2月半ば(去年の)、先生が家庭訪問に来てくださった時、
通信制の先生から言われた伝える3つのこと話してもらいました。

①タイムリミット→2月末日が、高等部に上がる施設費の〆切で、その日までに振り込みをしないと、高等部には上がれません。秋からこの先の進路を提示してるから、考えてはいるはず。もうそろそろ、結論出しなさい。

②2月3月にやれることをしておく。これが出来なかったら、高等部への進級は無理です→まず、昼夜逆転生活を改善し、生活リズムを整える。その上で、別室登校を始めること。最低限、この2点は出来るようにすること。

③通信制の併願をしておく→別室登校をして「やっぱりこの学校は無理だ…」となった時の受け皿として、通信制の高校の合格を取っておこう。高校受験をする君の小学校の時の同級生は、みな滑り止めの高校を押さえるんだから、受け皿を押さえておくのは、君だけじゃない。

このように、息子に伝えてくれました。

この時点で息子は、
「よく考えた末、この学校の高等部に上がりたい」
という意思表示をしてました。

私と主人、担任の先生、スクールカウンセラー、通信制の校長先生、
関わる大人全員
「本人の意思は尊重してあげたいけど、中学の勉強が皆無で、中高一貫の高等部に上がるのは、あまりにもリスクが高すぎる」
となり、
「できれば、通信制に転校という形にもっていった方が…」
で、通信制を強く提示をしました。

特に、通信制の校長先生は、そのまま高等部に上がることは大反対してました。

・高等部に上がっても、間違いなく勉強追いつかない。その現実を目の当たりにして、また挫折する。中学入って挫折して不登校になって、高校上がってまた挫折となると、心の傷も大きくなる。そうなった時の立て直しは、相当難しい。これ以上傷を負わさないで、通信に転校した方がいい。

・我々は、不登校の子のケアのノウハウがあるから、今時点で入学を決めてもらったら、必ず立て直しをします。ただ、高等部上がって挫折してからだと、我々も立て直しが難しくなります。

もしかしたら、生徒確保の営業なのかもしれませんが、
長年、中学時代不登校だった子、高校で不登校になっちゃった子、高校中退した子や留年決定で転校してきた子…などを見てきた故、大方先が見えてたのかもしれません。

息子は、通信に行くつもりはなかったのですが、
万が一の時のため、息子に内緒で通信に願書を出して、
あとは、校長と面接したら合格…というコネを作っておきました。

※息子に内緒で…とありますが、この時、願書の提出期限まで時間がなく、説得する時間もなく、
また、息子に言うと全力で拒否するのが目に見えてたので、とりあえず願書だけ出しておき、面接に向けて話をもっていこうとしました
子どもの意思を無視した過干渉と思われるでしょうが、
通信を押さえておくには、この方法しかなかったのです