チーフトレーナー前波です。
昨日、『MGC勝つのは誰だ!実は戦略の多いマラソン競技の楽しみ方』でもチーム戦について書きましたが、今日は出身大学と箱根駅伝の関係をまとめてみました。
ここ数年の大学陸上界をけん引している東洋大学は5名、青山学院大学は4名を輩出しています。
では、大学陸上界のビッグイベントとなっている『箱根駅伝』に出場していない選手は何人いるのでしょうか。
男子全31名中、高校卒業後に実業団へ進んだ木滑良選手(MHPS)・岩田勇次選手(MHPS)・宮脇千博選手(トヨタ自動車)と京都産業大学出身の上門大祐選手(大塚製薬)。そして河合代二選手(トーエネック)と橋本崚選手(GMOアスリーツ)は出場していません。
マラソン競技と箱根駅伝の関係性について、多くの意見がありますが、個人的には箱根駅伝を経験している選手たちには『戦うメンタリティの育成』はできているのではないかと感じています。
強豪校に進学すれば、容易にメンバー入りすることはできません。(連覇)優勝へのプレッシャー、選手としての自覚、勝つための準備、チーム内での競争など、多くの経験が後の競技生活に活きてくると思います。
あとは、これまで大学陸上部で完結していた選手育成も、未来に向けた取り組みに変わり始めています。
どの競技でも同じことを感じるのは『選手の育成方針』です。
『箱根から世界へ』というスローガンにあるように、大学陸上競技も箱根駅伝がゴールになったり、箱根駅伝経験がないと世界で戦う選手になれないというのではなく、カテゴリーを越えて、次のステージまで見据えた総合育成に期待したいです。
コンディショニングトレーナー
前波卓也