朝、行ってらっしゃいと門の前で声をかける。
本人は顔の前で手をひらひらさせて、校舎へと向かって行った。緊張してるんだろうけど、なんだか自信がありそうにも見える。門の前に行くまでの間に軽いアクシデントもあった。左足だけ靴下の前後を間違えていた。それを指摘すると「全然気づかなかった~!やばー!緊張しすぎてて気づかなかった。」と自身の緊張を認識出来た様子だった。それかもしれない。いい緊張感に変わった気がする。
いよいよ、門に着き、行ってらっしゃいと声をかける。後ろ姿を見送っていると涙が止まらない。どうか振り向きませんように。と思いながら校舎まで歩く我が子を見送る。結局、一度も振り向かずに校舎へ入っていった。もう入試へ向けての気持ちに切り替わっていたんだろうな。これからの人生で「行ってらっしゃい」で泣くことはないと思う。すごく大事にしたい気持ちだ。一緒に中学受験という目標を目指させてくれてありがとう。