学校来てない奴、結構いるんさ

と、息子。


この時期、コロナの感染が心配で、あえて学校に来てない子もいるかもしれません。


息子が中学時代の時に不登校だった子は、

息子以外全員、転校したか高等部で再び不登校になってしまったかで、

しんどい思いをしながらも、きちんと出席クリアしてるのは、息子だけのようです。


中高一貫の中学で不登校になってしまった場合、

高等部に上がって再スタートから、普通に学校生活を送るというのは、難しいことなのでしょう。

また、中学の時不登校でなかっても、

高校で来れなくなったって子もいます。


以前、娘の中学(公立)のカウンセラーの先生とカウンセリングをしてた時、

息子のことを話したところ、

それはそれは大変驚かれてました。

どうしたら、そのような経緯になるのでしょう?

そのような話は、長いカウンセラー人生で聞いたことがない!

ぜひ、詳しくお話を聞きたい!勉強になります!

と…


なぜ、息子が普通に高等部に通えるようになったか、私も分からない。

何をしたの?と聞かれても、私はとりわけ何もしてなかったように思う。

多分、娘の中学のカウンセラーの先生には、

息子の学校のカウンセラーの先生と、担任の先生が上手くやってくれたからだと思う…

と、答えたと違うかな〜。


我が家の運がよかったのは、

息子の学校のカウンセラーの先生と担任の先生がすごくいい先生で、

この先生方に息子を任せられたからだと思う。

担任の先生は、息子のために5年間持ち上がってくださってます。

もし、この先生方のペアでなかったら、

息子は、どうなってたか分かりません。


先生方は「ご両親のサポートが素晴らしかったから」と仰ってくれますが、

私は、1ミリもそんな事思ってません。

全て、先生方の手腕のおかげで、

学校側が立て直してくれたと思っています。


娘の学校の先生方も、

息子の経緯は知っております。

ある日、学年の某先生に、

お兄ちゃんは、不登校の成功例ですからねっ!

と、言われました。

不登校の成功例ねぇ…

ちょっと、この言葉にカチンびっくりときて、

いや、成功かどうかは、まだ分かりませんよ

と、言った記憶があります。


不登校からの学校復帰を「成功例」というのは、

学校に通えない子達は「失敗」っていう認識なのかな…と、勘ぐってしまうけど、

こんな世の中、不登校だろうがなかろうが、

先は誰にも分かりません。


不登校の子達は、それぞれの自立の道があるんだから。