試合前
J2 順位表 第33節(10/30更新)
順位 チーム名・勝ち点率・最多勝ち点(予想勝ち点)
勝点(勝/引/負/得失)試合数
1 FC東京・65.7%・80(74.898)
65(19/8/6/38)33
2 鳥栖・61.6%・76(70.224)
61(17/10/6/30)33
3 札幌・59.6%・74(67.944)
59(18/5/10/14)33
4 徳島・58.6%・73(66.804)
58(17/7/9/15)33
5 千葉・51.5%・66(58.710)
51(14/9/10/7)33
6 北九州・51.5%・66(58.710)
51(14/9/10/-2)33
7 東京V・49.5%・64(56.430)
49(13/10/10/22)33

勘違いしていたが鳥栖の勝ち点が61のためヴェルディは対象が札幌と鳥栖の成績にあったわけだが鳥栖が13時キックオフで先に勝ち点3を獲得。対象が札幌だけになって迎えた16時キックオフ時点では負ければ終戦という事実になんら変わりない試合だった。

J2 順位表 第34節(11/06更新)
順位 チーム名・勝ち点率・最多勝ち点(予想勝ち点)
勝点(勝/引/負/得失)試合数
1 FC東京・66.7%・80(76.038)
68(20/8/6/39)34
2 鳥栖・62.7%・76(71.478)
64(18/10/6/32)34
3 徳島・57.8%・71(65.892)
59(17/8/9/15)34
4 札幌・57.8%・71(65.892)
59(18/5/11/13)34
5 東京V・51.0%・64(58.140)
52(14/10/10/23)34

まさかの5位浮上。ここに今年の落とし穴か。確固たる上位クラブがいないと順位変動は激しい。言うても7ポイント差はでかく直接対決もないので残り4試合全勝し徳島、札幌が1勝3敗という藁にもすがる奇跡しか可能性はないのだが。
いかに千葉が情けないかわかるし01以来の低レベル昇格レースに来期のJ1が今から不安になる。まがりなりにも6位がプレーオフで勝ち上がると考えたらさらに2013 J1はお荷物が増えるのだから。
ぶっちゃけ札幌、徳島、強いて言うなら鳥栖にしろJ1に長居できる体力があるかどうかは疑問。1年や2年で降格してしまうとクラブの財政難をさらに圧迫するのは間違いない。まっヴェルディにもそれは言えることだが。あんだけ低迷した京都が中位にいるとはいえ去年までJ1クラブ。落ちてくる福岡、山形にしても甲府か浦和にしても浦和は別格としても体力がないと苦しいのがJ1。そこに向かうのに今から息切れしてる札幌、徳島を見ると不安に感じる。まぁ逆転に望みを繋げたままモチベーションだけは保てる満身創痍ヴェルディはそれでいて素敵、目標は見失わないほうがいいに決まっている。ただドン引きヴェルディほど醜いヴェルディもないけど。


ポイント1『札幌の陣容は?』
3日の練習偵察を経てのスタメン予想
コンサドーレ札幌
【スタメン】
GK16 李昊乗
DF 2 日高拓磨
DF23 山下達也
DF37 奈良竜樹
DF 7 高木純平
MF 4 河合竜二
MF 6 岩沼俊介
MF 8 砂川誠
MF13 内村圭宏
MF32 近藤祐介
FW11 ジオゴ
【サブ】
GK28 曵地裕哉
DF34 岡山一成
MF10 宮澤裕樹
MF15 古田寛幸
MF17 岡本賢明
FW24 横野純貴
FW26 上原慎也

地味に惜しかった(笑)
ジオゴがメンバー外により前線が代わり高木が上がると宮澤がスタメン、日高が右、左に岩沼とオプションだらけ。ジオゴが調整とはいえ3日の練習試合前半だけ出たのでメンバー入りは濃厚と考えてましたがここにきてヴェルディからするとジオゴ不在は勝因に。多分メンバーにいたらあのラストドン引きではジオゴにやられた可能性あります。
練習試合で調子の良かった三上がメンバー外というのも助かった、調子がよくボールに食らいついていた三上がメンバーにいたら何かやられた可能性も。上原、岡本、横野とヴェルディキラーを次々ピッチに放り込む石崎監督に比べ実に受け身で我関せずのケツさんが情けなくもあったが結果論からするとしっかりブロック、ゾーンで対応。まぁかなりギリギリで阿部に代えてスガ入れた3秒後にタイムアップというケツ采配には勝負師の臭いが全くしないのですが(笑)
そしてキーワードに挙げたのは
ケガ人続出のヴェルディだが狙い目は奈良。そこを崩せば勝機はある。
アポジや阿部、巻と奈良にはかなり苦戦したものの結果として奈良に競り勝ち得点を奪う。祥平が17でデビューしたころを思い返すとやはりまだ奈良も経験は浅く山下や河合よりは狙いやすい。ただヴェルディFW陣をてこずらせた実力はモノホンですね。


ポイント2『コンサドーレキラー、出てこいや!』
リーグ戦のみ得点者(ヴェルディ)
高木琢也・1(98:1)
北澤豪・1(98:1)
エウレル・1(98:1)
フェルナンド・1(98:1)
ロペス・1(02:1)
桜井直人・1(02:1))
エジムンド・1(02:1)
ロペス・1(02:1)
羽山拓巳・1(02:1)
青葉幸洋・1(06:1)
齋藤将基・1(06:1)
海本幸治郎・1(06:1)
金澤慎・2(07:2)
フッキ・5(07:4、08:1)
ディエゴ・4(07:3、08:1)
大野敏隆・1(07:1)
レアンドロ・1(08:1)
大黒将志・2(08:1、09:1)
永里源気・2(09:2)
井上平・1(09:1)
菊岡拓朗・1(10:1)
平本一樹・1(10:1)
河野広貴・1(11:1)
小林祐希・1(11:1)
阿部拓馬・1(11:1)
巻誠一郎・1(11:1)

ヴェルディ以外で札幌から得点を奪った選手
マラ 09甲府:1 10甲府:3
深津 05水戸:1
巻 08千葉:1

コンサドーレキラーマラニョンがついに日の目を見なかったが巻がやってくれました。まぁ本人も認めたようにほぼ河野ごっちゃんゴールでしたがそれでも決勝点。コンサドーレキラーに巻が加わったことはでかい。ただ来期も札幌と当たるかは今後の札幌次第か…


ポイント3『セットプレーと助っ人に注意せよ』
リーグ戦のみ得点者(コンサドーレ)
梶野智・1(98:1)
バルデス・2(98:2)
ウィル・1(01:1)
播戸竜二・1(01:1)
アダウト・1(01:1)
ビジュ・1(02:1)
相川進也・2(02:1、06:1)
西田吉洋・1(02:1)
池内友彦・2(06:1、07:1)
加賀健一・1(06:1)
フッキ・2(06:2)
中山元気・2(06:2)
大塚真司・1(06:1)
曽田雄志・3(07:3)
ダヴィ・3(07:2、08:1)
藤田征也・1(07:1)
石井謙伍・1(07:1)
クライトン・1(08:1)
岡本賢明・3(09:1、11:2)
キリノ・2(09:2)
石川直樹・1(09:1)
西嶋弘之・1(09:1)
内村圭宏・1(10:1)
古田寛幸・1(11:1)
近藤祐介・1(11:1)
砂川誠・1(11:1)

vsヴェルディでゴールを上げたことがある選手
中山雅史・12(94磐田:1、97磐田:3、99磐田:1、00磐田:1、01磐田:3、03磐田:1、05磐田:2)
岡山一成・2(06柏:2)
内村圭宏・4(05大分:1、07:1愛媛、09愛媛:1、10札幌:1)
日高拓磨・2(07鳥栖:1、10鳥栖:1)

長いこと札幌にいる砂川だけど意外にもヴェルディ戦初ゴールか。とはいえ内村、上原、岡本とヒヤヒヤさせられたし抑えたことは自信に繋がる。


ポイント4『小林祐希の代役は誰だ?』

キーワードが祥平だったと試合開始時に気づく。予想フォーメーションは菊岡ボランチ、しかしキックオフ直後からセンターハーフには菊岡より一回り大きい茶髪の選手。和田か、まぁ手負いの菊岡に球際の激しいボランチはリスキーだとは思ったが和田がいい働きしてくれた。特に砂川の決定機をよく戻りクリアしたり内村にエルボーかましたりとカバー面で際立つ。終盤戦はチームがドン引きした課題はあれど祐希の代役という見方より祥平の代役としては及第点でしょう。
ボールの散らしや攻撃面でもう一つやれたらスタメン定着なんでしょうけど。


あと祐希代役ではないが森、中谷の代役となった福田、吉田も及第点。彼ららしくそして懸命にプレー。彼らにしかできない懸命さに拍手。痛めた足で強行出場した菊岡、満身創痍の河野も素晴らしい出来。
監督の采配には疑問ばかり残りますが出た選手の奮闘ぶりには素直に賛辞を送りたい。

来期打倒コンサドーレがやれるのかわからんが札幌には素直に昇格してもらいたい。地元にJ1が来ることは決して悪い経済効果ではない。
ただヴェルディが来ないシーズンが長引くのも嫌(笑)できれば同じカテゴリー、J1で打倒コンサドーレがやれたらいいのだが…