Jリーグ発足から18年、あんなことこんなことあったでしょう♪
というわけで18年間で一番順位が良いクラブを決めよう。

オリジナル10の18年と栃木らの2年を振り返りどちらが順位が上かなんて当然前者ですがオリジナル10以外で16年、15年、14年…と参加年数は少ないながらすでに成績(勝敗)でオリジナル10を上回るクラブもちらほら。
ただやはり古参はそれだけのアドバンテージがあって新参はそれをものともしない躍進がある。いくらなんでも横一線で比べようがないので懐かしの順位ポイントで表してみる。
J1参入決定戦なんつう遠い昔の決戦に危うくヴェルディも参戦しそうになったがあの算出を利用する。

年間成績1位に10ポイント、2位に9ポイント、以下順々に減らし10位(最下位)に必ず1ポイントとして算出。
毎年クラブ数が増加していくため増加分を1位に加算し算出していく。

説明が分かりづらいだろうから

93年1川崎10、2清水9、3鹿島8、4横浜M7、5広島6、6横浜F5、7大阪4、8市原3、9名古屋2、10浦和1

年間成績であって年間順位だと鹿島が2位である。クラブ名は当時とし大阪はG大阪である、以降J1、J2で被る時を除き川崎や東京、横浜と単に印す場合もある。クラブ名のあとの数字がポイントでありポイント(P)の表記は略させていただく。

以下は読んで字の如く説明不要とする。

94年1川崎12、2広島11、3鹿島10、4清水9、5平塚8、6横浜M7、7横浜F6、8磐田5、9市原4、10大阪3、11名古屋2、12浦和1

95年1川崎14、2横浜M13、3名古屋12、4浦和11、5市原10、6磐田9、7鹿島8、8C大阪7、9清水6、10広島5、11平塚4、12柏3、13横浜F2、14G大阪1

96年1鹿島16、2名古屋15、3横浜F14、4磐田13、5柏12、6浦和11、7川崎10、8横浜M9、9市原8、10清水7、11平塚6、12G大阪5、13C大阪4、14広島3、15福岡2、16京都1

97年1鹿島17、2磐田16、3横浜M15、4G大阪14、5横浜F13、6清水12、7柏11、8平塚10、9名古屋9、10浦和8、11C大阪7、12広島6、13市原5、14京都4、15川崎3、16神戸2、17福岡1

98年1磐田18、2鹿島17、3清水16、4横浜M15、5名古屋14、6浦和13、7横浜F12、8柏11、9C大阪10、10広島9、11平塚8、12京都7、13川崎6、14札幌5、15G大阪4、16市原3、17神戸2、18福岡1

まずこの98年がJリーグの第1期に当たるので一旦まとめたい。

鹿島・8+10+8+16+17+17=76P
横浜M・7+7+13+9+15+15=66P
磐田・5+9+13+16+18=61P
清水・9+9+6+7+12+16=59P
川崎・10+12+14+10+3+6=55P
名古屋・2+2+12+15+9+14=54P
横浜F・5+6+2+14+13+12=52P
浦和・1+1+11+11+8+13=45P
広島・6+11+5+3+6+9=40P
柏 ・3+12+11+11=37P
平塚・8+4+6+10+8=36P
市原・3+4+10+8+5+3=33P
G大阪・4+3+1+5+14+4=31P
C大阪・7+4+7+10=28P
京都・1+4+7=12P
札幌・5=5P
福岡・2+1+1=4P
神戸・2+2=4P

オリジナル10を8つも抜いたのが1年遅れの磐田。同じく磐田と同期の平塚、また2年遅れの柏も2つ抜いているのが分かる。地味にこの6年間でオリジナル10においてJのお荷物はG大阪だったのが分かる。なお横浜Fの解散はあれど、この18クラブから降格したのが福岡や神戸よりポイントが高い札幌である。まぁ直接対決で敗れたのだから仕方ないが成績で上回り短期決戦に敗れて降格したことは年間成績1位ながらチャンピオンシップで敗れて2位扱いされるのと相違なくむしろかなり矛盾した制度であったと理解できる。それを今、プロ野球がやっているのだから滑稽だが。


話しが逸れたが99年からはJ2創設に伴い、大幅にポイントが増幅する。
99年J1・1清水26、2柏25、3名古屋24、4C大阪23、5横浜22、6磐田21、7V川崎20、8広島19、9鹿島18、10神戸17、11G大阪16、12京都15、13市原14、14福岡13、15浦和12、16平塚11
J2・1川崎F10、2東京9、3大分8、4新潟7、5札幌6、6大宮5、7山形4、8鳥栖3、9仙台2、10甲府1

00年J1・1柏27、2磐田26、3鹿島25、4横浜24、5C大阪23、6G大阪22、7東京21、8清水20、9名古屋19、10V川崎18、11広島17、12福岡16、13神戸15、14市原14、15京都13、16川崎F12
J2・1札幌11、2浦和10、3大分9、4大宮8、5仙台7、6鳥栖6、7新潟5、8湘南4、9水戸3、10山形2、11甲府1

01年J1・1磐田28、2鹿島27、3市原26、4清水25、5名古屋24、6柏23、7G大阪22、8FC東京21、9広島20、10浦和19、11札幌18、12神戸17、13横浜FM16、14東京V15、15福岡14、16C大阪13
J2・1京都12、2仙台11、3山形10、4新潟9、5大宮8、6大分7、7川崎6、8湘南5、9横浜FC4、10鳥栖3、11水戸2、12甲府1

02年J1・1磐田28、2横浜FM27、3G大阪26、4鹿島25、5京都24、6名古屋23、7市原22、8清水21、9FC東京20、10東京V19、11浦和18、12柏17、13仙台16、14神戸15、15広島14、16札幌13
J2・1大分12、2C大阪11、3新潟10、4川崎9、5湘南8、6大宮7、7甲府6、8福岡5、9鳥栖4、10水戸3、11山形2、12横浜FC1

03年J1・1横浜FM28、2磐田27、3市原26、4FC東京25、5鹿島24、6浦和23、7名古屋22、8東京V21、9C大阪20、10G大阪19、11清水18、12柏17、13神戸16、14大分15、15仙台14、16京都13
J2・1新潟12、2広島11、3川崎10、4福岡9、5甲府8、6大宮7、7水戸6、8山形5、9札幌4、10湘南3、11横浜FC2、12鳥栖1

04年J1・1浦和28、2横浜FM27、3G大阪26、4市原25、5磐田24、6鹿島23、7名古屋22、8FC東京21、9東京V20、10新潟19、11神戸18、12広島17、13大分16、14清水15、15C大阪14、16柏13
J2・1川崎12、2大宮11、3福岡10、4山形9、5京都8、6仙台7、7甲府6、8横浜FC5、9水戸4、10湘南3、11鳥栖2、12札幌1

05年からJ1クラブ数増に伴い99~04年までをJリーグ第2期とする。


磐田・21+26+28+28+27+24=154P
横浜FM・22+24+16+27+28+27=144P
鹿島・18+25+27+25+24+23=142P
名古屋・24+19+24+23+22+22=134P
G大阪・16+22+22+26+19+26=131P
市原・14+14+26+22+26+25=127P
清水・26+20+25+21+18+15=125P
柏 ・25+27+23+17+17+13=122P
FC東京・9+21+21+20+25+21=117P
東京V・20+18+15+19+21+20=113P
浦和・12+10+19+18+23+28=110P
C大阪・23+23+13+11+20+14=104P
広島・19+17+20+14+11+17=98P
神戸・17+15+17+15+16+18=98P
京都・15+13+12+24+13+8=85P
福岡・13+16+14+5+9+10=67P
大分・8+9+7+12+15+16=67P
新潟・7+5+9+10+12+19=62P
川崎・10+12+6+9+10+12=59P
仙台・2+7+11+16+14+7=57P
札幌・6+11+18+13+4+1=53P
大宮・5+8+8+7+7+11=46P
湘南・11+4+5+8+3+3=34P
山形・4+2+10+2+5+9=32P
甲府・1+1+1+6+8+6=23P
鳥栖・3+6+3+4+1+2=19P
水戸・3+2+3+6+4=18P
横浜FC・4+1+2+5=12P

この第2期、ヴェルディはまだJ1にしがみついていた時代だからポイントは高い。100P前後が降格歴のあるクラブゆえこの時点で神戸共々次の餌食になる要素はあったわけか。


J1が18クラブになり4年ぶりに新参クラブが誕生。以後年々クラブ数だけは増えていき経営面で互いを圧迫しあうことになるのは必然か。それでいてプロの門戸は開かれそれまでアマだった選手もプロになる。必然的にレベルが右肩上がりなわけがない。
また話しが逸れた。以下、Jリーグ第3期として05~10年の6シーズン。


05年J1・1G大阪30、2浦和29、3鹿島28、4千葉27、5C大阪26、6磐田25、7広島24、8川崎23、9横浜FM22、10FC東京21、11大分20、12新潟19、13大宮18、14名古屋17、15清水16、16柏15、17東京V14、18神戸13
J2・1京都12、2福岡11、3甲府10、4仙台9、5山形8、6札幌7、7湘南6、8鳥栖5、9徳島4、10水戸3、11横浜FC2、12草津1

06年J1・1浦和31、2川崎30、3G大阪29、4清水28、5磐田27、6鹿島26、7名古屋25、8大分24、9横浜FM23、10広島22、11千葉21、12大宮20、13FC東京19、14新潟18、15甲府17、16福岡16、17C大阪15、18京都14
J2・1横浜FC13、2柏12、3神戸11、4鳥栖10、5仙台9、6札幌8、7東京V7、8山形6、9愛媛5、10水戸4、11湘南3、12草津2、13徳島1

07年J1・1鹿島31、2浦和30、3G大阪29、4清水28、5川崎27、6新潟26、7横浜FM25、8柏24、9磐田23、10神戸22、11名古屋21、12FC東京20、13千葉19、14大分18、15大宮17、16広島16、17甲府15、18横浜FC14
J2・1札幌13、2東京V12、3京都11、4仙台10、5C大阪9、6湘南8、7福岡7、8鳥栖6、9山形5、10愛媛4、11草津3、12水戸2、13徳島1

08年J1・1鹿島33、2川崎32、3名古屋31、4大分30、5清水29、6FC東京28、7浦和27、8G大阪26、9横浜FM25、10神戸24、11柏23、12大宮22、13新潟21、14京都20、15千葉19、16磐田18、17東京V17、18札幌16
J2・1広島15、2山形14、3仙台13、4C大阪12、5湘南11、6鳥栖10、7甲府9、8福岡8、9草津7、10横浜FC6、11水戸5、12熊本4、13岐阜3、14愛媛2、15徳島1

09年J1・1鹿島36、2川崎35、3G大阪34、4広島33、5FC東京32、6浦和31、7清水30、8新潟29、9名古屋28、10横浜FM27、11磐田26、12京都25、13大宮24、14神戸23、15山形22、16柏21、17大分20、18千葉19
J2・1仙台18、2C大阪17、3湘南16、4甲府15、5鳥栖14、6札幌13、7東京V12、8水戸11、9徳島10、10草津9、11福岡8、12岐阜7、13富山6、14熊本5、15愛媛4、16横浜FC3、17栃木2、18岡山1

10年J1・1名古屋37、2G大阪36、3C大阪35、4鹿島34、5川崎33、6清水32、7広島31、8横浜FM30、9新潟29、10浦和28、11磐田27、12大宮26、13山形25、14仙台24、15神戸23、16FC東京22、17京都21、18湘南20
J2・1柏19、2甲府18、3福岡17、4千葉16、5東京V15、6横浜FC14、7熊本13、8徳島12、9鳥栖11、10栃木10、11愛媛9、12草津8、13札幌7、14岐阜6、15大分5、16水戸4、17岡山3、18富山2、19北九州1


Jリーグ第3期として05年~10年の6シーズンをまとめよう。

鹿島・28+26+31+33+36+34=188P
G大阪・30+29+29+26+34+36=184P
川崎・23+30+27+32+35+33=180P
浦和・29+31+30+27+31+28=176P
清水・16+28+28+29+30+32=163P
名古屋・17+25+21+31+28+37=159P
横浜FM・22+23+25+25+27+30=148P
磐田・25+27+23+18+26+27=146P
FC東京・21+19+20+28+32+22=142P
新潟・19+18+26+21+29+29=142P
広島・24+22+16+15+33+31=141P
大宮・18+20+17+22+24+26=127P
千葉・27+21+19+19+19+16=121P
大分・20+24+18+30+20+5=117P
神戸・13+11+22+24+23+23=116P
柏 ・15+12+24+23+21+19=114P
C大阪・26+15+9+12+17+35=114P
京都・12+14+11+20+25+21=103P
甲府・10+17+15+9+15+18=84P
仙台・9+9+10+13+18+24=83P
山形・8+6+5+14+22+25=80P
東京V・14+7+12+17+12+15=77P
福岡・11+16+7+8+8+17=67P
札幌・7+8+13+16+13+7=64P
湘南・6+3+8+11+16+20=64P
鳥栖・5+10+6+10+14+11=56P
横浜FC・2+13+14+6+3+14=52P
草津・1+2+3+7+9+8=30P
水戸・3+4+2+5+11+4=29P
徳島・4+1+1+1+10+12=29P
愛媛・5+4+2+4+9=24P
熊本・4+5+13=22P
岐阜・3+7+6=16P
栃木・2+10=12P
富山・6+2=8P
岡山・1+3=4P
北九州・1=1P

3連覇した鹿島にピッタリ追随したG大阪、川崎は賛辞に値するだろう、最も3連覇を阻止できなかったのは彼らにも非はある。初優勝の名古屋にしろ清水、横浜FM、磐田がマンネリ。他はわりと激動ぶりが伺える。
6シーズンで2度の降格、4シーズンをJ2で過ごしてるのだからそりゃ稼げるわけないヴェルディ。存続は決まったが向こう6シーズンは浮き沈みが予想される。2010年を5ヵ年計画の1年目と捉えまずはしっかり基盤を作りたい。エレベータークラブにだけはなりたくないから。


1993~2010 TOTAL Point

1鹿島・76+142+188=406P
2磐田・61+154+146=361P
3横浜FM・66+144+148=358P
4清水・59+125+163=347P
4名古屋・54+134+159=347P
6G大阪・31+131+184=346P
7浦和・45+110+176=331P
8千葉・33+127+121=281P
9広島・40+98+141=279P
10柏 ・37+122+114=273P
11FC東京・0+117+142=259P
12C大阪・28+104+114=246P
13東京V・55+113+77=245P
14川崎・0+59+180=239P
15神戸・4+98+116=218P
16新潟・0+62+142=204P
17京都・12+85+103=200P
18大分・0+67+117=184P
19大宮・0+46+127=173P
20仙台・0+57+83=140P
21福岡・4+67+67=138P
22湘南・36+34+64=134P
23札幌・5+53+64=122P
24山形・0+32+80=112P
25甲府・0+23+84=107P
26鳥栖・0+19+56=75P
27横浜FC・0+12+52=64P
28横浜F・52+0+0=52P
29水戸・0+18+29=47P
30草津・0+0+30=30P
31愛媛・0+0+24=24P
32徳島・0+0+29=29P
33熊本・0+0+22=22P
34岐阜・0+0+16=16P
35栃木・0+0+12=12P
36富山・0+0+8=8P
37岡山・0+0+4=4P
38北九州・0+0+1=1P

2011シーズンもランクダウンは逃れられないヴェルディだが、いつかランクアップしていき再びベスト10入りを狙いたい。
そしてオリジナル10のうちヴェルディは9位である、横浜F無き今、最下位に沈んだわけです。
鹿島と161Pも差がついたのかと悲しくなるが歴史は変わらない。変わるのは未来だけだ。
その未来は明るい未来になるように、今を頑張るしかない!
東京ヴェルディを全緑でサポートしましょう。