iPhone OSは2007年6月に発売されたiPhoneに搭載されたモバイル端末用のOSですが、
このOSは初めて以前のOSよりスリムになったOSではないでしょうか?

iPhone OSの基となっているのは、Mac用に作られたMac OS Xです。
さらに、辿って行くとその起源はUNIXまで遡ります。
UNIXが生まれた当時はメモリがとても高価な時代でいかに少ないメモリで動かすかが重要でした。
しかし、メモリがメガバイト単位で一般に出回るようになると、OSが必要とするメモリはバージョンが新しくなるたびに倍増していきました。

Windows 958MB(推奨 12MB)
Windows 9816MB(推奨 32MB)
Windows 200032MB(推奨 64MB)
Windows Xp128MB(推奨 256MB)
Windows Vista512MB (推奨 1GB)
Windows 71GB(推奨 2GB)


(Windowsのもう一つの顔として携帯用のWindows Mobileがありますが、これはPC用をベースとしていないので対象から外します)
Mac OS Xも現在のSnow LeopardはVistaに1GBのメモリが必要となっています。

そんな中、Mac OS Xから派生したiPhone OSは128MBで動き、256MBあれば十分使えるOSとなっています。
今の肥大化したOSの構造を見直し、OSに必要な機能な操作に必要なインターフェイスを単純化し、
起動に必要なメモリを8分の1まで抑えているのです。
しかも、OSとしての機能にマルチタッチ、通話機能、GPS機能を追加してのことです。

自分もiPhoneは通話がメインではないですが、手軽にPCサイトを見ることができるので大変重宝しています。
アップルが常に最高の商品を作るという目標のもと、OSを見直してここまでのものに仕上げていることはすごいことです。

Windows 7 / Mac OS Xはともに64ビット化しインストール容量については少なくなりました。
次のステップはこれ以上メモリを増設せず、今のコンピュータをアップグレードしたくなるような魅力をアピールすることができるかが普及への鍵となるでしょう。