コロナの規制も、ぼちぼち解除されつつありますが、
学校も、分散登校という形ではありますが、再開したところもあるようですね。

娘の中学校は、半日ですが、分散登校でやっと再開しました。

息子のところは、オンライン授業です。

オンライン授業について。

娘が、4月末から2週間ほど、塾がオンライン授業だったので、オンラインでやっておりました。
私が学生の時には全くなかった形式、
初めて【オンライン授業】なるものを見ました。
「なるほどね〜、これがオンライン授業かぁ〜」
と思ったのですが、
そこで、【不登校の子とオンライン授業】が頭によぎりました。

よく【不登校の子にはオンライン授業を】と目にしますが、
不登校の子が、オンライン授業なら受けるかというと、
半分以上の子は受けないと思います。

(息子(不登校)、現在オンライン授業なんですが、全く受けておりませんムキー)

元々が、学校全体が通信制のような形であれば、
不登校の子は格段に少なくなるのでしょうが、

不登校の子って、今の学校の制度に合わない、
今の学校の制度に疲れた、
頑張り過ぎた、
イジメなどの人間関係で傷ついた、
親子関係や家庭環境…
いろいろな理由はあるのですが、

よくカウンセラーの先生方が使う
エネルギー切れ

エネルギーがなくなった子が、
家でオンライン授業を受けるかというと、
オンライン授業を受けるエネルギーもない
と、思うんですね。

オンライン授業を受ければ、単位取れます
オンライン授業を受ければ、出席になります
だと、学校行けない罪悪感は、かなり軽減されると思うのですが、

お風呂に入る元気もない、
歯を磨く元気もない、
ご飯を食べる元気もない、
そういう子に、オンライン授業ならできるのか?というと、出来っこない。

ある程度エネルギーが回復した子ならオンライン授業はできると思いますが、

不登校になった→なら、オンライン授業なら大丈夫
ではないと、私は思うのです。

オンライン授業を目の当たりにしてない時、
私は「学校に行けなくなった子の救済措置で、オンライン授業で出席扱いしてくれれば…」と思ってましたが、
実際に目の当たりにすると、
オンライン授業にしても、受けるエネルギーがなきゃ意味がない
と感じました。

そもそも、学校というところに拒絶反応を示しているのだから、
その学校とオンラインで繋がることも拒絶でしょうが…

あくまでも、私一個人の意見であって、
不登校の子全員が全員そうではありません。

ただ、オンライン授業があるから安心…ではなく、
やっぱり、不登校の子は、オンライン授業云々より、エネルギー回復が先だよな…と、
息子を見て思った次第でございます。