資料的にわかる範囲でこれまでのレンタルを調べる。ただ契約上の話しは公開されにくく不明な部分も多いので情報提供、ご指摘をお待ちしています。(ヴェルディに限らずだが契約期間など非公表な部分も多く保有権に関してもイマイチわからない)
私の資料的にレンタル移籍が明白にわかるのは99年以降となる(99サカダイ名鑑よりレンタル移籍と明記されているため、98以前はレンタルも完全も移籍と一緒くたになっている)
また95年以前は正直誰がどこに移籍したかさえほぼわからない。
助っ人にしても保有権も獲得しての完全移籍なのかさえわからずそこらへんは曖昧。
以上の理由により98年以前は全ての選手をチェックできないためWikipediaを参照に一部の選手を調べてみた。
武田修宏(96磐田、97京都、00スポルティボルケーニョ)
97シーズンは復帰したもののラモスを慕い京都へ、98シーズンは市原に完全移籍、00シーズン復帰もスポルティボルケーニョにレンタル移籍している。01シーズンは東京V移籍。『さすらいのJリーガー』らしく渡り歩くがヴェルディに復帰すること3回、レンタルという意味では最も理に適った選手か。
菊原志郎(94浦和、95浦和)
93シーズンにヴェルディで6試合出場したが94シーズンから浦和へ。2シーズンで9試合出場に留まり96シーズン復帰、出場機会なく引退。
山口貴之(94クリチーバ?、95仙台?、96京都、97京都、99神戸)
コリチーバという表記もあるがレンタルだろう、当時JFLのブランメル仙台(現在のベガルタ)にもレンタルのはず。資料では96、97京都はレンタルとあり00シーズンG大阪は完全とあるため99神戸もレンタル。
白井博幸(97V川崎)
清水からレンタルしてきた元アトランタ五輪代表CB。期待はされたが32試合中17試合出場と約半分しか出場ならず。定位置獲得には至らなかった。翌年はC大阪に移籍
他にもJFL以下のクラブに移籍したと見られる若手選手らは無数にいるのだがレンタルなのか完全なのか資料的に判別しにくく情報提供に期待したい。
以下サカダイ名鑑99よりレンタル移籍と判明する選手をピックアップしていこう。
※…レンタル期間満了により復帰
♯…レンタル期間満了により復帰後→他クラブに移籍
99年
in
栗原圭介
平塚※→
林健太郎
神戸※→
西ヶ谷隆之
福岡→
戸倉健一郎
京都→
遠藤昌浩
横浜FC→
out
菊池利三
→広島
前園真聖
→ゴイアス
レンタルで神戸に移籍していた林は呼び戻し栗原も復帰。どちらも主力規定は満たし活躍。西ヶ谷、戸倉、遠藤は活躍に至らず。菊池利は結局放出。
00年
in
池端陽介
広島→
三上和良
神戸→
西田吉洋
福岡→
梅山修
FC東京→
out
菊池新吉
→川崎F
飯尾和也
→仙台
菊池利三
→大宮♯
西ヶ谷隆之
→市原♯
戸倉健一郎
→未定♯→01湘南
遠藤昌浩
→清水♯
瀬沼正和
→神戸
前園真聖
→湘南♯
山田隆裕
→仙台♯
三上は主力規定満たすが獲得はせず。池端は満たさず退団。西田のみ獲得。梅山はシーズン中に加入。前園は完全に放出、01年には再び獲得となる。飯尾も01年までレンタル放出、若手有望CBが次々と放出される先駆けか。♯は契約満了を意味するがほとんどの選手が所属元からも契約満了とレンタル移籍の行く末は厳しいとわかる。
01年
in
菊池新吉
川崎F※→
武田修宏
Sルケーニョ※→
瀬沼正和
神戸※→
out
小針清允
→神戸
池端陽介
→大分♯
梅山修
→FC東京※
三上和良
→神戸※
新吉や武田など往年のメンバーは呼び戻しいざ東京移転元年。梅山や三上は所属元に帰り小針は放浪へ。
02年
in
高桑大二朗
鹿島→
相馬直樹
鹿島→
高木成太
横浜FC→
長田道泰
京都※→
田中隼磨
横浜FM→
out
飯尾一慶
→川崎
矢野隼人
→甲府
高桑、相馬と鹿島色強めたが結論、両名とも1年のみ。相馬に関しては完全で取れれば歴史は違ったろう。レンタルの意図として合致したチビはまだしも、矢野は同年復帰し背番号3を背負うが活躍ならず退団へ。田中はシーズン中に加入。
03年
in
飯尾一慶
川崎※→
田中隼磨
横浜FM→
ラモン
バスコ→
out
高桑大二朗
→仙台♯
相馬直樹
→鹿島※
高木成太
→横浜FC※
マルキーニョス
→横浜FM
マルキーニョスのさすらい、たるスタート。田中はレンタル継続。完全で取れたら違ったろうとは思う。ラモンは借りてたのか、翌年には契約満了によりフルミネンセに移籍。レンタルなのは今回初耳だが…。借りた者は返しチビはともかく貸した者は戻さない。近年の悪い癖が見えはじめたシーズンか。
04年
in
李康珍
水原三星→
out
柴崎貴広
→横浜FC
ラモン
→フルミネンセ♯
田中隼磨
→横浜FM※
李はシーズン後に完全移籍で獲得へ。柴崎は05年に完全移籍した模様。05年で横浜FC戦力外→06トライアウトFC東京→07ヴェルディか。
05年
in
町田忠道
川崎→
out
一柳夢吾
→鳥栖
富澤清太郎
→仙台
廣山望
→C大阪
飯尾一慶
→川崎
武者修業に出された4人がもしいればJ1に残れたかと問えばクエスチョンは付くが今見ても出さずに残っていたらなんて「たられば」したくなる貸し出し。ジウは完全で半年契約なんだろうか?資料的にレンタルの話はない。
06年
in
飯尾一慶
川崎※→
廣山望
C大阪※→
金澤慎
大宮→
富澤清太郎
仙台※→
一柳夢吾
鳥栖※→
藤田泰成
FC東京→
黒河貴矢
清水→
石川竜也
鹿島→
長野聡
福岡→
シウバ
ビトーリア→
out
玉乃淳
→徳島
戸田和幸
→広島
町田忠道
→未定♯
飯尾一慶
→福岡
小野雄平
→徳島
森本貴幸
→カターニア
海本は新潟から完全か?情報提供求む。まず降格を目の当たりにしいち早く復帰を決意したチビら4人はクラブの一大事に全員帰還。廣山の「ヴェルディでやりたい」には感激した。一方戸田は逃げるように広島へ。とにかく人数をかき集めたというべきだがレンタルでは藤田や金澤ら即戦力を獲得。石川、長野、シウバらが加入後は固定されはじめたもののシーズンを通した成熟もなく昇格レースに絡めず。藤田は完全で獲得したが金澤は翌年も継続、黒河はシーズン中千葉へ。石川、長野、シウバも退団へ。玉乃、小野は翌年には退団、それぞれ横浜FC、岡山へ。戸田は広島完全へ。チビだけ復帰。森本は翌年完全だっけ?
07年
in
吉原慎也
川崎→
名波浩
磐田→
飯尾一慶
福岡※→
フッキ
川崎→
金澤慎
大宮→
シウバ
ビトーリア→
out
石川竜也
→山形♯
長野聡
→福岡※
大橋正博
→川崎
弦巻健人
→岡山
シウバ
→横浜FC♯
喜山康平
→岡山
レオナルド
→鳥栖
三原直樹
→岡山
平本一樹
→横浜FC
加入はチビを除き借りて返したカタチ。シウバは契約満了でビトーリアから横浜FCへ、再びビトーリアからレンタル加入したがこのシーズンで退団。弦巻、喜山、三原とユース上がりの3本柱をまとめて岡山へ。三原、大橋は翌年完全移籍。獲得経緯がイマイチわからないレオナルドは2年間鳥栖にレンタル。一樹は悩んだ末のレンタル。
08年
in
和田拓三
横浜FC→
平本一樹
横浜FC※→
out
吉原慎也
→川崎※
戸川健太
→横浜FC
一柳夢吾
→仙台
園田清次
→長崎
名波浩
→磐田※
金澤慎
→大宮※
フッキ
→川崎※
レオナルド
→鳥栖
弦巻健人
→水戸
喜山康平
→岡山
一樹は復帰、和田は清水からレンタル。戸川、一柳とCBは相次ぎレンタル放出。園田も含め翌年完全放出へ。ミネイロ、弦巻、喜山は継続。
09年
in
弦巻健人
水戸※→
レオナルド
鳥栖※→
廣井友信
清水→
out
和田拓三
→千葉♯
レオナルド
→栃木
喜山康平
→岡山
降格により資金繰りに苦しんだのも確かで日テレの赤字も手伝い一気に気運が高まる。補強自体地味になりたらい回し組から弦巻、ミネイロを呼び戻しただけ。廣井を獲得したが効果的とは言えず。ミネイロはシーズン中に栃木に。和田は降格請負人となり千葉を落とした。喜山はこの年で契約満了、完全移籍へ。
10年
in
アデバヨ
柏→
out
廣井友信
→清水※
那須川将大
→栃木
大黒将志
→横浜FC→FC東京
レオナルド
→栃木→北九州
飯田真輝
→松本山雅
弦巻健人
→松本山雅
資金ショートによる存続問題で補強云々の話題は少なかったが獲得経緯不明なアデバヨをレンタルで獲得。放出は売れなかったオグリを横浜FCに貸し、FC東京も不景気で買い取ってはくれず。オグリ自身は今年横浜FMに完全移籍(契約1年残ってるため移籍金は発生しているはずだが不明)ミネイロも放出経緯がわからんが北九州に転換。飯田、弦巻は事実上の構想外か。
11年
in
平繁龍一
広島→
マラニョン
甲府→
キムテヨン
岡山→
市川雅彦
大宮→
喜山康平
岡山→
アポジ
クルゼイロEC→
out
福井諒司
→北九州
アデバヨ
→未定♯
大黒将志
→横浜FM♯
前年のレンタル組は相次いで完全移籍、いわゆるたらい回し組も一掃。逆レンタル的な喜山を含め少ない強化費に変わりないことを示すレンタル組増加。開幕前に6人レンタル組がいるのは99年以後最多、たぶんヴェルディとしても珍例になる(地方の下位クラブならレンタル補強が多いのは当たり前だが)。問題は来年彼らが完全移籍するのかはわからないこと。活躍してくれれば嬉しいが買い取ることができるかはわからない。
以下まとめてみる。
レンタル先から復帰した選手
栗原圭介
林健太郎
菊池新吉
瀬沼正和
武田修宏
長田道泰
矢野隼人
一柳夢吾
富澤清太郎
廣山望
飯尾一慶
弦巻健人
レオナルド
平本一樹
近年だと一樹やチビ、カンペーは帰ってきて定着しているが出すと帰って来ないというジンクスもまんざら嘘ではない。
レンタル先へ完全移籍した選手
飯尾和也
小針清允
柴崎貴広
玉乃淳
戸田和幸
森本貴幸
大橋正博
喜山康平
三原直樹
戸川健太
一柳夢吾
園田清次
レオナルド
那須川将大
飯田真輝
弦巻健人
まだ買い取ってくれるだけマシか。こちらは近年増加現象。
レンタル元に返した選手
梅山修
三上和良
相馬直樹
高木成太
田中隼磨
ラモン
黒河貴矢
金澤慎
長野聡
シウバ
吉原慎也
名波浩
金澤慎
フッキ
廣井友信
買い取る余裕がないのかレンタル元が返却迫るからなのかいわゆる大物はたいてい返してきた印象。
レンタル元から獲得した選手
西田吉洋
李康珍
藤田泰成
12年間でレンタル元から買い取るパターンはわずか3人。日テレ時代からいかにレンタル下手なクラブかよくわかる人数だ。
レンタル先に完全移籍せず他クラブへ移籍した選手
菊池利三
前園真聖
マルキーニョス
小野雄平
和田拓三
大黒将志
和田に関してはレンタル元から見たレンタル先、つまりヴェルディのこと。
レンタル元からも契約満了により他クラブへ移籍した選手
西ヶ谷隆之
戸倉健一郎
遠藤昌浩
前園真聖
山田隆裕
池端陽介
高桑大二朗
石川竜也
町田忠道
アデバヨ
構想外でレンタルした選手は結論いらなかったりするからレンタル元に戻るとは限らないわけか。結局アデバヨは柏も構想外なだけだったし。
契約に関しては後日談などで発覚するパターンも多く必ずしも上記のリストは正しくないはず。情報提供などありましたらお願いします。
私の資料的にレンタル移籍が明白にわかるのは99年以降となる(99サカダイ名鑑よりレンタル移籍と明記されているため、98以前はレンタルも完全も移籍と一緒くたになっている)
また95年以前は正直誰がどこに移籍したかさえほぼわからない。
助っ人にしても保有権も獲得しての完全移籍なのかさえわからずそこらへんは曖昧。
以上の理由により98年以前は全ての選手をチェックできないためWikipediaを参照に一部の選手を調べてみた。
武田修宏(96磐田、97京都、00スポルティボルケーニョ)
97シーズンは復帰したもののラモスを慕い京都へ、98シーズンは市原に完全移籍、00シーズン復帰もスポルティボルケーニョにレンタル移籍している。01シーズンは東京V移籍。『さすらいのJリーガー』らしく渡り歩くがヴェルディに復帰すること3回、レンタルという意味では最も理に適った選手か。
菊原志郎(94浦和、95浦和)
93シーズンにヴェルディで6試合出場したが94シーズンから浦和へ。2シーズンで9試合出場に留まり96シーズン復帰、出場機会なく引退。
山口貴之(94クリチーバ?、95仙台?、96京都、97京都、99神戸)
コリチーバという表記もあるがレンタルだろう、当時JFLのブランメル仙台(現在のベガルタ)にもレンタルのはず。資料では96、97京都はレンタルとあり00シーズンG大阪は完全とあるため99神戸もレンタル。
白井博幸(97V川崎)
清水からレンタルしてきた元アトランタ五輪代表CB。期待はされたが32試合中17試合出場と約半分しか出場ならず。定位置獲得には至らなかった。翌年はC大阪に移籍
他にもJFL以下のクラブに移籍したと見られる若手選手らは無数にいるのだがレンタルなのか完全なのか資料的に判別しにくく情報提供に期待したい。
以下サカダイ名鑑99よりレンタル移籍と判明する選手をピックアップしていこう。
※…レンタル期間満了により復帰
♯…レンタル期間満了により復帰後→他クラブに移籍
99年
in
栗原圭介
平塚※→
林健太郎
神戸※→
西ヶ谷隆之
福岡→
戸倉健一郎
京都→
遠藤昌浩
横浜FC→
out
菊池利三
→広島
前園真聖
→ゴイアス
レンタルで神戸に移籍していた林は呼び戻し栗原も復帰。どちらも主力規定は満たし活躍。西ヶ谷、戸倉、遠藤は活躍に至らず。菊池利は結局放出。
00年
in
池端陽介
広島→
三上和良
神戸→
西田吉洋
福岡→
梅山修
FC東京→
out
菊池新吉
→川崎F
飯尾和也
→仙台
菊池利三
→大宮♯
西ヶ谷隆之
→市原♯
戸倉健一郎
→未定♯→01湘南
遠藤昌浩
→清水♯
瀬沼正和
→神戸
前園真聖
→湘南♯
山田隆裕
→仙台♯
三上は主力規定満たすが獲得はせず。池端は満たさず退団。西田のみ獲得。梅山はシーズン中に加入。前園は完全に放出、01年には再び獲得となる。飯尾も01年までレンタル放出、若手有望CBが次々と放出される先駆けか。♯は契約満了を意味するがほとんどの選手が所属元からも契約満了とレンタル移籍の行く末は厳しいとわかる。
01年
in
菊池新吉
川崎F※→
武田修宏
Sルケーニョ※→
瀬沼正和
神戸※→
out
小針清允
→神戸
池端陽介
→大分♯
梅山修
→FC東京※
三上和良
→神戸※
新吉や武田など往年のメンバーは呼び戻しいざ東京移転元年。梅山や三上は所属元に帰り小針は放浪へ。
02年
in
高桑大二朗
鹿島→
相馬直樹
鹿島→
高木成太
横浜FC→
長田道泰
京都※→
田中隼磨
横浜FM→
out
飯尾一慶
→川崎
矢野隼人
→甲府
高桑、相馬と鹿島色強めたが結論、両名とも1年のみ。相馬に関しては完全で取れれば歴史は違ったろう。レンタルの意図として合致したチビはまだしも、矢野は同年復帰し背番号3を背負うが活躍ならず退団へ。田中はシーズン中に加入。
03年
in
飯尾一慶
川崎※→
田中隼磨
横浜FM→
ラモン
バスコ→
out
高桑大二朗
→仙台♯
相馬直樹
→鹿島※
高木成太
→横浜FC※
マルキーニョス
→横浜FM
マルキーニョスのさすらい、たるスタート。田中はレンタル継続。完全で取れたら違ったろうとは思う。ラモンは借りてたのか、翌年には契約満了によりフルミネンセに移籍。レンタルなのは今回初耳だが…。借りた者は返しチビはともかく貸した者は戻さない。近年の悪い癖が見えはじめたシーズンか。
04年
in
李康珍
水原三星→
out
柴崎貴広
→横浜FC
ラモン
→フルミネンセ♯
田中隼磨
→横浜FM※
李はシーズン後に完全移籍で獲得へ。柴崎は05年に完全移籍した模様。05年で横浜FC戦力外→06トライアウトFC東京→07ヴェルディか。
05年
in
町田忠道
川崎→
out
一柳夢吾
→鳥栖
富澤清太郎
→仙台
廣山望
→C大阪
飯尾一慶
→川崎
武者修業に出された4人がもしいればJ1に残れたかと問えばクエスチョンは付くが今見ても出さずに残っていたらなんて「たられば」したくなる貸し出し。ジウは完全で半年契約なんだろうか?資料的にレンタルの話はない。
06年
in
飯尾一慶
川崎※→
廣山望
C大阪※→
金澤慎
大宮→
富澤清太郎
仙台※→
一柳夢吾
鳥栖※→
藤田泰成
FC東京→
黒河貴矢
清水→
石川竜也
鹿島→
長野聡
福岡→
シウバ
ビトーリア→
out
玉乃淳
→徳島
戸田和幸
→広島
町田忠道
→未定♯
飯尾一慶
→福岡
小野雄平
→徳島
森本貴幸
→カターニア
海本は新潟から完全か?情報提供求む。まず降格を目の当たりにしいち早く復帰を決意したチビら4人はクラブの一大事に全員帰還。廣山の「ヴェルディでやりたい」には感激した。一方戸田は逃げるように広島へ。とにかく人数をかき集めたというべきだがレンタルでは藤田や金澤ら即戦力を獲得。石川、長野、シウバらが加入後は固定されはじめたもののシーズンを通した成熟もなく昇格レースに絡めず。藤田は完全で獲得したが金澤は翌年も継続、黒河はシーズン中千葉へ。石川、長野、シウバも退団へ。玉乃、小野は翌年には退団、それぞれ横浜FC、岡山へ。戸田は広島完全へ。チビだけ復帰。森本は翌年完全だっけ?
07年
in
吉原慎也
川崎→
名波浩
磐田→
飯尾一慶
福岡※→
フッキ
川崎→
金澤慎
大宮→
シウバ
ビトーリア→
out
石川竜也
→山形♯
長野聡
→福岡※
大橋正博
→川崎
弦巻健人
→岡山
シウバ
→横浜FC♯
喜山康平
→岡山
レオナルド
→鳥栖
三原直樹
→岡山
平本一樹
→横浜FC
加入はチビを除き借りて返したカタチ。シウバは契約満了でビトーリアから横浜FCへ、再びビトーリアからレンタル加入したがこのシーズンで退団。弦巻、喜山、三原とユース上がりの3本柱をまとめて岡山へ。三原、大橋は翌年完全移籍。獲得経緯がイマイチわからないレオナルドは2年間鳥栖にレンタル。一樹は悩んだ末のレンタル。
08年
in
和田拓三
横浜FC→
平本一樹
横浜FC※→
out
吉原慎也
→川崎※
戸川健太
→横浜FC
一柳夢吾
→仙台
園田清次
→長崎
名波浩
→磐田※
金澤慎
→大宮※
フッキ
→川崎※
レオナルド
→鳥栖
弦巻健人
→水戸
喜山康平
→岡山
一樹は復帰、和田は清水からレンタル。戸川、一柳とCBは相次ぎレンタル放出。園田も含め翌年完全放出へ。ミネイロ、弦巻、喜山は継続。
09年
in
弦巻健人
水戸※→
レオナルド
鳥栖※→
廣井友信
清水→
out
和田拓三
→千葉♯
レオナルド
→栃木
喜山康平
→岡山
降格により資金繰りに苦しんだのも確かで日テレの赤字も手伝い一気に気運が高まる。補強自体地味になりたらい回し組から弦巻、ミネイロを呼び戻しただけ。廣井を獲得したが効果的とは言えず。ミネイロはシーズン中に栃木に。和田は降格請負人となり千葉を落とした。喜山はこの年で契約満了、完全移籍へ。
10年
in
アデバヨ
柏→
out
廣井友信
→清水※
那須川将大
→栃木
大黒将志
→横浜FC→FC東京
レオナルド
→栃木→北九州
飯田真輝
→松本山雅
弦巻健人
→松本山雅
資金ショートによる存続問題で補強云々の話題は少なかったが獲得経緯不明なアデバヨをレンタルで獲得。放出は売れなかったオグリを横浜FCに貸し、FC東京も不景気で買い取ってはくれず。オグリ自身は今年横浜FMに完全移籍(契約1年残ってるため移籍金は発生しているはずだが不明)ミネイロも放出経緯がわからんが北九州に転換。飯田、弦巻は事実上の構想外か。
11年
in
平繁龍一
広島→
マラニョン
甲府→
キムテヨン
岡山→
市川雅彦
大宮→
喜山康平
岡山→
アポジ
クルゼイロEC→
out
福井諒司
→北九州
アデバヨ
→未定♯
大黒将志
→横浜FM♯
前年のレンタル組は相次いで完全移籍、いわゆるたらい回し組も一掃。逆レンタル的な喜山を含め少ない強化費に変わりないことを示すレンタル組増加。開幕前に6人レンタル組がいるのは99年以後最多、たぶんヴェルディとしても珍例になる(地方の下位クラブならレンタル補強が多いのは当たり前だが)。問題は来年彼らが完全移籍するのかはわからないこと。活躍してくれれば嬉しいが買い取ることができるかはわからない。
以下まとめてみる。
レンタル先から復帰した選手
栗原圭介
林健太郎
菊池新吉
瀬沼正和
武田修宏
長田道泰
矢野隼人
一柳夢吾
富澤清太郎
廣山望
飯尾一慶
弦巻健人
レオナルド
平本一樹
近年だと一樹やチビ、カンペーは帰ってきて定着しているが出すと帰って来ないというジンクスもまんざら嘘ではない。
レンタル先へ完全移籍した選手
飯尾和也
小針清允
柴崎貴広
玉乃淳
戸田和幸
森本貴幸
大橋正博
喜山康平
三原直樹
戸川健太
一柳夢吾
園田清次
レオナルド
那須川将大
飯田真輝
弦巻健人
まだ買い取ってくれるだけマシか。こちらは近年増加現象。
レンタル元に返した選手
梅山修
三上和良
相馬直樹
高木成太
田中隼磨
ラモン
黒河貴矢
金澤慎
長野聡
シウバ
吉原慎也
名波浩
金澤慎
フッキ
廣井友信
買い取る余裕がないのかレンタル元が返却迫るからなのかいわゆる大物はたいてい返してきた印象。
レンタル元から獲得した選手
西田吉洋
李康珍
藤田泰成
12年間でレンタル元から買い取るパターンはわずか3人。日テレ時代からいかにレンタル下手なクラブかよくわかる人数だ。
レンタル先に完全移籍せず他クラブへ移籍した選手
菊池利三
前園真聖
マルキーニョス
小野雄平
和田拓三
大黒将志
和田に関してはレンタル元から見たレンタル先、つまりヴェルディのこと。
レンタル元からも契約満了により他クラブへ移籍した選手
西ヶ谷隆之
戸倉健一郎
遠藤昌浩
前園真聖
山田隆裕
池端陽介
高桑大二朗
石川竜也
町田忠道
アデバヨ
構想外でレンタルした選手は結論いらなかったりするからレンタル元に戻るとは限らないわけか。結局アデバヨは柏も構想外なだけだったし。
契約に関しては後日談などで発覚するパターンも多く必ずしも上記のリストは正しくないはず。情報提供などありましたらお願いします。