コシダカHD上場来高値をついに更新 | 21世紀投資

コシダカHD上場来高値をついに更新

ずいぶんゆっくりだけど、ようやく更新してくれた。

IPOバブル期につけた高値を実力で取り返したのだから立派。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2157.Q&ct=z&t=5y&q=c&l=off&z=m&p=s,m25,m75&a=v


上場当時はただのカラオケ屋だったが、カーブスジャパンとスポルトを格安で買収したことによって、どんどん収益力を増している。この会社の特徴は、衰退産業において、格安の初期コストで出店しリニューアルすることで集客するという一貫した戦略がある(カーブスは若干違うものの似てる)。


大量出店を行っていた頃は、出店費用がかさむのでそれほど利益が出ていなかったが、出店が一段落すると出店費用も減価償却費も減少して行き、集客さえ安定していればそのまま利益が増加して行く。


コシダカは田舎の格安物件で格安のカラオケを提供している。

田舎には他にカラオケ屋が少ないので、地域のニーズを総取りできる。

ニッチな市場で圧倒的地位を確立する仕組みが出来ている会社は強い。


今年はやはり50万以上にいった上で、分割してもらえれば満足と言える。

が、中長期的には120万~150万くらいになってもおかしくないと考える。

経常利益50億程度までは十二分に成長余地があるといつか役員が言ってたが、それで時価総額300億ならば全然高くない。


安い時にちょっとしか買えなかったのは残念だけど、そう簡単には売らない。