高等部に上がるか、
移籍して別の高校(通信制)に行くかの選択を迫られてる時、
息子は、何が何でも、このまま高等部に上がると、頑として周りの意見を聞きませんでした。
私は、そのまま高等部に上がるのは反対でした。
中学時代、入学して半年しか学校に行ってなく、
かつ、家にいても何一つ勉強なんてしてないのに、
中高一貫の私立の高等部に上がるなんて、
どれほど無謀なことか。
分かりやすく言えば、
公立の中学に進み、3年間全くのノー勉で、
いきなり進学高校に入学するようなもん。
絶対に勉強追いつかなくて、再び挫折するのは目に見えてたし、
そんな蕀の道をわざわざ歩ませるなんて、
私には、できなかった。
今だに、私はこれでよかったんだろうか?と、思うことがある。
頑張って高校3年に上がれたし、
あと半年ちょいで卒業だから、多分今の学校を卒業はすると思う。
でも、この高校の3年間で、不登校の子によく使う言葉…「エネルギー」が、また消耗してしまったのでは?と、感じる。
ただ、何が何でも高等部に戻ると、頑として他の道の選択を蹴った息子を、
通信制の方がいいからと、無理矢理そっちの道に進ませて、
後から本当は、あのまま高等部に上がりたかったなんて言われるのも嫌だったし、
まぁ、プライドの高い息子は、全日制の高校じゃないと嫌だったんだろうな。