チーフトレーナー前波です。

 

今日は親が悩む幼児期の≪歩きはじめ≫について個人的な見解を含めて書きます。

 

『歩きはじめるのは早いほうがいいの?』

 

良く頂く質問です。

 

まず、年齢による身体成長と運動技術は段階的に獲得していくものだと理解することが重要です。

 

5カ月ころから、寝返りしたり、お座りができるようになってきます。

パパママもこの頃はまだいろいろな不安と戦っていますね。目が離せないことがたくさん。

8カ月過ぎると、ハイハイ、つかまり立ちと、どんどん成長していく我が子に驚きつつ、何か強い期待を抱き始める頃です。

『早くつかまり立ちをして欲しい!』と、強い期待を求めるパパママさんもいますが、私は焦る必要はないと考えています。

 

 

お座りやハイハイは、骨格形成の上でも大切な時期です。

ちゃんとこの時期に寝返り動作やハイハイを行うようことで、小児になってからの成長に大きく影響します。

つかまり立ちが早いからって、運動能力が高いとは限りません。

 

1歳になるといよいよ≪よちよち歩き≫発動の準備がはじまります。

この頃になると、ファーストシューズを探し始める時期でしょう。

『早く外で歩いてほしい!』と焦ってはいけません。

家の中で裸足で歩く(よちよち歩き)時間はとても大切です。

胎児期において、最初に発達するのが触覚といわれます。歩きはじめた子の足裏の感覚は、様々な刺激を求めています。

 

小児の成長は環境因子と遺伝的要素の掛け合いで進みます。

 

『お友達の○○ちゃんはもう歩いているから・・・』

 

と、他者との比較で焦ってはいけません。

家の中でつかまり立ちしやすいレイアウトを作ってあげたり、ハイハイで動き回れる環境を作ってあげるるといいと思っています。

 

両親がスポーツ万能だと子もそうなるという印象があると思いますが、これまで指導してきた子供たちの中には、真逆のケースもあります。

両親がスポーツをあまりしないのに、子供は高い能力を開花させていきます。

環境づくりが上手なのでしょう。

危険因子を排除したうえで、チャレンジすることをたくさん与えています。

このような親御さんは、見守る事が上手です。

 

子供の成長には育成期があります。

 

歩き始めを急がせるのではなく、歩きはじめやすい環境を作ってあげることに力を注いでもらうといいと思います。

 

コンディショニングトレーナー

前波卓也