中学1年の2学期から学校に行ってなかった息子、
そのまま高等部に上がり、頑張って無事高3への進級を手に手にしました
いや〜、よく頑張った…私も、頑張った…
途中、何度もあ、もう無理かな…と思ったことがあったけど、何とか進級。
よかったよ…
高校生活も、あと1年。コロナで振り回されて、ことごとく行事が中止になり可哀想な高校生活でした。
大学受験の年になります。この1年は、ものすごくハードな1年になります。
どうか、メンタル持ちますように…祈る
この季節、あちこちで
医学部に受かった
〇〇高校(進学校)に受かった
△△に就職が決まった
等という話を聞きます。
素直に
よかったね、すごいね、
と思う一方、
何事もなく、すくすくと育ってくれたことを、すごく羨ましく思ってしまいます。
誇らしげに、子供の進路を喜ぶ親御さん。
きっと、この人達は、子供のことで傷ついたことはないんだろうな…
と、思ってしまいます。
私は、息子が不登校になって、
ただでさえ、自分の子が学校に行けなくなったことに、親の私も傷ついたのに、
追い討ちをかけるかのように、周りの心ない言葉にも傷つきました。
実母は、面と向かって私には言わなかったものの、親戚中に育て方が悪かったからだ、甘やかして育てたからだ、恥さらし…などと、陰口を叩いてました。
育て方が悪いから
と言われるのは当たり前にあったし、
あんたがそんな人間だから、子供が不登校になったんちゃう?
〇〇(私)のそういうところが、子供の息が詰まって学校行けなくなったんやに
等、ずいぶんと言われました。
お金渡したら、案外学校に行くようになるかもよ〜「ほら、これで学校に行きな」って、一万くらいポンと渡したら、お金欲しさに学校行くようになるに〜
と、笑いながら言う人もいました。
一方で、こちらの気持ちを汲んでくれる人もいました。
その方々の人間性を垣間見た不登校時代でしたが、
少なくとも、順調に子供が育ってくれてるご家庭は、こんな風に心がズタズタになったことは、絶対にないと思います。
かつ、私は子供の不登校で、自分の人生に於いて、実母に与えられた深い傷がえぐり出され、
子供の不登校と、毒親から受けた傷と、周りからの心ない言葉と、3つの傷との戦いでした。
やはり、私の傷は、まだ完全には癒えてません。
でも、今は、数年前の自分を褒めてあげたい。
夫単身赴任で不在の中、
実家にも頼らず(近寄りたくなかったから)、
不登校の息子と、当時小学生の娘のメンタルのフォローを、1人でよく頑張ったね…と。
不登校の子の親御さんは、本当によく頑張ってます。
故に、不登校の子の親御さんは、他人の心をよく見透かしてますし、
相手の方の「人となり」が、よく分かってます。
身近で不登校批判をしてる人がいたら、
不登校の親御さんだって苦しい思いをしてるんだから、そういう批判はしないで!
と、言ってしまうと思います。