シーズン 年間試合数(ヴェルディのシーズンフルタイム):総得点:総失点
ポジション 選手名 出場数:出場時間(出場数÷年間試合数=出場率:出場時間÷ヴェルディのシーズンフルタイム=出場時間率)得点数(得点数÷総得点=チーム内得点率:得点数÷[出場時間÷90]=1試合90分当たりの得点率)SH本数(シュート本数・得点数÷シュート本数=決定率:シュート本数÷[出場時間÷90]=1試合90分当たりのシュート率) ※GKは失点数(失点数÷総失点=GK内失点率:失点数÷[出場時間÷90]=1試合90分当たりの失点率)


08年 34試合(3060分):38得点:50失点

GK1土肥洋一 34試合(100.0%): 3060分(100.0%)
50失点(100.0%: 1.471)
GK21高木義成 0試合
GK26柴崎貴広 0試合
GK34鈴木智幸 0試合
DF17土屋征夫 33試合(97.1%): 2877分(94.0%)
1得点(2.6%: 0.031) SH17本(5.9%: 0.532)
DF5那須大亮 32試合(94.1%): 2839分(92.8%)
1得点(2.6%: 0.032) SH13本(7.7%: 0.412)
DF22服部年宏 31試合(91.2%): 2790分(91.2%)
DF14富澤清太郎 25試合(73.5%): 1916分(62.6%)
1得点(2.6%: 0.047) SH17本(5.9%: 0.799)
DF4和田拓三 22試合(64.7%): 1861分(60.8%)
1得点(2.6%: 0.048) SH16本(6.3%: 0.774)
DF2福田健介 17試合(50.0%): 720分(23.5%)
DF3萩村滋則 5試合(14.7%): 337分(11.0%)
DF27飯田真輝 2試合(5.9%): 93分(3.0%)
DF18海本幸治郎 0試合
DF28足助翔 0試合
DF29宮坂翔 0試合
DF--高橋祥平 0試合
MF10ディエゴ 29試合(85.3%): 2609分(85.3%)
11得点(28.9%: 0.379) SH87本(12.6%: 3.001)
MF23福西崇史 29試合(85.3%): 2391分(78.1%)
3得点(7.9%: 0.113) SH22本(13.6%: 0.828)
MF6菅原智 23試合(67.6%): 2013分(65.8%)
MF8柴崎晃誠 21試合(61.8%): 1507分(49.2%)
1得点(2.6%: 0.060) SH21本(4.8%: 1.254)
MF33河野広貴 17試合(50.0%): 555分(18.1%)
2得点(5.3%: 0.324) SH8本(25.0%: 1.297)
MF20廣山望 16試合(47.1%): 567分(18.5%)
MF11大野敏隆 15試合(44.1%): 798分(26.1%)
MF31新村純平 1試合(2.9%): 45分(1.5%)
MF15フランシスマール 0試合
MF24吉武剛 0試合
MF--富所悠 0試合
FW16飯尾一慶 26試合(76.5%): 1190分(38.9%)
2得点(5.3%: 0.151) SH32本(6.3%: 2.420)
FW25平本一樹 23試合(67.6%): 1457分(47.6%)
2得点(5.3%: 0.124) SH24本(8.3%: 1.482)
FW7レアンドロ 22試合(64.7%): 1591分(52.0%)
2得点(5.3%: 0.113) SH15本(13.3%: 0.849)
FW36大黒将志 14試合(41.2%): 935分(30.6%)
2得点(5.3%: 0.193) SH18本(11.1%: 1.733)
FW9フッキ 11試合(32.4%): 957分(31.3%)
7得点(18.4%: 0.658) SH83本(8.4%: 7.806)
FW19船越優蔵 7試合(20.6%): 340分(11.1%)
1得点(2.6%: 0.265) SH?本
FW13井上平 3試合(8.8%): 73分(2.4%)
FW32エルサムニー オサマ 0試合
登録選手数:35名
起用選手数:24名(68.6%)
まず名古屋グランパスエイトのエイトとともにこのシーズンから呼称が簡略化されたのか、東京ヴェルディ1969→東京ヴェルディ元年である。矛盾しているのは京都で京都サンガF.C.が承認されている(浦和もレッズに一本化されて久しいが)。地名+愛称+愛称が認められなくなったのか京都は京都パープルサンガから07年よりパープルを省略している。前述の名古屋、ヴェルディもその煽りを受けたカタチと推察できる。クラブ呼称こそ東京ヴェルディだが相変わらずチーム名はFCニッポンであるという事実もこのシーズンは改善されず正式にチーム名が東京ヴェルディ1969になるのは翌2009年の10月のことになる。
余談が長くなったがこの2008シーズンはヴェルディにとって改革元年となり3年ぶりのJ1ながらチーム内のゴタゴタで現場は錯乱する。その象徴がフッキか。ただ彼のシュート比率を見ると驚愕の『7.806本』(1試合90分当たり)。のちに彼が批判的なコメントを残したのもこの数値では納得してしまいそうだが柱谷体制を貫き過去最高勝ち点率で降格(36.3%:それまでの最高勝ち点率はヴェルディ自身の持つ05年東京Vの29.4%だが下位2クラブ自動降格の数値としては異常な高騰なのは説明するまでもない)。降格の一因としては得点力でありこれはヴェルディ史上ワースト1位の1.12得点(1試合平均)。守備は奮闘したが攻撃陣が停滞し2度目の降格となった。


09年 51試合(4590分):68得点:61失点

GK1土肥洋一 43試合(84.3%): 3870分(84.3%)
48失点(78.7%: 1.116)
GK21高木義成 8試合(15.7%): 720分(15.7%)
13失点(21.3%: 1.625)
GK26柴崎貴広 0試合
GK34鈴木智幸 0試合
DF23藤田優人 46試合(90.2%): 3998分(87.1%)
DF14富澤清太郎 45試合(88.2%): 3983分(86.8%)
DF17土屋征夫 34試合(66.7%): 2917分(63.6%)
4得点(5.9%: 0.123) SH21本(19.0%: 0.648)
DF22服部年宏 26試合(51.0%): 2287分(49.8%)
DF32高橋祥平 25試合(49.0%): 2029分(44.2%)
1得点(1.5%: 0.044) SH?本
DF24那須川将大 23試合(45.1%): 1941分(42.3%)
DF2福田健介 18試合(35.3%): 1488分(32.4%)
DF20岩倉一弥 8試合(15.7%): 253分(5.5%)
DF3廣井友信 7試合(13.7%): 446分(9.7%)
DF29和田拓也 5試合(9.8%): 450分(9.8%)
DF4飯田真輝 4試合(7.8%): 312分(6.8%)
MF8柴崎晃誠 47試合(92.2%): 3834分(83.5%)
7得点(10.3%: 0.164) SH64本(10.9%: 1.502)
MF18永里源気 36試合(70.6%): 1617分(35.2%)
2得点(2.9%: 0.111) SH23本(8.7%: 1.280)
MF7河野広貴 35試合(68.6%): 2560分(55.8%)
6得点(8.8%: 0.211) SH34本(17.6%: 1.195)
MF15滝澤邦彦 35試合(68.6%): 2235分(48.7%)
2得点(2.9%: 0.081) SH?本
MF10レアンドロ 32試合(62.7%): 2565分(55.9%)
7得点(10.3%: 0.246) SH76本(9.2%: 2.667)
MF5河村崇大 32試合(62.7%): 2107分(45.9%)
MF6菅原智 18試合(35.3%): 841分(18.3%)
MF30富所悠 7試合(13.7%): 258分(5.6%)
MF28弦巻健人 5試合(9.8%): 126分(2.7%)
MF33高木俊幸 5試合(9.8%): 80分(1.7%)
MF36馬場憂太 3試合(5.9%): 200分(4.4%)
MF31新村純平 0試合
MF--高木善朗 0試合
FW9大黒将志 39試合(76.5%): 3213分(70.0%)
21得点(30.9%: 0.588) SH90本(23.3%: 2.521)
FW27林陵平 32試合(62.7%): 1544分(33.6%)
6得点(8.8%: 0.350) SH46本(13.0%: 2.681)
FW25平本一樹 30試合(58.8%): 2020分(44.0%)
5得点(7.4%: 0.223) SH52本(9.6%: 2.317)
FW16飯尾一慶 28試合(54.9%): 1370分(29.8%)
1得点(1.5%: 0.066) SH24本(4.2%: 1.577)
FW13井上平 15試合(29.4%): 704分(15.3%)
5得点(7.4%: 0.639) SH21本(23.8%: 2.685)
FW19船越優蔵 11試合(21.6%): 259分(5.6%)
FW11レオナルド 3試合(5.9%): 152分(3.3%)
登録選手数:35名
起用選手数:31名(88.6%)
2度目のJ2で1年でのJ1復帰を誓うものの予算削減によるチーム力低下は当たり前で高木監督もなかなか思ったようなチーム作りは進まなかった。中盤戦に6連勝するなど好調な時期もあったが終盤に4連敗を喫するなどし天皇杯初戦敗退を受け高木監督が解任。後任に松田監督を迎えてからは井上平が覚醒し高木俊幸がデビューするなど先見に長けた采配で4勝1敗2分。昇格は逃したが2010シーズンに期待を抱かさせるチーム作りだった。しかしシーズン終了後、松田監督は退任。チーム運営は1999年からの株式会社日本テレビフットボールクラブより2009年10月21日付けで東京ヴェルディ1969フットボールクラブ株式会社に譲渡。クラブOBを中心とする経営陣に淡い期待をしたのもつかの間となるのだが…。


10年 36試合(3240分):47得点:34失点

GK1土肥洋一 34試合(94.4%): 3060分(94.4%)
31失点(91.2%: 0.912)
GK26柴崎貴広 2試合(5.6%): 180分(5.6%)
3失点(8.8%: 1.500)
GK21鈴木智幸 0試合
GK34キローラン菜入 0試合
DF17土屋征夫 35試合(97.2%): 3120分(96.3%)
2得点(4.3%: 0.058) SH17本(11.8%: 0.490)
DF2福田健介 35試合(97.2%): 3094分(95.5%)
1得点(2.1%: 0.029) SH12本(8.3%: 0.349)
DF14富澤清太郎 31試合(86.1%): 2788分(86.0%)
2得点(4.3%: 0.065) SH20本(10.0%: 0.646)
DF23高橋祥平 20試合(55.6%): 1315分(40.6%)
1得点(2.1%: 0.068) SH9本(11.1%: 0.616)
DF3吉田正樹 19試合(52.8%): 1687分(52.1%)
DF22和田拓也 10試合(27.8%): 683分(21.1%)
DF31福井諒司 1試合(2.8%): 10分(0.3%)
DF4飯田真輝 0試合
DF28塗師亮 0試合
DF29李智星 0試合
DF32アデバヨ 0試合
DF35高野光司 0試合
DF36キローラン木鈴 0試合
MF8柴崎晃誠 35試合(97.2%): 3150分(97.2%)
3得点(6.4%: 0.086) SH62本(4.8%: 1.771)
MF10菊岡拓朗 34試合(94.4%): 2252分(69.5%)
3得点(6.4%: 0.120) SH本36(8.3%: 1.439)
MF33高木善朗 33試合(91.7%): 1766分(54.5%)
5得点(10.6%: 0.255) SH40本(12.5%: 2.039)
MF5佐伯直哉 30試合(83.3%): 2655分(81.9%)
1得点(2.1%: 0.034) SH10本(10.0%: 0.339)
MF7河野広貴 29試合(80.6%): 2424分(74.8%)
3得点(6.4%: 0.111) SH39本(7.7%: 1.448)
MF24高木俊幸 25試合(69.4%): 1163分(35.9%)
6得点(12.8%: 0.464) SH48本(12.5%: 3.715)
MF19阿部拓馬 20試合(55.6%): 644分(19.9%)
3得点(6.4%: 0.419) SH13本(23.1%: 1.817)
MF6菅原智 7試合(19.4%): 107分(3.3%)
MF37小林祐希 4試合(11.1%): 52分(1.6%)
MF15向慎一 1試合(2.8%): 45分(1.4%)
MF27清水康也 1試合(2.8%): 1分(0.03%)
MF18弦巻健人 0試合
MF20富所悠 0試合
MF30海老澤宏樹 0試合
MF39高木大輔 0試合
FW25平本一樹 32試合(88.9%): 2481分(76.6%)
10得点(21.3%: 0.363) SH52本(19.2%: 1.886)
FW16飯尾一慶 31試合(86.1%): 2459分(75.9%)
5得点(10.6%: 0.183) SH43本(11.6%: 1.574)
FW13井上平 21試合(58.3%): 434分(13.4%)
FW38南秀仁 2試合(5.6%): 33分(1.0%)
1得点(2.1%: 2.727) SH1本(100.0%: 2.727)
FW9大黒将志 0試合
FW40菅嶋弘希 0試合
登録選手数:38名
起用選手数:24名(63.2%)
前年より運営を始めた崔会長ら経営陣が事実上の破綻をちらつかせ始めシーズン中にはショートするという報道、6月にはJリーグが直接運営に携わるという緊急事態を迎えるなかチームは前年よりアドバイザーとして入閣していた川勝を監督とし開幕から苦戦を強いられた。周囲のざわつきのなかチームはまとまりを見せ5月以降は快進撃を見せたが、序盤の躓きを取り戻すには至らず。終盤の連敗で昇格を逃したが5位でフィニッシュ。羽生社長ら経営陣の営業努力もあり10月末にはJリーグからチーム存続が正式に承認。2011年の昇格を命題とする川勝監督の続投も決まり本当の意味での『東京ヴェルディ』が再建の道を歩み出した。