●韓国の家賃制度について
韓国では、日本でも一般的な家賃の支払いの制度を「ウォルセ」といい、その他に「チョンセ」という韓国特有の家賃制度があります。
「チョンセ」とは、月々の家賃がいらないかわりに、契約時にまとまった保証金(チョンセ)を払う制度です。家主と契約期間を定め、最初に払ったチョンセ金は、契約が切れる時に全額返金されます。
例えば、5000万ウォン（約333万円）のチョンセ金を払い、２年間その家に住む契約を交わしたとすると、2年後、家主は住人に家を出るよういうこともできるし、交渉によっては続けて住むこともできます。
（※100円＝1500ウォンで計算）
このチョンセ物件も、以前に比べると、だんだん数が減ってきているのが現状ですが、上手に活用すれば、こんなにお得な制度ありません。
しかし近年、チョンセ金の未返還などの問題が大きく取り上げられ、物件や家主について、くわしく調べることが不可能な外国人にとっては手を出しにくいイメージがついてしまいました。
それゆえ、前述の「ウォルセ」は、日本の家賃制度と全く同じなので、なじみが深く、安心だという理由で、ほとんどの在韓日本人の方々は、こちらの制度を利用されていることでしょう。
実際、家主にとっては、銀行の金利も下がった現在、ウォルセで確実に収入を得るほうが断然得で、簡単にウォルセで契約してくれる在韓日本人は、とてもいいお客さんだと思われているようです。
なぜなら、韓国人は、まとまったお金さえあれば、チョンセが断然得だということをを知っているので、韓国人にはウォルセは人気がありません。
チョンセ金を守るために、「賃借権登記命令」という法律もつくられ、住んでいた家を出る前に「賃借権登記」をしておけば、その家が競売に入ったときに「優先弁済権」を得て、保証金を返してもらうことができます。
VCC 韓国語通訳翻訳貿易会社
http://www.valuec.jp/
最悪、この「賃借権登記」をしても、いつまでたっても家主がお金を返してくれない場合は、民事訴訟や「チョンセ金返還請求訴訟」などの法的措置を取ることもできます。
家賃の高いとされている、カンナムなどに住んでいる韓国有名芸能人達でさえ、何億、何十億というお金を預けて、このチョンセ制度を利用して住んでいます。
2年の契約のあとに、丸々預けているお金が全額返ってくるのですから、知らないということだけで、この制度を利用しないというのは、実にもったいないことなのです。
そういったことをふまえて、奥が深い韓国の家賃制度を、よりお得に活用していただくために、
私達、バリューC・コーポレーションがお手伝いさせていただくのです。(詳しくは当社ホームページをご参照ください）http://www.valuec.jp/