少し前の話になるのですが、6月10日(火)(現地時間9日)から開催されているAppleの開発者カンファレンス(WWDC)の基調講演で、Mac OS Xの次期バージョンのコードネームが「Snow Leopard」ということが発表されました。

今のMac OS Xの愛称が「Leopard(ヒョウ)」から「Snow Leopard(ユキヒョウ)」になるということで、
進化というよりは、成長といったほうが適切なのかもしれないですね。

ユキヒョウは中央アジアからチベット、アフガニスタン、カシミール、ヒマラヤ山脈などの高原や山岳地帯に生息するそうです。夏場は6000mの高地で過ごし、冬場は2000mほどまで下りてきて獲物を狩るそうなのですが、体自体はヒョウよりも少し小型のようです。

今回のバージョンアップでは、今後10年の基礎となるOSづくりに焦点を当てているとのことで、バージョンアップの内容も、「マルチコア・プロセッサーへの最適化」「GPUの汎用処理への使用のためのOpenCLへの対応」「Microsoft Exchange Server 2007への対応」とLeopardの頃に比べると地味なものになっています。

また、Macでの標準ブラウザの「Safari」のバージョンアップも予定されており、JavaScriptの実行速度が53%アップしているとのことです。

JavaScriptの処理は、地図表示で有名な「Google Maps」をはじめとするあらゆるサイトで使用されている技術です。「Firefox 2」というブラウザは「Internet Explorer 6」に比べJavaScriptの処理が優れており、Googleも推奨ブラウザを一時はFirefoxにしたこともあります。「Internet Explorer 7」では改善されたものの、独自の使用や表示の互換性がないために、デザイナーや開発者の間では全面的に支持されているとは言いがたいです。

現在最速と言われている、「Safari 4」の処理速度が53%上がったとすると、次期最速と言われる「Firefox 3」を大きく引き離すことになります。Windows版のSafariでも同じパフォーマンスがでるといいんですけどね。

Mac OS X 10.6 Snow Leopardは来年夏リリース予定だそうです。
LeopardはiPhoneの発売スケジュールを優先したため、半年ずれこみましたが、今度はiPhoneを無事リリースできることですし、大きな変更なくリリースしてほしいですね。

ちなみに、開発者レベルではすでに契約を交わした上で配布されているそうです。


マニアックな話が続いてすいません。