去年の今頃、息子は中高一貫の中学3年生でした。
中1の秋から不登校だったので、中学生活は引きこもりのまま、まもなく中学の課程を終わろうとする頃です。

この先の事を、そろそろ決定しなければいけません。

担任の先生は、息子の為に、不登校になった中1からずっと担任を引き受けてくださり、
息子は、親よりもずっと担任の先生を信頼しておりました。
先生は、10日〜2週間おきに家庭訪問をして、息子との信頼関係を築いてくれました。
秋頃に、先生はこの先についての資料を作ってくださり、息子にプレゼンをしました。

・このまま高等部に上がる(出席日数が足りなくても、内部進学できる学校です)
・ 他校を受験する
・通信制に転校する
・高認から大学受験を目指す
・働く

よく考えて、自分で結論を出しなさい。
自分で考えて出した結論は、先生もご両親も尊重して応援するから、安心して結論を出しなさい。

と。

高等部に上がるための施設費の期限が2月末日です。
2月に入り、先生といよいよ話を詰めることとなりました。

本来なら、親ときちんと話をしなければいけないことなのですが、
息子は、先生の事を尊敬し、絶大な信頼をしておりましたので、
親と話し合いをする前に、ここはまず先生にお任せしました。

今でも、やはり、この担任の先生の存在はありがたかったし、息子にとっては幸運でした。
・不登校になっても、中学の3年間自分を見捨てずに寄り添ってくれたこと

・見捨てず寄り添ってくれた第3者が、学校の先生だったこと→なので、学校に行くことは出来なかったけど、学校に対する嫌悪感は、他の不登校の子よりは低かった

2月末までに決めてもらわにゃならんのに、
息子は、何も言いません。
ずっと昼夜逆転のゲーム三昧の生活、
「どうする?」
と聞くと
「っせーなムキー

全く話になりませんでした。