20（99）0.56
神戸・+25（06）0.52
柏・+24（06）0.50
仙台・+22（01）0.50
山形・+22（01）0.50
札幌・+17（11）0.45
札幌・+21（07）0.44
京都・+21（07）0.44
FC東京・+16（99）0.44
仙台・+15（08）0.36
福岡・+15（04）0.34
甲府・+14（05）0.32
平均1.00、つまり消化試合数分を保持すれば昇格は固いと予見する。11年だとFC東京が1.18で歴代5位。鳥栖は0.60のノルマを上回り得失点差では札幌、徳島にかなり優位な終盤を迎えた。札幌は前回とほぼ同率、得点力に泣かされたものの堅守をベースに昇格を勝ち得た。
1.00とかなりそれとなく簡単に書いたがそれを達するには得点力もさることながら守備力がモノをいう。
3位以内のボーダーラインだと11札幌ら0.50以下ではかなり不安である。やはり0.60以上は不可欠であることは確かだ。
06年の横浜FCが得点力の低さを守備力で支えて0.60、攻守のバランスがとても大切なことを物語っているデータである。
1試合平均総得点数ランキング（同率の場合は新しいシーズンから並べる）
※同上に右の数値参照
広島・99（08）2.36
川崎・104（04）2.36
C大阪・93（02）2.11
浦和・82（00）2.05
京都・89（05）2.02
川崎・88（03）2.00
大分・80（00）2.00
柏・71（10）1.97
甲府・71（10）1.97
C大阪・100（09）・1.96
川崎・69（99）1.92
東京V・90（07）1.88
新潟・80（03）1.82
京都・79（01）1.80
鳥栖・68（11）1.79
札幌・71（00）1.78
甲府・78（05）1.77
仙台・78（01）1.77
FC東京・67（11）1.76
柏・84（06）1.75
福岡・63（10）1.75
大分・62（99）1.72
仙台・87（09）・1.71
新潟・75（02）1.70
京都・80（07）1.67
湘南・84（09）・1.65
福岡・72（05）1.64
神戸・78（06）1.63
山形・66（08）1.57
札幌・66（07）1.57
大分・67（02）1.52
仙台・62（08）1.48
広島・65（03）1.48
大宮・63（04）1.43
FC東京・51（99）1.42
山形・61（01）1.39
札幌・49（11）1.29
横浜FC・61（06）1.27
福岡・56（04）1.27
意外にも08広島が歴代1位タイの得点力を示した。ただ小数点以下第3位の四捨五入であり広島は2.35714285714…、川崎は2.36363636363…であるため厳密には川崎が上。
得点は2.00あれば余裕。つまり2011年は76得点以上挙げれば良かった。が、No.1のヴェルディですら69、2.00の壁は高い。
さらに史上No.1の2.36を上回るには89.68≠90点以上であるが51試合あって102点越えがないのだから38試合で90点越えのハードルの高さは説明不要でしょう。実際上位陣も5位に甘んじたヴェルディの69を上回ることはなかった。
3位以内のボーダーラインは1.60くらいか。
結論（2011シーズン）
・得失点差は+23程度は必要
・総得点数は61程度が必要
勝ち点は69程度必要。
ズバリ2011J2の上位3クラブの最終成績は
勝ち点69、得失点差+23、総得点数61がノルマとなった。
得失点差+0.60、得点1.60。
J2からJ1へはこの平均値は不可欠だ。
J2 順位表
順位 チーム名 得点 失点 得失点差 （一試合平均得点・一試合平均失点・一試合平均得失点差）
1 FC東京 67 22 45 （1.76・0.58・1.18）
2 鳥栖 68 34 34 （1.79・0.89・0.89）
3 札幌 49 32 17 （1.29・0.84・0.45）
4 徳島 51 38 13 （1.34・1.00・0.34）
5 東京V 69 45 24 （1.82・1.18・0.63）
6 千葉 46 39 7 （1.21・1.03・0.18）
7 京都 50 45 5 （1.32・1.18・0.13）
8 北九州 45 46 -1 （1.18・1.21・-0.03）
9 草津 51 51 0 （1.34・1.34・0.00）
10 栃木 44 39 5 （1.16・1.03・0.13）
11 熊本 33 44 -11 （0.87・1.16・-0.29）
12 大分 42 45 -3 （1.11・1.18・-0.08）
13 岡山 43 58 -15 （1.13・1.53・-0.39）
14 湘南 46 48 -2 （1.21・1.26・-0.05）
15 愛媛 44 54 -10 （1.16・1.42・-0.26）
16 富山 36 53 -17 （0.95・1.39・-0.45）
17 水戸 40 49 -9 （1.05・1.29・-0.24）
18 横浜FC 40 54 -14 （1.05・1.42・-0.37）
19 鳥取 36 60 -24 （0.95・1.58・-0.63）
20 岐阜 39 83 -44（1.03・2.18・-1.16）
ノルマ自体は1FC東京、2鳥栖、5ヴェルディが満たしているがヴェルディがそれにそぐわない順位なのも情けないところ。
上位3チームはいずれも失点が1.00以下。堅守も今のヴェルディには欠けているのだから致し方ないか。
来期はプレーオフを考慮したノルマを算出します。