VIRTUAL CENTURY Blog
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MBV-04-G TEMJIN[テムジン]

■XMU-04の開発再開
  X.M.U.プロジェクトは、試作タイプのXMU-02、XMU-03を使った基礎実験を経た後に、ようやく実戦使用を前提とする機体の開発が可能となった。その際、2種類の異なるタイプが計画された。一方は機動性を重視し、白兵戦を主体とする機体。他方は重装甲の火力支援タイプ。前者にはXMU-04、後者にはXMU-05という開発コードが与えられた。このXMU-04が、後にテムジンと呼ばれることになる機体の前身である。 開発は難航した。当時の技術レベルでは、本機に求められる機能の全てを、設定されたスケルトン内に収めることが不可能だったのである(※1)。最初に完成した試作タイプのA型は様々なトラブルを抱え、満足の行く性能を発揮し得なかった。改修作業は遅々として進まず、そうこうするうちにXMUプロジェクト自体が会社上層部の圧力によって頓挫し、XMU-04の開発も一時中断された。 その後、BBBユニット(※2)の発見に伴ってV.プロジェクトが始動したが、結局は暗礁に乗り上げた。担当部署である0プラントは、予算枠、業務内容共に大幅な縮小を強いられ、苦しい立場に追いやられた。だが、彼らは自らの業務を高効率V.コンバータの開発に絞り込み、結果、リバース・コンバート現象(※3)を発見した。この時、テスト機体用素材として陽の目を浴びることになったのが、XMU-04とXMU-05である。この決定に関しては、V.プロジェクトのスタッフの多くが、かつてXMUプロジェクトに携わっていた、という事情もあったようである。  XMU-04、XMU-05の基本データを基に行われた大がかりなリバース・コンバート実験は、大方の予想を裏切って意外と順調に進み、V.C.94年、 M.S.B.S.Ver.2を搭載した新開発のV.コンバータに換装されたXMU-04のB型が完成した。このB型は、それまでのトラブルが嘘のような高性能を示したのである。

電脳歴の表記について

V.C. = Virtual Century
表記は16進数で行われる。
例えば V.C.000c は 12年 V.C.00ff は 255年のことである。