こんにちは、たけむぅーです☆
今回はイベントを一緒にやるときに仲間によく聞かれることについて
ご紹介させて頂きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■もくじ
・主催・共催ってなぁに?
・協賛・協力ってなぁに?
・後援ってなぁに?
・趣旨(目的)ってなぁに?
・まとめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■はじめに
イベントチラシを見ると主催とか共催とか
下の方にちっさく色んな企業の名前が書いてありませんか?![]()
私たちはイベントに参加する立場としてチラシを見ているので
正直そんなちっさい文字はあんまり気に留めず
イベントの名前や開催日時、内容くらいしか見ていないかもしれません![]()
ですが、イベントを主催する立場からしてみれば、
この部分はイベントの根幹といっても過言ではないほど非常に大切で、
ここを見ればどんな趣旨でどれくらいの規模のイベントなのか、
運営がどのくらいの信用と能力を有しているのかがわかるくらいです![]()
![]()
ということで、そんな大切な部分について
バルーンをやる皆様にはちゃんと知っててもらいたいと思いますので
今回こちらでご紹介させて頂きたいと思います![]()
![]()
■主催・共催ってなぁに?
まず、「主催」は皆様も分かりやすいと思います。
このイベントを主となって催す者(団体)を主催者(団体)と呼びます。
続けて「共催」は、主催者と二人三脚で
共同でイベントを催す者(団体)のことを指します。
つまり、主催・共催はそのイベントを実施するにおいて責任を負う、
最も主となる人のことを指します。
■協賛・協力ってなぁに?
協賛というのはスポンサーとなる企業・団体のことです。
イベントの趣旨に賛同して、その資金や物資や人員を援助してくれる組織や団体の名前を記載します。
その中でも最も強力的なスポンサーのことを「特別協賛」と呼んだりすることがあります。
協力というのは協賛ほど多額ではないが、
イベントの趣旨に賛同して、資金や物資、人員を援助してくれる組織や団体の名前を記載します。
どちらかといえば、資源の提供や場所の提供、人的な補助という場合が多いのがこの「協力」ということになります。
主催(共催)団体にとって、欠かすことのできない大切な味方となります。
そして、どのような企業がスポンサーになっているのかということを見ることで
そのイベントがどのくらいの規模や範囲なのかということがある程度読み取れる部分があります。
単純にどのくらいの資金を有して運営するイベントなのかということもあります。
加えて、企業はイベントに協賛、協力することで宣伝PRを行うことが最大の目的ですから、
「誰」がターゲットで、どのくらいの「人数」が参加することを見込んでいるのか?ということが
スポンサー企業を見ればある程度わかります![]()
イベント慣れしている人なら、
ああ、ここの会社が協賛についているならある程度大規模なイベントになるんだな
みたいな感じですぐにわかっちゃうくらいです。
■後援ってなぁに?
「後援」っていうのは、そのイベントの後ろ盾になる人のことを言います。
主催者やそのイベントの趣旨が信用に足るものですよという証明になります。
多くの場合、それは公共性の高い信用のある企業や組織にお願いします。
例えばメディアであったり、行政であったり、もしくは大手企業ということになります。
イベントの趣旨に応じて、どこまでの組織が後援してくれるのかが決まります。
例えば、一部のマニアックな人たちだけが集まるイベントであれば
公共のイベントにはなりませんので、行政は後援を行ってくれません。
さらに、営利目的や政治や宗教の普及が目的のイベントであっても同じです。
つまり、
「広く一般にも愛される、公益性のある非営利のイベントですよ」という事が
行政の後援をとることで証明できるということです。
公益性が高い非営利のイベントであれば、人が集まることが予想されますので、
スポンサー企業も集めやすいし、メディアも話題にしやすいということです。
また、市、県、国とその範囲が大きくなればなるほど
高い公益性が求められることになりますので、取得が難しくなります![]()
![]()
反対に、取得することができたら、それは信用あるイベントだということを
読み解くことができるようになるわけです![]()
![]()
■趣旨(目的)ってなぁに?
皆様お気づきでしょうか?
先ほどから、「趣旨」という言葉が度々登場しております![]()
![]()
そう、この「趣旨(しゅし)」こそが
イベントにおいて最も大切なことです![]()
![]()
この趣旨に基づいて安全安心の運営を行うことこそが
イベント主催者の最大の責務といっても過言ではありません。
協賛、協力、後援を行う者は、
そこでどんなイベントが行われているということはそこまで重要ではなく、
殆どがその「趣旨」に賛同できるかどうかということで決定します。
例えば、いくらそれが皆が楽しめて素晴らしいものであっても
高価なものを売りつけたり、犯罪を助長することが目的であれば賛同できません![]()
![]()
娯楽として楽しむだけでは、
「公益性がある」とは判断されませんので行政は賛同してくれません![]()
![]()
ですから、主催者はそのイベントを行うことで、
参加した人たちにどういう公益性を提供するのかというイメージを具体的に持ち
それを趣旨として文章化して示すという能力を有していなければなりません![]()
![]()
主催者がそれをできない場合、これを代行するのがイベント代理店だったりします![]()
![]()
趣旨について、さらに掘り下げます![]()
ここで非常に難しいことは、
それが「手段」なのか「目的」なのか?
ということを明確にしなければならないということです![]()
具体的に言うと、
バルーンアートのコンテストをやるということは、
バルーンアート人口から考えても公益性があるとはさっぱり言えません。
取り合ってもくれません。それが現実です。
では、バルーンアートという「手段」を使えばどんな公益性が期待できるのか?
と考えると、少し幅が広がってくるわけです![]()
![]()
そして、そのターゲットは誰になるのか?![]()
こういう風に考えていけば「趣旨(目的)」が定まってきます![]()
(※勘違いしてはいけないのは、
例えば青少年育成が目的だからといって、
子ども向けに作らなければならないということではありません。
子どもたちが色んな価値観がつまった作品に触れて
様々な表現方法を学んだり、
色々と想像力を膨らませることに教育的価値があるとすれば、
青少年にとって有害にならない範囲であれば、
大人向けの作品を作ったって何の問題もないわけです![]()
)
このように、例え自分たちにとって
バルーンアートを楽しむことが目的だったとしても、
いろんな人たちに広めていくためには、
「こんな時に役に立つ」とか「こういうことが人生において学びになるよ」など
バルーンアートを手段ととらえて、
一般的な価値観に訴えかけるという作業が必要なのです![]()
![]()
そして、主催団体はその趣旨に添う人で組織しなければなりません![]()
ですからこの作業は後援申請をするときに適当に考えるのではなく、
そもそも立ち上げる段階で決めておかないと駄目なのです
(笑)
今後何かやりたい!と思っている人は
いい機会なので一度立ち止まって考えてみたらいいと思いますよ![]()
![]()
バルーンアート愛が強すぎるからこその葛藤が必ずそこにあります(笑)
いつか色んな人にバルーンが愛されるようになって
それ自体に公益性が認められるようになればいいですね☆☆
■まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?
何気なく書かれている、主催・共催・協賛・協力・後援の部分が
実はイベントの趣旨を裏付ける重要な記載事項であるということが
お分かりいただけましたでしょうか![]()
![]()
普段イベントの現場で活躍しているにもかかわらず、
このようなことを気に留めたこともないという人も
少なからずいたのではないでしょうか![]()
![]()
是非、今後イベントに参加するときは気にかけてみてくださいね![]()
※そしたらしょうもない噂話に翻弄されることもなくなると思います(笑)
ツイスターズ2019開催まであと3か月となりました![]()
現在、尼崎市、尼崎市教育委員会、尼崎商工会議所
Baycom、FMあまがさき、ラジオ関西に後援をいただき、
現在は兵庫県、兵庫県教育委員会に後援を申請中です![]()
![]()
基本、色んな人に聞きながら全て手探りでやっております![]()
飛び込み営業やってましたので勇気と根性だけはアホほどあります![]()
![]()
ほんと日々勉強ですね!!!![]()
![]()
自分が成長できる機会に巡り合えて感謝です![]()
![]()
ということでこれからも頑張りまーす
風船使いたけむぅーでした!!





