降格クラブの登録人数は降格に因果関係はあるのか?


過去に降格したクラブのそのシーズントップチーム登録人数から列記しよう。
例えば9番が前任、後任いたら2名。2種登録も含めて強化指定でも番号が与えられていたら人数に含んでいる。さらに途中で退団しても含んでいる。つまりオリジナル調べなので違うやろつうのは指摘下さい。

98年札幌・29名
99年平塚・32名
99年浦和・37名
00年川崎・39名
00年京都・37名
01年C大阪・40名
01年福岡・41名
02年札幌・35名
02年広島・36名
03年仙台・34名
03年京都・34名
05年神戸・39名
05年柏・33名
06年京都・33名
06年C大阪・35名
06年福岡・37名
07年横浜FC・38名
07年甲府・38名
07年広島・30名
08年札幌・35名
08年東京V・33名
09年千葉・27名
09年大分・32名
09年柏・41名
10年湘南・40名
10年京都・34名
10年FC東京・30名

主力規定。これは以前から登録から出場可能試合の7割と勝手に規定している。
シーズン開幕前なら34試合×0.7。単純計算で23.8試合、小数点以下は四捨五入せずにカットする考えなので23試合以上出場した選手は主力規定人数に含みます。
なお途中加入した選手も規定通り15試合出場可能なら10試合以上、5試合出場可能なら3試合以上出場で主力と見なします。

では登録人数が多いと選択肢あるからケガ人や累積停止で主力が欠場したらカバー出来るから残留出来ないのか?つうか負けが込んでくると監督というのは流れを断ち切るためにメンバーを代える。最終的にはその監督が変わるんだけどそれでも主力規定に満たす選手とぱったり干される選手もいる。
ようするに主力規定人数が少ないクラブほど選択肢が減り使える駒をやりくりするから起用を迷い負けが増える。一方で主力規定人数が11人を上回れば一貫した起用で迷いなく負けたということ。
これかなり違うこと。
クラブの方向性とかってやるプレーヤーにはかなり大事だしそこにブレがなければそのクラブでやりたいと思う。それが広島の躍進やC大阪のようやく実った土台作りにあるから。


98年34試合・規定23試合以上
札幌
ディド、田渕、梶野、後藤、バルデス、マラドーナ、深川、吉原、棚田、埜下、関
主力規定選手数11名
総登録人数29名
37.9%

99年30試合・規定21試合以上
平塚
レイバット、外池、堀、松川、ヒューズ、高田哲、川口、小松原
主力規定選手数8名
総登録人数32名
25.0%

浦和
山田、福田、田北、石井、永井、中村、路木、ピクン
主力規定選手数8名
総登録人数37名
21.6%

00年30試合・規定21試合以上
川崎
浦上、奥野、鬼木、久野、原田、イジドーロ、リカルジーニョ
主力規定選手数7名
総登録人数39名
17.9%

京都
野口、中村、大嶽、エジーニョ、望月、ヘジス、KAZU、朴、遠藤、手島、松井、平野
主力規定選手数12名
総登録人数37名
32.4%

01年30試合・規定21試合以上
C大阪
斎藤、田坂、尹、ワグネル、森島、大柴、マルセロ、鈴木、布部、岡山、真中、室井
主力規定選手数12名
総登録人数40名
30.0%

福岡
小島光、三浦、野田、バデア、中払、前田、山下、久永、服部、内藤、廬
主力規定選手数11名
総登録人数41名
26.8%

02年30試合・規定21試合以上
札幌
佐藤洋、今野、大森、ビジュ、森下、小倉、曽田、和波、西田、佐藤尽
主力規定選手数10名
総登録人数35名
28.6%

広島
下田、沢田、駒野、トゥーリオ、森崎浩、森崎和、久保、藤本、服部、ビロング、エルツェッグ
主力規定選手数12名
総登録人数36名
33.3%

03年30試合・規定21試合以上
仙台
ファビアーノ、シルビーニョ、金、佐藤、山下、岩本、石井、根本、望月、福田
主力規定選手数10名
総登録人数34名
29.4%

京都
平井、手島、石丸、鈴木慎、安藤、黒部、松井、中払、斉藤、冨田、角田、ビジュ
主力規定選手数12名
総登録人数34名
35.3%

05年34試合・規定23試合以上
神戸
北本、マルティン、朴、佐伯、イヴォ、ホルヴィ、三浦淳、遠藤
主力規定選手数8名
総登録人数39名
20.5%

東京V
山田、林、米山、戸田、相馬、小林大、ワシントン、ジウ、平本、高木、平野、小林慶
主力規定選手数12名
総登録人数29名
41.4%


南、波戸、明神、レイナウド、クレーベル、土屋、平山、玉田
主力規定選手数8名
総登録人数33名
24.2%

06年34試合・規定23試合以上
京都
児玉、パウリーニョ、中払、斉藤、林、手島、角田
主力規定選手数7名
総登録人数33名
21.2%

C大阪
ブルーノ、前田、ゼ、森島寛、古橋、名波、柿本、西澤、吉田、下村、大久保
主力規定選手数11名
総登録人数35名
31.4%

福岡
水谷、アレックス、千代反田、ホベルト、薮田、久藤、佐伯、中村、城後、飯尾
主力規定選手数10名
総登録人数37名
27.0%

07年34試合・規定23試合以上
横浜FC
菅野、早川、和田、マルコスパウロ、内田、滝澤、根占、山田、三浦淳、カズ、平本、カタタウ
主力規定選手数12名
総登録人数38名
31.6%

甲府
秋本、山本、井上、増嶋、杉山、石原、藤田、林、茂原、須藤
主力規定選手数10名
総登録人数38名
26.3%

広島
下田、ストヤノフ、森崎和、戸田、駒野、青山、森崎浩、服部、柏木、ウェズレイ、佐藤
主力規定選手数11名
総登録人数30名
36.7%


08年34試合・規定23試合以上
札幌
砂川、ダヴィ、アンデルソン、クライトン、芳賀、坪内、西
主力規定選手数7名
総登録人数35名
20.0%

東京V
土肥、那須、菅原、ディエゴ、富澤、飯尾、土屋、服部、福西、平本、大黒
主力規定選手数11名
総登録人数33名
33.3%

09年34試合・規定23試合以上
千葉
岡本、ボスナー、青木良、坂本、下村、工藤、谷澤、太田、深井、新居、巻、ネット
主力規定選手数12名
総登録人数27名
44.4%

大分
西川、森重、上本、藤田、菊地、エジミウソン、金崎、家長、高橋、東、清武、フェルナンジーニョ
主力規定選手数13名
総登録人数32名
40.6%


菅野、パク、小林祐、ポポ、菅沼、大津、栗澤、フランサ
主力規定選手数8名
総登録人数41名
19.5%


10年34試合・規定23試合以上※3月開幕時点で確定
湘南
臼井、村松、島村、寺川、坂本、中村、田原、阿部
主力規定選手数8名
総登録人数40名
20.0%

京都
水本、カク、森下、渡邉、増嶋、角田、ドゥトラ、ディエゴ、中山、安藤、中村、柳沢
主力規定選手数12名
総登録人数34名
35.3%

FC東京
権田、徳永、森重、今野、キム、椋原、梶山、中村、石川、羽生、平山、リカルジーニョ、大黒
主力規定選手数13名
総登録人数30名
43.3%

主力規定選手数 ÷ 総登録人数
これが果たして何のパーセンテージか?ようするに登録した保有選手をどんだけ固定して使ったかつうこと。少ない保有選手数で固定した起用ならば率は高い。29人登録して12人も固定して使い敗れ去った05ヴェルディがその典型的なパターン。ちょっとケガ人が出るとバランスも糞もない。これは09千葉、09大分もその典型例となった。主力規定を満たした選手が多いのは使える選手言い方は悪いが駒がないから。よほどうまくやりくりしないとダメなのはよくわかる。

09千葉・44.4%
05東京V・41.4%
09大分・40.6%
98札幌・37.9%
07広島・36.7%
03京都・35.3%
02広島・33.3%
08東京V・33.3%
00京都・32.4%
07横浜FC・31.6%
06C大阪・31.4%
01C大阪・30.0%
03仙台・29.4%
02札幌・28.6%
06福岡・27.0%
01福岡・26.8%
07甲府・26.3%
99平塚・25.0%
05柏・24.2%
99浦和・21.6%
06京都・21.2%
05神戸・20.5%
08札幌・20.0%
09柏・19.5%
00川崎・17.9%

3割以上のクラブは3人に1人は固定して使い続けて負けたつうこと。鹿島とか調べてないが選手を信頼し使い続けて散るのもありじゃないかと。
逆に2割くらいの率のクラブは4人試して1人しか固定しない。40人も選手いては10人だけを使わなくてもいいんだろうけど30人は無駄にいるわけだ。彼らは試合に出たくても出れず代わりに出てる奴らは負けまくる。これはこれで降格の要因だろう。

10FC東京は高い数値を見せている。確定しないためまだわからんが昨年の千葉と似ており主力が負傷離脱した穴が響いた。登録選手を抑えチームを強化するリスク、かなりリスキーだとわかる。


降格率ではない。クラブの先見率というべきか。

先見の明があるクラブ、farsighted clubは単語を並べただけだが。

戦術なども大事だが登録選手数や主力選手数からも降格の一因はあるのではないか?

とまとめてみた。