※相変わらずの駄文です;

※第1話から読んでくださった方がわかりやすいですw



暗くて長い廊下の果てには、大きくて頑丈そうな扉があった。扉にはプレートが掛けてある。

「『ヴァリ・・・・・・アー』・・・・・・?」

恐る恐る読み上げて、扉を押し開けた。

「こんにち・・・・・・は・・・・・・?」

返事が無いので、部屋の中に、入ってみた。

「あ・・・・・・、ちゃんといるんじゃない」

ソファーで銀のティアラをした金髪の男の子が寝ていた。前髪が長くて、顔(目の辺り)が見えないけれど、寝ているのは何となくわかった。部屋には、他に誰もいないようだった。

「・・・・・・風邪、引いたらどうするの」

私は、制服の上着を脱いでソファーで寝ている先輩に掛けてあげた。

「ふぅ・・・・・・」

ため息をついて、辺りを見回すと、ソファーとふかふかの椅子に囲まれたテーブルはゴミだらけで、部屋の右隅にある簡易キッチンも洗っていない食器でいっぱいだった。

「・・・・・・やること無いし、やるか」


「んんっ・・・・・・、よく寝た。あれ・・・・・・、これ誰の?」

先輩が起きて、自分に掛かっている女の子物の制服を見て言った。

「あ、先輩。起きたんですね」

「・・・・・・お前が新入りの、『桜花』?話は聞いてるぜ。てか、なんで・・・・・・、ここ綺麗になってんの?」

ベルが不審そうに片付いた部屋を見た。

「あ・・・・・・、私が掃除しておきました・・・・・・。いけませんでしたか・・・・・・?」

「いや、むしろ助かったぜ。あいつら、俺に留守を任せるついでに、片づけまで任せあがって。家事は王子がやることじゃないんだっつーの!」

「あ、あの、紅茶、いれたんで、召し上がってください・・・・・・」

「お、気が利くじゃん♪」

おずおずと、先輩の話を聞いている最中に入れた紅茶を差し出すと、先輩はすぐに受け取って飲んでくれた。

「あの、私、まだ先輩の名前・・・・・・、聞いてないんですけど・・・・・・」

紅茶と一口すすった先輩に思い切って名前と聞いてみた。

「俺はベルフェゴール。ベルって呼べばいいぜ♪」

ベルフェゴール・・・・・・?聞いたことがある・・・・・・、けど、思い出せない。まぁ、どうせ同じ名前の有名人か何かなんだろうな。


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

「あ、先輩、私行きますね」

私はふかふかの椅子から降りて、扉に向かった。

「おい、桜花。お前、明日の2限目から来いよ」

「え、先輩、明日は特別授業のある日じゃありませんよ?」

「いいから、来い。先生らも理由はわかってるから、1限目が終わったら、移動しろよ」

ベルの口調は真剣だった。

「あ・・・・・・、はい。じゃあ、また明日」

私はいそいそと教室から出て行った。




 「転入早々悪いんだが、今日は1限目から高等部と合同の『特別授業』だ。お前は、高等部3階に上がり、右にある廊下をまっすぐ進め。そうすれば、お前のクラスにいけるぞ。お前のクラスの名前は・・・・・・」

「はい、わかりました。ありがとうございます、先生」

それだけ言うと、私は急いで教室を出た。

 なんとなくだけど、高等部校舎への道はわかる。

「あーあ・・・・・・、転校生って、大変だ」

誰とも無く言ってみる。いわば、独り言。なぜ私がこのボンゴレ学園にいるか。それは、去年の冬。家にこの学園の推薦状が届いていたから。親いわく、いい学校らしいから、イタリアに在るのにもかかわらず、私を送り込んだってわけ。中1から入るならまだしも・・・・・・・、中2になってから入ることになっちゃったから、憂鬱・・・・・・。皆、グループとかできちゃって、私が入り込むスキなんてないんだろうな。

「あ、着いた」

高等部校舎に入り、入り口の正面にある階段を駆け上がる。そして、階段が途切れたところで、右を見た。廊下だ。腕に抱えた筆記用具とノートをきつく抱きしめ、歩き出す。外は、雨が降っていて、陽が差し込んでこない。そして、なぜかこの廊下の電気は付いていない。暗くて、心細くなればなるほど、急ぎ足になった。







駄文で本当にすみません。


質問等あれば、コメにて受け付けますw