こんにちは😃
風船使いたけむぅーです。

今回は、世界一の高品質を誇る
バルーンブランド
Qualatex(クオラテックス)の
ユーザーにはあるあるのお話です。

このメーカーの風船を買うと、
色違いの風船
くっついた風船
マーブル色になった風船
最初から穴の開いた風船
などがかなりの確率で混ざっていますニヤリ

中には、
糸くずが混ざっていたとか、
生き物(虫)が混ざっていたケースも
報告されているようです。

そんな中、先日クオラテックスの
グループページにこんなやり取りがありました。



投稿者が言うには、
「100本の風船の中に5本使い物にならなかった
センペル(ベタラテ)はこんなことは無い。最近のクオラテ品質は酷くなった」

みたいなことをを書いています。

コメント欄には、
「ベタラテの触りごごちは好きじゃ無いけど、こっちが成長したら素晴らしいものになる筈」
と、ベタラテへの激励コメントをしています。

日本でもこう言う投稿はよく見かけます。
この投稿に対して世界の反応はというと…

多くの場合、
「この類の批判は嫌い」だという事でした。

理由は…
「あなたは既に5本以上の風船を受け取ってる筈だろう。」というもの。



どういうことかと言うと…

風船を袋に仕分ける際、グラムで測っていてるしちょっと多めに設定されているので、100本入りだが、この様な事を見越して101〜105本くらい入ってる事が多い。

だから、
「そのうち5本程度(日本円にすると数十円)が使えなかったからなんだというのだ。それよりも君は大きな恩恵を得ているだろう?」

ということを意味している。

この意見に対しては、私も概ね賛成。
特に「風船はポテチのようなもの」という表現はなかなか面白い🤣笑

この話は、ある程度明るい人なら誰でも知ってるのでプロやセミプロとして仕事をしたことのある人間がこの手の文句を言うのは、ちょっと恥ずかしくないのかと時々感じる時もある。

そもそもQualatexはバルーンの製造会社だ。

本来は一般に広く出回っている鈴木ラテックス(中身はセンペル)のように検品してパッケージを変えて梱包して売るべきもの。

ただ、日本でクオラテックスは輸入したまま右から左へ、検品もされずにそのまま横に流されている。(だから、色が違ってたり、糸や虫などの塵が混入していることがある)その代わり、安く購入することができているのが現状です。

なぜ、大手のおもちゃ屋さんで良い品質のゴム風船が売られていないかというとこういう理由があるわけだ(検品したら高くなって売れない。子どもが扱うものに糸や虫が入ってたら衛生上に問題がありそう。)

元々は、岸や宝などが一次代理店で業者向けに販売していた。そこにナランハがネット上の小売店として広く販売するようになり、一般人も買いやすくなったからこのような声が聞こえるようになったが…

文句があるなら検品済みの20本入りか50本入を買いなさいよ(その代わり少し割高)と、ある程度知識のあるひとなら感じるのではないだろうかと思う。

ちなみに、ベタラテも時々くっついてるし色違いが混ざってる事もある。少ない理由は、厚みがある方が作りやすいだけなので、どちらにしてもプロとしては無知を曝け出すだけだ。

ひとつだけ擁護すべき点があるとしたら、他社の品質に満足してる人が使ったならば、損した気分になることだろう。

例えば、バルーンドレスを作る人は厚みがあり、空気や抜けにくいセンペルを愛用する人が多い。

そのため、大会ルールなどで強制的にクオラテを買わされた時にこれを食らうと、イライラが爆発してしまうのだ(笑)

普段からクオラテックスを使ってる人間からすると、それも含めて承服している。そして、たかだか数十円でストレスを溜めたくないというのもあり、「こんなハズレが入ってたぜ」を自慢する一つの話題として楽しんでいるのだ。

こういう話を知っていれば変に腹も立てずに

当たりだ‼️

と、楽しく受け止められるようになるだろう。

ぜひ、参考にしてみて欲しいな。