チーフトレーナー前波です。

火事場の馬鹿力ってどんな力を言うのでしょうか。
ふとした会話から出た疑問を、トレーナーという立場から、すこしだけ解明していきます。
私たちは全筋力の60〜80%を働かせて活動していると言われます。
残りの20〜40%は自律神経によってコントロールされています。
もし100%の力が常に活躍してしまうと、関節や筋組織などが壊れてしまう恐れがあるそうです。

しかし、アドレナリンなどの脳内ホルモンの分泌により、自律神経によってコントロールされているリミッターが解除されると、残りの20〜40%が引き出されます。

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これを『火事場の馬鹿力』というわけです。
火事場の馬鹿力は実際に存在するということになります。

自律神経でコントロールされているリミッターを解除する方法の1つに、「大声で叫ぶ」があります。
投てき競技のアスリートが、大声を叫びながら競技するアレです。
また、自己暗示をかけて脳内ホルモン分泌を促す方法もあります。
試合前にぶつぶつと独り言を言っているアスリートを映像で見たことがあれば、おそらくそれは、眠っている力を引き出すために、アスリートが行うウォーミングアップの1つでしょう。

もうすぐ平昌オリンピックが開幕します。各競技のアスリートが、どのようにパフォーマンスを引き出しているかを見るのも楽しみ方の1つでしょうね!

コンディショニングトレーナー
前波卓也