アーリーリタイアに向けて体験したこと①・・・・今年もコロワイドのおせちでスタート | 21世紀投資

アーリーリタイアに向けて体験したこと①・・・・今年もコロワイドのおせちでスタート

毎度コロワイドのおせちで2020年スタートしました。

 

アーリーリタイア関連の話は市場がお休みの時に織り交ぜて参ります。

 

休職について。
コメント欄に意外と休職を経験してる人がいてビックリしました。昔はもし働けなくなったら、単に貯金を取り崩していくしかないと思っていた。そんなことが実際起こるとも思っていなかったわけなので、あの頃の体験談も残してみましょう。

 

さて、目標資産が近づいてきた一方で、体調の悪化により実際にそろそろ働くのがしんどいと感じていた頃、身を守るため、あるいは家族を守るために何ができるのかを必死に考えたし調べた。
(要はお得に辞められる手段があるのかどうかということだ)
こうして自分で調べるという習慣があったのは不幸中の幸いだったように思う。勢いで辞めてしまったら、時間と金銭の両方の猶予を逃すところだったから。


最初は体調を崩して退職に至った人の体験談を読むくらいしか思いつかなかった。けれど、色々読んでいるとそこに共通点を見つけて、休職という手段があることに気付いた。休職の制度そのものは知っていたけど、それがお得な辞め方という認識は全然なかった頃である。要はきちんと診断書を手に入れることができれば、「傷病手当金で時間稼ぎ」ができ、「復職のカードも残せる」ということだった。こういう時のために高い公的保険料を払ってきたのだから、正当な権利とのことである。多少の希望が生まれた。

 

 

自分の場合は無理すれば働けないこともないという中途半端な状態だったが、無理すれば体調悪化するのは目に見えていたし体で感じていた。正直、中途半端な状態に対する支援というのは皆無なんだということも実感していた。病状が進んで障害者手帳が手に入るくらいなら公的支援が色々あるけれど、そんな状態になるまで働くって本末転倒な話である。


だから自己防衛を考えるしかなかった。どうしたら診断書が手に入るか、という奇妙な発想で体験談を調べた。詳しくは省略するけど、病状を多少盛ってでも深刻さを訴える必要性があるようだった。結局、自分から休職したいと訴えなければ手に入らないものなんだなと実感した。これもまた変な感じではあるが、背に腹は代えられぬ。

 

そして実際に実行して、無事に診断書を得てみると休職の支援はそれなりに厚いものだった。傷病手当金は過去の給与の3分の2くらいが最大18か月というもの。これによりアーリーリタイアへの猶予期間を得られたと思う。今後を考える時間、体調を回復させる時間、住民税などの前年給与ベースの税金を支払う時間など貴重な期間だった。

 

長年の株式投資を通じて、何事も自分で調べる習慣があったことが、いざという時の最大の自己防衛だったという結論になろう。他の人の体験談に救われたこともあり、自分も概略は残しておくことにする。

 

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2冊目の本を出版するにあたり別館にて詳細を書いていきます。
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