白黒-Melancholy-Ⅱ. -2ページ目

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いってきます。


さようなら。


元気でいてね。


そんな言葉もなしに

気付けば離れて



戻れない。



自分が自分じゃないことにも

気づけない。



何で生きてられるのか

忘れたつもり?






いつの間にか

平凡な生活になれて

もっと幸せになりたい

なんて

考えるようになってる





生きていこうとも

しなかったわたしが




守るものができて

大切な人ができて

自分の大切なものは埋もれて





器用じゃないから

自分の大切なものを守ったら

全部なくなる




全部なくしてもいいのに。




時間がないんだ

できないならもう

生きていなくていいはずだ。






薬をバカ飲みして
意識薄れてく感覚も

自分を傷つけて
安心する感覚も

忘れてない

戻りたくなる自分もいる



そうすれば

楽だったんだ




辛い辛いって言って

一人だと思い込んで

先を見なくて済んだから




でも気付いたんだ

そうして
誰かを傷つけてた




だから単純に

もう

さっさと消えとくべきだったのかって

思うこともある

今になって、だけど




いろんなことに気づく前に

いろんなものが大切になる前に




消えちゃえばよかったのに



そうなればまた

今わたしが大切に思える人たちは

きっともっと

悲しんでただろうけど








って


今の平凡な生活が思わせる







矛盾に気付く。



辛くて消えたかった

幸せでも消えたくなる

結局生きていくだけの強さを持ってない




これも甘え




きっと生きてく

こんなんでも。



矛盾。




なんか

薬を飲みまくって傷を増やして

無理やり生きてたときも

大切なもの守って幸せに

ぼんやり生きてる今も


気付けば時間だけ経ってて


気付けば歳もとってて


夢見てんじゃねーよって
自分自身にも言いたくなって



やりたいことはわかってんのに

やらない自分が嫌で



もっと歳とって

この生活になれたら



昔の無理やり生きてた自分を

忘れるのかなって

思う。



こんなこと考えて

今日もまた夜が来てる。



もう薬は飲まない。

傷だってつくらない。


そんなことしたって

変わんないんだ。


なんも。


自分が動かないと変わんない。





わりと

理想には近い

今の日常



かたくるしくない生活

おしゃれな仕事

てきっとーな恋人

穴だらけの耳

派手な色の髪

自由な時間

好きな車



決まりに縛られない毎日

好きなように生きてる方だと

思う。



こんな人間になりたかった。


でも

あと

ひとつだけ




そのひとつが

わたしを動かしてた

ずっと、もう

薬を飲む前から

傷をつける前から

それで生きたいと

それで生きようと

だから生きてこうと思った。




あと

そのひとつができるなら

やっぱ

今の生活がすこし

変わっても構わないのに。







実際

今の生活に不便はないし

まぁ、金もないけど

このまま
好きな仕事続けて

結婚して子ども産んで
家族とにこにこ
まるまる優しい母になって

それもいーんだけどね。

昔の自分は

自分にはあり得ない幸せで
それを描いてたから

実感わかないってゆーか

自分がそうなるのが
自分のことじゃないみたい

そうなる自分は
自分じゃないみたい




ふと

そんな気分になる




そう考えることが増える




あとひとつを

やりたい感情が

ひたすら

頭のなかめぐって




ぶち壊したくなる

全部











顔には針だらけ

頭には一本の道があり

舌は真っすぐ進めなくて

背中には龍が憑いてる




これが
私の理想の人間だったのかな

自分がなると思ってた感じかな



この前見た映画
最近のじゃないけど



私の好きな人を演じた
俳優さんのブログ

今日ずっと読み返してたら
見つけた文章





きっとあしたもあさっても

平凡に過ごして

ふとしたときに
こんな考えがめぐって

どうしょもなくなるんだろうな




もう少しで

また歳とるの




だから、もう

やってしまいたいんだ


もう今しかないの



あの

本当に生きてる感覚を

足の先から声が上がって

心臓が動いてるのがわかって

鼓動の音だって響くみたいで

全部

音になるの



感情も熱も全部

音になるの



かわってない

わたしは





まだ音は響くよ。


それで生きてるって思える。






消えない。音。









←   love.004




君は笑いながら
煙を僕のほうに吹かすんだ


煙草すら吸わない
僕を馬鹿にして


でも、その真面目さがいいって
また笑顔をむけて

ずっときれいな声で歌ってねって
呟くんだ





君に言われなくても
僕は煙草を吸わないし

君に煙を吹くこともしないよ



きれいな声で歌うんだから。



そもそも、

僕は煙草が嫌いで。



君が吸うのは重たい煙で。




僕と、音楽と。

君と、煙草と。



君と、煙草と、僕は歌ってた。




ねぇ、聞こえてる?



今もこうして歌ってるのが


君を、思ってるのが




love→






君が吸うのは重たい煙で。


今まで煙草を避けてきた僕の

きれいな声には少ししみたよ。


苦しくて、重たくて。


僕と、音楽と。

もういない

君の、煙草と。


きれいな声じゃないって

君は怒る?


.

←   love.003



例えば、



世界中が君を嫌って

君がヒトリになったとして



僕は君を救えないと思う










君が僕から離れていくのを

黙ってみていることしか

できなかった僕だから







引き留めることも

できなかった僕だから






一緒にいてくれたら

幸せにするよ

そう言うことさえ

できなかった僕だから








ヒトリになった君の

孤独になった心に漬け込んだとしても

守りきるほどの力はないよ、僕には










ずっと傍にいたかった










例えば、

世界中が君を嫌って

君がヒトリになったら

なんて

ありはしないよ





それは、

ただの僕の想像。








僕から君が離れていくのを

黙ってみていることしかできなかった

君がいなくなって

孤独になった僕の想像。









だから、もしも。

君が孤独になったとき。









僕はもうずっと孤独で

君の痛みをわかってあげられるから









君を孤独から救えずとも

一緒に泣くことはできるよ。








そうなってもきっと

君は僕より強いから

僕を励まして

笑うんだろうな。








泣いては、くれないんだ。

僕の前では強がって。








君は世界中に愛されてるよ。

世界なんて、狭いもんさ。

君の目に映る範囲、

君の手が触れる広さ、

君の声が伝わる場所、

今はそこが君の世界。







君の世界が、世界中で

世界中が、君の味方だよ。







君が笑えてるなら、それでいいのさ。






それが、弱虫な僕の願い。






love→







君だってほんとは弱虫なんだから

ちょっとは
泣ける世界を作るんだよ


.