ユニバース買収!
投資時価第2位のユニバースが実質買収されることになりました。
いずれはどこからか買収されるかMBOするだろうとずっと思っていたが、約3年のお付き合いでお別れか。
株式交換なので、プレミアつけなさすぎ!
株価的には明日から1500弱~1700の間くらいで動くだろうと予想。
無配や優待廃止のアナウンスがなく、株式交換が10月21日付(ユニバースの決算は10月20日)ということで、おそらく最後の優待があると思われる。よって、戦略としては100株は残し権利を取りに行くことが考えられる。アークス株に変身してさらに持ち続けることも悪くはない。
理想としては2月優待のアークスがリンゴ優待を引き継いでくれること(かつてのホーマック→DCMでじゃがいもが引き継がれたように)。
アークスとユニバースが経営統合 食品スーパー2位に
北海道が地盤のアークスと青森県を中心に事業展開するユニバースの食品スーパー2社(ともに東証1部上場)は29日、今年10月に経営統合すると発表した。株式交換によりユニバースがアークスの完全子会社となる。合計の売上高は4千億円を超え、国内の食品スーパーで2位の規模。関東などへの進出も検討しており、新たなM&A(合併・買収)も進める考えだ。
10月21日付でユニバースの普通株式1株に対して、アークスの同1.205株を割り当てる。ユニバースは同18日付で上場廃止となる。ユニバースの三浦紘一社長がアークスの代表権のある会長に就任する。
アークスは北海道内に200店舗、ユニバースは青森、岩手、秋田県に47店舗それぞれ展開している。両社とも共同仕入れ機構のシジシージャパン(東京・新宿、CGC)に加盟するなど長年交流があったことに加えて、少子高齢化が進む北海道や東北地方で増収増益を続けている共通点がある。
都内で記者会見したアークスの横山清社長は「業績が好調な2社が組めば規模の拡大を続けられる」と述べ、生き残りのためには規模の拡大が必要との認識を強調した。
アークスが10月に稼働させる新たな情報システムをユニバースにも導入して発注業務などの効率を高めるとともに、商品の共同仕入れなどにも力を入れる。従業員教育などでも協力する。
ユニバースとの経営統合を機に、アークスは東日本での業容拡大を狙う。仙台などの好立地にはスーパー各社が進出しており、「新店を増やしていくのは難しい」(三浦ユニバース社長)。そのためCGCへ加盟している企業を中心にM&Aなどを積極的に手掛けることで店舗網を拡大する方針だ。
今後の売上高の目標について、横山社長は「5千億円は目の前だ。その倍(1兆円)ぐらいまでやる」と述べ、企業再編による規模の拡大に意欲を示した。
現在、食品スーパー最大手はライフコーポレーションで、売上高は約4800億円(2011年2月期)。