98年Jリーグ
札幌1-3V川崎（室蘭入江・得点者0-1高木琢也、0-2北澤豪、0-3エウレル、梶野1-3）
01年J1リーグ
札幌2-0東京V（室蘭入江・得点者ウィル1-0、播戸2-0）
02年J1リーグ
札幌1v2東京V（札幌ド・得点者1-0、1-1ロペス、1-2桜井直人）
06年J2リーグ
札幌4-0東京V（札幌厚別・得点者池内1-0、加賀2-0、フッキ3-0、フッキ4-0）
札幌2-0東京V（札幌ド・得点者相川1-0、中山2-0）
07年J2リーグ
札幌4-3東京V（札幌ド・得点者曽田1-0、ダヴィ2-0、藤田3-0、3-1金澤慎、3-2フッキ、3-3金澤慎、ダヴィ4-3）
札幌2-2東京V（札幌厚別・得点者曽田1-0、1-1フッキ、1-2フッキ、石井2-2）
08年J1リーグ
札幌1-3東京V（札幌ド・得点者0-1レアンドロ、0-2ディエゴ、0-3フッキ、クライトン1-3）
09年J2リーグ
札幌1-1東京V（札幌厚別・得点者岡本1-0、1-1大黒将志）
10年J2リーグ
札幌0-0東京V（札幌ドーム）
対戦成績（道内）
通算3勝4敗4分16得20失-4差
道内でヴェルディが札幌と対戦し勝利したのはわずか3試合、初対戦の98、札幌ドーム初戦の02、そして08といずれもJ1のカテゴリー時代だけである。つまりJ2では未だ勝利がないのだが06、07で3連敗してからはあと1歩が足らず3引き分けと善戦。
互いに昇格戦線に踏み止まるためにも負けられない試合になる。17日にAwayで7位北九州と対戦した札幌は、3-0で快勝。18日は帰札し軽めの調整で練習を終えたと推察する。19日、AM9時半からドームサブで練習開始。しかしAM10時12分くらいまで選手たちは室内でミーティングをしていた模様。当たり前だが3-0で勝ったものの反省するポイントはあったはずの北九州戦のビデオをチェックし、東京Vvs横浜FCのまとめたビデオもチェックしたに違いない。
そのうえで東京V対策の練習内容を再認識させ意識を統一するのに42分ほど費やしたと勘繰る。ピッチに姿を表してからはアップ、ストレッチを経てボールを早いタッチで動かす練習や連動したワンタッチを用い、ヴェルディの高い位置からのプレスをかい潜る練習に思えた。守備練習では左に日高、ボランチに岩沼がベース。宮澤が見当たらず恐らくスタメンは後述のメンバー。
新助っ人のレモスはコンディション調整に終始。左足太ももの肉離れというジオゴは普通にランニングするくらい。ただあくまで様子見程度。メンバー入りも否定はしないが19日時点では回避濃厚。
18日国立で苦手な横浜FCを16年ぶりの7得点で撃破したヴェルディ、余計な2失点が気になるが5得点以上した試合の次節は8割近く負けてないので期待は膨らむ。前泊のため、遠征メンバーは聞いたが朝夕の冷え込みがかなりある。選手スタッフ含めサポーターも体調管理には充分気をつけてほしいものだ。
ポイント1『鬼門・札幌ドーム』
札幌ドームにおけるヴェルディの戦績は
2勝2敗1分 8得8失±0差
以上、ラッキーなことに私はすべて生観戦出来た試合。
くどいが2勝のうち1勝は9年前の02年のこと。しかも先制され追いつき今は無き延長Vゴールで勝った試合。そして戦力的には今より恵まれていた08年の助っ人トリオによる活躍で勝ったJ1カテゴリー。ドームの独特の雰囲気になかなか打ち勝てず敗れた試合においても先制点を許す展開。先にも挙げたが先制点を与えて90分試合における札幌ドームで勝った試合はなく21日の試合でも先制点を奪えるかがヴェルディの必勝法となる。昨年もこの先制点が奪えぬままスコアレスドローという悔しい結果になっただけに現在リーグ1位の得点力を惜し気もなく発揮してほしいが。
ドームは室内であるが芝は2日前までは隣接の保管場所にあり当たり前に天候に左右されたピッチコンディションになる。ピッチコンディションは多少それほど水を含んだ状態ではないと予想される。ヴェルディにとってはパス回しに支障はないと思うし芝の根付きも最良なピッチで荒れたコンディションではないと推察できる。
無風、室温も20℃前後（外は17～8℃前後の予報）に調整されると予想できる。やや肌寒いコンディションに選手たちが風邪をひかないことを願う。
会場内の、特にピッチレベルは歓声によりコミュニケーションが取りにくいと思われる。もちろん会話が成り立たないレベルにはならないが向こうサイドの選手と意思疎通が図りにくいはずだ。そのせいかヴェルディでなくともライン統率や連携に難が生じやすいシーンは多々ある。07年の対戦ではバウルが義成と連携ミスしたシーンもありミスが命取りになりかねない。
ポイント2『コンサドーレキラー、出てこいや！』
リーグ戦のみ得点者（ヴェルディ）
高木琢也・1（98:1）
北澤豪・1（98:1）
エウレル・1（98:1）
フェルナンド・1（98:1）
ロペス・1（02:1）
桜井直人・1（02:1））
エジムンド・1（02:1）
ロペス・1（02:1）
羽山拓巳・1（02:1）
青葉幸洋・1（06:1）
齋藤将基・1（06:1）
海本幸治郎・1（06:1）
金澤慎・2（07:2）
フッキ・5（07:4、08:1）
ディエゴ・4（07:3、08:1）
大野敏隆・1（07:1）
レアンドロ・1（08:1）
大黒将志・2（08:1、09:1）
永里源気・2（09:2）
井上平・1（09:1）
菊岡拓朗・1（10:1）
平本一樹・1（10:1）
10年以上前の得点者や今いない選手については触れようがない。強いて言うなら助っ人か、ストライカーよりサイドの選手が得点しやすかったということ。ここ3年の傾向は助っ人やオグリ、永里、菊岡など生え抜きではない選手の得点傾向がある。もちろん一樹や平も今年期待したいが本調子には遠く、この傾向からすれば菊岡、アポジ、巻、市川らがキーマンになる。
マラ 09甲府:1 10甲府:3
深津 05水戸:1
巻 08千葉:1
以上のメンバーは過去に札幌からゴールを奪ったことがある。残念ながら現メンバー最多得点者のマラニョンは出場停止だがメンバー入りは濃厚な深津、巻には相性の良さを見せてほしいものだ。
調子の良さでいえば10番のFKには期待したい、10番なんだから。
ポイント3『セットプレーと助っ人に注意せよ』
リーグ戦のみ得点者（コンサドーレ）
梶野智・1（98:1）
バルデス・2（98:2）
ウィル・1（01:1）
播戸竜二・1（01:1）
アダウト・1（01:1）
ビジュ・1（02:1）
相川進也・2（02:1、06:1）
西田吉洋・1（02:1）
池内友彦・2（06:1、07:1）
加賀健一・1（06:1）
フッキ・2（06:2）
中山元気・2（06:2）
大塚真司・1（06:1）
曽田雄志・3（07:3）
ダヴィ・3（07:2、08:1）
藤田征也・1（07:1）
石井謙伍・1（07:1）
クライトン・1（08:1）
岡本賢明・1（09:1）
キリノ・2（09:2）
石川直樹・1（09:1）
西嶋弘之・1（09:1）
内村圭宏・1（10:1）
各時代の札幌助っ人ストライカーには確実にゴールを許してきた歴史がある。バルデス、ウィル、フッキ、ダヴィ、キリノとやられてきただけにジオゴは特に警戒したいところ。祥平不在は痛いが総緑戦でやるしかないだろう。
また新戦力のレモスもデビューしてくる可能性があり助っ人には要注意したい。
次に今期の課題であるセットプレー対策。過去にセットプレーから札幌には数多のゴールを許してきたが特にCBにはやられており池内、曽田、石川、西嶋に屈している。
vsヴェルディと考えると以下の選手も過去にゴールを奪われたことがある。
中山雅史・12（94磐田:1、97磐田:3、99磐田:1、00磐田:1、01磐田:3、03磐田:1、05磐田:2）
岡山一成・2（06柏:2）
内村圭宏・4（05大分:1、07:1愛媛、09愛媛:1、10札幌:1）
日高拓磨・2（07鳥栖:1、10鳥栖:1）
絶頂期を過ぎメンバー入りさえ不確定なゴンはともかく苦手なCBではスタメンではないが岡山劇場に要注意。スタメンを確保しておらず鳥栖時代のような活躍に至ってない日高だがSBのオーバーラップに今期も手を焼くことがあるヴェルディ、石崎監督が起用してくる可能性は否定できない。
唯一スタメン濃厚な内村は札幌加入前から対すれば得点を奪われておりジオゴ以上に警戒が必要。北九州戦も2得点をマークしており内村が最も手強いはずだ。
ポイント4『マラニョンの代役は誰だ？』
5試合ぶりにゴールした阿部を温存できたのは大きく河野や菊岡も復調。なかなかゴールラッシュしないマラニョンだが苦手なポストワークや裏への飛び出しで自身も味方にもかなりのチャンスを生み出した。マラニョンがスタメンに定着してからのヴェルディは実に得点力が増した。阿部という確固たるワントップに加えマラという神出鬼没なストライカーが相手クラブに与える脅威は第三者目線からすればなかなかだろう。
確かに外しまくってるマラだがシュート数は恐らくヴェルディ1位。なかなかシュートにいかない日本人ストライカーは5本で1本決めて見せる。これに比べ助っ人ストライカーが10本に1本決める選手が多いのだが単純にチャンスは倍作るのが助っ人ストライカーである。マラは典型的な助っ人ストライカーであると同時に簡単なシーンで外し難しいシーンで決めるストライカー。
そんな彼を欠いた試合はゴール欠乏だったヴェルディにとって出場停止は痛い。
現時点で万全（誰もがあちこち痛んでるのは間違いないが試合出場が可能）なFWとなると阿部、巻、市川、一樹、平、南そしてFW（ST）も可能なのはチビ、河野、菊岡、祐希、梶川、杉本くらいか。
阿部は先発確定としてマラの代役適任は市川、平、チビくらい。市川はテーピングが痛々しく平も万全ではない。チビもフルタイムはきついだろう。となると巻か。巻を前線に張らせ阿部をSTにする可能性もあるか。いずれにせよマラの代役はマラにしか勤まらない。
ウルトラＱとして南、杉本、竹中そして梶川の起用だが上記メンバーを差し置いて先発は間違いなくないだろう。
18日の起用を考えるとチビ先発なのか、まともに練習する時間もないためウルトラＱは期待しないが横浜FC戦のフルメンバーで来道してほしかった。
とかいろいろ妄想働かせたが遠征メンバー聞くと「ふーん」つう。まぁ意外な選手は一人いるがそれも「ふーん」だった（笑）札幌キラー組に期待しよう。
ポイント5『頼れるジンクス』
まず5得点以上奪った次の試合では8割近くの負けないジンクスがある。
まさか苦手な横浜FC相手にこのジンクスを使うとは予想外だったがこのジンクスを生かしたい。
そして筆者Ｖが観戦するヴェルディ戦は2勝2敗3分だということ。負けないジンクスとしては71.4%にもなり21日は二つのジンクスの御加護がありますように。
ポイント6『中盤の構成力が大切』
改めてＶ的予想メンバー
SUB新井、深津、福田、和田、梶川、市川、巻
GK………柴崎
DF…土屋……富澤
森…………………中谷
MF…佐伯……祐希
菊岡……河野……チビ
FW………阿部
FW………内村
MF近藤…砂川…古田
……岩沼……河合
DF日高……………高木純
……山下……櫛引
GK………李
SUB高木貴、岡山、小山内、岡本、荒野、上原、三上
ジオゴが欠場濃厚と判断する、出来れば前日練習を偵察すれば間違いなかったが仕事のため断念、19日の様子からすれば無理を強いて起用するとは考えにくい（これが21日ではなく土日の試合なら出場するだろう）レモスは前述のように、ブルーノも外周ランニングの別メニューでメンバー外。気になったのは小山内（札幌U-18）っぽいのがレギュラー組とともにストレッチやランニングしていたが小山内かどうか確信はなかったが公式によると前（札幌U-18）とともに19日は参加。レギュラー組とクールダウンしてただけかわからんがメンバー入りか？
代表召集で祥平も欠く厳しい台所事情だが札幌もいわゆるサテライトは壊滅的であり火の車なのはどのクラブも似たり寄ったり。
その中で試合に出てる選手がベストパス、ベストラン、ベストシュートを披露しないと勝てない。
勝ちましょう、昇格するためにも。
札幌1-3V川崎（室蘭入江・得点者0-1高木琢也、0-2北澤豪、0-3エウレル、梶野1-3）
01年J1リーグ
札幌2-0東京V（室蘭入江・得点者ウィル1-0、播戸2-0）
02年J1リーグ
札幌1v2東京V（札幌ド・得点者1-0、1-1ロペス、1-2桜井直人）
06年J2リーグ
札幌4-0東京V（札幌厚別・得点者池内1-0、加賀2-0、フッキ3-0、フッキ4-0）
札幌2-0東京V（札幌ド・得点者相川1-0、中山2-0）
07年J2リーグ
札幌4-3東京V（札幌ド・得点者曽田1-0、ダヴィ2-0、藤田3-0、3-1金澤慎、3-2フッキ、3-3金澤慎、ダヴィ4-3）
札幌2-2東京V（札幌厚別・得点者曽田1-0、1-1フッキ、1-2フッキ、石井2-2）
08年J1リーグ
札幌1-3東京V（札幌ド・得点者0-1レアンドロ、0-2ディエゴ、0-3フッキ、クライトン1-3）
09年J2リーグ
札幌1-1東京V（札幌厚別・得点者岡本1-0、1-1大黒将志）
10年J2リーグ
札幌0-0東京V（札幌ドーム）
対戦成績（道内）
通算3勝4敗4分16得20失-4差
道内でヴェルディが札幌と対戦し勝利したのはわずか3試合、初対戦の98、札幌ドーム初戦の02、そして08といずれもJ1のカテゴリー時代だけである。つまりJ2では未だ勝利がないのだが06、07で3連敗してからはあと1歩が足らず3引き分けと善戦。
互いに昇格戦線に踏み止まるためにも負けられない試合になる。17日にAwayで7位北九州と対戦した札幌は、3-0で快勝。18日は帰札し軽めの調整で練習を終えたと推察する。19日、AM9時半からドームサブで練習開始。しかしAM10時12分くらいまで選手たちは室内でミーティングをしていた模様。当たり前だが3-0で勝ったものの反省するポイントはあったはずの北九州戦のビデオをチェックし、東京Vvs横浜FCのまとめたビデオもチェックしたに違いない。
そのうえで東京V対策の練習内容を再認識させ意識を統一するのに42分ほど費やしたと勘繰る。ピッチに姿を表してからはアップ、ストレッチを経てボールを早いタッチで動かす練習や連動したワンタッチを用い、ヴェルディの高い位置からのプレスをかい潜る練習に思えた。守備練習では左に日高、ボランチに岩沼がベース。宮澤が見当たらず恐らくスタメンは後述のメンバー。
新助っ人のレモスはコンディション調整に終始。左足太ももの肉離れというジオゴは普通にランニングするくらい。ただあくまで様子見程度。メンバー入りも否定はしないが19日時点では回避濃厚。
18日国立で苦手な横浜FCを16年ぶりの7得点で撃破したヴェルディ、余計な2失点が気になるが5得点以上した試合の次節は8割近く負けてないので期待は膨らむ。前泊のため、遠征メンバーは聞いたが朝夕の冷え込みがかなりある。選手スタッフ含めサポーターも体調管理には充分気をつけてほしいものだ。
ポイント1『鬼門・札幌ドーム』
札幌ドームにおけるヴェルディの戦績は
2勝2敗1分 8得8失±0差
以上、ラッキーなことに私はすべて生観戦出来た試合。
くどいが2勝のうち1勝は9年前の02年のこと。しかも先制され追いつき今は無き延長Vゴールで勝った試合。そして戦力的には今より恵まれていた08年の助っ人トリオによる活躍で勝ったJ1カテゴリー。ドームの独特の雰囲気になかなか打ち勝てず敗れた試合においても先制点を許す展開。先にも挙げたが先制点を与えて90分試合における札幌ドームで勝った試合はなく21日の試合でも先制点を奪えるかがヴェルディの必勝法となる。昨年もこの先制点が奪えぬままスコアレスドローという悔しい結果になっただけに現在リーグ1位の得点力を惜し気もなく発揮してほしいが。
ドームは室内であるが芝は2日前までは隣接の保管場所にあり当たり前に天候に左右されたピッチコンディションになる。ピッチコンディションは多少それほど水を含んだ状態ではないと予想される。ヴェルディにとってはパス回しに支障はないと思うし芝の根付きも最良なピッチで荒れたコンディションではないと推察できる。
無風、室温も20℃前後（外は17～8℃前後の予報）に調整されると予想できる。やや肌寒いコンディションに選手たちが風邪をひかないことを願う。
会場内の、特にピッチレベルは歓声によりコミュニケーションが取りにくいと思われる。もちろん会話が成り立たないレベルにはならないが向こうサイドの選手と意思疎通が図りにくいはずだ。そのせいかヴェルディでなくともライン統率や連携に難が生じやすいシーンは多々ある。07年の対戦ではバウルが義成と連携ミスしたシーンもありミスが命取りになりかねない。
ポイント2『コンサドーレキラー、出てこいや！』
リーグ戦のみ得点者（ヴェルディ）
高木琢也・1（98:1）
北澤豪・1（98:1）
エウレル・1（98:1）
フェルナンド・1（98:1）
ロペス・1（02:1）
桜井直人・1（02:1））
エジムンド・1（02:1）
ロペス・1（02:1）
羽山拓巳・1（02:1）
青葉幸洋・1（06:1）
齋藤将基・1（06:1）
海本幸治郎・1（06:1）
金澤慎・2（07:2）
フッキ・5（07:4、08:1）
ディエゴ・4（07:3、08:1）
大野敏隆・1（07:1）
レアンドロ・1（08:1）
大黒将志・2（08:1、09:1）
永里源気・2（09:2）
井上平・1（09:1）
菊岡拓朗・1（10:1）
平本一樹・1（10:1）
10年以上前の得点者や今いない選手については触れようがない。強いて言うなら助っ人か、ストライカーよりサイドの選手が得点しやすかったということ。ここ3年の傾向は助っ人やオグリ、永里、菊岡など生え抜きではない選手の得点傾向がある。もちろん一樹や平も今年期待したいが本調子には遠く、この傾向からすれば菊岡、アポジ、巻、市川らがキーマンになる。
マラ 09甲府:1 10甲府:3
深津 05水戸:1
巻 08千葉:1
以上のメンバーは過去に札幌からゴールを奪ったことがある。残念ながら現メンバー最多得点者のマラニョンは出場停止だがメンバー入りは濃厚な深津、巻には相性の良さを見せてほしいものだ。
調子の良さでいえば10番のFKには期待したい、10番なんだから。
ポイント3『セットプレーと助っ人に注意せよ』
リーグ戦のみ得点者（コンサドーレ）
梶野智・1（98:1）
バルデス・2（98:2）
ウィル・1（01:1）
播戸竜二・1（01:1）
アダウト・1（01:1）
ビジュ・1（02:1）
相川進也・2（02:1、06:1）
西田吉洋・1（02:1）
池内友彦・2（06:1、07:1）
加賀健一・1（06:1）
フッキ・2（06:2）
中山元気・2（06:2）
大塚真司・1（06:1）
曽田雄志・3（07:3）
ダヴィ・3（07:2、08:1）
藤田征也・1（07:1）
石井謙伍・1（07:1）
クライトン・1（08:1）
岡本賢明・1（09:1）
キリノ・2（09:2）
石川直樹・1（09:1）
西嶋弘之・1（09:1）
内村圭宏・1（10:1）
各時代の札幌助っ人ストライカーには確実にゴールを許してきた歴史がある。バルデス、ウィル、フッキ、ダヴィ、キリノとやられてきただけにジオゴは特に警戒したいところ。祥平不在は痛いが総緑戦でやるしかないだろう。
また新戦力のレモスもデビューしてくる可能性があり助っ人には要注意したい。
次に今期の課題であるセットプレー対策。過去にセットプレーから札幌には数多のゴールを許してきたが特にCBにはやられており池内、曽田、石川、西嶋に屈している。
vsヴェルディと考えると以下の選手も過去にゴールを奪われたことがある。
中山雅史・12（94磐田:1、97磐田:3、99磐田:1、00磐田:1、01磐田:3、03磐田:1、05磐田:2）
岡山一成・2（06柏:2）
内村圭宏・4（05大分:1、07:1愛媛、09愛媛:1、10札幌:1）
日高拓磨・2（07鳥栖:1、10鳥栖:1）
絶頂期を過ぎメンバー入りさえ不確定なゴンはともかく苦手なCBではスタメンではないが岡山劇場に要注意。スタメンを確保しておらず鳥栖時代のような活躍に至ってない日高だがSBのオーバーラップに今期も手を焼くことがあるヴェルディ、石崎監督が起用してくる可能性は否定できない。
唯一スタメン濃厚な内村は札幌加入前から対すれば得点を奪われておりジオゴ以上に警戒が必要。北九州戦も2得点をマークしており内村が最も手強いはずだ。
ポイント4『マラニョンの代役は誰だ？』
5試合ぶりにゴールした阿部を温存できたのは大きく河野や菊岡も復調。なかなかゴールラッシュしないマラニョンだが苦手なポストワークや裏への飛び出しで自身も味方にもかなりのチャンスを生み出した。マラニョンがスタメンに定着してからのヴェルディは実に得点力が増した。阿部という確固たるワントップに加えマラという神出鬼没なストライカーが相手クラブに与える脅威は第三者目線からすればなかなかだろう。
確かに外しまくってるマラだがシュート数は恐らくヴェルディ1位。なかなかシュートにいかない日本人ストライカーは5本で1本決めて見せる。これに比べ助っ人ストライカーが10本に1本決める選手が多いのだが単純にチャンスは倍作るのが助っ人ストライカーである。マラは典型的な助っ人ストライカーであると同時に簡単なシーンで外し難しいシーンで決めるストライカー。
そんな彼を欠いた試合はゴール欠乏だったヴェルディにとって出場停止は痛い。
現時点で万全（誰もがあちこち痛んでるのは間違いないが試合出場が可能）なFWとなると阿部、巻、市川、一樹、平、南そしてFW（ST）も可能なのはチビ、河野、菊岡、祐希、梶川、杉本くらいか。
阿部は先発確定としてマラの代役適任は市川、平、チビくらい。市川はテーピングが痛々しく平も万全ではない。チビもフルタイムはきついだろう。となると巻か。巻を前線に張らせ阿部をSTにする可能性もあるか。いずれにせよマラの代役はマラにしか勤まらない。
ウルトラＱとして南、杉本、竹中そして梶川の起用だが上記メンバーを差し置いて先発は間違いなくないだろう。
18日の起用を考えるとチビ先発なのか、まともに練習する時間もないためウルトラＱは期待しないが横浜FC戦のフルメンバーで来道してほしかった。
とかいろいろ妄想働かせたが遠征メンバー聞くと「ふーん」つう。まぁ意外な選手は一人いるがそれも「ふーん」だった（笑）札幌キラー組に期待しよう。
ポイント5『頼れるジンクス』
まず5得点以上奪った次の試合では8割近くの負けないジンクスがある。
まさか苦手な横浜FC相手にこのジンクスを使うとは予想外だったがこのジンクスを生かしたい。
そして筆者Ｖが観戦するヴェルディ戦は2勝2敗3分だということ。負けないジンクスとしては71.4%にもなり21日は二つのジンクスの御加護がありますように。
ポイント6『中盤の構成力が大切』
改めてＶ的予想メンバー
SUB新井、深津、福田、和田、梶川、市川、巻
GK………柴崎
DF…土屋……富澤
森…………………中谷
MF…佐伯……祐希
菊岡……河野……チビ
FW………阿部
FW………内村
MF近藤…砂川…古田
……岩沼……河合
DF日高……………高木純
……山下……櫛引
GK………李
SUB高木貴、岡山、小山内、岡本、荒野、上原、三上
ジオゴが欠場濃厚と判断する、出来れば前日練習を偵察すれば間違いなかったが仕事のため断念、19日の様子からすれば無理を強いて起用するとは考えにくい（これが21日ではなく土日の試合なら出場するだろう）レモスは前述のように、ブルーノも外周ランニングの別メニューでメンバー外。気になったのは小山内（札幌U-18）っぽいのがレギュラー組とともにストレッチやランニングしていたが小山内かどうか確信はなかったが公式によると前（札幌U-18）とともに19日は参加。レギュラー組とクールダウンしてただけかわからんがメンバー入りか？
代表召集で祥平も欠く厳しい台所事情だが札幌もいわゆるサテライトは壊滅的であり火の車なのはどのクラブも似たり寄ったり。
その中で試合に出てる選手がベストパス、ベストラン、ベストシュートを披露しないと勝てない。
勝ちましょう、昇格するためにも。