子供が不登校になると…



私も、自分を責めました。

今でも、息子の不登校の原因は、自分にあると思ってます。

よくあるあるなのが、原因が自分にあると責めると同時に、
自分は、毒親だった…
と、ダブルで責めること。

でも、マジもんの毒親なら、
自分が原因だと思いもしないし、
自分が毒親だと微塵たりとも思わないものです。

自分が原因、自分は毒親だった、
そう思って自分を責めるのは、至って「普通」のことだと思うし、

何なら、そんな事を微塵たりとも思わない親の方が、アンタ、それでも親か?と、私は思う。

子供が不登校になって、
自分が原因…
と思うのは、むしろいいことだと思います。

自分が原因と思うのなら、親としての“反省点”を考えることができるから。

あの時、私がこうしたから…
無理強いさせてしまった…
親の価値観を、押し付けてしまった…
等々、いろんな思いが心を責めるけれど、

それは、今までの反省点。

これから先、この反省点を踏まえて、子育てをしたらいいと思います。

愛情があるからこそ、親自身が「自分に原因…」と、責めてしまうのです。

そういう苦しい中、
育て方が悪い
愛情不足
過保護・過干渉
など、心ない言葉を口に出す人がいます。

傷口に塩を塗るような事を平気で言う、
自分の子育てに、自信満々な人達

私も、いろいろな人とお付き合いがありますが、
息子が不登校の時は、その人の「人となり」がよーく見えました。

逆に、苦しい私を支えてくれる人も沢山いました。

そして、私自身も、他人を思いやる気持ちを、いろいろ学びました。
傷口に塩を塗るような人には、なるまい…

今となっては、子供の不登校を経験した事によって、自分自身も成長したように感じます。