チーフトレーナー前波です。
今日は、オーバートレーニング症候群について書きたいと思います。
スポーツを頑張る子供たちの中で、
記録が伸びない。
練習についていけない。
疲れが抜けない。
集中できない。
など、『なんかうまくいかない』と悩んでいる子はいませんか?
大人もおなじです。
スポーツを楽しむ方の中に、このような状態が続いている方がいたら、もしかしてオーバートレーニング症候群に陥っているかも。
オーバートレーニング症候群は、疲労が回復しないまま次の疲労が蓄積され、様々な弊害を引き起こすもの。
これは軽視することはできず、進行すると健康を害する危険性が高まります。
もし重症化すると、日常生活でも症状が現れ、治療も長期化します。休めば治るというわけにもいかなくなりますので、予防と早い発見と適切な治療が必要です。
初期は、運動中の疲労感を強く感じたり、ミスが目立つようになります。
運動後の食欲不振など、徐々に日常生活でも不調が現れ、睡眠障害や体重減少などを引き起こします。気づかないうちに進行するので、競技を頑張る子供たちと保護者は、自分の体調を常にチェックすること、してあげることが大切です。
安静時の心拍数を計測してみます。
いつもより少し高めに出る場合は要注意です。
もし、お子さんがこのような症状を訴えていたら、安静時心拍数をモニタリングしてあげてください。簡易的に計測できるパルスオキシメーターもありますので、そのような商品を活用してもいいでしょう。酸素飽和濃度も疲労状態の確認に有効です。
トレーニング日誌・練習ノートを書いている子は、これを活用します。
コーチから指導されたことや、練習メニューを書くだけではなく、心拍数や疲労感・食欲などを主観的に記載しておくといいでしょう。
原因の多くは、運動を継続することで『休息をとらない』ことにあります。
『やればやっただけ強くなる・やらないと強くならない・休むと取り戻すの3日かかる』など、休息(リカバリー)を軽視する考えや、休めないという強迫観念がこれらを引き起こします。
まじめな人ほど陥りやすく、自分で認識できない事にも問題があります。
他者の指摘に耳を傾けたり、練習計画を立て、休息(リカバリー)を入れることで、練習効果を積み上げていく意識を持ちましょう。
少し専門的に言うと、肉体的・精神的なストレスによって、脳の視床下部や脳下垂体という部位から分泌されるホルモンのバランスが崩れることで発症します。これにより、自律神経障害を引き起こします。
なので、これらの症状は【気のせいではない】し、【気合の問題】ではありません。気合で治るものでもありません。
選手は、自身の状態を指導者に相談すること。指導者も選手の訴えに耳を傾けると同時に、医学的な理解も深めます。
心拍数や血圧の計測のほかに、心理的プロフィールテストのような心理検査も発見には有効です。もし心配な方は、専門家への相談も検討しましょう。
ブイコンディショニングスタジオでも、スポーツを頑張る子供たちへの身体技術能力向上をアシストしています。放課後に集まってみんなでトレーニングします。
現在は、新型コロナウィルス感染症対策として、グループレッスンを中止し、オンラインでの指導を行っています。
詳しくはブイコンディショニングスタジオFacebookページよりお問い合わせください。
https://www.facebook.com/vconditioningstudio
コンディショニングトレーナー
前波卓也
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